チャイムが鳴り終わるとき 公演情報 チャイムが鳴り終わるとき」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
21-29件 / 29件中
  • 満足度★★★

    雰囲気は好きです。
    舞台セットから開演に入るながれなり、雰囲気はとても好きです。
    ただ、綺麗に纏まってしまった感じがしました。

    ネタバレBOX

    会場に入るとシンプルながら印象の強い舞台セットが飛び込んでくる。
    舞台上は教室を切り取ったような教壇と椅子が綺麗に並べてあり、舞台の両袖では天井に向かって複数の椅子が連なって真っすぐに伸びていき、上からは複数のスポットライトを交互に照らすことで木漏れ日のような表現。このままここで寝てしまいたくなるような心地よさ。

    開演が近付くとスッと袖に伴奏のMOGMOSさんが静かに引き始める。斬新で自然な感じではあれど、「開演なんだな」と思わせる演出は美しい。

    役者が出てきた第一声、声が枯れている…。その後出てくる役者も数名声が枯れてたので、バリバリ声を張る芝居になるのかな、と思わせながら実際は終始穏やかな雰囲気であった。

    小学校の同窓会で10年ぶりくらいに出会うところから舞台は始まり、この物語のカギとなる3人(凪・実果・幸田)を中心として、過去と現在を行ったり来たりする展開が始まる。

    まずはこの時代の転換、主に椅子を床に叩きつけることで表現するのだが、音の強さにビクっとしてしまった。その後も身構えてしまうことで都度集中力が途切れてしまった。ちょっともったいないなと。
    全体的にストレートな表現の作品であったので、静と動の表現が単調な感じもあり、ちょっと面白みに欠けてしまった感があった。

    脚本・演出にも少々強引なとこがあると感じてしまい、特に泣きのシーンは泣くありきだったような気もする。
    その他もハケルことが先決でハケル理由にもう少し工夫が欲しかったなと。

    最後に母親が自殺する場面で作りものの人形を落とすというのは、せっかく作ってきた世界観が壊れてしまったかなと。
    そして最後、人形のかつらと思えるものが舞台中央に…。
    演出なのか、ミスなのか。結局終演後もずっと舞台に残っていたので、演出であったとすればかなり不気味な感じでした。

    映像として表現するには十分なのだろうが、これだけの広い劇場でシンプルな舞台セットとするなら、全体的にもう少し突きぬけても良かったと思います(好みですが)。

    雰囲気が好きなので、個人の好みとしてはもう少し個性の濃い芝居であったものが見てみたいです。
  • 満足度★★★

    一番悪いやつはあいつ!
    それについてはネタバレに書くとして、客席の自由席の中にいくつか指定席があったのは不可解。席にその旨紙を貼り出しておくべきだろう。実際私の近くにいた男性二人は開幕直前に指定席券を持った人に席を移動させられていた。こういう不手際は芝居にマイナスにこそなれプラスにはならない。終幕に誰もでてこないと、ここで終わったのかどうか観客にはわからないので、戸惑う。私は空の舞台に拍手するのはイヤだったので、トットと席を立った。

    ネタバレBOX

    凪に性的虐待をしていた(何が診察だ!)ロリコン医者が一番悪い!お母さんがいなくなれば(死ねば)あの医者に会わずに済むと、子供なら考えても不思議はない。おまけに多くの児童にイジメのせいで凪があんなことをしたと思わせてしまった。あの医者の罪は重い。だが、かなりこの点が描きにくいこともあってわかりにくかったと思う。特に男性には伝わっていないみたい。(観てきたの中に「あの場面はいらない」とまで言っている方がいる。)ギターの生演奏はとてもよかった。私はあの椅子を落とす場面転換はあまり好きではない。とても不愉快な音だった。
  • 満足度★★

    うーむ・・・。
    注目の公演だったので早い段階で指定席券を購入済みだったのに、会場に着くと何故か自由席券に交換させられた。説明も全く無く。もう結構席が埋まっていて、事前購入した意味無し。
    どんな事情か知らないが、ネットで告知するか運営スタッフが説明するか、せめて当日パンフに詫びの一言があっても良いのでは??
    非常に不愉快な気持ちで観劇。

    内容は、ギターの生演奏でBGMをしたり照明など凝った演出が印象的だったが、中盤から後半にかけてダラダラして間延びして退屈だった。
    丁寧に描きたいのはわかるが、ぼやけた印象。
    ラストも予想通りで個人的に好みではない。

    あと、お目当ての梅舟さんあまり見せ場が無くて残念。

    次に期待。

  • 満足度★★★

    トータル的に微妙
    話の進行に抑揚はあるけれど驚きや新展開は特になく、結果として全体的に単調な感じで、クライマックスも予想通りの内容でした。子供の残酷さはわかるけれど、私の知る小学6年生って、もっと少し大人だし・・・。

    それよりも、他の方のコメントにもある様に自由席、指定席の説明が不十分で、ここに座っていて良いのか不安に思ったり、劇の終わりに出演者の挨拶も無く、拍手を続けるべきかそのまま帰るべきか迷ってしまうような、ちょっと居心地の悪い状況でした。劇以外のことですが最初と最後が??だったので、いまひとつ満足感に欠ける観劇となりました。

  • 満足度★★★

    2時間20分は長い
    ギターの弾き語りとか椅子を使っての単純だけど、面白い場面転換の演出など、特筆するものはあるけれど、長すぎます。
    台詞も絶叫調でないところはとっても私好みでしたが、ところどころ聞き取れないところあり、途中で聞き取るのを諦めました。
    そして学校の場面と病院の場面。きっといろいろと描きたかったのでしょうがその分、劇が冗長になってる感じ。大人でもなく子供だけれどもう子供でもない小学6年を想像して演劇に入り込むのには、わたしも随分と歳を重ねたせいでしょうか無理がありました。子供を演じるのは相当難しいのでしょうね。

  • 満足度★★★★

    緊張感
    かなり真面目なお芝居なのかなぁ。神戸さんが遠慮しているように見えました。もっとやっちゃえって思いました。あなたが笑わせなければ誰がやる!って。
    ストーリーは濃いですね。けっこう響きます。演出もいいです。

  • 満足度★★★★

    突出した演出
    う~ん、こういうのをどう表現したらいいのだろう・・・・・。演出家の意図が明確に表われすぎた、とでも言えばいいのだろうか。ストーリー、役者の演技、そして演出及び効果が相俟って演劇という物が成り立っていると思うのだが、今回はさして尖った演出をしていないにもかかわらず、演出が前面に出すぎた感じがした。役者の声を絞り、観客の注意を舞台上に集中させようという演出、二つのストーリーを並列させ、物語を盛り上げていこうという演出、小学生の無邪気さと残酷さを際立たせようという演出、生のギター演奏で臨場感を出そうという演出、それらすべてが成功しているのだが、その演出の意図がはっきり見えすぎて、演技やストーリーがかすんでしまった感じ。身じろぎさえはばかられるほどの静かな台詞まわしははっきり言ってしんどかった。というより、ものすごい緊張を強いられた、という気がします。こうして観客に緊張を強いるのも、演出家の意図の一つなんだろうか・・・・。ちなみに吉祥寺シアターの高い天井からまっすぐに落ちるライティングは、美しさと力強さがあり、素晴らしかったです!

  • 満足度

    あれ?
    指定席のはずが、自由席に。特に説明もない。
    う~ん、なぜだろう。
    その自由席には、チラシやアンケートが無いところがたくさん。
    う~ん、なぜだろう。
    やたら大きな声の演技が多いが、演出でしょうか。
    う~ん、なぜだろう。
    回収されない謎や伏線がたくさん。
    う~ん、なぜだろう。
    芝居が終わったことに気がつかない観客が大勢いました。
    う~ん、なぜだろう。

    私のようなシロウトには、いろいろな所が難しかった。

  • 満足度★★★★★

    うーん
    初見、噂には聞いていて観たかったら、機会を得た

    小学校時代を何故か思い出す

    鮮やかに変わる時間、場所

    ギターの音が効果的
    初日でかなり完成度が高いので、これはこの後どこまで熟成されてしまうのだろう

    見られたことに感謝

    また、気になるとこをひとつ自分のお気に入りに追加した夜になった

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