渋柿の行方 公演情報 渋柿の行方」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.7
1-14件 / 14件中
  • 長谷川有希子
    reset-Nの長谷川有希子が出ていました。

  • ヒンドゥー五千回の「現在」
    ノスタルジックでした。この作品だけちょっと異質な感じ。良し悪しではなく。
    早く次の作品が観たいです。

  • 何故、渋柿か?
    言わんとしている事はとても宜しいだと思うのです。ただ、作中においての渋柿の存在が希薄ではないかと。なんだか分かんないけどとりあえず出てきたので思い入れがイマイチ沸かず。沸かせたかったけれど。

    ネタバレBOX

    肝心の老夫婦の初登場場面で、名乗られるまでしばらく彼らがそうだと分からなかったです。役者の年齢的に無理があったと思います。主人公の親には実年齢的に違和感のない配役をしているのに、更にその親である祖父達を演じるのが若年俳優なのはどうかと。
  • どんどん書いてね
    一回ごとに、すごく成長してて、楽しみ。
    扇田君、批判を恐れずにどんどん書いて行ってください。
    メンバーもあちこちで活躍しているし、ちゃんと劇団に持ち帰っていますね。

  • 9月20日(木)S
    リアルな姿をしたアンリアルな風景。左脳的な右脳作品?

  • 満足度★★

    舞台装置がよかった
    舞台装置の作り方が面白かったです。
    沢山の障子を貼り合わせていて、なさそうなんだけどありそうな、
    雰囲気ある部屋を演出されていました。かきのたね、扇風機、風呂上りのTシャツ、汗スプレー等など、なつかしい気持ちをぐっと持ってこさせられました。
    照明もとても効果的だったと思います。なつかしい人が出てくる場面の色使いが絶品でした。

    ただ劇団として、家族ものをやるのにはちょっと無理があるかなぁと感じてしまい、中盤あたりまで物語に入っていけませんでした。
    家族同士(子供・両親・祖父母)のはずなのに、同じ歳の役者さんが会話しているように見えてしまうことがほとんどでした。あえてリアルさにこだわらない演出だったとしても、どうにも無理が多かったように感じます。
    絶対のリアリティをもってやりたかったのか、もしくはありえない空間の中でこの芝居を表現したかったのか、どちらにもとれてしまい、曖昧なまま終わってしまった印象です。

    けれど役者さんたちのキラリと光る個性が要所要所に感じられ、笑わせてもらいました。
    次はまた違ったテイストのお芝居を見たいと思います。

  • 満足度★★★

    んんん
    ヒンドゥー初見。これがヒンドゥー。想像の域を決して越えさせない、多くを語らない空気の運び。あと、無理に年齢にみせなくてもいいんだ、という感じがありました。セットはおもしろかったです。なんか、実は広い、古い家屋なんだなーと、チラシとのリンクが良かったです。成川さんにドキっとしたのは、距離が近いからなのか、甘い雰囲気だからなのか。

  • 満足度★★★

    家族の風景

    アットホームな劇かな?と思いきや、そーでもないっ!

    主人公は妙子(長谷川有希子)の祖父・祖母といっても過言ではない。

    その位、インパクトがあった。。


    以下、ネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    孝介(宮沢大地)の両親が田舎から出てくることになった。
    しかし、孝介はこの両親が苦手だ。
    祖父の孝(藤原大輔)と祖母の光子(西田夏奈子)は、その行動がハンパないのだ。

    孝介と孝太郎(孝介の弟・谷村聡一)が学生の頃、近所の不良にボコボコに殴られて帰って来た日、孝と光子はその殴った子の一軒一軒を探し出し、殴り返してきたり、と・・子供にとってこの両親こそが迷惑な存在だった記憶がある。


    しかし、孝介の妻、幸枝(原扶貴子)は「いいじゃないの。」と気持ちよく両親を受け入れる。。

    どこにでも居そうな大らかな妻、幸枝が家族の絶妙なバランスを保っている。

    上手く出来た作品!


    妙子は実は孝介と違ってこの祖父・孝と祖母・光子が大好きで一緒に出かけたり行動を共にしたがる。。

    この家には風呂を借りに来るマサミチや妙子の親友・友美、教師の大久保など色んなキャラが勝手に上がりこんで大家族の装いになっている。。

    確かに昔はこんな大らかな家族の風景があちこちにあったのではないか。。

    プライバシーなんて皆無だよな・・。


    その中で笑いありドタバタあり、そしてちょっぴりスパイスも効いた物悲しさもあり~の、の展開になっていく訳だが、こういったホームドラマ的な芝居にはハズレはない。

    どんだけ喜劇を含ませ、どんだけアットホーム的に、どんだけニンゲンらしい描写を入れるか・・・だろう。。



    タイトル通り、ここでは孝と光子がそれぞれの登場人物に渋柿を渡すのだが、肝心の妙子が貰えない。

    妙子は渋柿が欲しくて堪らないが言葉で言えない。。




    そして・・最後に妙子に渋柿を渡すのだが、その渡し方がまた、奇抜なのだ。。




    という訳で、主宰の 扇田 拓也 に、

    「袋の中には手榴弾が入ってる!と孝と光子が言っていたが、何故、その袋には柿が入ってたのか?」と聞きました。。


    したら・・柿の渡し方に工夫を凝らしたかったらしい。。







    そっか・・・ワタクシだったら、渡さず皮剥いて喰ってましてん☆(^0^)




    まあ、人の感性は色々ですなーーー!!(苦笑)
  • 早期観劇割引最終日に観劇。
    2000円。様々なチケット料金割引設定が楽しく。個人的な意見ですが、今回座席はセンターではなく下手寄りの席が観やすくオススメです。

  • 満足度

    方向性を揃えて提示してほしい。
    ちゃんとしたプロットを組んだ上で、最初から最後までの話の持って行き方、それぞれのキャラの在り方に統一感がほしい。105分。

    ネタバレBOX

    細かいことをいろいろ言います。

    まず基本設定。娘が高校2年生というのだけははっきりしているけど、では父母、祖父母、叔父の年齢設定は何歳なのか?祖父が大戦時に政治家にかわいがられるぐらいの軍人だったとすると父母や叔父の年齢って?三世代の家族構成があまりに不自然。
    舞台は杉並区和泉の旧家の家屋。その10畳の居間だけど、なぜ電話が黒電話で古い扇風機で呼び鈴までブザー?導入時は時代設定が昭和40年代とか思ったけど、デジカメは出てくるわ、ウエストポーチはでてくるわ、回転寿司はあるわとどうやら現代らしいし。ここら辺の違和感は最後まで物語に入り込む障壁に感じました。


    そして演技。普通に祖母に向き合おうしとしている家族の普通の在り方、学生服姿で田舎から出てくた突拍子もない祖父母、ヤクザまがいの叔父、変態やストーカー的態度の教師、隣人、同級生の飛び道具さ加減、空想的シーンで柿を育てる兄弟のような二人、それぞれの演技がみんなてんで違う方向なので、ひとつの舞台に乗っけると、ゴチャゴチャしすぎて食傷気味。この舞台上で何をしたいのかが全然見えてきませんでした。


    で、ストーリー。柿にまつわる思いや繋がりを見せたいのか、祖父母の生きざまを語りたいのか、娘の祖父母に対する気持ちを伝えたいのか焦点がボヤけ過ぎて何が一番言いたいのかサッパリ。かき回すだけかき回す家族以外の存在は出しっぱなしで収拾すらつけていないし。余計な部分はそぎ落としてでももっと話の中心部分を大事に描いた方がよいと思いました。


    役者さん達は結構達者な面々が揃っているように見えただけに余計にその使い方にもったいなさを感じました。
  • 要素だけの稀薄さ
    面白い要素が幾つもあって。
    贅沢と言えば贅沢な突っ込み所満載なキャラばかりが登場。
    しかしだからこそ、あまりにまとまらない印象だけが残ったような気がした。
    いっそ幾つかの話に分けてはどうかと思うほど。
    普遍的な人の思いの「行方」を吟味し定めて観せてもらえたらと残念。

    ネタバレBOX

    登場人物年齢にそぐわないのは団体として仕方ないのかもしれない。
    その点非常に皆さん演技は巧いのだが、設定に無理が生じるようなら客演を増やすのも潔さだと思った。
  • 満足度★★★

    どこに座っていいのか悩んでしまったけど・・・
    まず劇場に入った瞬間、どこに座ったらいいのか悩んでしまうような、舞台設定でした。

    座る席によって、もしかしたら観え方が異なるかも・・・

    不器用というよりは、ちと不条理なお話・・・楽しく観れたけど、ばら撒いた付箋が全て収集されていなかったのはちと残念だったな・・・

  • 満足度★★★

    良い所イイ!!
    装置は抜群に良かった。自分好みでした。
    役者さん達も安定感のある演技なので安心して観てられました。
    けど、台本が収束せずに投げっぱなしなので、好きな人は好きなのだろうけど自分は置いてきぼりをくらった感じだったので残念でした。
    不器用な人間たちの未来が知りたいです。

  • 満足度★★★★

    満喫できました
    人間に対して独特な愛情をもったお芝居を満喫できました。
    ただ、少し気になったことは、お芝居の進行につれて拡がる人間模様が収束する仕掛けが、不条理にも置き去りになっている部分があることです。
    これも、それなりに「味」があるのですが、私としては”はっきり”とした意図を感じる仕掛けが用意されている方が好みです。
    古き良き時代(?)を彷彿とする温かい雰囲気も底流に感じ、それに比して鋭い仕掛けともクロスオーバーして、満足できました。
    原扶貴子さんの『間』に魅せられました。(『魔』かも)

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