満足度★★★★
カクレキリシタン
実は恥ずかしながらカクレキリシタンをよく知らない。カクレとは今の今までキリスト教だと信じてきたワタクシはカクレと呼ばれるカクレキリシタンがブードゥ教のようなキリスト教と土着の信仰が融合したものだと始めて知る。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★
いろいろ伏線をはっているんだろうが…
前半の人物・状況などの紹介と謎を見せるパートが平板で冗長な感があるが、結末を知った上で見るといろいろ伏線をはっているんだろうな、な感じがありあり。本作に限らず1回しか観ない者への配慮が欲しい。
とはいえカクレキリシタンに関するトリヴィア的情報と思いもよらぬ真相が明かされるクライマックスは面白い。星野之宣の宗像教授シリーズに一脈通ずるかも。
満足度★★★★
観ました!
自分のルーツは五島列島なので(一度も行った事はありませんが)興味深々で
観てきました。家族とカクレという信仰を背負った母親の苦悩等がよく練られたストーリーでテンポよく進み2時間という長丁場を感じさせない出来栄えでした。
今年色々観劇したなかで、記憶に残る作品でありました。
五島列島に行きたい!と思いましたよ~!
満足度★★★
想いの一方通行
離島で数人しか住んでおらず、しかも「カクレキリシタン」という
閉ざされたシチュエーションでのお葬式。
舞台序盤から中盤にかけて、なんだか芝居が浮いてる感じがして、
観ていていまいち集中できなかったのですが、
お葬式に集まった人々が秘めてる想いを、
徐々に明らかにしていく課程がおそらく皆が一方通行であった
ためなのだと今は思います。
ちょっと空気が読めないハキハキした山田役の逢川さんが
時折みせる、物語の核心に触れたときの怖い顔がいい。
ゾクっとしました。
シスターは、、悲壮感あるのですが声がカワイイのが目立ってしまう(笑)
ラストに明かされる事実、、少し家族愛を感じ、
何かホッとさせられました。
満足度★★★
歴史のウンチク
悲しい宗教の歴史の知識をもう少し与えてもらえたら、怖さ、あやしさが倍増したと思います。客席の温度がかなりポカポカ状態だったので、頭がぽか〜んとなり、複雑な人間関係の把握に支障が出てしまいました。濃いコーヒーを飲んでおくべきでした。
満足度★★★★
観てきた!
久しぶりにふしぎな暗い感じの芝居でした.それはその暗い感じが嫌だという訳ではありません.話は興味深かったです.役者さんはお母さんの弟役の方がはまっていてよかったです.最後のエピソードは別になくてもいいかなと思いました.テンポは早くしろとは言わないのですが、まったりする部分もあったかもなので、もう少しすっきりして,クライマックスのの謎解きシーンがさらに鬼気迫る感じになるといいです.