さくらノート 公演情報 さくらノート」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    キレイなお話
    桜に誓った20年後の再会・・・ベタな物語ではずれのないストーリー展開。

    もう一押しのhumorousがあると記憶から埋もれない感動作品になると思うのだが、良い作品なんですけどね。

    ネタバレBOX

    靴を脱いでの観劇でしたよ。 
  • 満足度★★★★

    なかなかに良い話でした
    女性主体の「女4人友情物語」のようで、
    脇の男性陣が上手にポイント抑えたスパイス役を果たしていました。
    伏線や、劇場のつくりを生かした舞台セット。
    出入り口まで利用したり、
    舞台セットの2階部分まで使い込んだ工夫は見事でした。
    謎解きサスペンス調な所もありましたが、
    韓国ドラマっぽくされていて、コメディ色も入り楽しめました。

    ネタバレBOX

    普段暗い時にしか行った事無かったんですが、会場面白い建物ですねー。
    ただ開演30分前でも地下階段がチェーンで仕切られ、
    初めて来るらしき方々が、結構付近うろついていました。
    せめて人を配置するなり。
    入り口はコッチですよー、と張り紙や立て看板などで、
    人の誘導を明示する必要はあったのでは?と思いました。
    怪しげな外人さん(ダン)役の田中さんと、
    郵便局員+α演じられた吉成さんの、マイペースな演技が受けました。
    ノート1冊で全てがわかるなど、
    ハルちゃんの行動とテンションや。
    画家の父の態度や行動など、やや「あれっ?」と思う所もありましたが、
    (物語優先で性格などの描写が少なかったからかな?)
    ですが、ラストの後日談や桜のシーンは心象良く残りました。
    コメディ要素も適度に散らしてあり楽しかった。
  • 満足度★★★★

    いい芝居でした
    母親の秘密を知ろうと、母親の旧友達を訪ねる娘。現在と過去が交錯して、なんとも素敵な雰囲気の芝居でした。ちょっとしたミステリーの要素もあって、話に引き込まれます。客席にまで張り出した舞台の使い方が印象的。

  • 満足度★★★★★

    満足!
    お芝居を観てこんなに泣いたのは初めて。
    役者さんの表情や台詞でどんどん持っていかれてしまう。

    同世代の女子としては母と娘の関係や、45歳の現在こんな人生になるはずじゃなかったんだよなぁ・・・などなどかなり自分の想いとリンクしました。

    さくらノートが今も「ゆうパック」で交換されているんじゃないかしら?と勝手に想像して暖かい気持ちになる。

    木の風合いのセットが良かった。
    二階が別シーンになってるのがなるほど!と思い、アトリエの創りも工夫があって良かった。

    欲を言えばもっと笑えるシーンがあっても良かったかな?

    でも見終えた後は満足感がありました。
    阿南さんの顔の表情を見ているだけで何度もぐっときました。

    またぜひ再演してほしい。



  • 満足度★★★

    がんばろっ!
    しっかりと舞台セットが造られていた。ザムザという小屋と非常にマッチしていた。(というか話に合う小屋を選んだのだろうけど)

    ラストの郵便配達員のセリフに力をもらった感じ。あと、中脇樹人と阿南敦子の終盤のやりとりにはあたたかい気持ちになった。
    リアリティのある話の中、複雑な役柄である主役の田口寛子や、阿南敦子、児玉磨利、中脇樹人の演技が光っていた。
    ついでにいうと、序盤の児玉磨利のアドリブ?(うどん)には思わずふいてしまった。

    舞台手前の屋外の場面は、前方の客でないとかなり見にくく、一工夫欲しかった。

    ネタバレBOX

    学生時代からの親友である女性4人とその内の一人、白石夕子(建みさと)の子である白石香奈(田口寛子)がメインのドラマ。

    自殺未遂をしたものの、ひとりで子を生み育てようと前向きに生きた夕子の死を境に、親友である恵美子(阿南)、千里(たにぐち)、澄子(中川)の3名や結婚出産に幸せをみていない香奈は、前向きに人生を歩み出す。作中の言葉にあった「1から始める」という再生の物語。

    夕子のノートに記した香奈への愛情にはグッとするものがあった。私はまだ未婚ですが。
  • 満足度★★★

    桜の樹の下で
    学生時代の友人達が綴るノート。嘘と判る嘘もノートの中では事実として一人歩きするかも。優しさ溢れるストレートな展開も好きだし(歳と共に)楽しめた公演でした。
    建みさとさんがお母さん役かあ。三井リハウスの7代目から何年経ったんだろう。

  • 満足度★★★★★

    わたしはしあわせだよ、ありがと
    3回目の阿佐ヶ谷です。いつものように商店街をぐるっと歩きます。お芝居をみに行った先々でパン屋さんがあれば、おいしそうなのを買うのです。少し待って開場です。ザムザでは「月蝕歌劇団」「虚飾集団廻天百眼」をみているので劇場入口に掲示されているポスター(大判のさくらノート)をみるとその違いに不思議なかんじがします。時間になりました。急な石段をおりてなにやら「蔵」のなかに連れて行かれるような雰囲気。靴を脱ぐように言われ、指定席へ。舞台にはアトリエ、和室、玄関。手前は庭でしょうか、右半分に緑色の敷物..これは草の絨毯ですね。丘の上からお芝居をみるような気分。イス席ではないのがいいですね。ザムザの「木」の柱の上には桜が咲いています。ところどころに小さな花も。縁の下の柱にも花、使っていない植木鉢。アトリエには向こう側を向いたイーゼル。書棚には書籍や雑誌。普段使っているようにちょっと斜めになっていたり。調度品なども自然なままにおかれています。いよいよ始まりました。座席後方から元気な女の子の声、勢いよく駆け下りてくる4人。以下、ネタバレ。

    ネタバレBOX

    とても細かいところまで心配りされたお芝居だと思います。たまたま座ったのが入口を入ったすぐの「緑の草」のところ。全体がよくみえましたし、目の前での場面もありました。みなさん、そこで/その時間/時代に生きて生活しているという演技です。玄関から人が出入りする度に靴が揃えられます。座布団が片づけられテーブルの上が拭かれ、ふろ上がりはさっぱりと。卒業式~約束の25年後まで、それぞれの人生が一旦は別々の道を辿りながらまた同じ所へ戻ってきて、次の世代へ手渡しされるかのよう。自分を探す旅、親を知るための旅。ラスト、3人それぞれのしあわせ。桜。

    わたしはしあわせだよ、ありがと。この日ここにきて思ったこと。このお芝居に携わった方々にそう言いたいです。私の膝に1枚の桜の花が舞い落ちてきました。今日のチケットと一緒に大切にします。あーーもう一回みたいんだけど、予定が入っていてダメだ...再演してください。
  • 満足度

    これはギャグか?あまりにも安っぽく、、、
    『素敵な女たちの舞台』だとさっ。もともとセレソン嫌い。ウエルメイドな、結果的に泣かせていい芝居でしょうと強要するかのような芝居は。
    セレソン残党の阿南、吉成のTEAM 6g。期待はずれでした。伏線エピソードを張り巡らし、ひとつひとつ回収していくのだけど、既視感あり。というか作劇に都合のいい、うわべたけの、浅くステレオタイプのキャラクターたちに、正直観てられなかった。後半の展開は、今どき韓流でもないぜ、と内心爆笑していたのだけど。
    ↑辛口ですいません。みんな大好きセレソン風味か?。私はへそ曲がりなのでぇ。でも結局こうゆうお芝居は、基本的にみんな善い人しか出てこないし、共通言語としての友情系ノスタルジーは鼻白んでしまうのです。
    阿南敦子嬢は個人的に好きなので、情熱芝居じゃなくてもっと芝居を剥ぎ落とした、いわば存在だけでみせる作品に、演出家に巡り合うべし。

    ネタバレBOX

    後半の展開、、、事故で、植物人間で、、、で、再度、娘が病院に戻り、母は絶命!まさかの韓流展開。→以降怒濤の泣きのシーンが、、、って泣けないよ。

    なぜに好評?わからん。演劇マニア?の踊る本広監督が客席に!さて、阿南女史メージャーどころへ行かはりますか?どうでしょうねっ?
  • 満足度★★★★★

    女の友情に目頭が熱く
    時々目頭が熱くなりながら、女の友情もいいなあとうらやましく思いながら見ていました。男同士だとああいうメンタリティーはないもの。ザムザの木を生かした内装と無理なく続いてる田舎の家のセットも◎。

  • 満足度★★★★

    良かった。
    そして泣いた。

    女優さん達が綺麗だったので、それだけでも観てて飽きなかった。劇場全体をうまく使ってたし、舞台セットがよくできていた。

    ネタバレBOX

    ただ、選曲がちょこちょこ違うなと思ったのと、音量はもう少し大きくていいかもと思った。
  • 満足度★★★★★

    名作と思います...
    キャスティングや音楽がとても練られててよい感じ。それぞれの配役がキラキラ輝いていて,楽しく観れました。
    ザムザ阿佐谷ってハコがまた,ノスタルジックで雰囲気作りに一役買っていた感じ。
    キャストが芝居している間,横でひたすら別の役者が絵を描いているんで,最初は何で?と思ったのです。でも演劇って場面のカットばかり集めると断片的になるのですが,舞台端で別のことをせっせとやっている人がいると,何だかストーリーとは別に,淡々と日々の営みがあって...みたいな気がしました。必要な演出だったんだと思います。

    ちょっとストーリーに飛躍が...と,最初はそんな気がしたんですが,自分の場合,2回め観るとかなり細かいところ見落としていた,細かい造り込みに気がつくことが多いんで,恐らくきちんとした考証がなされてたと思います。
    GWも公演があるようなんで,よろしければ是非阿佐ヶ谷へとお奨めしたい!
    デートにも良いかも?

    ...ハンカチの準備も忘れずに...

    (今後とも期待しています!)

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