さるヒト、いるヒト、くる 公演情報 さるヒト、いるヒト、くる」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-7件 / 7件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    社会の中での演劇の位置と役割、それに対する自分の関わり方に向き合った意欲作。地域と時間との縦横の軸で考え、今ここで自分たちがやることの意義を追う誠実さのある作品。自分はそういったことを理解しているとは言えないがそのように感じた。時間的にも同時上映の「発熱」とセットでちょうどいい感覚。「発熱」は化学反応ということなんだろうか。どちらも面白かった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    北海道恵庭市の山中で暮らす実在の人物を元に描いた作品で、実際に出演陣が件の人が住む森へ赴き交流を重ねた厚みが垣間見える表現がたくさんあり説得力がありました。都市部で仕事をしながら表現活動をすることを決めた若者2人が森の中へ滞在しているところから、美しい描き方で森にまつわる歴史なども浮き彫りになっていきます。とても面白い作品でした

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    タイトルの演目「さるヒト、いるヒト、くる」は、葉っぱが堆積してできた土の上で、100年後を考えて作られた林の下で、言葉が湧いてくる/降ってくる瞬間を体感できるような観劇だった。時間の軸(過去未来)と場所の軸(緯度経度)が、同じであること(今、ここ)、がはっきりと感じられて、劇場に来てよかったなと思った。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    いまを生きているのだけど、それは過去からのいま。何度も鑑賞することで、違う理解が生まれそうな作品でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    澄明感のある舞台。土着と歴史へ学び、ハードインフラを築きあげた近現代を撃つかのような視点。
    戦争の記憶と予感を映像のように見せた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    年齢で観え方も違ってくるのかもしれない…と思った。装置も音も照明もステキだった。
    劇場が変わった時に装置がどう変わるのか?気になる。

    ネタバレBOX

    風船が割れるときビクッとなっちゃうよね。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/05/04 (土) 15:30

    ポケット企画「さるヒト、いるヒト、くる」観劇しました。
    今回はせんがわ劇場演劇コンクール参加作品であり、とても貪欲な作品作りを行っている様子が伝わってきました。
    舞台は「森」を模した抽象的な装置で(コンクールでの転換時間の制約を意識した)同時上演のシベリア基地の転換もスムーズでした。新鮮なところはいくつかありましたが特に暗転の処理は面白かったです。出演者のアンサンブルにも好感を持ちました。
    シベリア基地は旭川で活躍している劇団ですが、シリアスだけどペーソスがある舞台に惹かれるものがありました。
    #ポケヒト

このページのQRコードです。

拡大