渋柿の行方 公演情報 ヒンドゥー五千回「渋柿の行方」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度

    方向性を揃えて提示してほしい。
    ちゃんとしたプロットを組んだ上で、最初から最後までの話の持って行き方、それぞれのキャラの在り方に統一感がほしい。105分。

    ネタバレBOX

    細かいことをいろいろ言います。

    まず基本設定。娘が高校2年生というのだけははっきりしているけど、では父母、祖父母、叔父の年齢設定は何歳なのか?祖父が大戦時に政治家にかわいがられるぐらいの軍人だったとすると父母や叔父の年齢って?三世代の家族構成があまりに不自然。
    舞台は杉並区和泉の旧家の家屋。その10畳の居間だけど、なぜ電話が黒電話で古い扇風機で呼び鈴までブザー?導入時は時代設定が昭和40年代とか思ったけど、デジカメは出てくるわ、ウエストポーチはでてくるわ、回転寿司はあるわとどうやら現代らしいし。ここら辺の違和感は最後まで物語に入り込む障壁に感じました。


    そして演技。普通に祖母に向き合おうしとしている家族の普通の在り方、学生服姿で田舎から出てくた突拍子もない祖父母、ヤクザまがいの叔父、変態やストーカー的態度の教師、隣人、同級生の飛び道具さ加減、空想的シーンで柿を育てる兄弟のような二人、それぞれの演技がみんなてんで違う方向なので、ひとつの舞台に乗っけると、ゴチャゴチャしすぎて食傷気味。この舞台上で何をしたいのかが全然見えてきませんでした。


    で、ストーリー。柿にまつわる思いや繋がりを見せたいのか、祖父母の生きざまを語りたいのか、娘の祖父母に対する気持ちを伝えたいのか焦点がボヤけ過ぎて何が一番言いたいのかサッパリ。かき回すだけかき回す家族以外の存在は出しっぱなしで収拾すらつけていないし。余計な部分はそぎ落としてでももっと話の中心部分を大事に描いた方がよいと思いました。


    役者さん達は結構達者な面々が揃っているように見えただけに余計にその使い方にもったいなさを感じました。

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    2007/09/18 14:31

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