俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】 公演情報 俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 34件中
  • 満足度★★★★★

    面白かった
    出演者それぞれの個性がしっかりしていて素晴らしかった。また、観る前は、時間が短いのが懸念でしたが、そんなことは全くありませんでした。

    ネタバレBOX

    会社にて、総務労務をやっている者として、ありえねえと言う所もありましたが、そんなの抜きにして面白かった。リストラ対称があるあるネタならぬいるいる上司でした。
  • 満足度★★★★★

    面白い。
    時間が短いながらもギュッとつまった70分。

  • 満足度★★★★★

    開演前のちょっとした動きもいい
    前の王子のときも見てるのに、初見のように見入る。いい本いい役者、ですなぁ

  • 満足度★★★★★

    今回も素晴しい仕上がり
    パンフによると、高評価の口コミはほしいけどネタバレはNGということらしいので、「とても面白かった」とだけ書けばいいんでしょうか?(笑)
    これは戯曲自体がよくできているので、配役がよければ悪くなるはずがない作品で、何度観ても、そのつど面白いのです。
    私、今回でこの作品を観るのは4回目ですが、配役がとてもよかったと思います。
    本荘と東根がネックなので、この2人の役者がよければ、かなりよくなるわけで。今回の2人はパーフェクトだと思いました。
    女優としての葛木さんを見るのも楽しみだったけど、この役は私がいままで観たなかでも葛木さんが一番合ってる気がした。
    この戯曲、4度ともニュアンスが違っていた場面はラストシーンで、演出家の個性を出しやすい場面なのでしょうか。
    今回のラストも素直でよかったと思います。

    劇団としては初見なので、今後、この劇団のオリジナル作品も観てみたいです。

    ネタバレはNGコードに無関係の意見を書かせていただきます。

    ネタバレBOX

    作品自体に文句はないのですが、公演で気づいたことをあえて書かせていただきます。

    ①挨拶文に「本当に、本当にありがとうございます。お客様の顔を全員覚えて、握手をして、お礼を言いたいのですがそれが叶わないので・・・(後略)」とありましたが、もし本当にそう思うなら、顔を覚えるとか、握手をするというのは、記憶力や手も痛くなるという理由から無理でも、大劇場ではなく、少人数の客席の会場なので、せめて主宰が出口に立ち、お見送りはできるんじゃないでしょうか。
    階段を上がったところで、主宰が一俳優として友人との話に夢中、一般客が傍を通っても知らん顔の光景を目の当たりにすると、この挨拶文との距離を感じてしまいました。実際、お話し中であっても、一般客にはきちんと挨拶する俳優兼主宰もいますので。

    ②ネタバレNGのお願いについて

    本作は畑澤聖悟さんの出世作なので、比較的知られている作品。そんなにネタバレに神経質になる必要はないのでは?
    現に過去3度の公演では、パンフにそういうお願いは載ってませんでしたし、すべて知って観た私でも、別にマイナス要因にはなりませんでした。
    もっと自分の演出に自信を持ってほしいと思います。

    ③パンフには作・演出の名前のクレジットがないのも気になりました。一応載せるべきではないでしょうか。

    本作は書き下ろし新作ではないですが、最近、新作でもネタバレを気にする若い作家がいます。芝居は見せたら客のもので、「人の口に戸は立てられない」というのは世の常だと私は思います。
    明らかに興をそぐような露骨なネタバレは程度の問題もあるでしょうが、若い人たちにはもっとドーンと構えていてほしいものです。
  • 満足度★★★★

    適材適所ですね
    70分という短い時間にも関わらず、波とスピードがあって楽しめました。脚本は他劇団さんの既出作品で、なんとなくコイツだなと解ってわしまいますが、それでも役者さんがいいからでしょう、ちょっとドキドキしながら展開を見守り・最悪な状況下でも下らない事を言ってしまう、弱さに声にだして笑ってしまう。深刻な内容だけど、スッキリした後味でした。最後のポイントは言わなくてもいいかな?と思いましたが、6人の役者さんそれぞれ良かったです。葛木さん久しぶりに見たのですが、アナウンサー役がハマッてました。佐藤みゆきさんもメインが続いていたので、今回は伸び伸びなのか?可愛らしかったです。瀧川さんはいい役でした、主催さんだからですね。満席じゃなかったのが勿体ないです。

  • 満足度★★★★

    この座席は
    なんだか、緊張するのですが、この作品では、登場人物に、感情移入し易く、私も会議に参加しているようで、良かったです。いざという時の、仲間意識や、人の優しさの意味や価値が、見えた作品だと思いました。***ネタバレは、ネタバレ注意報?が、でているので、個人的な感想のみです。

    ネタバレBOX

    状況も立場も、全然違うが、ある意味、同じ経験のある私。
    最後まで、決められないという人には、イラッ!としたり。だって、いい人でいながら、嫌な事から逃げる、実は卑怯者だったり。
    お調子者のようで、心のある人だったり。
    でも、実のサラリーマン社会は、もっとドロドロ・・・だったりを見てきた私には、癒し系でした。物語も演出も、優しさを感じました。
  • 満足度★★★★

    キャラを楽しみ物語に惹かれる
    キャラクター達から醸し出される雰囲気がキュッと実存感を持って魅力的。ボディをしっかりと持っていながら、一方で会社帰りや休日にサクっと観に行きたくなるような良作でした。

    ネタバレBOX

    戯曲自体は
    何度かあちこちで上演されていたとのことでしたが
    私は初見。

    開演前のちょっとした小芝居が意外と効いていて
    開演するとたちまちその場の雰囲気にとりこまれます。

    その会社の空気が、
    すごくナチュラルな肌触りで伝わってきます。
    単に職種にとどまらず、
    日々の仕事のスタンスやそれぞれのスキル、
    さらにはキャラクターの個性や
    それぞれの距離感までが
    まるで観る側にとって周知のごとくやってくる。

    だから、
    ”社長から下された密命に従い「リストラする上司を一人選出すること」”
    という設定に場が浮かない。
    場の空気のままに
    設定が吸い込まれ広がっていくのです。
    伏線たちの張り方や回収の仕方が
    くっきりとしていているのにあざとくない。
    ウィットの強弱にもドラマを生かす手練があって
    観る側も気負うことなく時間に取り込まれ
    その顛末に前のめりになっていく。

    役者たちのお芝居も、
    なんか心地よく演じている感触があって
    観る側を引きこんでくれます。
    一方で密度はしっかりと作られていて・・。
    立ち位置、表情、間の取り方など、
    いずれにも創意や洗練がある。
    ちゃんとキャラクターの仕事を緻密に纏いながら
    その個性が奥深く醸し出されていきます。
    ひとりずつのお芝居の豊かさが全く休むことなく
    のびのびとした感触で伝わってくる。

    身内会議に定番の飲み物やちょっと口にするものが
    個々の心情を伝えるツールとして驚くほどに生きる。
    シーン達を支える「社内感」や
    キャラクターたちの想いの
    ウェルメイドではない組みあがり方にも瞠目。

    おかしさとビターな感覚とリアリティのブレンドが
    ほんと絶妙。
    瀧川演出の冴えもがっつりと感じることができました。

    これだけのクオリティが内包されたお芝居を
    会社帰り(平日20時始まり、尺もそれほど長くない)や
    休日(3回まわしで都合がつけやすい)にサクッと観にいけるのは
    とても素敵なことだと思う。

    大上段に振りかざしたような凄みや重さはなくても
    さりげなく深い趣きやウィットを内包したとても良いお芝居・・・。
    上質なお芝居に出会った時の
    やわらかい高揚をもって
    家路をたどることができました。

    ☆☆☆◎★★◎△△








  • 満足度★★★★

    ありそうな話
    リストラする上司を1人選ばなければならないという設定。いかにもありそうな話。役者さんそれぞれが、うまく演じていてシビアな内容をそれなりに表現。
    中身については詳しく語れないが、リアルでちょっと、心に突き刺さる作品

  • 満足度★★★★

    観てよかった
    急ぎすぎず、ゆっくりすぎず、程よく話が展開し、終始見入りました。上演時間が長すぎず適度でした。

  • 満足度★★★★

    身につまされつつ、笑った
    何しろ、自分の以前の職場が舞台。そして、我が家の長い間の生計を支えた業界が舞台なので、何となく、似たような、状況設定や、人間描写に思い当たること、盛りだくさんで、ずっと、当事者気分で、成り行きを注視してしまいました。

    脚本のレベルが高く、説明台詞や、回りくどい表現がないのが、とても心地良い観劇体制を整えてくれます。

    瀧川さんは、ご自身も重要な役を演じながら、よくあれだけ、ナチュラルに役になり、尚且つ演出も冴え渡り、かなりの才人だとただただ感心!!

    知り合いの誰かにいそうな各キャラクターを、各キャストが、皆さん、実にそつなく演じられて、大変クオリティの高い舞台でした。

    ネタバレBOX

    今回もまた、佐藤みゆきさんが圧巻!
    ずいぶん彼女の舞台は拝見していますが、また、新しい顔を見せて下さって、彼女の才気に感服しました。

    人気アナウンサー役の方も、雰囲気がピッタリで、番組のナレーションも大変お上手で、一応、経験者としては、プロの喋り手としての原稿の読み方に満点さしあげたく思いました。

    最後の、アナウンサーの読む原稿が、「がま口」が、「ガム」に変化していて、大ウケ。こういう細部の、脚本の頭の良さが、演劇レベルの高さを示していて、随所でニンマリしたくなる芝居でした。

    現実社会の生き辛さを、適度に、デフォルメして、明るく描くこの芝居のテイストが大変、自分好みでした。
  • 満足度★★★★

    コメディかと思いきや
    劇団初見です。フライヤーを読んだ時から、これは面白そうだから観に行こうと思っていました。
    最初は上演時間が短いのでちょっと気になりましたが、全然短くなかったしちょうどいいですね。脚本が良かったし、6人の役者さんがそれぞれ魅力的でした。

    コの字型の客席に最初はどこに座ろうか迷いました。一番観やすいかなと思って座ったのに、最初にいきなり机の位置を変えられてしまったので、これじゃ背中しか見えない役者さんが出るなと心配していましたけれど、スタッフさんが言っていた通り、どの席からでもよく見えるように演出されていました。物語が進む中でさまざまな動きがあり、ちゃんと6人の役者さんを観ることができました。

    コメディ要素もあったけれど、最後の展開では泣きました。ハッピーエンドにはなりにくい設定ですけど、最後は少し救われました。

    この脚本はオリジナルではないのですね。七里ガ浜オールスターズのオリジナル作品だとどんな感じの舞台なのか気になります。

    ネタバレBOX

    最初に登場した三沢役の佐藤さん。今回は出演者の方たちも知らない方ばかりだったので、てっきりスタッフかと思いました(笑)コーヒーの準備を始めるので、え、今からやるの?最初にやっておこうよ…と心の中で突っ込みを入れていました。観ているうちにどうやら芝居が始まっているみたいと気付きました。
  • 満足度★★★★

    俺の屍を越えていた。

    同時期にテアトルエコーでも、
    屍を越えて行ってたらしいが、
    こちらを観にいけて良かった。

    登場人物も役者も、
    ちゃんと屍を越えていた。

  • 満足度★★★★

    前半と後半の対比が鮮やか
    70分間のリアルタイムで描く「ある会議」の内容。
    決断を回避できないかジタバタするユーモラスな前半と、熱血&感動系に転ずる後半の対比が鮮やか。
    また、観逃した過去の配役や今回の中でのシャッフルなど思い浮かべながら観て面白さ倍増。

  • 満足度★★★★

    楽しめました。
    飽きることなく、見続けました。
    楽しかったです

  • 満足度★★★★

    GOOD!
    観てよかったと素直に思えた作品。もうちょっと長くてもいいのにと思ったが、1時間の会議のお話なので、70分が適当なのかもしれない。素敵な役者さんが揃った公演でした。わざわざ日曜日に行った甲斐がありました。

  • 満足度★★★★

    見逃さなくて良かった
    リストラがこのように語られる作品の存在を知り嬉しく思いました。今回のキャスト6名は皆様個性豊かでステキでした。今後それぞれの活躍が楽しみです。また観に行きますよ。

  • 満足度★★★★

    なるほどそういう意味でしたか。
    「俺の屍を越えていけ」なるほどそういう意味でしたか。
    全体的には観やすく、笑いもあり、落ちもイイ。楽しめました!

    「俺の屍を越えていけ」は有名な脚本だったのですね。
    知らなかった。勉強になります。
    先週テアトルエコーの前を通ったら同じタイトルのチラシが
    あって気になっていたので。

    今回は気になる『葛木英さんと佐藤みゆきさん』目当てで観に。
    佐藤みゆきさんはこの手の役が本当にうまい。
    葛木英さんも艶のあるいい声でピッタリだった。

    2人はもちろんの事だが、
    先日観た箱庭円舞曲の須貝英氏も…おもしろいなぁ。
    野口雄介氏と主宰の瀧川英次氏の熱いやり取りは泣けました。
    浅野千鶴さんのあの鼻歌も良かった。

    ネタバレNGとのことだと…こんなかんじでしょうか。

    そうそう、PM20:00開演はサラリーマンにやさしくて
    すごくうれしい。この時間だと平日でも観やすいな。

  • 満足度★★★★

    おもしろい!!
    現実なら笑えないと思うんですが、とにかく笑えた!
    「ある事ない事」書いてうやむやにできるほどの腕は持ってないので、詳しくは書けませんが。
    佐藤さんのかわいさとか、瀧川さんの胡散臭さとか・・・。
    意外な結末でしたが、後から「そういうことだったのね」って納得。。。
    とにかく観て!

    ネタバレBOX

    ネタバレ禁止なのでどこまで書いていいのか・・・。

    それぞれが役にぴったりで引き込まれました。
    リストラ候補について議論するところ、お腹を抱えて笑うほど面白かったです。
    追い詰められた人たちの必死さが、部外者からするとなんとも滑稽で・・・。
    自分の根性が曲がってるせいか、ずっとニヤニヤしながら観てました。
  • 満足度★★★★

    脚本力<役者力
    ウワサ通り、秀悦なホン。
    こまごま、リアル。

    でもそれ以上に、手を出すユニットによっては
    火傷しそうな脚本。
    これ、意外にむずかしいなぁ。

    拘ったキャスティングがとてもよく映えていました。
    最後には涙。

    いいお芝居でした。

  • 満足度★★★★

    プロデュース公演の鬼門がっ!?
    「良い役者が集まっているのに何だかなぁ。」
    と思ってがっかりな仕上がりな作品が多いプロデュース公演ですが...、

    ネタバレBOX

    佐藤みゆきのブスカワイさ、浅野千鶴の秋葉系体育会ノリ、須貝英のまるでダメ男、葛木英のお色気高慢っぷり、野口雄介のテキトー&熱血な業界ノリ、瀧川英次のチャラ男&熱血っぷりが、六芒星の如く絶対的な均衡を保っていて、その各俳優のパワーバランスの絶妙さが、見事プロデュース公演の鬼門を封印したかなと!

このページのQRコードです。

拡大