満足度★★★
盛り込みすぎ
客席は満席。これは劇団にとってとっても嬉しいに違いない。しかし本日の客席誘導はしごく丁寧だったものの、通路をたった一人の客の為に塞いでしまったのは、やはりマズイ。観客だって生ものなのだ。急に気分が悪くなったり貧血になる場合もあるのだ。そんな時、通路を塞いでしまったらそういった緊急時にどうするんだろ?と老婆心ながら思う。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★
ぎゅうぎゅう
客席もぎゅうぎゅう。
舞台上もぎゅうぎゅう。
残念ながら、良くない意味で。
もうちょっと中身をすっきりさせて、芝居の密度を上げて欲しい。
満足度★★★
なんとなくだが・・
2009年「本能寺異聞」と2010年「新撰組~幕末鎮魂歌~」を合わせた総括的な舞台だったように感じた。2時間の公演時間でこれら2つを描写するのは劇団としては意欲作だとは思うが、観客からみればやはり詰め込み過ぎで練りが浅いと感じる。大まかな時代の流れを年表通りに表現したような舞台だった。次回はもっと掘り下げた舞台が観たい。
満足度★★★★
歴史を貫く意志
というものの存在をうまく表現できていて、相変わらず熱く、楽しめる舞台でした。台詞が甘く噛みも多いが、この劇団の特徴で、だんだん気にならなくなってくる。脚本がいいのでしょうね、最後はきっちりと感動させてくれます。それにしても、「花は桜木、人は武士」と云われた江戸時代、最後まで武士としての美学を貫いたのは農民出身の近藤勇や土方歳三だったのは、歴史の皮肉と言うものでしょうか。だからこそ新撰組は今でも人気があるのでしょうね。「犬笛」という演題も面白い。聞こえる人にしか聞こえない、歴史に流れる潮流のことか、あるいは歴史を動かす人間を呼ぶ笛か。気になったのは女性の衣装。戦国時代からいきなり現代風のお太鼓だったのにはびっくりしました。これはちょっと・・・・。いつの時代の話なんだろうと考えてしまった。しかし、いつもながら放出される熱量の多さに☆ひとつおまけ。観客の多さにも驚きました。