満足度★★★★
「第三舞台」さすがの代表作でした
7年ぶりの再演。その当時 本作は構想が広大で、3D/TVを予見させる様な独創的な演出もありで、大変大きなインパクトを与えた作品であったと思われます。今の観客はピンと来なかった様に感じましたが“電通太郎”も大いに受けたものと思います。テンポもストリーも面白く、間違いなく前作より役者さん目は生き生きと輝いていた様に(も)、観えました。
とても便利な「中二階の部屋」(ドラエモンのポケットの如しorブラックホールの様に便利な空間)の中で一体何が起こったのか?気に成った儘の終幕、客席の想像力に任せる・・もありかと思われますが、部分的ぶち抜きで(公演時間に影響無き様、本編並行進行にて・・)多少チラリズムのサービスがあってもと・・、贅沢を言わせて戴けたら・れば・・。。☆4.4
満足度★★
いまひとつ
どうしてあれほどに「馴染んでない」感を抱いたのかわたしにも分かりませんが、とにかく、いまひとつ。これを虚構の劇団でやるのはまだ早いんじゃないかな。
満足度★★★★
あの頃と同じ
21年前、大学の新人公演で上演した頃を思い出す。あの頃と変わらない台詞。あの頃と変わらない世界。核爆発におびえる今の日本の境遇と相通じる部分に恐怖と感動を覚える。
つかなかった自分たちの21年前。しかし、私が演劇を志すきっかけをくれたのがこの作品。以後21年間走り続けている。(歳を取るはずだw)
当時の仲間はそれぞれの道に進んでしまった。もう、一堂に会することはない。しかし、この作品が出合えたことが私にとっては一生の宝物。そしてまたいつか、新たなメンバーでこの作品を関西でやってみたいと強く思った。
満足度★★★★
楽しかった
鴻上尚史さんの作品とは、今回初めての出会いでした。
舞台の上で弾ける若い役者を見守る、大高さんの優しい眼差しがとても印象的でした。
重いテーマはありつつも、そこにある人間模様は面白く、歌やダンス、セットなどエンターテインメントとしてもしっかり成立していて、爽やかな気分にさせてもらえました。
満足度★★★★
名作
らしいのですが、予備知識無しで観劇。
とても悲しく、考えさせられるお話。
なのにテンポが良くて、笑いありダンスありで、それほど重たさがなかった。
仲の良かった人達がいつの間にか関係が壊れてきて、もう楽しかったあの頃に戻れない切なさとか、信頼している人が見えないところで何かしていて疑心暗鬼になったり、自分にも思い当たる節があって心がザワザワした。
後から知ったが初演時の設定は核戦争後の近未来の物語らしい。
今の日本はその状態と言うことか・・・。
満足度★★★★
いまなのか
第三舞台で初演の脚本で、一部改定はあるみたいだけど、今だからこそ上演したんだろうなとおもった。はなしを理解できたとはいえないが、派手ではないけれど印象に残るシーンが多くあったのでよかったです
満足度★★★
「第三舞台」の代表作ということですが
この劇団は結構好きでよく見ていますが、今回は期待が大きすぎたのかいまいちに感じられました。
踊りや歌もありすばらしい仕上がりでしたが、どうも気持ちが乗ってきませんでした。次回作に期待します。
満足度★★★★★
名作が生まれ変わって蘇る。
若手劇団、虚構の劇団にたったひとり大高洋夫が加わっただけで、ぐっと芝居が落ち着いてくるから不思議だ。安心して観ていられる。第三舞台の名作を弟劇団の若手が現代の作品に蘇らせた。古くささがないどころか、どこよりも新しい。
女性陣のファッションにも感動。いったい何着衣装替えするんだ!そういった楽しみも味わいつつ、鴻上尚史の骨太の物語を堪能。