節電 ボーダー トルネード 公演情報 節電 ボーダー トルネード」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 34件中
  • 満足度★★★★★

    激しくクレージーで気持ちいい!
    あぁ、なんておもしろいんだろう…クロム。
    ダークでクレイジーで濃厚なのに疲れが吹っ飛ぶ楽しさ!!
    なんてエンターテインメント性が高いんだろう!

    笑わせるところでしっかり笑える喜び!←これ大事。
    激しくクレージーで気持ちいい!!

    前作トラムでは、ノリがイマイチあわず…だったので
    近々まで観るのを躊躇していました。観に行って良かった…。
    完全に引き込まれました。
    友人にも思わずオススメメールを出したくらい。

    幸田さん…最高!!クルクル変わる表情…すごかった。
    七味さんとチヒロさんとの3人の場面…おもしろかったな。

    でも話はよくわからなかった…ので台本買ったのでした。

    ネタバレBOX

    記憶が繰り返す切替え!?の謎のダンスシーンが忘れられない!
    照明も音楽も激しくものすごく気持ちいい。
    上手いよなぁ…飽きさせない。どんどん引き込まれて行った。

    ラストのセットの穴にバンバン飛び込んで行くシーンも
    面白かったなぁ。あれは下で繋がっているのかしら?
    それとも後ろにはけるのかしら?

    全員ものすごく個性的で本当にすばらしかった!
    森下亮さんの独特の声とくぼかんさんのからみも良かったなぁ。
    (このお2人のラジオ番組もおもしろい!)

  • 満足度★★★★★

    つきぬける
    毎回パワーに圧倒されます!!いっきに時間が進んでいくようで時間を短く感じました!!

  • 満足度★★★★★

    作り手の内心の鮮やかなスケッチにも思えて
    23日と大楽を拝見。

    単純にひとつの印象がやってくるのではなく
    いくつものニュアンスが鮮やかに組み上がってやってくる、
    それは、今を生きる作り手の
    心風景のコラージュのようにも思えて・・・。

    刹那の寓意が緻密に重なった作品であると同時に
    今、現れ来る心情の
    秀逸な描写力に圧倒される作品でもありました。

    ネタバレBOX

    冒頭のシーンからなにかがすれ違った感じがあって、
    その感覚が残ったまま、
    次のシーンが重ねられていく。

    そしてダンス、最初はただその動きに目を奪われているだけ・・・。

    一つずつの事象がそのまま物語として膨らんでいくわけではない。
    それは、パズルのように思えて・・・。

    でも、少しずつ世界が解け
    竜巻や刑務所、
    それぞれに広がっていくうちに、
    観る側も単純に物語を求めるというよりは
    それぞれのエピソードが紡がれていくというようり
    風景のように伝わってくる。

    冒頭の無関心さも
    その裏に現れてくるものも
    ダンスの軽さやポップさも
    竜巻も牢獄も病院も、
    そして創作という薬も・・・、
    ダンスにニュアンスが取り込まれ
    それらが感覚に置き換わって
    作り手の心風景のように観る側に広がっていくのです。
    物語の進展の中で
    心の移ろいの一つずつの感覚の表現へと変わっていく
    それらは、時に高揚し、あるいは抑制され
    制御をハズレ、時には暴れ出し・・・
    やがては心の風景から
    現実の時間へと至る・・・。

    役者たちの演技が圧倒的に磨きあげられていて
    その刹那の表現のテンションを支え
    観る側に伝わってくるものに曇りがない。
    笑いをとる部分にもぞくっとするような切れがあるし
    いくつものシーンに目を見開くようなミザンスが立ちあがって
    観る側を圧倒する。

    後半から終盤にかけて、
    妄想の縛めから解放されて日々の現実に逃げ込んでいく表現には
    強いグルーブ感がありました。
    妄想の世界から
    よく現実まで世界をつなげ流しきったと思う・・・

    そして最後のシーンで繰り返されるあのダンス・・・
    膝の揺らぎが生まれ、
    観る側が前のめりになる刹那光が落ちる。
    その瞬間、ダンスのニュアンスと
    舞台の妄想と現実の色がすっと重なって・・・、

    23日も観終わった時には
    その雰囲気に完全に捉われていたのですが
    大楽の役者たちの演技はその時と比べてもさらに
    さらに熱伝導率がよくなっているような印象があって
    その分観ていて高揚感も強かった。
    初日はB列だったので
    役者の表情に圧倒されたのですが
    大楽はH列で舞台全体の俯瞰のような印象で観ることができて
    それが重なりあってさらに惹きこまれ感が強くなったようにも思えて。

    多分作り手にしてみれば、
    心風景の緻密なスケッチだったのと思うのです。
    それらを色鮮やかに観る側に流し込む
    役者たちの技量、さらには照明や音響、舞台美術の秀逸もあって。
    舞台の力は、観る側にやってくると
    更なるふくらみへと変わっていく。
    観る側がコントロールしえないような踏み込み感が
    やってくる。

    終わってみれば単に軽重や色合いだけではない
    軽躁から軽鬱のあいだを行き来する中庸な想いの風景のスケッチを
    ぞくっとくるような解像度と
    POPさ、
    さらには洒脱さが生み出す更なる高揚とともに
    受け取ることができました。

  • 満足度★★★★★

    上質。
    こんなにも刺激的で、ワクワクする公演に出会えて
    とても充実でした。
    出来るだけたくさん観ていたい公演でした。

  • 満足度★★★★★

    観劇おさめ
    今まで観て来たクロムモリブデンの中で一番好きです!

    ネタバレBOX

    まだDevoの「What We Do」が頭の中で回っています。
  • 満足度★★★★★

     観劇
    アートワーク

  • 満足度★★★★★

    内容も
    良かったしパワーもあった舞台でした!
    やっぱこっちまで元気になると気分がいい!

  • 満足度★★★★★

    心に
    心に残る舞台でしたね~
    毎度毎度スキルが上がっていってるので、観ていて楽しいです。

  • 満足度★★★★★

    すごかった
    劇団初見。俳優たちのうごきと演出に見入ってしまう。すごい。もう一回観てみたい。言葉が入ってこないところはあるけどそれを超越。

  • 満足度★★★★★

    さすが
    さすがとしか言いようがない。やっぱり演出がかっこよかった。俳優もみんな魅力的だし、これは見ないと損だな。

  • 満足度★★★★★

    是非リピートしたい
    「災害」や「節電」、今、芝居の題材として扱ったら、どうしても近視眼的になってしまいがちな物件を使って、よくぞここまで普遍的な、悪意と祈りに満ちた作品にまで跳躍したもんだ、という感想。

    なんというか「生きている」ということに対しての距離感の絶妙さに、残酷な美しさがあった、というべきか。

    一回見て噛み砕けなかった部分をちゃんと味わい直すためにも、もう一回リピートしてみたいと思える。
    脚本、演出、役者、その他もろもろ。この値段で、このクオリティの高さはすごい。

  • 満足度★★★★★

    幸田尚子さんの魅力に酔いました
    この劇団は、他に類を見ない魅力に溢れていて、いつも、感嘆しつつ、家路につきます。

    青木さんの当パンのご挨拶文で、震災をモチーフにした芝居らしく、ちょっと、肩に力を入れて、身構えて見始めましたが、何だろう??

    粗筋とか、全く空気を伝えられるようにコメントするのは不可能ですが、脚本、演出、振り付け、演技と、何もかもが、大変絶妙な匙加減で、一体感があり、内容の説明し辛さとか、考えてる余裕もなく、クロムモリブデン色にどっぷり染まって、観てしまいました。

    たぶん、私の知る限り、どこにも似ていない、独自のカラー。
    もはや、私は、クロムの魔術に魅了され、やや中毒症状かも。

    ネタバレBOX

    この劇団の役者さんは、全員が、大変個性的で、尚且つ、別個の魅力に溢れた方ばかりで、いつも、目を見張ります。

    あの変なダンスも、すごく好き!

    一見、架空の世界の出来事のような描き方ですが、これぐらい、今の社会現象を忠実に再現した芝居もないのではと感じるくらい、胸の奥が、微かに痛んだり、共感したり、感情を揺さぶられる場面が随所にありました。

    誰もが魅力的で、嘘のない演技の中、特に、秀逸だったのが、どんちゃん役の幸田さん。
    レイプされて、神経を病んでいる女の子の心情を、デフォルメした演技にも関わらず、実にきっちりと、実在の人間の感情として、表現して下さいました。
    どんなに早口で喋っても、一言一句聞き漏らさないように、客席に伝えられる技術は大したものです。

    目撃者を自慢する、とかげさんの飄々とした演技、可憐で可愛い天使のような金沢さん、大人の女性の魅力を放つワレタさんと、ここの女優陣は、それぞれ、あまりにも魅力的で、客演の七味さんの存在感が霞む程でした。

    井上陽水の「傘がない」ではないけれど、被災した当事者でない者の、日常が、シュールな世界の中で、とてもリアルに描かれて、秀逸な作品でした。

    竜巻をただ単に、カメラマン根性で、撮影したいだけに見えたニジが、何故に竜巻を追いかけて、シャッターチャンスを狙っているのかの本音が語られた時は、胸がジーンとしました。

    神経を病み、でも必死に再生しようとする幸田さん演じるどんちゃんに、心から声援を送りたくなりました。
    竜巻が去って、忙しくなくなった後の、優しく事情聴取する巡査役の森下さんの表情の変化が秀逸でした。

    節電ガレキーズのパワフルな演奏シーンには、同性の私でも、メロメロになります。

    とにかく、曰く言いがたい、魅力に溢れた劇団。

    最後のシーンで、たくさんの一般生活者が、普通の生活をしている日常を切り取った光景が、同一人物が演じ分けているとは思えない程、誰も彼も、実在人物のように、立ち居振る舞いしていて、何という、底力に満ちた劇団かと、感嘆しました。
  • 満足度★★★★★

    最高のエンターテイメント!
    ひとりひとりが他の劇団なら主役をはれる役者だらけ。これだけ個性的で魅力的な役者を揃えた劇団は他にはない。柿喰う客の飛び道具、七味まゆ味でさえ、この劇団に加わると見事に調和してしまう。

    今回は、特にかっこいい音楽と、素敵な踊りまで加わり、クロム風の素敵なエンターテイメントショーに仕上がっている。

    上質な本物のエンターテイメントがここにある。

  • 満足度★★★★★

    初めての劇団
    初めて観劇する劇団でした。
    森下さんや久保さんはキャラメルボックスに客演したときに、
    拝見していたのですが、
    ホームグランドでの演技は初めて見ます。

    最初は何が起こったか分かりませんでした(^_^;)
    何だろうか、このパワーと理不尽さ。

    事件が起きても捜査をしない警察。
    ひき逃げしても認めない運転手。
    DVする男。
    監禁される女。
    電気ショックをする医者。
    etc.

    圧倒的なテンポとダンスと音楽に、
    一気に日常から非日常に飛ばされました。

    繰り返される理不尽。
    通じない常識の世界。
    これがある少女の夢と分かったところから世界が一変します。

    理不尽なような世界だったのが、
    実は「理」にかなっていた。
    ある法則でなりたっていた。
    その法則は、現実世界であった話。

    これは凄い。
    2回観たかった。
    たぶん、2回目で観ると最初から世界が凄く見えるだろう。

    こんな話を今にやるとは凄いと思いました。

    主人公が最後に立ち直った(これは夢か幻か願望の具現化なのか)?
    ラストの早着替えのシーンが圧巻でした。

    もうトルネード。
    節電されても世界にボーダーがあっても、
    それを壊していく、そして直していく、
    人は立ち直れる。

    そんな強い思いを感じた舞台でした。
    (σ・∀・)σ
    この顔文字が頭から離れない(笑)
    (σ・∀・)σσ・∀・)σσ・∀・)σσ・∀・)σσ・∀・)σ
    σ・∀・)σσ・∀・)σσ・∀・)σσ・∀・)σσ・∀・)σ


  • 満足度★★★★

    竜巻
    ほんと竜巻のごとくトンデモ語が進みます。リズム、スピード感がすごいです。クロムモリブデンを拝見するのは2回目ですが、役者さんの身体能力高いですね。

  • 満足度★★★★

    トルネードの後
    前回「裸の~」がよかったので観劇。パワフルな演出と演技は相変わらず。こういうダークなテイストの話はあんま好きじゃないから、もう一度観たいとは思わないけど。

    あと、開演20分押しは勘弁。

    ネタバレBOX

    序盤のひき逃げとかの話は、どんちゃん(寺田)の精神世界かななんて思ってたら、ホスピタルプリズンに服役中の天本(板倉チヒロ)の脚本という構成(正確にはバンド結成後のレイプシーンに入るまでが脚本かな)。中学生だったどんちゃんをレイプした天本が、どんちゃんを精神的に立ち直らせるために脚本を書くというのがホスピタルプリズンという施設ってのは面白い。ただ、雪村(森下)だったかが言った、人間は立ち直る!というセリフがどこか響かなかったのが残念。実際どんちゃんが立ち直る描写はなかったと思うし(ラストのスーツが立ち直りの象徴?)。

    震災をトルネードに置き換えて、そんな状況下での理不尽や暴力を描いたのかななんて印象。登場人物みなキャラがたってた。すごくフィクションな動きで視覚的にも楽しめる。

    目撃者の渡辺とかげのファッションと表情が魅力的。また、どんちゃんの友人のキリコ役・七味まゆ味も、舞台になじんでたようにみえた。特徴のある人物像をしっかりと描けてた。登場の際のしゃべりが若干聞き取りにくかったけど。どんちゃん役の寺田も鳥居みゆきみたいな表情が素敵。あと、レイプをああいうふうに描く演出は素晴らしい。

    「裸の~」のときのように、場面転換はダンスと音楽を交えスタリッシュでかっこいい。
  • 満足度★★★★

    頭の中グルグル
    妄想の世界と現実の世界を行ったり来たり。物語りもトルネードのようにグルグルまわる。頭の中をかき回されているようで、これが爽快。

  • 満足度★★★★

    今年最終
    七味さんも出てますので柿喰う客に影響を受けているようないないような。
    最終公演だったので小道具のオノとか売ってました。
    感想はブログに書いてしまったので(と言ってもたいしたこと書いてない)この辺で失礼します。

  • 満足度★★★★

    動きは好き
    なかみはおおよそ

  • 満足度★★★★

    記憶
    先の読めない楽しさがある。心に沈む被害の記憶が軸になっているが、決して重苦しい作品ではない。

このページのQRコードです。

拡大