あなたと住むなら ~東京タワー編・スカイツリー編~ 二本連続公演 公演情報 劇屋いっぷく堂「あなたと住むなら ~東京タワー編・スカイツリー編~ 二本連続公演」の観てきた!クチコミとコメント

  • 今日も不調
    なぜかノリきれませんでした。ですので以下は駄文です。

    ネタバレBOX

    工事現場の足場のようでもある舞台。高度成長期である昭和30年代と現在とをうまくつなげた作品だと思います。席に着くと昭和を代表する歌が流れています...青い山脈...他。と出だしはよかったのですが、道路建設にともなう地上げということが明らかになってから今日はずっとノリきれませんでした。経済成長の裏側にある「犠牲」は、現在も、国内だけではなく発展途上国にもあります。黒澤明「生きる」は昭和27年公開。最近、芝居の中でよく「ゴンドラの唄」が歌われるのですが、昭和30年、それは目と鼻の先のことです。でも、舞台で描かれている昭和に「らしさ」がないように思います。まるで「噂の東京マガジン」をみているよう。本作、水俣病のことがほんの少し語られますが、史実(それも悲しい史実)を取り上げるのであればもっとやりようがあるのではないかと思いながら、ここが私にとってNGな部分なんだろうなとも思いました(中途半端な言及ならやめてもらいたい)。5分間の休憩があり、スカイツリー編。ここはまた別の意味で気を持たせるので、さらにダメでした。もったいぶった「真相」が、実は東京タワー編とつながる部分だということにポイントをおくのであればもうすこしヒントを散りばめておかないと...。役者さんの演技はよかったと思うので、お話が私にはダメだったということです。

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    2011/06/02 01:44

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  • コメントありがとうございます。偶然ですが「セピア色の昭和」本間千枝子著というエッセイを読んでいるところです。忘れかけている「昭和」を女性らしい感覚でたぐり寄せています。お芝居、映画や小説とは違い情景を描くのがなかなか難しいんだなあと思いました(お客さんに依存するところが大きいから?)。「もはや戦後ではない」…昭和31年経済白書。明治〜大正、関東大震災、広島・長崎への原爆投下、終戦、経済復興(光と影)、阪神淡路大震災、そして東日本大震災。それぞれに語られなければならないものがまだまだあると思います。最後に、スカイツリー編、お客さんいっぱい笑っていらっしゃいました。

    2011/06/02 08:18

    ご来場、ありがとうございます。
    率直なご感想、ありがとうございました。
    ぜひ、今後の活動へ向けての参考とさせていただきます。
    機会がございましたら、またぜひご観劇ください。
    よろしくお願いいたします。

    2011/06/02 03:37

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