満足度★★★★
地震で中止に
観劇中に地震で中止に。ダーツ公演は30分観ることができた。シルクが始まって5分くらいで揺れだした。ホール案内の人も冷静に案内してくれて安心した。その後、余震の影響で近くの公園まで避難した。きちんと避難場所?を把握していたんだなと感心した。
※評価は「ダーツ」公演に対して。
満足度★★★★★
密度が高い。
4つの劇団、どれも「これでもか」というほど爆弾を仕込んできた感。あまりに楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。特に世田谷シルクが面白すぎて、リピートを目論んでいたのですが。。上演中止で非常に残念。再演を心待ちにしています。
※他の方達も書いていらっしゃるように、配役表がなかったので気になる役者さんがいても名前が分からず困りました。。
満足度★★★
小劇場常連の上級者向け?
共通テーマ「確率」で、4つの劇団による競作企画。
15minutesみたいな劇団紹介企画かと思って観にいったが、小劇場常連の上級者向けの企画なのだろうか。
配役表がないので、出演者多数の演目は、既知の俳優以外、注目した俳優も名前がわからないのが、個人的には残念。
満足度★★★★★
「確率」でははじき出せない人間達の「生き様」
「人生に偶然などない」
この言葉通り、
「確率」という数値に押し出された人間達の多様な「生き様」が、
地下室の限られた空間の中で、炸裂していた。
それは、まるで、自由を奪われた「花火」のようにも感じられ、
そこに交錯する音も光も、
まるで、
「完璧なるもの」を目指しながらも、
叶うことのない強烈なジレンマのようなものと、
締め付けられるような哀しさを残した。
「確率」をテーマに、
棲む世界も、色も表現手段も異なる4つの劇団が、
30分という限られた時間、そして、
同じ空間を使って描いた舞台。
表現者が異なれば、
「人間の生き様」というものは、こんなにも捉え方が多様なのか。
それぞれの「哲学」を提示されたようで、
4つの舞台をひとつに合わせてこそ、完成する世界観・・・
NUMBERS企画の魅力は、きっと観劇後の余韻の中で、
より深く、的確に理解されるように感じた。
非の打ち所の無い、「確率」という数値をたぐり寄せても得られぬものが、
人の純粋な「願い」がもたらす、
「運命」という幻影の中にこそ、存在する哀しさを知ることになった。
4つの劇団のそれぞれの俳優さんが、
ワクワクするほど自由で、存分に持てる魅力を発揮し、
驚愕の世界を惜しみなく表現されていたので、見応え充分だった。
中でも、DART’S『ブラインド・タッチ』の
長谷川太郎さん(少年社中・森の太郎)。
死の迫る緊迫した状況に置かれ、混乱する人間の心理を、
現実に生きる人間以上に、鮮明に取り出し、
観客の目前に突き出して見せた、表現。
まさに異常と言えるこの状況を生き抜く人間達を強く牽引し
観る者をグイグイと引き込む全力技。
見事でした。
素晴らしかったです。
劇場発な企画っていうのが素敵。
30分×4本はかなーりボリューミー。2番目の演目が始まった時に「え?まだ折り返してもいないの??」って思ったくらい。上演順には異論があるものの、あくまで個人的な好み。「この並びでも観てみたい!」っていう欲を掻き立てられました。ネタバレBOX内にマイ順を書いておきますけど、ネタバレ感想も書いてるからご注意を。
狭いのが嫌な人は通路側席に座るべきかも。初日はかなり込み合っていたので身動きが取り辛かったです。