満足度★★★
タイムリー。
ブームにのってる感のあるちょっと軽いノリのあおり文句にどうかと思いましたが、
マスコミに対しての皮肉がきいていて、構成もしっかりしていました。
ただ、好き嫌いははっきり分かれるかと。
でも万人に媚びないそういう姿勢は好感が持てました。
満足度★★★
ドキュメンタリー要素が強い?
芝居というよりか、大臣の辞任に至る経緯を描いたドキュメンタリー要素が強かったかな。
悪くは無かったですが、ラストになにかチャリTらしさがあってもよかったかな。
満足度★★★★★
ニヤリ
政治家のちょっともらした発言に対して、大騒ぎするマスコミに対する皮肉がこっもていて笑えた。
マスコミはもっと真実の自分の手を汚し、汗をかいて記事をとって欲しい。
作風は違うがザ・ニュースペーパーのコントの面白さを、思い出させてくれた
満足度★★★★
いいぞー
見事な検証劇。真実は分からないけど、このストーリー実に自然な流れで納得させてくれる。エンターテイメントとしてもすごく面白い。これからもこんな告発的企画ドシドシやって欲しい。
満足度★★★★
「ほら、放射能」
鉢呂元大臣の「死の町」発言と「放射能つけちゃうぞ」発言を探偵らがユーモアと皮肉たっぷりに検証するスタイル。
興味を惹く話題をコンパクト&シンプルに観客へ訴える良舞台。
満足度★★★★
コメディ×時事ネタ
「死の町」と発言した鉢呂大臣が解任までの流れを時系列に解明する演劇だった。コメディと真面目さを併せ持つ興味深い舞台だった。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
最後に笑うのは誰か
「3・11」以降、テレビや新聞しか見て無い人と、自分で情報を精査する人との較差はあまりに大きい。政治とメディアの癒着、本当の事は知ろうとしないと知れない。とても大事な事について「死の町」は警鐘を鳴らしている。そして、こうした問題は演劇だからこそ効果的に伝えられるのだと思った。今、演るべき、見るべき演劇だなと思った。あっという間の、1時間。
満足度★★★★★
無題227
受付の5分ほど前に5階へ上がるが、狭い…5人でいっぱい、会場のドアを開けるのもひと苦労。先に受付(チケットは整理番号付)、中に入ると左側に椅子席2列(奥は3列かな?)、右、柱を挟んで椅子が7脚。<作品内容>そのまま、時間にして1時間。著名人(名うての探偵ばかりがこの時のために集結)が真相を暴く…ことになっている。報道されたもの(「死の町」発言)、その経緯を検証し、真実を明らかにする。これを報道(再現ドラマ)というカタチに倣って観客に問う。って、いたるところで笑ってしまう。あちこちに仕掛けられたツボにハマる。記憶はアナログ、固定するまでにデータはある面劣化、簡略化され、繋ぎ直され、他の記憶と溶け合い、刺激がなければ深く沈み層の底辺でだんだんと薄れてゆくのだろう。とても面白かった。20:57終演
満足度★★★★★
非常に演劇的
文字にすると、鋭くなったり、微妙なニュアンスが伝わらないことも、
役者の口を通して伝えると、
柔らかくなったり、伝わったり(なんとなくだけど)する。
テレビや新聞なら、まずはスポンサーのかたがたの意向をくみ取らなければならないことも、
広場みたいな舞台のうえでなら、
素直に感じたありのままを、目の前の人たちに伝えようとすることができる。
ポレシュを見るまでもなく、現代の日本というか世界では
ただばくぜんと「グローバリズム」とかと呼ばれたりする
目に見えない悪魔みたいな空気が荒れ狂っていて、
ただ、それはメディアを通しては株価の動きのようなデジタルな信号でしか伝わってこず、
そういった信号さえ、たとえば聖路加の人たち(もう引っ越しましたけど・・)によって
欲望を煽る脈動として・・億を超える資産に辿り着くための細い蜘蛛の糸として
神格化され・・
さらには信号の動きに0.1秒先んじてマウスをクリックすることが巨万の富を得る鍵のように吹聴され、励行される奇怪な世界・・。
考えてみれば
この荒れ狂う波の中、
小舟のようにたゆたうひとりひとりがすがりつく最後の場所は、
日本の(顔の見えない)ツイッターやネットゲームなどではなく、
今夜のような小さな劇場(あるいは教室)であって、
集まったお互いの正気を、笑いながら確かめ合う最後の砦なのではないかとさえ思えます。
マスコミが、まるで電気信号のように
何も咀嚼せずに食べた情報を元にヒステリックに明滅し続けるとき・・
果たして正気の人たちはそれらをどう受け止める(あるいはスルーする)べきなのか?
今夜の会(あえて舞台とは言わないです)は
そのことを指し示しているように思われました。
・・・別に劇場の中で政治に対して十分に演劇的なカリカチュアが遂行されるなら、
実際の政治の舞台の上でまで同様な乱痴気騒ぎが行われることを
誰も望みはしないだろうにな、と、思ったりしつつ。
満足度★★★★★
観るべき芝居だ!
これほどまでに時事問題をストレートに追求していく劇団は今の処は全くと言っていいほど見当たらない。若手劇団のポツードール、チェルフィッチュ、五反田団、マームとジプシー・・・などの表現方法とはあまりにも相反しているので若者受けはしない劇団かもしれないが、完璧な戯曲とその戯曲をあえて崩していく演出方は、作・演出の位置にいるから出来るから技と言ってもいいだろう。確かに戯曲も大事だが、その内容を如何に、確実に、見せる方法が一番難しいのだが、簡単にやってしまうこの演出家は凄い。そして観ている観客は満足してしまう。今作は本当に大満足だ!