満足度★★★
想いの一方通行
離島で数人しか住んでおらず、しかも「カクレキリシタン」という
閉ざされたシチュエーションでのお葬式。
舞台序盤から中盤にかけて、なんだか芝居が浮いてる感じがして、
観ていていまいち集中できなかったのですが、
お葬式に集まった人々が秘めてる想いを、
徐々に明らかにしていく課程がおそらく皆が一方通行であった
ためなのだと今は思います。
ちょっと空気が読めないハキハキした山田役の逢川さんが
時折みせる、物語の核心に触れたときの怖い顔がいい。
ゾクっとしました。
シスターは、、悲壮感あるのですが声がカワイイのが目立ってしまう(笑)
ラストに明かされる事実、、少し家族愛を感じ、
何かホッとさせられました。