公演情報
「コウセイ」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/02/26 (日) 13:00
千穐楽を観劇。全席自由席で受付開始は開演の45分前だというので、1時間前に劇場に行ったのだったが、既に6人ほどが並んでいた。さすが「今池袋で最も売れかけている劇団」(劇団説明文の一節)だけのことはある(笑)。
ラビット番長といえば将棋・介護・草野球が三本柱だが、昨年のグリーンフェスタではこれらとは異なる路線とは異なった作品を上演する予定だったのに、コロナで残念ながら公演中止に。昨秋の池袋演劇祭参加公演では将棋に戻ってしまったので、残念に思っていた。個人的には15年春の「白魔来る」のようなスプラッター気味のドロドロとした作品を観てみたいのだ。
ということもあって、今回の「コウセイ」は将棋・介護・草野球とは違ったものになりそうで期待していたのだった。
(以下、ネタバレBOXへ)
実演鑑賞
満足度★★★★★
この事件そのものを知らなかったので、ラビット番長らしからぬ恐怖を感じる舞台でした。
今、話題の精神科滝山病院の問題が重なりました。
昔も今もと思うと年月経ても変わらない世の中ですね。タイムリーでした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
私の思うことは、既に、書いていらっしゃるかたがいらっしゃるので、ひとつだけ。
最近、この作品とある種の似た作品を観ました。
エンターテイメント的なその作品では、観ている側が身が固くなるような虐待的シーンがありましたが(それはそれで見応えありでしたが)、ラビット番長は台詞でそれを観る側に想像、そして考えてさせる作品だったとおもいます。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/23 (木) 15:00
価格4,000円
悪名高き「岡田更生館事件」を舞台化
ラビット番長の十八番である将棋とも絡め、シリアスな中にも人の優しさ、温かさが伝わる人間ドラマに仕上がっていた。
交錯する時代、出来事が繋がる瞬間がたまらない。
オープニングからエンディングまで、
全てに意味がり、キャストが複数の役を演じているが、そこにもしっかりと意味があった。
本当に素晴らしかった。
映像鑑賞
満足度★★★★★
配信での観劇
今も存在する非人道を再発掘して見せた芝居。
人間関係が少し分かりずらかったも
井保三兎さん特有の優しい目線で残虐性薄めた魅せ方が見事でした。
GHQへ語る升田の将棋愛、想いこもった23と、良かったです。
3月12日まで配信あり
(カラーパンフと秘蔵映像付き)
ウイキペデイァで岡田更生館事件を調べてからの方がより解り易いかも
お時間ある方はぜひ
実演鑑賞
満足度★★★★★
衝撃的なストーリーで、どんどん惹き込まれ、観応えのある舞台でした。
更にラストも衝撃で、何とも言えない気持ちでした。
観ていて辛くなる内容でしたが、ほっこり出来る場面もあって良かったです。
実話をベースにしていると思うと、本当に胸が痛くなりましたが、所々に入る笑いや、井保さんの優しい笑顔に救われ(?)ました。
訴えかけるようなストーリー、そして役者さん達の熱演も素晴らしく、とても良い舞台でした!
実演鑑賞
満足度★★★★
戦後混乱期の岡田更生館事件に取材した作品。今まで観たラビット番長の中では一番ダークで衝撃的である。巧みな展開で、ググっと引き込まれました。しかしながら、将棋を絡めるところはやはりラビット番長ですね。
映像鑑賞
満足度★★★★★
配信での鑑賞でした。
暗く重いテーマのお話なのに、井保さん演じる増山とその家族のシーンは人情味があって温かくて面白くて所々笑いながら観れてとても良かったです!
新聞社チームの出てくるシーンはシリアスな場面が多かったですが、後半の将棋のシーンでほっと安心させられてからの急展開!
本当に引き込まれました!
音や照明で場面を切り替えたり、前段と後段で場面を分けているシーンもあったりで、とてもテンポよく物語が進んでゆく感じがして見やすかったです。
配信では遠目から全体を撮影していますが、配信プラットフォームの性質上、視聴時間帯によって画質を落とさないとスムーズに視聴できないことがあり、役者の皆様の表情まではよく見えないですが、公開期間中何度でも繰り返し観れるのが配信のいいところでもありますし、高画質で再生できる時間を見付けて再度役者の皆さんの表情などを楽しみつつ鑑賞したいと思います( *´﹀`* )
実演鑑賞
満足度★★★★★
「白魔来る」が最初の出会いで、その後ノアールものとは出会わず、今回はちょっと違うらしいと言うことは久々のノアール?と思っていたので、ちょっとは笑わせてもどんな結末が来るかとずっとハラハラしながら見ていました。
ヴォンフルーさんが『岡田更生館事件』と書いていたので検索して事件を知りました。
と言うことは井保さんが当パンに書いていた「気になっていた事件」とはあのことかなと想像しています。早くコロナが終わって、終演後にみなさんとお話しできて、気になったことはどんどん聞けるようになってほしいです。
実演鑑賞
満足度★★★
昭和24年(1949年)2月、岡山県で発覚した『岡田更生館事件』を舞台化。この事件の面白さは江戸川乱歩的で何故当時映画化されなかったのか不思議。これをやるだけでも興味が湧くが、更に将棋界のスーパースター・升田幸三を絡めるアイディアに痺れた。複雑だが逆に解り易い構成、パッパッパッパッと次々にシーンが展開する演出は唸らせる。松本清張のサスペンスっぽい戦後まもなくのおどろおどろしさ。
独りヒールとして立ちはだかる野崎保氏がMVP。“城西の虎”添野義二や三島由紀夫を思わせる武道家顔。「こんな奴がいる施設に収容されたら地獄だろうな」とつくづく思わせてくれる。
更生館からの決死の脱走に成功した宇田川佳寿記氏はチャンス大城を思わせる愛嬌。やたらご飯への強い執着、「食べます!」が笑わせる。
井保三兎氏演ずる人間愛に溢れた将棋指しはいつもながら優しい。「こんなふうに生きていけたなら」と誰もが胸の何処かで憧れる。
奥さん役の江崎香澄さんのあったかさ、生活感のリアリティー。
隣家の娘役の鈴木彩愛さんの可愛らしさ。
能勢綺梨花さんはエロエロ、観客はメロメロ。
地元の老婆役や仲間を売って自分だけ助かろうと考える密告者役など物語の要を担う松沢英明氏は裏MVP 。声色一つで観客をゾッとさせてみせた。
実話の虚構化の方法論としてずば抜けている。そして夜に浮かぶのは余りにも美しい月。どの時代であろうと人は皆輝く月の美しさに心を奪われる。自分がどんな境遇になろうと変わらぬ月の美しさ。月の光に照らされていつも何処か遠くの誰かを想うのか。
実演鑑賞
満足度★★★★
㊗グリーンフェスタ2023 BASE THEATER賞受賞
今まで観てきた介護・将棋・野球とは一線を画すノワール作品(敢えて言えば「白魔来る」系か)。
戦後あった実話、それを実在したと思われる棋士と絡め、上手く物語化している。主宰の井保三兎氏が演じた増山棋士、その<増山>を<升田>に置き換えると、将棋界で有名な棋士が連想できる(エピソードは知らなかった)が…。勿論、実話〈岡山県〉と人物〈広島県〉とは地理的に近いが、接点があったか否かは定かではない。それだけに興味を惹くところ。
内容は虚実綯交ぜに紡いでおり、脚本は重厚、演出は抒情、演技は重軽妙といった異なった観せ方をする。それでも全体的にはバランス良く仕上がっている。
特に演出…戦場で見た月、帰還して見た月、そして〈コウセイ〉内から見た月、同じ月だが見る場所や心持ちによって印象が異なる…文学的な情景描写のよう。
少し気になるのは、この舞台化を通して伝えたいことは何か?戦後間もない頃の施設、それを時間・地続きである現代に問うこととは…。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし)2023.4.14追記
実演鑑賞
満足度★★★★★
実話がもとになっているという。如何にも人を人として扱わないこの国の状況をよく映し出している。
オープニング、自分ならもっと残虐な台詞を置く。とは思ったものの、そこは「ラビ番」の戯曲家・井保さんの温かいお人柄のよく出た冒頭である。当初予想していた通りタイトルに当てはまる表記は幾通りも在る。(追記2.26)
実演鑑賞
満足度★★★★★
実話をベースにしたこの話を、井保さん演じる棋士を絡めて100分にまとめる手腕がお見事。観客に陰鬱な気分だけで帰らせるようなことはしない、この辺の匙加減がラビット番長のいいところ。
実演鑑賞
満足度★★★★★
今年初めての観劇。このような素晴らしい芝居に出会えてとても嬉しい。
ラビット番長さんの定番の芝居ももちろん好きであるが,「虹の人」のようにラビット番長さんの別の顔を観れたようで,幅広く奥が深い劇団さんと,改めて感心させられました。
まず井保さんの脚本が良い。問題提起した視点が良いし,重くなりすぎず適度な人の温かさが保たれ,観劇後感も心地よい。そして役者さんの表情や演技も素晴らしい。もうケチをつける余地なんてないんじゃないかと思えるほどでした。総じて,安心して観劇出来,期待以上の満足感を得られた芝居。
やはりラビット番長さん,この劇団,この芝居は絶対おススメである。
実演鑑賞
満足度★★★★★
岡田更生館事件を元にした話だが陰鬱な感じだけではなく、面白さと人の温かさを描いているのはさすがラビット番長。
見ごたえのある1時間40分でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
今まで観てきた王道ストレートプレイと違いましたが、とても素晴らしかったです。
ラビット番長の新しい側面が観れて楽しかったです。
こういう問題提起的な作品は、個人的には好きです。
又、こういうタイプの作品が是非観たいです。
貧困施設の悲惨さがリアルで、スゴかったです。
衝撃的な事実が次から次へと出てきて、アッという間の100分でした。
どんどん引き込まれ夢中で観てしまいました。
老婆役の役者さんの演技は、見事でした。
内容はシリアスなのだが、井保さんの明るいキャラで、笑えておもしろかった。