満足度★★★★★
凄いぞ、こいつらは!
日、三鷹芸術文化センターにて今年期待の劇団3本の3本目を観劇。その劇団の名はロリエ。以前に観た2本が面白かっただけに、今作への期待が高まっていた。
上演時間約3時間、一体何を見せてくれるのか?
芸人を辞めた健二郎が偶然、皇室の恋子と出会う。そして恋に落ちてしまう。こりゃロミオとジュリエットかな?と始まりから一気にテンションの高い芝居で観客を魅了する。
が、それはそこまでで、それから1時間40分近くダラダラ、タラタラ発展しない恋の話しで、一旦休憩が入る。何故、今年の期待の劇団なのか?この劇団は終わったなと思いつつ、後半を観る。そしてそれからが全てが変わるのである。健二郎と恋子が恋愛から結婚に発展してしまい、それを知った健二郎の母親が怒りだすのである。その母親は実は怪物(ゴジラ)で街を破壊しながら、息子に会いに来るのである。そして制御の利かなくなった母親(ゴジラ)と息子の対決がこのロリエの見せ場だったのである。当然、無名の劇団でゴジラなんか出てこないだろうと思っていて、どうせ音や映像処理かと思いきや、高さ10メートル以上、横幅8メートル以上の等身大のゴジラの上半身が登場してきたのある。それもそのゴジラの出来がかなり精巧に出来ていて、首が回り、火を吐いたりするのである。もうブラボー!ブラボー!としか言いようがない素晴らしさなのである。これこそ生の体感、こんな生の体感は過去には誰もやったことないぜ!というぐらいに凄いのある。全てをここに持ってきた作・演出の奥山雄太には演劇人にはない末恐ろしを感じてしまったのである。
満足度★★★★★
やはり凄い
観劇後少し時間を置いてからの感想です。終演までの長時間を、飽きさせないで持って行く脚本と演出、役者さん達の力はやはり凄い。前半休憩までの淡々とした前振りで、この流れはどこに行くの?と思いながら、後半は圧倒されっぱなしでした。しかし、ノレない方もしくはノリオクレタ方には厳しい長時間だったかもしれませんね。ひとつだけ残念なことは、私が前二列目で観劇したこと。後席で観れば良かったと残念に思います。
今年の三鷹セレクトは3本とも拝観しすべてに満足しましたが、ラストにろりえさんを観れたことは本当に良い環境で作品を堪能できたと思います。
満足度★★★★★
三鷹の
大きかったです。
あれが、三鷹の化け物 だったのだと、語り継がれるのかもしれない かも しれないのだと おもってみました。
おもしろかったです。
満足度★★★★★
初ろりえ
MITAKA"Next"Selection 12thの3番手の登場だが、2番手の「水素74%」と舞台の使い方が正反対で面白い。とにかくスケールが大きく舞台を広くという印象。
初見で作風が分からないが、お芝居の内容は一つ一つはバカバカしいエピソードや笑えないコントのようだが、ここまで徹底してやると最後は感動すら覚えてしまうのが不思議だ。
梅舟さんの熱演がとても良くてそれだけでも価値があった。
満足度★★★★★
母親のことなど
ちょうど観劇の前日、苦労して建てた墓に父親の納骨をした。
そのせいか観ていてふと母親(こっちはまだ生きてる)のことを思い返してた。
死ぬ前に毎日病室に通っていた時、
オヤジの好きだった服を必ず着ていたこと。
旅行に出かける前と帰ってきたあとには、
父親が心配しているだろうからと
必ず仏壇に挨拶するようにと口酸っぱく言われること(苦笑
納骨で線香をあげとき、
きらめくような夕日に包まれて緑の中、
凄くほっとした顔をしていたなぁ・・(苦笑
思い返すとキリが無いけれど、
あの下らないネタの応酬の中で笑いながら
ふとそんなことを思い出していられるのは、
ろりえの作品がいつも、深刻な悲しい気持ちほど、
笑いの中に包み隠してしまおうとしているように感じてしまうからなのか。
いろいろ元気づけようとしても、
「いつも一緒にいたお父さんのいる向こうに、私も早く安心して行きたいわ」
なんて寂しそうに言っているのはウチとおんなじなんじゃないかな、とか(苦笑
でも、まぁ、そういうしょんぼりしたのを絶対そのまんまやんない、っていうかむしろ
ほとんど笑いや怪獣の渦に呑み込まれてどっかいっちゃってる(笑
って、ところが凄くろりえらしい気がする。
だって、悲しんでばかりじゃ暗いでしょ。
怪獣、お笑い、夕日に自転車?
チープかもしんないけれど、
自分の好きなガラクタみたいなオモチャ
でも、俺の目には凄くキラキラして写るぜ!
そんな等身大の自分を元気に目いっぱい詰め込んでみました。
そんなひねくれたサービス精神?を
勝手に感じてしまっていっつも気になってしまうんだよね(笑
とりあえずこれからも、素直なフリして目いっぱいひねくれてる感じで(邪推
目いっぱい楽しんで行ってってください、みたいな感じです(苦笑
満足度★★★★★
今年一番!
今年観た芝居で一番おもしろかったです!!!
まさかあの怪物が・・・震えました。
役者さんもみんな魅力的で、三時間集中途切れませんでした。
観れてよかったです。次も観に行きます!
満足度★★★★★
写メりたかった。
舞台を観てケータイで写メりたいと思ったのは初めてです(笑) すごいなぁ。あんなことやっちゃえる劇団って、ろりえの他にある?初見の「女優」のときもそうでしたが、3時間という長い公演時間が、物語の長い道程を一緒に歩いているような錯覚に陥らせ、観終わる頃には登場人物全員が愛しくなってる。終わるのが寂しくて、もっと観ていたいなと思わされるのです。面白かったぁ。ずっと笑いっぱなし。あのジジイ(注:役名です)、出てきただけで爆笑。存在感がズルいよ(笑) ※相変わらず内容に対してチケット代が安すぎですw
満足度★★★★★
スケールが
初ろりえ観劇
魅力的な役者さんらがくり広げる日常とみせて、えー(笑)
世代としてはツボな化け物
笑いほろっとし、テーマパークみたいな感覚で終演時間も、場所も気にならないどころか、観られた幸せ感に包まれた
また気になる劇団が増えてしまいましたよ
満足度★★★★★
無題157
三鷹は(心理的に)遠いので、どうしようか迷いつつ楽日を予約(7月)。13:00受付開始、整理券がないので指定された場所で待ちます。13:30開場、最初、勧めていただいた最前列に座りましたが、手洗いに行った際、舞台全体を見回し、4列目に変更しました。3時間ということは大丈夫、でも、飲食店でのシーンはよくわかりませんでした。後半、俄然、壮大な展開となりましたが、○獣が大好きだった私には、こんなシーン、あんなテーマ曲がいっぱい。梅舟さん、後藤さん出演なのでみにきたのですが、とんでもない展開、とても楽しかった。
満足度★★★★
ともかくすごい
ろりえは挑戦する劇団だ。今回もさまざまなタブーをものともせず、常に挑戦し続ける姿勢に感動。上演時間はさすがに長いが、あの時間を持たせるすごさと、あの時間に挑戦するすごさを感じる。
今、あれだけの長編をやれる劇団が他の若手であるだろうか?
満足度★★★★
あれ、すご過ぎっっ
予測不能のバカバカ大ワールド。三鷹のでかい劇場だから出来ることを小劇場の気鋭のキャストでぶっ飛ばしまくり、途中休憩ありで2時間半以上も上演時間あるのに、全然飽きないで笑いっ放しの快作。そしてあらゆる事が起こったはずなのに終演後には、何一つ頭に残らない清々しさ。これぞエンタメ。
満足度★★★★
大スペクタクル!
こんな大がかりなことをやってしまう劇団だったのか。オジサンにはとにもかくにも大感激。いいぞっと心の中で叫びました。しかし途中休憩時間5分は短いよ。
満足度★★★★
超大作!!!
おおよそ3時間の超大作。内容もここまでやったら、良い悪い関係なく受け入れて、もうこちらもどっぷりと浸かるしかないって感じ。
これから観に行く人はネタバレBOXを見ないでください。
満足度★★★★
観に来た甲斐があった
開演ぎりぎりにタクシーで到着。ほぼ満席。セットが豪華なのがまず感じられた。
で、芝居はどうかというと、話の先がどんどん広がっていていく。どういう風に展開していくのか、予想しながら見るが予想を裏切られる。
まあ、いろいろなストーリーが展開し、飽きさせることなく話は続く
後半はもう、そこまでやるか。もうどうにでもなれと思ってしまう。
3時間近い芝居で、本がしっかりしていて、演出もうまい。
役者も長丁場しっかりやりきっている。
帰宅したのは日付が変わっていた。
満足度★★★★
驚愕の外連に呑み込まれない作品の底力
前半の緻密さと、後半のけれんが
上手く噛み合って・・・。
その仕掛けの圧倒的な見応えに唖然としつつも、
「こんなにおっきい」ものをも呑み込んでしまう、
舞台上の世界にこそ
強く心惹かれました。
満足度★★★★
三鷹にばけもの
無意味と思えるくだりもあるんですが、なぜかまったく飽きないで最後までどーんと観てしまいました。
ただ梅舟さんじゃなければ長いと感じた可能性はあるな。
満足度★★★★
おっきかった
少なくとも2時間55分飽きなかった。というのは凄い事だと思う。
稚拙なシーンやしょーもないところも多々あるけど、
ろりえの芝居はわくわくするからいいね。
化け物にはそれほど衝撃は受けなかった。あれ○○からの借り物ですかね?
くぼかんは階段の上り下りだけでもおかしい。
徳橋みのりと長瀬みなみをもっと観たかった。
満足度★★★★
三鷹に化け物襲来!
三鷹に化け物が襲来! 「こんなにおっきいの?」 は本当でした。
いたるところ“ろりえ”ならではの演出ざんまいで
R15?な感じではあるけれど、前作で不安になってる方も
今回は見逃さない方がいいと思います。
上演時間はろりえらしく?約3時間ですが全く苦にならず楽しめました。
そして豪華すぎるセット!!!
チケット代こんなに安くて大丈夫かと逆に心配になるくらい笑
演目はドタバタしているんだけど、それぞれの要素が全て繋がって
収まっていくのは見事。ろりえ版「ロミオとジュリエット」と
言ってもあながち間違いでもないかと。
最後は本当に感動した。面白かった!
“恋子”役の梅舟惟永さん、今回もすばらしかった!
タイタニックゴジラの高木健さんも良かったです!