BARAGA-鬼ki- 再演 公演情報 BARAGA-鬼ki- 再演」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    そうだったのか!池田屋以降
    軽妙なテンポとロックな盛り上げ方で、飽きずに池田屋以降、函館五稜郭までのおおまかな新撰組通史が身に付いた3時間。
    TVや映画やマンガや演劇やらで色々新撰組関連の作品は観てきたものの、いまいち全体の流れを把握してきていなかったので、池田屋以降の展開の前後の因果関係を初めて理解できた感じ。なるほどあの映画はここらへんの時代なのね!とか今ならわかる。
    新撰組の土方を一応軸にはしていたが、新撰組の内情をメインにするよりも時代や政治の動向から新撰組という立ち位置を把握して構成されていく物語だったので、新撰組モノに食傷気味でも意外に入りやすいかも。

  • 満足度★★★★

    新撰組ファン必見?
    昨年4月の初演より完成度がさらに高まった印象。
    その結果、第2幕では3〜4回涙ぐみそうになる。
    また、新撰組を虚実取り混ぜ描いた男芝居の中、紅三点である女優(蒼井そら、やまだまいこ、真山奈緒)の使い方と「お嬢」のキャラクター設定が秀逸。

  • 満足度★★★★★

    見てきた!
    殺陣とかすごかったし、話も面白かった。
    新撰組が好きなので楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    世は戦国ばやり!
    やはり戦国ゲームの影響でしょか、幕末もの公演が多い中、流石に魅せますZ団!
    とにかく新鮮組がめっさ、カックいい。で、カックいいだけではありません。刀捌き、セリフ回し、更に立ち振る舞い、流石はプロですな。でもって、近藤勇(末吉司弥)のデカイこと!(・・;)大迫力ですわ。そうして、これらに彩る紅一点、お紋(真山奈緒)の女狐っぷりと堂々とした立ち振る舞い、更に刀捌きにも磨きがかかり、華を添えます。立ってるだけで絵になる。すんばらしい実力派です。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    主役は土方歳三役(根本正勝)、そしてお嬢役に蒼井そら(AV女優)。流石に幕末なので脱ぎません。笑
    武士道を貫いた最後の侍、土方歳三の風雲録、史実をなぞった幕末フィクション。勿論、Z団特有のギャグありで楽しめる。芸術的な照明、腹の底から響く音楽で観客の士気も上げるという文句なしの舞台だった。ただ一つ、ふざけ過ぎた部分がちょっと目についた点が実に惜しい。

    序盤から字幕つきの解説が何度か入り、観客に解りやすくさせる為の努力をしていたところは、やはり高評価でした。激動の時代を駆け抜け、味方だと思っていた藩が一転二転の寝がえりを繰り返し、最終的に薩摩藩と長州藩が手を組んで幕府に仕える新撰組の時代を終わらせたさまは、切なかった。

    時勢に動かされながらも徳川の時代が終わりを告げ、それと同時に会津藩と新撰組は時代に取り残された申し子のようなものだった。「勝てば官軍、負ければ賊軍」のごとく賊軍扱いになった新撰組の最後の一人、土方に観客はどうしても感情移入してしまうが、それだけの魅力溢れるキャストでもあった。

    音響担当の門田圭介は相変わらずの職人技でした。日本刀が風を切る時の音響とギャグを吐く場面での音響は絶妙で、いちいち関心した。日本刀に穴を開けて振る度にヒュン!と音が出る刀があるといいよね?あれが一番自然の音に近い。

    余談ですが、ワタクシが一番ウケタのは二部前の休憩時間に、なんちゃってマイケルジャクソンが登場してパンフレットを売るシーン。ものすっごくマイケルにそっくりなのだけれど、何故か声はミッキーマウスだった。いあいあ、一人でウケまくって、ニヤニヤしてた。今回のヒットでした。

  • 満足度★★★★

    楽しくて、勉強にもなりました!
    女性陣のしゃきしゃきさが際立っていました。

    ネタバレBOX

    新撰組の隊士から言葉の説明もあって懇切丁寧でした。「尊王攘夷」に対立する「佐幕」という言葉がありますが、あえて「佐幕攘夷」という言い方もして、私もこれまで以上にスッキリ理解することができました。

    【私の新撰組備忘録】会津藩直属→池田屋事件で長州藩の御所火付け計画を阻止→幕府直属→江戸から伊東甲子太郎が来て参加→伊東分派→伊東を倒幕派として粛清する→鳥羽伏見の戦いで思うように戦えず敗北→江戸に戻る→流山で近藤が捕まる→歳三函館へ行く→歳三函館で死す

    勉強になったぁ!!

    蒼井そらさん、どうだかなーと思っていましたが、小柄でしゃきっとしてました。子供役の女優さんも元気で、二人とも良かったです!!
  • 満足度★★★★★

    迫力の3時間
    新撰組ものは私が体験するだけで年に2〜3作はあるが、これは傑作のひとつ。土方役をはじめ、沖田役、斉藤役のイケメンぶりだけでなく、小僧役やスリ役の女優陣のアバレっぷりも見る価値あり。滅びの物語の中に笑いもあり、でもやはり志半ばで滅んでいくシーンにはちょっとウルウル。

  • 幕末の史実がよくわかる
    虚実ないまぜな幕末エンターテイメント。
    判りやすい演出と
    花道を長く取り、動きの多い演技で
    3時間強の時間も飽きることがない。
    演技のバラツキは多少気になるが、
    女優陣の演技がアクセントで光る。

  • 満足度★★★★

    初日観劇
    Z団は初でした。
    が、なんか見たことある感じと思ったら、「遥かなる時空の中で」を演出した人だったんですね。

    3時間に5年分詰め込んでて、破たんがなかった。
    それってすごいと思う。
    (沖田の死以後もやって。)

    史実と違うところもいろいろあるけど、私としては許せる範囲でした。

    ネタバレBOX

    ・井上源三郎さんの死ぬところは、思わず泣いてしまいました。

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