満足度★★★★
長さを感じず
長い芝居の苦手な私が2時間半全く集中を切らさずに観ることが出来ました。畳み掛けるような討論のシーンが秀逸。どうしても戦争によるダメージと原発事故とを重ねて考えてしまいましたが、それはそれで良かったと思います。PPTゲストが吉田小夏さんで、その中でも膝ポン!の発見がありました。
満足度★★★★
役者スゲー
凄い濃密な舞台となっておりました。
一番や役者陣で、あの台詞量をこなし、またラストに向けてリアルな口論と感じられ、いやーもう役者が凄い凄いの舞台でした。
長さは全く持って気になりませんでした。
満足度★★★★★
観ました
初日に見て、上演時間の長さなどものともせず
楽日前にもう一度劇場に足を運びました。
舞台全体に血がかよい
時代があえぎながらその刹那を歩んでいる感触があって。
非常に印象に強い作品でありました。
満足度★★★★★
楽日、間に合った!
「廃墟の下は素人作りの防空壕、いつ底が抜けてもおかしくない」
唯一、おとっあんだけが、せっせと埋戻ししてますが、その内崩れ去ったら、住む所までも無くし、ルンペンさんと犬小屋に寝る事になりますぞ・・・。
<「担う時代」~「時代を担う」>
生き抜く為の日常を支えているのは、闇取引と女達のヤリクリ、真っ当な仕事がない、男達は、存在感を消した昼間と違い夜になって酒の力も借りながら、
空論(理想論)を振りかざす、挙句に・・・。
時代を超えても、いつの時代も変わっていないこの国の明日は・・・。
(だいじょうぶ「十把一絡げ」→「十人十色」→「一人十色」→「○・・○」この難解な時代を生き抜く、更に進化した期待の若者がいるでは、ないか!)
闇買いを拒否し餓死を選んだ、山口判事と旧制東京高校亀尾教授に合掌。
<時間>
演目が急遽変更し、約1ヶ月で本当に良くぞここまで・・・。[猿田さん逃げ出さずに/酒巻さんと百花さん要チェック]
楽日で一番美味しいところを戴き、得した気分になりました。
スタッフさんを含め芝居への取組の謙虚さに脱帽。次回、吉田さん新作伺います。その前に、KAATへ行こ!
満足度★★★
観ました。
役者さんの集中力とパワーは申し分ない。それだけでも観る価値がある。が、三好十郎の脚本の持つ重厚さは評価できるが、その会話の内容であるイデオロギー対立には全く興味を惹かれなかった。大昔の甲子園の名勝負の実況を、結果が分かっているのに聞かされている感じ。
昔の脚本を持ち出すのであれば、斬新な解釈が見たかった。どうしても谷氏の上演されなかった脚本に興味がひかれてしまう。この素晴らしいメンバーで谷氏の脚本だったらどうだったのだろう。
楽しめたか、そうでないかと聞かれたら退屈だった。時間堂は「月並みな話」のような現代(あれは少し未来か)の話が観たい。
満足度★★★★
ザワザワですわ
時間堂さん初見でした。なのに、三好十郎作品って!心がザワザワとなって、何に対してザワザワなのか混乱しています。セリフのリアリティが生活音のリアリティが胸にささってザワザワです。
満足度★★★★★
重厚な物語でした
休憩無しの2時間30分を思わせない吸引力のある、作品でした。敗戦後間もない頃の作品とのことですが、昨今事情と重ねて見てる自分もいて、今だからこその意味も価値も、強く感じた作品でした。
満足度★★★★
すげー
「すごい」ではなく「すげー」と思いました。頭悪そうですみません。
この作品を音響なしで飽きずに見せられる役者さんの力量、演出に脱帽です。終盤の口論はこちらまでちゃんと疲れてしまいました。
戦後まもなくの話なので少し理解に苦しむところもありましたが、現代にも通じるようなシーンが多くあり、いろいろ考えさせられてしまいました。
満足度★★★
見ごたえあり
政治哲学、戦争哲学、酒に酔ってどんどん白熱する議論に、いやぁ、つきあってるこっちも疲れました(笑)
見ごたえありましたけど毎日だと辛いです、1日だと楽しめます!
観てきました!
演劇を観ているんだけど、現実世界と重ねて考えながら観ていた。いろいろと考えながら日々を送る部分がある時だからこそ、感じることや考えることがあったなと。演劇ってこういう役割あったね。と思った。刺激になりました。
なぜいまこれをえらんだのか
ワークインプログレスがあったことをひとづたいにきき
興味がわいてみにいきました
なぜ?
三好十郎ブーム?
またあとでなにかかくかもしれません。
満足度★★
みた
戯曲選びに失敗していると思った。
戯曲の良し悪しは分からないけれども、手に負えていない役者を多く見た気がする。
以前、現代劇で見て素晴らしかった方が、今回は精彩を欠いていた。
相性なのか稽古不足か。
あとは見せ場が来た途端にそれまでの芝居が嘘になってしまう役者とか。
そんななかで、高島玲は非常に安定していたし、酒巻誉洋は奮闘していたと思う。