ホテルロンドン 公演情報 ホテルロンドン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-20件 / 25件中
  • 満足度★★★★★

    気のせいか
    国分寺は最初の方の吉祥寺での公演から
    毎回全く違うものに挑戦していて凄いな、と思う。
    ・・・やはり主催の力?天才というよりかはジャイアン的だけど、
    そういうのもまぁいいんじゃないカナ?

  • 満足度★★★★★

    ここまでとはっ!
    男は自分の欲望をかなえ、女は一夜限りの夢を見る、、、
    動物としての男女の人間臭さが惜しげもなく演じられ、
    役者陣の、特に女優陣では清水久美子さんはからみもあり脱帽!

    ホテル3室の話がただ繰り広げられるのではなく、
    少しずつ関係性が見えていく展開がまたいい。

    最終的には、人の純粋な気持ちを踏み躙っているのだけれど、
    観た後の後味はなぜか悪くなかった。

    その瞬間は、彼らは嘘はついてなかったからだろうか。   


    ほとんどの女性陣は下着姿でがんばられており、
    細く締まったプロポーションが素晴らしかった!

    個人的にはえみりーゆうなさんの演技が、キャラが、
    物語の色を壊さず、かつクッションになっていてよかったです。 

    そういえば電話は誰の話だったのか、、、未だに理解できてません。。。

  • 満足度★★★★★

    どこに座ろうかと考える 客席
    ホテルの 部屋 が あって。

    ホテルっていうのは、あまり日常には近くない と 思います。
    ので。
    ずっと とどまっては いられない 場所 のような 気がしています。

    そこを 去る 時 は、来る ので、
    それが、 なんだか 切なく 美しい瞬間 
    だな  とか  思いました。

  • 満足度★★★★

    (ノ*´Д`)ノオォオォ
    国分寺大人倶楽部『ホテルロンドン』観た。ダメダメな人達の愛のお話。愛って深くて理屈じゃないななお話。ハマカワを観に行って佐賀モトキに泣かされた(T ^ T)。もち闘って晒して攻めていたハマカワも◎ 東谷さんの役もダメ過ぎて大好き(笑)そうそう、えみりーゆうなも凄くヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・

  • 満足度★★★★

    ラブホテルでは絵空事が繰り返され!
    男はずるいね、主に女優を中心に下着姿にさせて!

    男って演出家のことね。

    そして凄いねー、彼女たち、下着姿が平気になっちゃってる。

    ネタバレBOX

    必然性があるって言っているんだろうね。そして、理解を示しているんだろうね。

    騙される女のステレオタイプ?!海外で大きな家を持ち、そこには暖炉があるって。
  • 満足度★★★★

    初見です。
    面白いんだけど、どうしたってポツドールと比べちゃいますよね。もっともっとオリジナリティーが出てきたら、化けそうな劇団だと思います。あと、おまけ公演の悪ふざけは大好きです。

  • 満足度★★★★

    愛情の匂い
    客観的に見れば、
    決して幸せになれそうもない男女なのですが、
    そこには、愛情の陰陽が発する香りが
    甘いとか苦いとかではない
    もっとリアルなフレーバーでえがかれていて。

    じっくりとその雰囲氣にひたってしまいました。

    ネタバレBOX

    劇場にはいると、そこには互い違いに3つの空間が並べられていて、
    その間に客席がおかれている。
    正直居座る場所にはかなり迷いました。

    でも、舞台が始まって観ると、
    会場にはある種の空気が満ちて行きます。
    何だろ、すれ違った想いが
    同衾している時の
    男女の求める気持ちと、
    すれ違う感覚が
    醸し出す肌触りがそこにはあって。

    物語が流れていく中で、
    男女のチグハグさに惹かれて
    やがて、それぞれの空間での顛末に
    観る側が釘付けになっていくのです。

    それぞれのエピソードを
    緩やかに束ねていく
    一人の男の存在なども
    部屋の内側の二人だけの世界を
    劇場全体の空気にしなやかに織り込んで
    したたかだなと思う

    ホテルの物語ですから、
    艶かしい声色も、
    露出度高めの部分も必然的にあるのですが、
    観る側の視線を肌にとどめない力が
    舞台の流れにはあって・・・。

    そこには、危うい事情や
    刹那の感情だけでは説明できない
    男女のもう一歩踏み込んだ想いをえがこうとする
    作り手の視点の確かさがある。
    よしんば、それが男女のフィジカルな関係の描写になっても、
    そこには細微な心情が満たされているから
    シーンが浮かないのです。

    ホテルを舞台に
    男女のつながりの脆さにとどまらず
    強さや断ち切りえないものこそが
    しなやかに描かれて・・・。

    鮮やかな終幕に息を呑む中、
    作り手が見据える愛情の質感が
    深く伝わってきたことでした。
  • 満足度★★★★

    物語上必要なセットの形
    座る位置にもよりますが、いやー見づれー(笑)
    普通であれば、お芝居の舞台となるセットは集めるところだと思いますが、この形にするとはさすが国分寺大人倶楽部と言ったところか。
    (ただ単に見づらくするためにこの形にしたのではなく、物語上必要だったと感じた)

    場末のラブホの雰囲気が出ていたような感じがしており、よかったです。

  • 満足度★★★★

    なんか
    いろいろ考える舞台だった。欲望が栄える。

  • 満足度★★★★

    ディープな世界
    相変わらず好き嫌いがハッキリする舞台でした。自分は好きですが、手放しで人に勧められないのは良くもあり悪くもありですね。
    そして、おまけ舞台はこれぞ恥笑と言う顔で観させてもらいました。

  • 満足度★★★★

    冒頭からいきなり R-15(笑)
    ラブホテルの3つの部屋(うち1室は管理用に使われている)での一夜を描いた作品、初見であった昨年10月の『ストロベリー』同様にかなり写実的な印象。(部分的にはコミカルであったりいかにもフィクションであったりはするが)

    まず、印象的なものを列挙すれば…

    ・若いシゲル(加藤岳史)と人妻カスミ(清水久美子)のジェネレーションギャップならびにシゲルの「甘えっぷり」
    ・高校時代の担任セジマ(信國照彦)と訪れた短大生ハルカを演ずるハマカワフミエの「19歳ぶり」と、その部屋に呼ばれたフィリピーナのマッサージ嬢ジニーを演ずるえみりーゆうなの「カタコトの日本語」
    ・ロンドンにいる筈のアズマ(東谷英人)が帰国していたばかりか指輪を贈られて号泣するピンク(佐賀モトキ)の「オトメ心」

    ピンクの場合はそこまでがはすっぱに見えるだけに実は純情可憐なオトメ、なギャップにかなり心を揺さぶられる。
    先日の『ロクな死にかた』でもそうだったし、最近は ♪じゅんじょなオトメご~ころ~ (はぁと)(はぁと)(はぁと)♪ 系に弱いのか?(爆)

    また、台詞の音量、照明のトーンとも控え目で「深夜」の雰囲気が非常によく出ており、そこで交わされる会話(特にピロートーク的なもの)もリアル。
    なんでも会話の一部は河西主宰の実体験からのものだそうで、そりゃあリアルなワケだ。(笑)

    その会話に出てきた
     カスミ「ねぇ、この曲なんだっけ?」
     シゲル「別れの曲?」
     カスミ「それじゃなくて…」
     シゲル「じゃあ月の光?」
    を受けて、後で「月の光」「別れの曲」「トロイメライ」を順に流すのもイイし。

    さらにネタがネタだけに眼福多し。(爆)
    ってか、冒頭からいきなり R-15 的だったりして。
    これ、中高生に20円(!)で見せてイイのか?(笑)

  • 満足度★★★★

    最高のポジションで
    事前に仕入れた情報により最高のポジションで観劇できました。清水久美子さんの文字通り体当たりの演技を間近で観ることができて幸せ。

  • 満足度★★★★

    パンチに欠けるか
    国分寺大人倶楽部、初観劇。
    劇場に入り、開演しばらくは、初めてポツドール観たときみたいなワクワクが続く。

    ラブホテルの3部屋を舞台に展開するストーリー。

    淡白だけど雰囲気ある台詞にのせて展開される、
    微妙な問題を抱える人たち。
    セックス。

    ネタバレBOX

    中盤くらいの場面転換には、それこそポツドール的なダイナミックさがあり、観ていてテンション上がる。
    音響ガンガン、修羅場ガンガン、セックスガンガン。

    が、そこがピークだったような印象も受ける。
    微妙な問題たちは、微妙なままなんとなく流れてゆき、
    そして終演。

    淡々と進み、淡々と終わる。
    味はあるが、もうちっとダイナミックな面も観てみたかった。
    しかし、この淡々とした中に流れる共通の情念、
    「イギリスでいい暮らし」
    ってのには妙なインパクトがあり、
    『ホテルロンドン』のタイトルを味わい深いものにしてくれる。

    いい舞台だったが、パンチに欠ける印象。
    けど、いい。

    モリタ(=後藤剛範)がとても愛らしく、人を惹き付ける魅力に溢れていた。
    また、ジニー(=えみりーゆうな)が、かなり、面白い。
  • 満足度★★★★

    なんだろう
    黒いともエロいとも思わなんだ。
    ただいい芝居観たなとは思った。
    女優に目が行きがちだけど、一番印象に残ったのは信國輝彦。
    3、4本しか観たことないが上手い役者なんじゃないだろうか。
    座席選びがなかなか悩ましい。
    女優目当ての方はネタバレを参考に。

    ネタバレBOX

    芝居場が三つ。
    奥からハマカワ、清水、佐賀だったよ。
  • 満足度★★★★

    国分寺中人ファン倶楽部。
    国分寺大人倶楽部は心底大人だ。

    もうすっかり大人だと思っていた自分だが、実際はまだまだそうじゃないってことを教えられた気がする。それってたぶん・・・おまえはっきり言って全然だよ、とか、大人なんて名乗るのおこがましくねぇ?だとか、今日から自分のこと中人って言えよ、おい、まじで、とか、そんな言葉を突き付けられたような感じだ。

    それくらいに大人な部分を掘り下げた内容になっているし、色んな意味で大人な役者が揃ってるし、大人を満足させる作りになっていた。

    ネタバレBOX

    冒頭はセックスシーンだった。

    女優の喘ぎ声が場内に響き渡り、隣のおっさんは身を乗り出し、反対隣の兄ちゃんは何度も何度も生唾を飲んでいた。

    ところで劇場は開場前から長蛇の列で、開場5分前の18時55分に受付を済ませた自分が手にした整理券の番号は18だった。

    そうして開場の後、17人に続いて客席に向かったワケだが、じつは客席は3〜4箇所に分けられているおかげで、さらには舞台も3箇所にあるので、どこに座っても観やすさはそんなには変わらない。

    ただ、その3箇所の舞台が、どこの場所に座ろうがだいたい正面と、斜め右、斜め左の位置にくるので、たまに隣の客が邪魔になることがある。ましてや隣のおっさんがぐいぐい身を乗り出してくるような状況では観にくくて仕方がないのだが、まぁそれは劇団のせいでも劇場のせいでもなく、単におっさんのせいだ。

    さて、そんなおっさんが身を乗り出してまで観たくなる目線の先には3箇所の舞台があり、そこはラブホテルの部屋であって、つまりはそれ用の部屋であって、当然それ用のベッドが置かれている。だから物語は必然的にほとんどがそのベッドの上や中を中心にして進んでいく。

    だから女優達はほとんどの時間を下着姿で演じている。

    参考までに言っておくと、仮に女優の下着姿をよく見れなかったとしても、休憩を挟んだ後のオマケ作品でこれでもかと、なんなら強制的に、言うなら見やがれおいこら的に女優陣が下着姿を見せてくれるから・・・

    はぁ、なんともサービス精神旺盛というか、厳しい劇団規律があるのかなんなのか、やっぱり大人な劇団であることを感じてしまう。

    ストーリーは日常の中に潜むちょっとした異常を描いている。騙される人がいたり騙す人がいたり、病んでいる人がいたり、やっちまった人がいたり・・・話だけ聞けばきっと不快に感じるが、観ていて嫌な気がしなかったのは作り手のうまさ、役者達が持つ明るさのおかげだろうか。

    そのせいか、ふと周りを見たら若い女性や爽やか男子の姿が多い。そういう客層を持てるのってイイ劇団の証拠だ。さらによく見たら、他の劇団で活躍する役者達があちらこちらに・・・なんだか観客側で二、三作品できそうな雰囲気だ。そういう知り合いが多いのもやっぱりイイ劇団の証拠だ。うん、たぶん。

    ところで途中出てきたチーズチヂミの話、あれ、じつはピザだった、となるかと思っていたのにそうじゃなかった。外れて残念。ちぇっ。

    って、ああ、気づいたらこんなにたくさん書いている・・・

    書きたいことがたくさん出てくるって、それこそイイ劇団の証拠だ。
  • 満足度★★★★

    「期待通り」だった
    良くも悪くも、期待通りの舞台だった。同劇団らしい場末感・猥雑感・チープ感が存分に出ていて、どうしようもない人間の根底に近づいていく展開は見応えがある。一方で、えみりーゆうなやハマカワの使い方など、いかにも、なワケで、不満はないが驚きもない。ラブホテルだけに登場人物がセミヌード状態というのも、いかにも、であり、サービスショット満載というオマケ付きの、面白い(という表現が適切とは言えないのだけれど……)舞台だった。

  • 満足度★★★

    良いですな。
    なんだか懐かしい様な、いやいや初めて見させてもらう別世界の様な、複雑な物語。

  • 満足度★★★

    悩む
    かなり濃い世界を描いている(はずな)のだけど、どこか、登場人物皆に冷めた感じがするのは、他の方が書いていたような、彼女ら彼らの「諦め」なのか、それとも単に私が登場人物の内面を感じ取れていないだけなのか。
    女優さんの露出度は高いが、描き方には愛があって、その辺は好き。

    ネタバレBOX

    暗転時の電話の声(ジンノってことでいいのかな?)が印象的なので、もう少しジンノの存在を浮き彫りにするようなストーリーでもいいんじゃないかと思った。その方が、話のまとまりがよくなると思うのだけど、まあそれは作者が志向しない方向なんだろうな。
    またの機会にそういう作品を、というのは望蜀の言か。

    おまけ作品をは見逃したのは残念。blogとか見てると、作者は本当はナンセンスコメディとかの方が向いているんじゃないかと思ったりするので。
    「○○○○○丸出しくん」って、本当に丸出しだったのだろうかw
  • 満足度★★★

    実は人に勧めやすい
    過激とか、斬新ではない、正当派な部分があるように見えた、今回。

  • 満足度★★★

    でも、やっぱ愛だよ
    会場に入った瞬間、おーって思う。きっとお客さんみんなテンション上がる舞台美術だと思う。使われる台詞がリアルで耳に馴染むせいか、役者さんが皆魅力的に見える、それは脚本演出と役者両方の力ですよね。チラシ見て抱いた観劇前の作品の印象は過激で直接的に人間の本性を描くのかなというもの。でも観劇後は、そーいうんじゃなくて良い意味でも悪い意味でもマトモだなと思いました。説明は難しいから、見に行っちゃえば良いと思いますっっ!

    ネタバレBOX

    舞台には3つの部屋(ベッド)。客席はそれを周りから眺めるような構図になる。これ、見る場所で全然印象変わる気がする。僕は会場入ってすぐのカスミとシゲルがよく見える席で見ました。

    場末のラブホという生々しい場所にいわくつきの登場人物という設定の割には『永遠の愛なんてこの世には無いよね』っていう普遍的なテーマで、共感は大きかったけど感動は少なめでした。

    ジンノさんという、何かヤバい男を殺したカスミとその彼氏のシゲルは3日以上もラブホに隠れ、だらだらし続けている。

    元教え子の女子大生ハルカと高校教師セジマも別室でイチャイチャしてる。セジマは彼女を自分だけのものにするためにジンノさん達に頼んで、彼女を襲わせる。

    ラブホの管理してる女、ピンクは、ロンドンから6年ぶりに婚約者の男、東が帰って来ると、10年来の友人のモリタに聞かされテンションがあがる。

    『結婚』って言葉がどの部屋からも飛び出すが、その言葉とは裏腹にどの愛も破綻している事を見せて終わる。

    美大生のシゲルは物語の終盤、部屋を去ろうとする(おそらく自首する)カスミに永遠の愛を誓うが、シーンが変わり数年後、別の女とベッドにいる。

    ピンクは東にプロポーズされ歓喜するが、後半金目当てで色々な女を渡り歩いているのが判明し、『愛なんて面倒だ』と言って去る。

    セジマは見知らぬ男に襲わせて恐怖で自分だけを見るよう仕向けた事がバレて、許しを乞う。その場はありのままのセジマが受け入れられ、一見許された様に見えるが、劇中流れていた留守電メッセージが、二人の破局を物語っている。

    不思議なもので、冒頭は女優さんの下着姿やベッドシーンに下世話な興奮してたけど慣れてきて、後半は服着てる方がセクシーに感じるという逆転現象が起こりました〜。

    もっと既存の価値観を揺さぶるような作品かと期待した部分は不完全燃焼だけど、見せ方はとても洗練されていて心地よい空間でした。おまけのクルム伊達直人が馬鹿馬鹿しくて、また良かったです。

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