雨の終わりかけに怒鳴りたて 公演情報 雨の終わりかけに怒鳴りたて」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.1
1-10件 / 10件中
  • 実演鑑賞

    冒頭がホラーでいい感じで始まったのに、
    展開を期待させておいて実はサギは詐欺。長かったですね。(個人の見解です)
    それと、会場寒かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ラストを観ると、結局....な話なのですが、
    実際はこんな感じなんだろうな〜という、
    用意周到な段取りも含めて、面白かったです!
    ただ、他の人も書いていますが、少し長かったのと、
    会場の寒さが気になりました

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    念の入った雰囲気やら小道具やらセットやらは
    動画などでは味わえない良さを醸していたが
    それにしてもの冷房の効き過ぎは
    喉やられましたーやりすぎですよー

    全体的な雰囲気は
    怪ーあやかしーみたいな感じで好ましかったが
    話が見えにくかった
    長丁場使いながらの見せ方は
    今一つだったなぁーと思えた2時間超えの作品

    珍しく紙アンケートに台+ミニペン付きでした

    ネタバレBOX

    ようはOPでの怪しい仮面売り?
    白い祓い屋さん二人が
    遊郭をハメテ金をせしめるというストーリーに
    仕込み以上の怪異が起きてて
    相乗効果あったねぇと話しておしまいって感じです

    遊郭の女将さんのキツイ演技とか
    リアルにアブラゲを食べ続けてたりと
    小道具や雰囲気作りは本当に頑張ってた
    客席横の階段一段毎に盛り塩置いてたりとねぇ

    OPの坊主?と本編での遊郭地まわりの
    ヤマさんが同じ衣装で同じ人でいいのかな?
    別だとしたら何か衣装等で変えて欲しかったなぁとか思えたデス
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    観劇を終えて,自分的には好みのストーリーだったと思うのですが,観劇中はこの物語はどうなるのか?何がメインなのか?全く見えずに,そのため物語にのめり込むことは出来ませんでした。多分,2度見したならば,細部まで観ることも出来,芝居にどっぷり憑かれたことでしょう。振り返ってみると良い物語で,良い芝居だったと思います。役者さんの演技も良かったと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    受付からお化け屋敷風のコンセプト。話はシュールな怪談モノ?。なかなかに楽しめましたが、ちょっとくどくて、多少意味不明で、尺が長いなー。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    壮大な詐欺のお話だったのかな?セットの作りや役者の皆さんの熱演はとても伝わりました。内容的には少しもう少しコンパクトに時間を短くしてもよかったかもです。結局詐欺師たちが承知していない現象は?とか、少しスッキリしないところが残りましたが、皆さんの熱意はとても伝わりましたよ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    舞台美術とおどろおどろしい雰囲気といった見た目は良かった。しかし、物語の構成が 有名なそして話題作となった邦画の組み合わせのようで、新鮮味が感じられなかったのが憾み。

    少しネタバレするが、物語の枠組みとラストの高笑いしながら金を渡すシーンは TV・映画の話題作、話の中心になる女郎屋の遊女と若侍の件は、某映画賞受賞(江戸・深川の岡場所が舞台)した 夫々の映画を組み合わせて紡いでいるといった印象だ。それを傀儡子といった妖しげな要素を取り入れて観せる。

    音響や照明といった舞台技術で観(魅)せている。また衣裳は勿論、舞台美術が時代や状況をうまく醸し出し、見た目の妖しさで物語の世界へ誘う。演出は巧く、また遊女----女の情念、人間の業を描き 掘り下げようとしているだけに、既視感ある脚本が惜しい。
    第35回池袋演劇祭参加作品(★評価は演劇祭授賞式後)。⇒★3つ
    (上演時間2時間30分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台美術は和風で、中央奥に段差のある障子扉、上手は床の間に掛け軸、そして主舞台になる女郎屋の和室ー箪笥・衣桁に派手な着物等、下手は別場所で赤い毛氈が。お面等の飾り物が怪しい雰囲気を漂わす。

    冒頭 怪しい呪術師風の人物による傀儡によって幻想(術)的な世界観へ誘なわれる。しかし ラストに明かされるのは、物語全体が 仕込み詐欺という偽(幻)の世界。これが話題作になった映画「コンフィデンスマンJP」シリーズの仕込詐欺のよう。そして物語の中心ー女郎屋の遊女と若侍の件は、映画「海が見ていた」(山路ふみ子新人女優賞 遠野凪子)のようだ。もっとも映画脚本の黒澤明は 山本周五郎の小説をいくつか参考にしているから、同じような設定になったのかも知れない。この全体の構成とメインシーンに既視感があり 新鮮味を欠いた。

    公演の魅力は、妖艶な雰囲気を醸し出す女郎屋、そこで働かされる遊女の色香。その対となるような怪しげな呪術師風の台詞「ひとつの理でございます」と傀儡の動作。その女優・男優の観(魅)せる演技が良い。また妖しげさを助長する舞台技術ーー照明は色彩だけではなく その明暗といった諧調、音響は雷鳴を轟かす不気味さーーによって ふわふわとした中に激しい情念を感じる。

    油揚げ、お面といった狐を思わせる場面があり、それが一層 怪しさを助長する。しかし、エレキテルや女将・遊女が金平糖・かりんとう を食べるなど 冗長に思えるシーンも少なくない。構成におけるシーンの意味と必要の有無について、が課題ではないだろうか。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度

    観劇初心者には難しかったです。場内が寒くて2時間32分は辛かった

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     中々念の入った舞台美術である。しっかり作り込まれ、色彩的にも美しい。照明はほぼ総てのシーンで昏め。注意しておきたいのは上手箪笥の上方に小さいが神棚が在ることである。また、尺が2時間32分と長いので気を付けること。途中休憩は無い。初日を拝見したが、もぎりも暗い。内容に合わせて気の利いたセッティングだ。総てが物語の内容にマッチするように組み立てられているわけだ。華4つ☆(追記2023.10.1)

    ネタバレBOX

     物語が展開するのは、或る廓である。時代設定は曖昧化されているが、概ね江戸末期。というのも登場人物の一人が、矢鱈“エレキテル”と言う言葉を用いこんな言葉が日本で用いられるのは江戸末期、平賀源内が1770年代に長崎で入手したエレキテルを修理して使えるようにしてからであろうから。(正確にはエレキテルという言葉がいつ頃から日本で使われたか調べていないから興味のある人は自分で調べたまえ)まあエレキテルという言葉の多用、これも怪異が登場するから当時としては実に驚くべきもの・こととして受け取られたであろう。時代を超えて続く怪異と矢張り同じように何も見えないのに物質を引きつける静電気を利用したエレキテルは民衆には怪異同様不思議で訳の分からない怪異と見えたに違いない。当然計算づくの遊びであろう。怪異はオープニングで、廓で起こる様々な揉め事や問題を解決してシノギを得ている地回りの山本とその子分に対し圧倒的な力量を見せることでその超能力が並々ならぬものであることを見せつけるシーンから本筋の物語が始まるが、この時狐の面を付けてちょっとギミックな所作で子分を痛い目に遭わせる超能力者の弟分の所作が暗黒舞踏にも少し似て実に効果的に用いられるのも良い。
     さて、物語は、この廓で最もしっかり者で賢く、裁縫や読み書きの才能もあるトキは、妹の麻衣子が高位の武士と恋に落ち剰えこの若侍から是非とも妻に、と言い寄られることに一方で複雑な念を感じながらも廓全体で応援してゆく流れに取り敢えずは協力する。然し相手は武士、それも位の高い、家格の高い家の息子であるから嫌が上にもハードルは高い。当然、数々の困難が押し寄せ。若侍は廓に来れなくなってしまう。これが原因で妹は気がふれた。その顛末を追いながら超能力者二人と納屋にあった廿楽から珍しく高価な菓子や矢張り豪勢な簪類を見付けた遊女たちやお上、廓の男衆にひょんなことから遊郭に雨宿りを頼んだエレキテルと名乗る男。寄って集って菓子を喰らい、高価な簪を自らの物にしようと荒らしまわる。そこへやって来たのは件の超能力者達。来る早々、雷を鎮めて力を見せつけた後、この乱行を皮切りに廓の秘密を暴いてゆく。若侍と麻衣子との恋も、トキの乱心や失踪とその結末も怪異が現れた訳も一つずつ明かしてゆくことで観客は自らの想像力と劇中に鏤められたヒントによって正解を得るが、ここで用いられた超能力を用いて実は或ることが行われていたことがラストで示され幕。
     やや冗長な部分はあるものの趣向は面白く、ギミックな所作も実に良い。

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