満足度★★
意味がわからなかった
期待感が大きかったので、観終わった後意味がわからなくて困った。回りの人は、一部熱烈に拍手している人もいたし、corichの口コミもほとんどが4か5の評価なので、わからない自分に困った。
かつて森繁久弥が、演劇とは「美しい心を呼び起こすもの」と言っていた。だから、芝居は観終わった後には、元気になったり、優しくなったり、向上しようと思うものだかと思っていた。
悲しい人間を描いて、結末も悲しくて、希望がなかったら、それでどうするの。
対等感を持てないコミュニケーション、すごく弱い人間、何を象徴しているのかな。「俳優は、ピンとキリの生活を知っていればいい」(森繁さんagain)ってことばもあることだから、キリの方の人生を描いたってことか。
同じ引きこもり体験を持つ作家で劇団ゴジゲンの松井さんがいるけど、対照的ですね。