犬笛 公演情報 ThreeQuarter「犬笛」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    歴史を貫く意志
    というものの存在をうまく表現できていて、相変わらず熱く、楽しめる舞台でした。台詞が甘く噛みも多いが、この劇団の特徴で、だんだん気にならなくなってくる。脚本がいいのでしょうね、最後はきっちりと感動させてくれます。それにしても、「花は桜木、人は武士」と云われた江戸時代、最後まで武士としての美学を貫いたのは農民出身の近藤勇や土方歳三だったのは、歴史の皮肉と言うものでしょうか。だからこそ新撰組は今でも人気があるのでしょうね。「犬笛」という演題も面白い。聞こえる人にしか聞こえない、歴史に流れる潮流のことか、あるいは歴史を動かす人間を呼ぶ笛か。気になったのは女性の衣装。戦国時代からいきなり現代風のお太鼓だったのにはびっくりしました。これはちょっと・・・・。いつの時代の話なんだろうと考えてしまった。しかし、いつもながら放出される熱量の多さに☆ひとつおまけ。観客の多さにも驚きました。

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    2011/11/05 23:02

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