りんごりらっぱんつ 公演情報 りんごりらっぱんつ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 47件中
  • 満足度★★★★

    とても良かった!
    劇団観劇2度目。
    劇団員三人娘が揃う公演ということで観たが、とても良かった!
    特に細野さんは、初見であったが芝居が上手で好印象。
    川村さんの出番がやや少なかったのでもう少し観たかったし、大野さんは独特のキャラクターでこちらが笑顔になれた。
    いつか劇団の名前の由来を知りたい(笑)

  • 満足度★★★★

    タイトルは・・しりとりだった!!
    7月の下北での「女ともだち」以来の競泳水着でした。今回は3人娘が揃っての公演ということで期待してはいたのですが・・・

    良かったですよ~

    ステージは色々なシチュエーション展開にあう、いたってシンプルなつくり、抽象的なセットで観せてくれました。

    暗転をあまり使わずに、かなりハイテンポで場面転換されていくんですが、それが観ている方に 違和感なく入ってくる演出はなかなかのものです。

    大げさな振りや怒鳴るような場面はなく、淡々ストーリーがすすんでいくんですが、競泳水着の独特な空気感のなか、気がつくとどんどん引き込まれていきます。

    いくつかのストーリーが実は伏線となっていて、ラストにはそれがひとつに繋がっていくんですが、

    個々のエピソードなんかもちゃんと答えが出ていて 実にうまくまとまっていたと思います。

    登場するキャストさんもみな役にぴったりのGood job 上演時間2時間、 最後には真剣に拍手しちゃってました。

    なかなか、文章であの雰囲気を伝えるのはとても難しいんですが、競泳水着の世界を劇場で観てみてください。

  • 過去いち。
    個人的にはこれまで観た競泳作品で一番好きだった。トレンディドラマの頃から物語の紡ぎ方は上手いと思いつつ、自分としては演劇に恋愛要素をあまり求めてなかったから。その点で焦点が今回は家族や上京に当てられていたのが自分の身に置き換えやすくて。いや別に恋愛だと自分の身に置き換えられない訳じゃないって訳でもないんだけど。個人同士の関係性よりももっと大きなもの。枠自体が大きくて、気持ち自体も。今になって「女ともだち」とか「NOT BAD HOLIDAY」が観たくなった。
    川上さんと今村くんの異物感。周りが強固な分、あえての足元の危うさのハラハラ感が良かった。完璧すぎる人間とは接するの距離を感じて、欠点があったほうが親近感が沸くじゃないですか。この演目を人間に例えたらその欠点部分があの二人。愛せる様になる為に大切な欠点。役者力よりは配役の妙。

    ネタバレBOX

    始めは姉妹の配役が逆なんじゃないかと思ったんだけど、生きてる人間は亡くなった人間の年齢を追い越していく切なさ。
    オーナーの奥さんが桃子さんなんだと思って観ていたのですが、どうやら違かったらしくて。同じ事を思った方、いませんか?
    おまけの一人芝居も。ザ・おまけ。完成度がどうとかでなく、競泳を観に行ったからこそ観られるっていう。細野さん・大川さんでもやって欲しい。
  • 満足度★★★★★

    観ました
    すでにほかの方が十分に書き込んでるのでそれ以上言うことはないです。演劇っていいなー、きっとこういうお芝居と出会うために劇場に通っているんだなーって思いました。

  • 満足度★★★★★

    生きてる
    その世界に生きてそれを見てる感じでした。
    また、場面がわりとポンポンと変わっていきますが、この変わり方が違和感ない変わり方で、世界観を崩さないというか、流れを切らないで変えてるので、気持ちいいです。

    素晴らしい作品でした。

  • 満足度★★★★★

    うぉー
    素晴らしい。圧倒的な完成度。面白過ぎる。観る作品観る作品、進化しまくり。

  • 素敵だった~~
    すごく良かったです。あせらず生きていこーって思いました、私は。

  • 満足度★★★★★

    競泳さん。
    素晴らしい。ありがとう!

  • 満足度★★★★★

    丸められずに重なる時間たち
    一つずつのシーンに
    キャラクターたちのとても実直な時間の肌触りがあって。
    それゆえに重なっていく日々に圧縮感のない
    肌触りとふくらみが生まれて。

    リアリティを持った時間の密度に深く浸潤されました。

    ネタバレBOX

    冒頭の母娘のシーンに
    そのまま取り込まれる。
    そこには娘たちの個性と
    娘たちから見た母親の姿が
    観客に吸い込まれていくための
    絶妙な密度で描き出されていて・・・。

    その密度の作られ方は
    重ね合われていく時間の中に共通していて
    まるで魔法のように
    それぞれのシーンでの
    登場人物たちの感覚が
    入り込んでくる。

    いろんな工夫が織り込まれているとは思うのです。
    時間の経過のなかに
    キャラクターたちの想いの根がしなやかに仕込まれていたり、
    単純に演じられる個性とは別に
    物語のふくらみから滲みだすようなキャラクター達の色や抱えるものが
    仕込まれていたり・・・。
    個々のシーンでのいろんな距離感の作り方にも
    観る側がすいっと呑みこむことができる
    ピンポイントに近い絶妙さがあって・・・。
    でも、それらは観終わって
    彼らの時間を俯瞰する位置にまで連れて行ってもらって
    はじめて気づくこと。
    この舞台には
    押すだけの力技とは違った
    シーンごとに物語を客観視させない空気感があって、
    個々の歩む時間も
    適度に前後しながら
    観る側に積みあがっていきます。

    その積み上がり方が凄く良い。
    なんだろ、シーンごとに
    釘を打ちつけられたり鎹をはめられたりして
    固定されるのではない、
    ひとりの時間の枘(ほぞ)がすっと他の時間にはまって
    組み合わされていくような感覚が幾重にもあって・・・。
    それらは、重さで作られた
    押し込まれるような密度ではなく
    あるがままの空気の軽さからやってくる
    浸潤力をもった密度を醸し出していきます。

    だから
    終盤の様々なシーンが
    物語られたものを受け取るというより
    もっと感覚に近いものとして
    観る側に広がっていく。

    結婚式でのパティシエのあいさつや想いの吐露に
    語る側と語られるそれぞれの時間を染める深さが生まれる。
    レストランで何度も繰り返される
    その日のメニューを確認する時間を愛でる
    ウェイトレスの感覚がとてもビビットに伝わってくる。
    そして、さらに伏線を一つ解くような、
    中央線がらみのシーンのどこかありふれた光景から
    要のようにして広がっていく時間の質感が
    観る側にしっかりと膨らんでいきます。

    今を受け入れて生きるキャラクター達の姿に
    息を詰めるのではなく自然に膨らんでいくような、
    少しビターだけれど
    でもしっかりとした愛おしさを感じて・・・。

    役者たちの力量にしっかりと運ばれつつ
    この作り手でなければ
    描きえない時間やつながりの質感があることを再認識。

    上手く言えないのですが
    その語り口からは思いもよらないほど
    留まるものをたくさん持った
    しっかり心に残る作品でありました。

    この作品、是非に
    公演期間中もう一度観たいと思います。

    ◎☆☆○□◎□□

  • 満足度★★★★

    月並みなことばしか出ないけれど
    ほんとにすてきだった。行ってよかった。

  • 11月22日(月)S
    構成の妙。

  • 満足度★★★★★

    チャーミングな舞台でした
     登場人物ひとりひとりが、とっても魅力的で、こういう子いるいる!と思いながら楽しみました。そりゃテレビドラマみたいな部分もあるけれど、セリフも演技も、こちらのほうがギュッと濃くて好きです。
     地方から上京して、自分の夢(演劇とか)を頑張っている人には、特に染みるんだろうな。私も頑張ろう、と思えました。
     川村紗也さんの一人芝居も、本当に可笑しくて可愛かったです。

     ところで、ホンを書く上での禁じ手を今回あえてやってみ たのは、どんな禁じ手だったのでしょうか。

  • 満足度★★★★★

    3作品連続リピート
    1度観ているだけに、冒頭からもうその先のクライマックスが思い出されて涙目。
    以降ひたすら劇中の居心地の良さに身を委ね、終演後の幸福感にどっぷり浸る。
    で、気付いてみれば競泳水着は最近の3作品、すべてリピートしていたのだった。

    さらに、これまた追加の一人芝居もかわいらしくて満足。

  • 満足度★★★★

    登場人物たちへの優しさが溢れている
    とにかく、台詞が1つひとつとてもいい。それを等身大で役者が丁寧に演じているところに好感が持てるし、引き込まれていくのだ。

    登場人物たちに対するまなざしが優しい。演出も役者も、きちんと手を加えながら、育てていったのだろうと思う。つまり、そこには愛情がこもっている。

    ネタバレBOX

    物語としては、若者たちの群像劇であり、気持ちのいいメッセージが読み取れる。この舞台が好評なのは頷ける。なぜならそのメッセージは優しくも強い力で、今を生きている(特に若者たち)人々の背中を押してくれたり、さすってくれたりしているのだろう。

    登場人物たちの精一杯さが、とてもいいのだ。それは同時に役者たちの精一杯さでもあり、観客のそばにいる、大勢の人たちのことであり、さらに自分のことでもあるのかもしれない。
    観客の多く(若者たち)は、自分の背中を見つつ、観劇していたのではないだろうか。すでに若者ではない観客たちは、そこにかつての自分を見ているのかもしれない。

    「東京に行けば夢がかなう」というテーゼ(というか希望的観測)が根底に見える。それは古くさいし、そんなのは嘘っぱちであると知っていても、そうあってほしいという気持ちが心の中にある(疲れた)人たちが多いのかもしれない。
    (東京に行けなかった姉だけが-直接-夢をかなえることができなかった)
    とは言え、今も昔も何かを求めて上京しているのは同じなので、それへの共感はしやすいのかもしれない。

    続けることが夢をかなえることである、ということが基本ながら、就活していたら、バイト先から正社員の口がかかる、とか、結婚もできる、とか、シェフを続けていれば認められてお店を任せようなんて声も出て、とか、水泳の目標がなくなったのに、すぐに大学に進学できて、さらにあっさり就職もできる、とか、映画を撮れば受賞できる、とか、インディーズのミュージシャンがデビューできて、アルバムも出せ、ヒットましてしまう、とか、さらに、心を休めたいときには、いつでも温かく迎えてくれる故郷がある、とか、そんなハッピー・ストーリーの連続であっても、イヤな感じがしない。

    それはもひとえに、この作品が持つ、「愛情」が、つまり「本気の愛情」が観客の胸に届いているからであろう。
    だから、温かい気持ちのまま、会場を後にすることができるのだ。

    この後、劇団競泳水着は1年以上の充電期間に入るという。たっぷり充電して、競泳水着らしい「愛」を、また見せてほしいと思う。
  • 満足度★★★

    密度が濃いのにさらりとしてる
    話の切り取り方が秀逸。
    全く違和感無く、2時間で連ドラ一本見通した感覚だった。
    場面の繰り返しによりピースがはまるように登場人物同士が繋がってゆき、
    内に秘めた思いも見えてくる。
    登場人物がみんな魅力的で
    ひとりひとりのスピンオフが観たいと思いました。

    タイトルの意味が知りたいな~。

    終演後の一人芝居もとても可愛くて好き!

    ネタバレBOX

    ウェディングパーティーで作っていたケーキってどんなのだろう。
    ふつう、デコレーションしたりするのには
    冷ましたりする時間が必要なのでは?
    ちょっと、そこが気になりました(^^;
  • 満足度★★★★

    見れてよかった。
    今年3本なんですね、今回は沢山のシーンと関係性を細かく短くゆっくりと重ねて魅せられたのですが、それでも十分感じます。所々考えられる余白部分もあって、物語としては3時間近い感覚の量がありました。細野さんと、もう一人和知さんも主人公なのかな?と思って見ていました。本当は違うんでしょうけど、少しウルウル来てしまった良作です。(表現下手ですいません)

  • 満足度★★★★★

    素晴らしかったです
    やわらかく優しくそして強い話で感動しました。
    登場人物にそれぞれ個性があり、一つ一つの表情仕草が時に切なく、時に力強く表現されていて役者のみなさんの演技に感嘆しました。

  • 満足度★★★★

    家族の想い
    チョークで書いたような美術の質感が好印象。家族、友人、仲間など自分が素直になれる処は?そんな事を感じつつ観劇。

    ネタバレBOX

    レストランのミーティングで「今日は予約特にいません。」から「予約3組]に増えさらに「10組。コース希望」となり礼司、冬美の10年と成長が感じられる。
    今村圭佑さんの存在感が良いなあ。「15MINUTES」観ます。
  • きれい
    美術が本当に美しい。

  • 満足度★★★

    きれいにまとまっていました。
    すごくきれいにまとまっている作品でした。面白かったのですが、とても良質のテレビドラマを見ているようだった。やさしいのです。清々しいのです。でも先も読めちゃうし、毒気がない。『ふぞろいの林檎たち』を思い出しました。でも『ふぞろい〜』のような暗い部分もなく・・ちゃらんぽらんな奴もなく・・みんな東京でがんばっていた。

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