投げられやすい石 公演情報 投げられやすい石」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-20件 / 29件中
  • 観ていた
    2011年
    5本目

  • 満足度★★★★

    ヒリヒリと痛い
    とても痛い芝居でした。怖くて笑いがヒリヒリと。

  • 初演も
    みたのですが、やはり楽しめました。
    面白すぎる。哀しすぎる。

  • 観ました
    内田慈さんの女優力を堪能。彼女はカメレオンのように舞台ごとに雰囲気が変わりますね。それがほんとに自然だし、ものすごく美人さんなのにブサイクに見えることもあります。不思議。また、役者松井周さんもとても素敵でした。

  • 満足度★★★★★

    気まずさの極地
    これだから演劇ってやめられない。
    訳あって幼少から「ひきこもり」の青年達を数多く見てきた。『ヒッキー…』で岩井秀人の「ひきこもり」の身体を観た時、そのあまりのリアルさに眼が離せなくなった。
    言い知れぬ怯え、力の入り、目線、微妙に過剰な自意識。その後他の人が同じ役を演じていたが、圧倒的に岩井秀人の「ひきこもり」は本物だった。
    ただ、個人的には物語としての『ヒッキー…』はあまりピンときてなかったのだが。
    だが今作はすごい。すさまじい。岩井秀人の実体験から得た特異な身体性の抗い難い魅力が最大限に活用された。
    あれは本当に、岩井秀人の身体でしか表現することができない。
    また、「友人」関係のぐらつきも、実際交流が深く信頼関係があるのだろう松井周との間でしか表現できないだろう。
    物語性に重きを置く人にとっては、この作品はほとんど何も起こらず最後だけ少し盛り上がるものとして映ったかのもしれない。
    けれどそうじゃない。身体を通してでしか表現されない微細ななにものかが隙間に見える部分に網を張り、するすると観客をラストに向かって運んでゆく。この濃厚さ。
    岩井は自ら「生涯最高傑作かも」と口にしているようだが、それも納得の公演。これは、うん、すごい。演劇ってすごい。

  • 満足度★★★★★

    素晴らしかった!
    観劇史上でもかなりの上位の作品に。
    演者それぞれ感情が美しくて、打たれました。
    ハイバイは初めて観ましたが、笑いの感覚が気持ちよくて、
    這い上がれる絶望感が心地よかったです。

  • 満足度★★★★

    怖かった
    怖かったです
    どうして他のお客さんは笑えたり泣けたりできたんだろう
    悪い意味じゃないです

  • 面白かったよ
    楽しめました

  • 満足度★★

    意味がわからなかった
    期待感が大きかったので、観終わった後意味がわからなくて困った。回りの人は、一部熱烈に拍手している人もいたし、corichの口コミもほとんどが4か5の評価なので、わからない自分に困った。

    かつて森繁久弥が、演劇とは「美しい心を呼び起こすもの」と言っていた。だから、芝居は観終わった後には、元気になったり、優しくなったり、向上しようと思うものだかと思っていた。

    悲しい人間を描いて、結末も悲しくて、希望がなかったら、それでどうするの。
    対等感を持てないコミュニケーション、すごく弱い人間、何を象徴しているのかな。「俳優は、ピンとキリの生活を知っていればいい」(森繁さんagain)ってことばもあることだから、キリの方の人生を描いたってことか。

    同じ引きこもり体験を持つ作家で劇団ゴジゲンの松井さんがいるけど、対照的ですね。

  • ちょっとした恐怖。
    久々に観られて良かった。やっぱり面白かった。
    で、ちょっと迷っています。ハイバイが何で面白いのか観てない人になんて言えば伝わるのか上手い言葉が見付かりません。変なモンスターと出会ってしまった様な感覚。ただ強いだけなら「強いんだよ」と言えば済むものの、何がどう強いのかパラメーターが良く分かんない。理解を超えてちょっと怖くさえあります。
    他者とのどうしようもない意識・感覚のズレ。謂れのない当て付けや気に掛けているはずなのに共通意識でなかった時の絶望。胸の内に苦いものを得ました。劇場を出て現実に戻った時の開放感たるや。

    ネタバレBOX

    安心したのはニットが落ち着かないあの場面が今でもやっぱり面白かった事。
    あと、終演後に石が足元にあったので持って帰ろうかと思ったけど使い道がなかったので持って帰りませんでした。
  • 1月20日(木)S
    周りを描くことで真ん中が浮き上がる。楽しい。

  • 満足度★★★★

    いろいろな意味で「いたい」
    会話の中でのとりあえず「話をあわせないといけない」という気まずい
    空気感がたまらん。
    自意識過剰さがいろいろな意味で「いたい」

    アフタートークの回だった。
    ハイバイのアフタートークは、直接関係ないの事もどんどん聞けるから
    楽しい。

  • 満足度★★★★★

    20110128
    (^・ェ・^) おおおおおもしろいぃぃ

  • 満足度★★★★★

    みた
    岩井作品は、おねがい放課後、て、四谷怪談、ヒッキー、演劇入門と見てきた。今作が一番好きだ。前のめりで見た。

    自意識を鍵にしているから、他の作品に重なるところがあるけれど、またかとは思わなかった。

    笑う観客笑わない観客それぞれに理由があり、こちらに書き込む皆さんの意見にもそうした事が反映されていて興味深い。
    笑っていいのか戸惑い、周りの笑いに救われた人や、逆に違和感を味わった人もいたはずで、これは舞台ならではのこと。完全に他の客を閉め出せないから味わう共感と不安。苛立ちと安心。

    平田オリザが、観客の半分が笑ってもう半分が笑わない場面を書くのが理想、とかそういったことをどこかに書くか喋るかしていたと思うけれど、岩井秀人はそれをやってのけていると思った。

    演劇を初めて見る人には勧めにくいところがあるけれども、演劇好きを自認する方には是非見てもらいたい作品。

    ネタバレBOX

    わざわざ客席に向かって実体のあるものを投げるのは、舞台と客席の間に隔たりは無いという意味だと思った。他の方はどう感じたのだろうか気になる。
  • 満足度★★

    ハイバイらしさが出なかった85分
    4人の出演者、しかも85分という芝居は物足りなかったね。でも、ハイバイ特有の笑いは健在でしたね。次回は、ポリュームアップしたいね。

  • 満足度★★★★★

     
    観劇

  • 満足度★★★★

    岩井ワールド
    ひいき目に見なくてもスゴイ世界観を作り上げ、魅せてくれましたね。

    この先、これ以上のものをいくつ見せてくれるのか不安でもありますが。。

  • 満足度★★★★★

    なんで
    こんなに泣けてしまうのか。
    初めから終盤までほぼ男二人の気まずいやり取りが続く。正直以前に観た「て」、「ヒッキー・カンクーン~」と比べストーリーの起伏にやや物足りなさを感じながら観ていたんだけど、不意に、本当に不意に涙腺を強烈に刺激される箇所がいくつもあった。そして逆に思わず笑ってしまう場面もあった。
    そして終盤は・・・・涙こらえるのが大変でした。

    ネタバレBOX

    「お前は今何者だ?」~「お前はたけのこ好きだろ?」のくだりはなんだか今思い出しても泣けてきます。
  • 満足度★★★★★

    ハイバイ、岩井ワールド!!
    平日のソワレにもかかわらず客席は立見もでていました。
    ハイバイへの関心度が高いんですねぇ。。
    息苦しくなるくらいの弱者への偏見や、もどかしさなどを岩井さん自らが好演!!

    何気ない普通の会話の中にもそれぞれの立場の内面が伝わってきました。
    90分があっという間過ぎた感じです☆

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