黄金時代(仮)~【公演終了致しました。皆様、有難うございました。次回作もご期待下さい。】 公演情報 黄金時代(仮)~【公演終了致しました。皆様、有難うございました。次回作もご期待下さい。】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★

    人間にスポットをあてていて
    殺人というテーマでしたが、人間をしっかり描いていて楽しめました

  • 満足度★★★★★

    そうですね
    良いか悪いかでいえば良いですが、私はあまり好きではありませんでした。

  • 地下という空間
    何度か公演を観ているのですが、毎度毎度あの地下という空間が良いなと感じます。独特な匂いというか、空気というか。今回の作品も、あの地下空間で育ったんだなと、感じました。独特。あの匂いがくせになっちゃうんだろうなと。

  • 満足度★★★★★

    意外と
    あまり期待せず観にいったのですが、結構意外とよかったりした笑

    これからも公演観にいきたいですなあ。

  • 満足度★★★★

    心の奥にあるもの
    殺人の被疑者である女性三人の実況見分が行われて観客はその立会人となります。殺人を引き起こす人間の深層心理に迫ります。

    ネタバレBOX

    太古にバスタブ(象徴)から草原に飛び出した人間は本能的に生きていました。現代の人間は自然とは距離を置き造られた文明の中で生活するために自分を高度にコントロールして生きています。

    人間には普遍的な本能もしくは心理があり、それが太古から代々引き継がれているとするなら、我々はそれを持ち合わせていますが普段は意識することはありません。

    ですがあるきっかけでそれが呼び起されると、自分をコントロール出来ぬまま現代では受け入れられない行動に走ってしまうのかもしれません。
    殺人が誰でも起こしうると考えたらこわいですね。

    考えさせられる演目でした。

    被疑者役の山本さん、進藤さん、岡本さん、被害者3役の高橋さんは好演でした。
  • 満足度★★★★

    本能から煩悩まで
    どこの劇場で目にしたのか忘れたけど、チラシに惹かれたのがこの舞台を見るキッカケでした。
    100席にも満たない劇場に大勢の観客、その前で繰り広げられた、小劇場ならではの濃密な世界に閉じ込められて、緊張と静寂とアングラ風不条理感、仕掛け演出の面白さを見た舞台でした。

    ネタバレBOX

    凶事を犯した三人の女の共通点は「風が吹いていたから」
    その象徴の風呂釜、女に殺される男(一人三役+別の役、役の切り替えが見事)、犯行時の風。事件の立証を得る為に警察はカウンセラー依頼して事件と同じ風景、状況にさせ記憶を呼び覚ます。その立ち会い人は見ている観客。逢瀬を重ねた濃い血の原因は原始の時代まで遡り、その時代から人間は残忍で本能的に生きていた、て事でいいのかな?

    以下、気になった点。
    リフレインの多い台詞はちょっとクドかった。
    きのこ人間は面白かったけどその他で少し笑える部分があったら気が楽になったのに、内容がシリアスだったのでちょっと肩が凝った。
    絶叫場面はふとギャートルズを思い出してしまった。
    男と三人の女が一つの傘のシーンは綺麗だった。あそこで終らせてもよかったのに、とも思った。
  • 満足度★★★

    徹底した空間演出
    受付から、開演終演まで一貫した演出がなされていて、お芝居を観ながらも立会人としてその場に立ち会った感覚を味わえました。
    人間の本能を感じるお芝居でした。キャストの方がオペレーションしているのにびっくりでした。舞台が好きでした。

    ネタバレBOX

    色々つるされているのが降りてきたりしているのが面白かったです。最後の破壊衝動がすごかったです。人間には確かに破壊に対して抑制している本能を持っていると思います。
  • 満足度★★★

    魅力的な芝居
    個人的には、楽しめた!
    うわっ、これはいい芝居だ!って思った(笑)。
    ただし、万人向けとは思えない。。
    皆さん書かれているが、劇団の姿勢、もてなし、工夫等は非常に好感が持てる。今後も注目したい劇団である。

    ネタバレBOX

    本当に芝居が好きな人、観劇慣れしている人には、いい芝居だと思う。
    役者陣も魅力的で、独特の世界観を演じて魅せてくれた。

    しかし、あまり芝居を観ない人からしたら、どうだろうか。。
    黒子が垂れ幕で舞台を隠したり、天井部分から物が下りてきたりという演出等。

  • 満足度★★

    再演というと、原点かなコレ。
    うーん、アングラ系に近いもの感じました・・・。
    (割と苦手方面)
    まぁ話は理解しやすかったが。
    共感できたかと言うと、上記の苦手意識もあり駄目でした。
    いろいろ試行錯誤が継続してるんだな、という感想。

    ネタバレBOX

    3人分の殺人は理解しやすかったが、
    キノコ話は導入する必要のあったエピソードなのでろうか?

    まぁヒトキノコは楽しそうではありましたし、
    現に楽しめたが・・・。

    友人にカンセラーいるんだが、
    後半の「先生を信じてください」という台詞は。
    苦笑して聞くか、怒りそうな感じがしたかな。
    (まず治療は、信頼を得るトコがスタートラインと聞いたので。)

    でも舞台上の壁のギミックや幕での場面変換はインパクトありました。
    いろいろと改良する余地が多くありそうな作品に思えました。
  • 満足度★★★

    おどろおどろしていた
    あぁ、自殺生活以来久々の公演。劇場は前に来たことがあるのに、さっぱり記憶にない。地図を頼りに開演10分前に到着。

    芝居の前はまったくの静寂、緊張感が走る。アングラなのか不条理劇なのか最初は戸惑うが、次第に話の展開がおぼろげながらわかってくる。演出の仕方がすごく個性的。役者もみな力の限り演じていて、それがストレートに伝わってくる。

    しかし、話が理解できたかというと半分もわかっていないだろう。でも、この劇団に何かしらひきつけられる。

    次回作もきっと観にいくだろう。

  • 満足度★★★★

    こーゆーの好き
    ホントいろんな所で凝りまくっていて、劇中世界に惹きこまれました。こんなワクワク感のある芝居は実にいいですね。ちょっと難を言えば、後半謎解きの部分で少し冗長に感じたこと。自分が気に入った芝居なのに、客入りが寂しかった(自分の観た回は10人程度か)のは残念です。もっと多くの人に観て欲しい。

  • 満足度★★★★

    ホスピタリティ溢れる超マイペ劇団
    久々の夢現舎は、公演チラシからして謎めいていた。

    「その風が吹いた時、どこにでもいるような 私が 人を殺めました・・・。」

    入口でもらった「立会人」のカードを首から下げて
    3つのバラバラ殺人事件の「実況見分」に私は立ち会った。

    益田さん、と高橋さんの強力な両輪によって夢現舎は転がる。
    ──人は何故誰かを殺すのか?
       時に殺したくない人まで、殺してしまう
       その爆発的なエネルギーはどこから来るのか?

    水色のバスタブに自分の居場所を見出した女たちは
    凶器が目に入ると、ためらわずそれを手にする。

    緊迫した謎解きを、台詞のくり返しがところどころで
    堰き止めてしまったのが残念。

    相変わらず公演本体に加えて様々なアプローチで
    観客にも参加する楽しみを与えてくれる。
    公演案内や入場券、座席、アンケートの返送など
    全てにアイデアと手間をかけて楽しませてくれる。
    その結果、また行きたくなるから効果は絶大!


  • 満足度★★★★

    面白かったです
    どきどきしながら最後まで見る事ができました!

  • 満足度★★★★

    立会人
    観客へのサービス精神が素晴らしい。
    出演者直筆のメッセージ入り当日パンフレットが貰えたり、アンケートを郵送してもう為の封筒に切手が張ってあったり、細かな配慮が嬉しい。
    観客は殺人事件の容疑者の精神鑑定の立会人と言う設定も楽しませる為のアイデアだろう。
    とても楽しい時間だった。

    ネタバレBOX

    犯人役の女優三人の叫び声がとても耳障りで不快だと感じたが、なるほど獣の血の演出だったのか。
  • 満足度★★★★

    無題201
    JR高円寺から商店街をノンビリ歩き会場へ、劇団も劇場も初めて。シリアスな捜査ものかと思っていたら、何かずれています、最後、3人の雄叫びでそういうことなのかなと推測。続く

    ネタバレBOX

    これって、原始の「血」が甦って、肉を貪り喰らう、ということなのかな。満月では狼男が、風が吹けば受け継がれてきた血が騒ぐとか。
  • 満足度★★★★

    ぐるぐる考えます
    「わからないものを分からないで終わらせてしまうことは、とてももったいないこと」
    と、最近、誰かが言っていました。
    だから分からないなりに考えたいと思いました。


    正直、このお芝居、わからなかったです。
    ただひたすら、役者の演技に圧倒されました。
    特に3人の被疑者女性と、その女性たちに殺される男(1人3役演じ分け)がすばらしかったです。
    女刑事役の亀田智子さんにも、惹きつけられる魅力がありました。

    ただただ、感じるだけで頭がついて行かなかった。
    けれども、「いいものを見た」という思いは残りました。

    会場に入ってすぐちょっとした違和感、いつもは椅子の上にどっさりあるチラシの束やアンケートが無い。そう思っていたら、終演後に、チラシとアンケート&返信用封筒(なんと切手付き!)が劇場出口で手渡されました。
    切手付き封筒だけでも、すごいなあと感心していましたが、高円寺の駅のホームで劇団のチラシ(パンフ)を開いたら、役者さん全員の肉筆メッセージが書かれていました。
    すごい。
    ああ、捨てられないなあ……と思いました。
    これから見る人、荷物になるなと思っても、受け取った方がいいですよv


    (小さいオツムで考えた内容はネタばれで。これから観劇の人は絶対見ないでください。観終わってからの人は、よかったらご意見ください。てか、教えてほしいー)

    ネタバレBOX

    この芝居を観る前に「黄金時代(仮)」のSNSに登録して、楽しませていただきました。
    その時「今思いつく3つの衝撃的だった殺人事件」についてコメするスレがあり、私は、もっともショックを受けた事件として「神戸連続児童殺傷事件」、酒鬼薔薇聖斗の事件を思いついていました。
    今でもたまにニュースでバラバラ殺人とか出て来るとドキッとしますし、その殺人にどんな理由があったにしても、死体をバラバラにするという行為には嫌悪を覚えます。

    だから、今日の芝居で、「被告には殺意は無かった。ただ、太古の血が濃かっただけだ」という結論には、衝撃を受けました。

    それでいいの?!

    しかし、最後の最後、被告3人が子ども(らしき肉片)の手足を引き散って叫びながらバスタブに投げ込んでいる場面が、ものすごく気持ち悪かったので、何か逆説的な意味があるのではないかとも思いました。
    太古の血が濃く流れているというのは、人として原始的すぎるということ。

    「本当はやっぱり、許されないんだよ」

    そう考えたら、全部が逆説で、母親の胎内であるバスタブを「飛び出した」と言われた被告たちは、逆に母親の胎内から出ておらず、猟奇殺人を犯す人間は、精神的に未熟だと言いたいのか、とか。
    しかし、そう考えるのも穿ち過ぎの気もします。ええ、かなり。

    グルグル考えても、よくわからない。
    なので、答えを知っている(思いついた)人がいるのなら、教えてほしい。というのが正直なところです。
    すぐに隣の人と答え合わせをしたくなる、共通一次試験世代です。←あっ

    ついでに気になったのは、カウンセラーの立場で言わせていただければ、あの八里塚さんは、カウンセラーではないですね(笑)
    作家といってました。カウンセラーを名乗る胡散臭い作家です。
    だから、彼の言動にも、何が真実なのかぐるぐる悩むのです。

    ラストシーン草原の中にポツンと置かれたバスタブは印象的でした。
    あれを見て、「小さくなってるよ~」と笑った人がいて、ちょっと興ざめでした。
    余韻に浸りたかったんですが。

このページのQRコードです。

拡大