三鷹の化け物 公演情報 三鷹の化け物」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
21-39件 / 39件中
  • 満足度★★★★★

    やはり凄い
    観劇後少し時間を置いてからの感想です。終演までの長時間を、飽きさせないで持って行く脚本と演出、役者さん達の力はやはり凄い。前半休憩までの淡々とした前振りで、この流れはどこに行くの?と思いながら、後半は圧倒されっぱなしでした。しかし、ノレない方もしくはノリオクレタ方には厳しい長時間だったかもしれませんね。ひとつだけ残念なことは、私が前二列目で観劇したこと。後席で観れば良かったと残念に思います。
    今年の三鷹セレクトは3本とも拝観しすべてに満足しましたが、ラストにろりえさんを観れたことは本当に良い環境で作品を堪能できたと思います。

    ネタバレBOX

    おにいさんさんや有識者会議の面々、パン屋の娘ほか(脇役もメインも)すべての登場人物の描き方が丁寧で非常に良く出来ている脚本だと思いました。大きい母親だけでなく、小さい蛾をスパイスで持ってきたところもウィットにとんでますね。
  • 満足度★★★★★

    凄いぞ、こいつらは!
    日、三鷹芸術文化センターにて今年期待の劇団3本の3本目を観​劇。その劇団の名はロリエ。以前に観た2本が面白かっただけに、​今作への期待が高まっていた。
    上演時間約3時間、一体何を見せてくれるのか?
    芸人を辞めた健二郎が偶然、皇室の恋子と出会う。そして恋に落ち​てしまう。こりゃロミオとジュリエットかな?と始まりから一気に​テンションの高い芝居で観客を魅了する。
    が、それはそこまでで、それから1時間40分近くダラダラ、タラ​タラ発展しない恋の話しで、一旦休憩が入る。何故、今年の期待の​劇団なのか?この劇団は終わったなと思いつつ、後半を観る。そし​てそれからが全てが変わるのである。健二郎と恋子が恋愛から結婚​に発展してしまい、それを知った健二郎の母親が怒りだすのである​。その母親は実は怪物(ゴジラ)で街を破壊しながら、息子に会い​に来るのである。そして制御の利かなくなった母親(ゴジラ)と息​子の対決がこのロリエの見せ場だったのである。当然、無名の劇団でゴジラなんか出て​こないだろうと思っていて、どうせ音や映像処理かと思いきや、高​さ10メートル以上、横幅8メートル以上の等身大のゴジラの上半​身が登場してきたのある。それもそのゴジラの出来がかなり精巧に​出来ていて、首が回り、火を吐いたりするのである。もうブラボー​!ブラボー!としか言いようがない素晴らしさなのである。これこ​そ生の体感、こんな生の体感は過去には誰もやったことないぜ!と​いうぐらいに凄いのある。全てをここに持ってきた作・演出の奥山​雄太には演劇人にはない末恐ろしを感じてしまったのである。

  • 満足度★★★★★

    写メりたかった。
    舞台を観てケータイで写メりたいと思ったのは初めてです(笑) すごいなぁ。あんなことやっちゃえる劇団って、ろりえの他にある?初見の「女優」のときもそうでしたが、3時間という長い公演時間が、物語の長い道程を一緒に歩いているような錯覚に陥らせ、観終わる頃には登場人物全員が愛しくなってる。終わるのが寂しくて、もっと観ていたいなと思わされるのです。面白かったぁ。ずっと笑いっぱなし。あのジジイ(注:役名です)、出てきただけで爆笑。存在感がズルいよ(笑) ※相変わらず内容に対してチケット代が安すぎですw

    ネタバレBOX

    一番好きだったのは、草薙の剣のくだり。それと、客席後ろで3人の役者さんが○○○と対峙するシーンが迫真の演技。感動的で涙しました。後ろを向きづらいせいか、客席の皆さんはほとんど○○○を観てましたが、すごく勿体無いなかったと思います。。

    そして、本当の「三鷹の化け物」は、おっきいアレやタブーのオンパレード(しかもバカバカしいww)で立派な劇場を埋め尽くした「ろりえ」そのものだったりして。三鷹芸術文化センターもよく許しましたな、と。三鷹まで行った甲斐がありました、ありがとうございました!
  • 満足度★★★★

    驚愕の外連に呑み込まれない作品の底力
    前半の緻密さと、後半のけれんが
    上手く噛み合って・・・。

    その仕掛けの圧倒的な見応えに唖然としつつも、
    「こんなにおっきい」ものをも呑み込んでしまう、
    舞台上の世界にこそ
    強く心惹かれました。

    ネタバレBOX

    前半、いろんなシーンに心惹かれる。

    貴き血筋の主人公にしても、
    周りを取り巻くいろんなキャラクターにしても、
    強い実存感があるわけではないのですが、
    お芝居のリズムが彼らを観る側にすいっと置いてしまう。

    表見上はそれなりにいい加減で、危さすら伴った設定だし
    物語の展開も、ちょっとぐたぐたした感じが無きにしもあらず。
    でも、作り手は、
    勘所をしっかりと押さえたシーン構成で
    広い舞台にメリハリをつけながら
    物語をどんどん重ねていく。
    空気を恣意的にべたにつくるところと、細かく描き出すところの
    緩急のバランスが物語の広がりをサポートするなかで、
    突然息を呑むほどに繊細な場面が現出したり、
    かと思うとおもいっきり戯画的なシーンがさしこまれたりと
    目が離せないままに休憩まで舞台が進んでいく。
    秀逸な役者のお芝居に、
    特殊衣裳に近いものを重ねて肥満をデフォルメしたり
    観る側が突き刺されるほどに美しい肢体を突然舞台に現出させたり
    前半だけで時間的には芝居一本分くらいの長さがあるのですが
    全く気にならない。
    そこには、澱まない舞台の流れと
    熱がしなやかに現出していく。

    新しく付き合い始めた彼女を土手の下に待たせて、
    自転車を支えたままで別れてさえいない
    かつての彼女と再会するシーンの美しさに息を呑む。
    一見べたなコントのようなシーン構成の
    繰り返しの中での貫きや
    パン屋に編み込まれた不条理に近い設定も
    物語の中にしっかりと居場所が作られて
    見る側を舞台の空気の渦に巻き込んでいく。

    なにげに、そこまでに
    観る側を舞台に浸しているから
    後半の外連が単なる見せものに終わらない。
    それは、力技全開の美術というか装置ではあるのですが
    でも、その装置が、単に観る側を驚かせる花火に終わっていない。
    装置もロボット演劇のごとく演じ、
    物語の要素にしたたかに編み込まれていて。
    そこには、驚きだけではなく
    作り手が具象しようとするものと、寓意と、
    ウィットが伝わり残る。

    劇場に入るときには
    上演時間を観て少々びびったのですが、
    終演時には、その時間が、世界を端折らないための
    絶妙なボリューム感を醸すに足りるギリの長さに思えた。

    多少遠い印象がある三鷹ではありますが、
    劇場を後にする時には
    十分すぎるほどに満たされて、
    そんなことも全く気になりませんでした。
  • 満足度

    超低レベルな小劇場演劇
    見るものは全くない。
    役者たちの演技のひどさには閉口。
    演出家、役者に、どんな演技をすべきかという志向がまったく感じられない。
    ただ会場に合わせて、大きめの声を出しているだけ。
    レベルの低さに耐えきれずに1時間位で退場。

  • 満足度★★★

    おっきかったわぁ
    これはネタバレしてはいけない代物ですね。。
    つっこみどころ満載で、、面白かったけれど3時間は長かった~。
    座布団敷いてくれてますが、けっこうきついかも。

    明るくドロドロ?してました(笑)

    ネタバレBOX

    SPって丈夫ですね!
  • 満足度★★★★

    観に来た甲斐があった
    開演ぎりぎりにタクシーで到着。ほぼ満席。セットが豪華なのがまず感じられた。
    で、芝居はどうかというと、話の先がどんどん広がっていていく。どういう風に展開していくのか、予想しながら見るが予想を裏切られる。

    まあ、いろいろなストーリーが展開し、飽きさせることなく話は続く
    後半はもう、そこまでやるか。もうどうにでもなれと思ってしまう。

    3時間近い芝居で、本がしっかりしていて、演出もうまい。
    役者も長丁場しっかりやりきっている。

    帰宅したのは日付が変わっていた。

  • 満足度★★★★

    あれ、すご過ぎっっ
    予測不能のバカバカ大ワールド。三鷹のでかい劇場だから出来ることを小劇場の気鋭のキャストでぶっ飛ばしまくり、途中休憩ありで2時間半以上も上演時間あるのに、全然飽きないで笑いっ放しの快作。そしてあらゆる事が起こったはずなのに終演後には、何一つ頭に残らない清々しさ。これぞエンタメ。

    ネタバレBOX

    すげーなー、お母さん。でかかったっっ。あれ、見るだけでも行って良かった。
  • 満足度★★★★

    超大作!!!
    おおよそ3時間の超大作。内容もここまでやったら、良い悪い関係なく受け入れて、もうこちらもどっぷりと浸かるしかないって感じ。

    これから観に行く人はネタバレBOXを見ないでください。

    ネタバレBOX

    相方から愛想をつかされニートと化した元お笑いの男が偶然出会った内親王と恋をして婚約を報告すると、母親であるゴジラは怒りまくり、栃木、茨城、千葉などを破壊し、内親王を除く葬送の儀に参列していた皇族全員を殺してしまったため、内親王と結婚した男が天皇になるという話。

    苗字が無い、手を振るのが仕事、ニートみたいなもの、笑ってしまいます。

    後半の途中から題名の由来はそういうことだったのかとビックリしました。本当にでっかいゴジラでした!首が動いて光線を吐く点などを考えると、銀河劇場で観た鉄人28号よりも優れていたかも。

    新しい年号は東宝ですと。ゴジラに敬意を払った年号ですが、私としては、明治(M)、大正(T)、昭和(S)、平成(H)、珍古(C)と続くので、イニシャルがTとなる年号はあり得ないと考えています。因みに、珍古は元年だけ。

    具体的な芸人の名前も出ました。男女の裸も登場しました。天皇制や躁禍のことなどもタブーなど全く気にせずガンガン推し進める姿勢に、もうこちらも積極的に受け入れて楽しむしかありません。

    梅舟惟永さんの声ってあんなでしたっけ、声が大きいのだけが取り柄という男と合わせ主役二人が声がかすれていたようで残念でした。

    ところで最初、後藤剛範さんが化け物になるのかと思いましたが、舞台が大きなせいか意外と普通の俳優さんに見えました。
  • 満足度★★★★

    凄い
    禁断のテーマというか、その部分に鋭く入り込むのはさすが。
    さらに後半のあのキャラ登場にもやられました。
    ほんと、面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    三鷹の
    大きかったです。
    あれが、三鷹の化け物 だったのだと、語り継がれるのかもしれない かも しれないのだと おもってみました。

    おもしろかったです。

  • 満足度★★★★

    ありえいさん、いい
    「パール食堂のマリア」の猫さんらしき人が客席にいらしてました。

    ネタバレBOX

    あそこまで作ったのに、しっぽが残念な感じでした。
  • 満足度★★★★

    ともかくすごい
    ろりえは挑戦する劇団だ。今回もさまざまなタブーをものともせず、常に挑戦し続ける姿勢に感動。上演時間はさすがに長いが、あの時間を持たせるすごさと、あの時間に挑戦するすごさを感じる。
    今、あれだけの長編をやれる劇団が他の若手であるだろうか?

  • 満足度★★★★

    三鷹に化け物襲来!
    三鷹に化け物が襲来! 「こんなにおっきいの?」 は本当でした。

    いたるところ“ろりえ”ならではの演出ざんまいで
    R15?な感じではあるけれど、前作で不安になってる方も
    今回は見逃さない方がいいと思います。

    上演時間はろりえらしく?約3時間ですが全く苦にならず楽しめました。
    そして豪華すぎるセット!!!
    チケット代こんなに安くて大丈夫かと逆に心配になるくらい笑


    演目はドタバタしているんだけど、それぞれの要素が全て繋がって
    収まっていくのは見事。ろりえ版「ロミオとジュリエット」と
    言ってもあながち間違いでもないかと。

    最後は本当に感動した。面白かった!
    “恋子”役の梅舟惟永さん、今回もすばらしかった!
    タイタニックゴジラの高木健さんも良かったです!

    ネタバレBOX

    前作「女優(おんなやさしい)」では、男子が何人も脱いでましたが、
    今回真っ裸は一人だけと思いきや、何と女性もとは!

    それだけでなく結構卑猥?なシーンも多く(笑)
    DULL-COLORED POP 中村梨那さんの女優魂を見ました!!!

    ろりえ 徳橋みのりさんの出がかなり後半であまり観れなかったのが
    個人的には残念。

    PLAT-formance 安藤理樹さんの役名がそのままなのがおもしろい(笑)
    放送作家役、えらくハマってました!

    長瀬みなみさんは可愛らしくてファン増えそう~
    ^^
  • 満足度★★

    。。。
    しまった!が、梅舟惟永が良い女優なのは分かった。
    鹿殺しの菜月チョビを思い出した。

    ネタバレBOX

    休憩直前の二股&悲劇のヒロインシーンはぐっときた。つまり、梅舟惟永が良かったよ。
  • 満足度★★★★

    おっきかった
    少なくとも2時間55分飽きなかった。というのは凄い事だと思う。
    稚拙なシーンやしょーもないところも多々あるけど、
    ろりえの芝居はわくわくするからいいね。
    化け物にはそれほど衝撃は受けなかった。あれ○○からの借り物ですかね?
    くぼかんは階段の上り下りだけでもおかしい。
    徳橋みのりと長瀬みなみをもっと観たかった。

    ネタバレBOX

    最前列に座ったのでラストの3人が見えなくて残念。
    おっさんなので、
    「中村梨那の登場シーンはまさか生○だったのだろうか?」
    と気になる。
    妙に後味がいいのは広末の「明日へ」の効果だと思う。
  • 満足度★★★★

    大スペクタクル!
    こんな大がかりなことをやってしまう劇団だったのか。オジサンにはとにもかくにも大感激。いいぞっと心の中で叫びました。しかし途中休憩時間5分は短いよ。

  • 満足度★★★★★

    ウチャチャっ。
    何をどう言ってもネタばれになるから言わないけど、何も知らないまま観た方が100倍楽しいと思う。いいもん観れました!

  • 満足度★★★★★

    スケールが
    初ろりえ観劇
    魅力的な役者さんらがくり広げる日常とみせて、えー(笑)
    世代としてはツボな化け物

    笑いほろっとし、テーマパークみたいな感覚で終演時間も、場所も気にならないどころか、観られた幸せ感に包まれた
    また気になる劇団が増えてしまいましたよ

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