あなたと住むなら ~東京タワー編・スカイツリー編~ 二本連続公演 公演情報 あなたと住むなら ~東京タワー編・スカイツリー編~ 二本連続公演」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★

    時代を越えた出会い
    東京タワー編はコメディー色があまりなく、いつものいっぷく堂とは違うなと思っていましたが、ラストではホロッとさせられました。
    ただ、中盤にもう少しエピソードがあってもよかったかな。
    スカイツリー編は、東京タワー編とうって変わって、コメディー色もあり、いつものいっぷく堂でした。なかなかに笑わせてもらいました。
    で、ただ笑わせるだけではなく、さりげなく時代を越えた思い(出会い)も描いており、これはやられました。面白かったです。

  • 満足度★★★

    悪くはないけど・・・・
    全体的に悪くはないけど、見終わった後に何だか物足りない感じがしていつまでもすっきりしない、何故だか自分でも分からず感想を投稿できずにいたけど、みんなの感想を見ながら何かがはっきりするかも・・・と参考に見てみたけどやっぱり何かが足りない。何だろう・・・・いまだ解明できずにいる。

  • 満足度★★★★

    テイストの違う作品でしたが
    両方バランスよく楽しめました。前半にシリアスなものを持ってくる構成がよかったです。

    一作目は途中途中でほろほろ涙しました。なんというか、怒りのようなやるせなさのような、このこぶしで目の前のものを殴ってやりたい…という感情、これを見ていながら体感しました。ストーリーもすごくよかったです。ただ、もう少し一人ひとりの情景を表現してもよかったのではないかとも感じました。オムニバスだったのでしょうがなかったのかもしれませんが、もう少しじっくり時間をかけてもよい作品だったように感じます。

    二作目は笑いました。くどいキャラクターが多く登場していたのですが、彼らがすべることなくそのキャラクターで笑いを取っている。もっといえば、登場人物全てがうまく絡み合っていて、笑いどころを取りこぼすことなく拾っていたので、脚本、演出ともにうまかったのだなぁと感じました。


    この二作品が絡みあっているのがよかったです。ただ、最初から最後までずっとひきこまれ続けるという感じが足りなかったので、そこは次回に期待します。

  • 満足度★★★

    1公演で2つの物語!!
    これだけでも、とても贅沢だし、価格を考えれば劇団のサービス精神に大いに乾杯したい!!
    他のレビューの皆さんが言うとおり、前半(東京タワー編)と後半(スカイツリー編)で全くテイストが違った。劇団初見であったが、後半の方がなんとなく劇団のカラーなのかな、と思った。
    東京タワー編とスカイツリー編が最後には、1本の物語となり、なかなか楽しめた。あとはネタバレで。

    ネタバレBOX

    東京タワー編は、東京五輪前の道路整備のために立ち退きを迫られる町民を描いた作品。主人公の夫婦の旦那さんが、水俣病で亡くなってしまう。
    そういった話。
    スカイツリー編は、若夫婦が家を購入する件を描いた作品で、さまざまな問題が見え隠れする、笑えるコメディ。
    スカイツリー編で若夫婦が購入しようとした家は、実は東京タワー編で水俣病でなくなった旦那さん夫婦がかつて住んでいた家であったという話。
    なかなか楽しめた作品であった。
  • 満足度★★★

    2つのテイスト楽しめました
    前半は高度成長期の立ち退きを題材にしたシリアスな社会派ドラマ。後半は大凶物件を買ってしまったことからおこるシチュエーションコメディ。テイストは全く違いますが、「家」を通じて時間を超えて繋がっています。どちらも楽しめました。

  • 満足度★★★

    後半がよかっただけに
    前半が残念。硬派すぎて家庭よりも社会が目立ってしまった。メッセージは理解するが演劇ならではの提示のしかたをしてほしかった。うってかわって後半はシットコム的な楽しさと、人情のしっとり感があり傑作。

  • 満足度★★★★★

    良かった!
    一言で言うと・・観に行って良かった!
    とても面白く、そして感動もしました。
    時間が経つのが、あっと言う間でした。
    特に スカイツリー編 が面白く役者さんも生き生きとしていて輝いて見えました。
    本当に楽しい時間をありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    前半のレトロな時代のレトロな話は布石と感じるほど、
    後半の話のほうが盛り上がりとかも真骨頂で面白かった。

    ネタバレBOX

    タワーの鉄筋を思わせる障子のサンのような構造体のある舞台セットに、
    照明での効果で部屋の区画に四角く光当てたり、
    ブラインド越しのような光での近代感出したりと照明が秀逸でした。
    気になったのが「3丁目の夕日」の時代に、
    今風の3つボタンのスーツは違和感出まくっていました・・・・。
    女性は髪形とかは工夫されていたようですが、
    も少し、その時代らしさをアピールする配慮が必要では?と感じた。
    熱い住民に嫌味で高圧的な会社上司!
    元後輩の上司さんの敵役加減が見事にはまっていてGoodでした。

    で、後半へ続く10分ほどの休憩ですが。
    観客席照明明るくするだけでなく、きちんと何分の休憩時間が入りますと。
    アナウンス入れるべきです!

    スカイツリー編はユニークな登場人物たちが繰り広げるライトコメディー。
    見事な照明やら出入りやら、芝居・台詞の応酬で楽しかったー。
    ほんとに繰り返すけど前半は後半のための布石でしかなかったのでは?
    と思うほどの舞台でした。
    家相師さんの怪しさもハマってましたね。
    (説明では風水師でしたが・・・・・)
    大工(でえくと呼びたくなる)の親方と師弟コンビの、
    日々豚を彫る話も笑えました。
    あぁ勘違い・あぁすれ違いが本当によく出来ていました。
    ほぼ満席の客の中、白髪の方々も多いように見受けられましたが、
    受けていましたね全年齢に!楽しかったです。
  • 満足度★★★★★

    これはすごい!
    シチュエーションコメディに定評があった劇団ですが、
    今回は、前篇、後篇に分かれて、ちょっといつもと趣向の違った面白い試みの企画の公演でした。
    役者の息が合っていて、かなり見応えありました。
    見終わった後、見たことのないお芝居をみたという興奮と満足感あり!!
    観に行ってよかったです。

    ネタバレBOX

    前篇、後篇ともに1時間ごとのお芝居でしたが、内容からして、物語がつながったものなんだろうということは予想していました。
    シリアスな内容の前篇は、演出もテンポよく、役者も真摯かつ、誠意のあるお芝居をしていて、集中できました。
    とくに、主役の夫婦が非常に好演で、大人のお芝居を、抽象的な空間を使って演じていて、まわりの役者の集団演技も上手に組み込まれていて、思わず演出にうなりました。
    後篇はガラッと変わって、いっぷく堂お得意の勘違いが絡むコメディから物語が進みますが、やはりテンポのいい演出で、前半の物語の余韻をいい意味で消し去り、大いに笑わせてもらいました。
    見終わった後、こういうお芝居は見たことないというここちいい興奮に酔わせてもらいました。演出がうまく生きた、いいお芝居でした。
    テンポがいいと、ついテンションに走りがちのところを、全員が大人のお芝居をしていて、老若男女が楽しめる公演だったと思います。
  • 満足度★★★

    前半△ 後半◎
    1本目はハートフルヒューマンドラマ。
    この類の芝居は新境地ということで役者も演出も慣れてないのか。
    どうにも違和感がある。
    やたらめったら声はでかいのに、身体は全然動いてない。
    顔だけで芝居してるような印象。
    全然感情移入できない。
    展開もべたべたで何も新鮮味がない。
    あーはずれかーと思ってしまった。

    が、2本目はいっぷく堂が得意とするコメディ。
    こちらは見事だった。
    役者のテンションも高くメリハリもきいて、誤解が誤解を呼ぶ脚本の構成も面白い。
    1本目との繋がりが判明するシーンでは感動さえ覚えた。

    当然カーテンコールでは役者が礼をする前に拍手がわく。
    二本目の見事さゆえ。
    それだけに1本目は残念だった。

    別に1本目に出てる役者さんが悪いわけではないんだけどね。
    コメディ慣れしてるんだよねきっと。
    無理に違うとこに手を出さずとも今後もコメディでいくべきじゃないだろうか。

    ネタバレBOX

    ネタばれというか、制作さんにどうしても言っておきたいことがふたつ。

    1つめ。
    急な観劇日変更に対応していただきありがとうございました。

    2つめ。
    これテアトルBONBONの座席が狭いせいかもしれないけれど、座席に行くまでの道がないも同然で酷いです。
    真ん中は通路が空いているものの、その通路に至る道がなく。
    普通は一番前とか人通れるくらいの広さありますよね?

    例えば上手側の席に行くのに下手側入口からずーっと「すいませんすいません」言いながら人の足を避けつつ踏みつつ行かなきゃいけない。

    これ絶対なんとかするべきです。
    はっきり言ってしょっちゅう前を通られ、早めに来たお客さんは迷惑そうでした。(私は最後列にいたためあまり被害はありませんでしたが)
    満員かつ指定席で難しいのはわかるけど、客の動線は確保しておくべき。
    5分の休憩を挟まれたって、また人の足を踏んでトイレに行こうとか思えないですよ。
  • 初劇団
    ネタバレまでいきませんが

    ネタバレBOX

    設定も話もおもしろかったし
    役者さんもいろんなキャラクターがいて
    抽象的な装置もおもしろかった
    だけに
    個人的には、衣裳がちょっともったいなかったかなあ
  • 今日も不調
    なぜかノリきれませんでした。ですので以下は駄文です。

    ネタバレBOX

    工事現場の足場のようでもある舞台。高度成長期である昭和30年代と現在とをうまくつなげた作品だと思います。席に着くと昭和を代表する歌が流れています...青い山脈...他。と出だしはよかったのですが、道路建設にともなう地上げということが明らかになってから今日はずっとノリきれませんでした。経済成長の裏側にある「犠牲」は、現在も、国内だけではなく発展途上国にもあります。黒澤明「生きる」は昭和27年公開。最近、芝居の中でよく「ゴンドラの唄」が歌われるのですが、昭和30年、それは目と鼻の先のことです。でも、舞台で描かれている昭和に「らしさ」がないように思います。まるで「噂の東京マガジン」をみているよう。本作、水俣病のことがほんの少し語られますが、史実(それも悲しい史実)を取り上げるのであればもっとやりようがあるのではないかと思いながら、ここが私にとってNGな部分なんだろうなとも思いました(中途半端な言及ならやめてもらいたい)。5分間の休憩があり、スカイツリー編。ここはまた別の意味で気を持たせるので、さらにダメでした。もったいぶった「真相」が、実は東京タワー編とつながる部分だということにポイントをおくのであればもうすこしヒントを散りばめておかないと...。役者さんの演技はよかったと思うので、お話が私にはダメだったということです。

  • 満足度★★★★

    なるほど!
    全然予想以上に楽しませて頂きました!ありがとうございます><


    抽象的な舞台セットを上手く使い、シーン・場所が本当に綺麗にまとめられててとても見やすかったです!!



    キャラクターもちゃんとその時代時代のことを考えられてできているし、演出も音響もはっきりと平成と昭和との違いがあってすごく好印象でした。




    役者さんもものすごい個性があるのに、決して全体を壊さず個々がちゃんと強く生きていて。






    お話も思わずうるっとするところがあり、本当に素敵な時間ありがとうございました。





    今後の活躍がなかなか気になる団体様だと思います。





    私のブログの方にも感想を載せていただきました。

    http://ameblo.jp/sennnennnosakura/

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