ありがとうございました!
沢山のご来場、ありがとうございました。
そして『観てきた!』にコメントしてくださった皆様、ありがとうございます。すべてが今後のアドバイスになります。
次回は10月です!
お時間ありましたら、是非、劇場までお越し下さい。
では秋まで、さよなら♪
満足度★★★★★
涙が溢れる
アルツハイマーという重いテーマを描きながらも暗くならない。若いときと老いたときを別な役者で一役を演じるがそこに不自然さがない。さらに記憶の混濁も合わせて描かれる。秀逸な舞台でした。
満足度★★★★★
しんみりなのに、何故か清々しい
「若年性アルツハイマー」という身近かつ重いテーマを扱っているのに、
見終わった後、なぜか清々しい気持ちになりました。
役者の皆さんの演技も、照明・音響も素晴らしく、
「丁寧に作られているなぁ」という印象です。
特に、子役のかたが上手くてビックリしました。
ほかのかたもコメントされていますが、
わたしも、配役表は事前に欲しかったかな…と。
少し、理解するまでに時間がかかってしまいました。
ほかにもツッコミどころは少しあるのですが、
是非また拝見したい劇団だと感じました。
満足度★★★★
心に響く作品でした
素舞台の多い劇場ながら、
キチンとした舞台セットで、暗転や小道具・食事などもしっかりと配慮され。
子役から大人の役まで、皆さんしっかりと演じられていました。
ただ、惜しむらくはラストシーンの印象が薄かったのが残念でした。
(改訂されたかな?)
満足度★★★★
重いテーマ
自分が発症したら耐えられるか、家族がなったら耐えられるか。模範的な夫や子供だったので救いのある舞台だが、現実はどうだろうか。
暗転が多いのは好みではなかったです。
満足度★★★★
辛い現実
アルツハイマー、認知症。高齢化社会を迎えた社会が抱える思いテーマをどう料理するのかと気になっていた舞台。途中で時代が何度か前後する演出だが、ならば最初に配役表を配っておくべきではないのか? 今回、登場人物が多いので観ていて誰がどの役だがすぐにはわかりにくかった。帰りに受付で渡されても困る。当日パンフと一緒に配っても問題は無いと思うのだが・・・・。
満足度★★★★
家族愛
昨年観た公演と同じく、今回の作品も家族愛を描いていて身に沁みます。ある程度年をとると、介護問題はとても他人ごととは思えない。確かに心の滋養になりました。多くの人に観てもらいたい芝居です。しかし子役さんの健闘が光りますね。
満足度★★★★★
髪を結う時...ですな☆
よかった
台詞マワシに関して、これは、脚本の責任かな?
そんな事言うかな?とか、男性のやりとりは、何だかなっと思いもしたが、
雰囲気が巧く出ていた。
暗転してからの、点灯が長い...。
でも、演出かもしれない。
記憶障害にあわせて、性格障害も巧く表現されている。記憶が繋がらないと言う事は、時間が脳内で止まっていると言う事。あの、暗転からの時間は、患者の精神を客席に伝えるための仕掛け?
子役の女の子、あんな難しい演技をよくぞと思う。
ハンバーグの“ 味 ”受け止めました。
ごちそうさまでした♪
満足度★★★★★
愛があふれていました
切ないけど、愛の素晴らしさを、しみじみ感じました。
<髪結う時>は、女の子の方が思い出深いのかと思っていましたが、私の隣の30代半ばの男性も号泣でした。友達と来ていたのですが、閉演後『ヤベェ~!俺、暫く立てねぇ~』友達「オレも・・・」と聞こえてきた。自身の経験など無くても、素晴らしい物語は心に響くと、痛感しました。
満足度★★★★
零れ落ちてゆく
「観たい!」にも書いたように「明日の記憶」を読んでいます。ですのでお話の内容そのものは自然な仕上がり(こうなるんだろうなぁ)になっているように思います。そうなると、あとはお芝居としてどう見せてもらえるか。千本桜ホールは3回目(バレーボールで2回)。雲行きが怪しくなってきました。雨が降りそうです。
開場するとそこは洋間。下手から、白いソファと小さなテーブル、中央には車椅子があります。オープンキッチンとテーブル、奥には2階への階段。車椅子だけがこれから始まるお話を暗示しているようです。暗転、聴こえてくるのは波の音でしょうか...。
満足度★★★★★
母が娘の髪を梳いたり
結ったりする時間というのは、母娘がお互いの愛情を実感する特別な時間。この劇が、若年性アルツハイマーという哀しい病をテーマにしながら、家族愛溢れる情感豊かな劇に仕上がっているのは、こうした一つ一つのエピソードが実に巧く取り入れられ、この劇の核である家族愛に重みを持たせているせいだと思う。写実的で、厳格なリアリズムの作風の劇でありながら、美しい音楽と、巧みな演技でそれを感じさせない自然な演技もすばらしいし、ライティングも見事でした。子役の少女のよく訓練された演技もよかった。でしゃばらず、うまく全体の雰囲気に溶け込んで、哀しいお話の中の小さな灯りのようでした。過去の回想シーンと現実が重なるシーンでは、舞台ならではの迫力を感じました。素晴らしい演出ですね!
満足度★★★★
家族
家族の暖かさを感じられた。若年性アルツハイマーにかかった母と家族の絆
がどんどん深まっていく。そこには苦悩があふれかえっている。大切な人が
すこしづつ、記憶をなくしてしまうというつらい現実。
出演者が、その苦悩や葛藤を実に味わい深く演じている、特に主人公の母親
が、だんだん無表情になっていくのが印象的。
満足度★★★★★
ただもうたくさんの人に観てもらいたい。
そう思った。
人間ってよくできていて、目の下、眼底辺りに小さな穴が空いていて、涙が分泌された時には溢れ出てしまわないようその穴を通って鼻まで流れるように出来ていて、悲しい物語でも観たときには涙は鼻水へと変わり、雨は雪へと変わり、誰もがグズグズグズと鼻をススることになるわけだが、まさに今日の千本桜ホールはその鼻ススリの大競奏会になっていた。
ただ、その細い穴では通りきれない程の涙を大量に分泌し続けた自分はもうずっとずっと泣き続けていたせいで、脱水状態の放心状態で終わりを迎え、グッタリ状態だった。
そのくせなんだか心には、ふんわりと焼き立ての温かみが湯気を立てていたから人間って不思議だ。
とにかくね・・・
この物語はとても悲しい話かもしれないけれど、愛に溢れた温かい話でもあって、胸が張り裂けそうなくらいに切ないけれど、それ以上に幸せの姿を見ることができる、そんなとても心に響く、誰彼構わず、ねぇ観てよ観てみなよ、と勧めたくなる、そんな話なわけだし、話なわけさ。