りんごりらっぱんつ 公演情報 りんごりらっぱんつ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
21-40件 / 47件中
  • 満足度★★★★★

    競泳さん。
    素晴らしい。ありがとう!

  • 満足度★★★★★

    3作品連続リピート
    1度観ているだけに、冒頭からもうその先のクライマックスが思い出されて涙目。
    以降ひたすら劇中の居心地の良さに身を委ね、終演後の幸福感にどっぷり浸る。
    で、気付いてみれば競泳水着は最近の3作品、すべてリピートしていたのだった。

    さらに、これまた追加の一人芝居もかわいらしくて満足。

  • 満足度★★★★★

    チャーミングな舞台でした
     登場人物ひとりひとりが、とっても魅力的で、こういう子いるいる!と思いながら楽しみました。そりゃテレビドラマみたいな部分もあるけれど、セリフも演技も、こちらのほうがギュッと濃くて好きです。
     地方から上京して、自分の夢(演劇とか)を頑張っている人には、特に染みるんだろうな。私も頑張ろう、と思えました。
     川村紗也さんの一人芝居も、本当に可笑しくて可愛かったです。

     ところで、ホンを書く上での禁じ手を今回あえてやってみ たのは、どんな禁じ手だったのでしょうか。

  • 満足度★★★★

    完成度の高い群像劇、お見事です
    上野作品、4作、拝見して思うのは、本当に、群像劇の名手だなあという点。
    あrだけの、登場人物が舞台上に生き生きと、その人生をそれぞれ、魅力的に映し出して下さる、脚本、演出、役者さん達…。ただただ感嘆します。

    安心して、このストーリーの中に浸透しつつ、あっという間に、2時間10分が過ぎていました。

    皆、舞台上の佇まいがすごく魅力的で、だれもを愛おしく感じて、56歳のおばさんなのに、涙腺緩みっぱなしでした。

    競泳水着の女優さんは、皆さん、魅力的な役者さんばかりですが、中でも、主役の冬美を演じた細野今日子さんは、とてつもなく素敵でした。

    この作品、舞台もいいけれど、映像バージョンも無性に観たくなりました。

    最後が意外な展開なのも、洒落ていました。

    いつも思うのですが、楽曲のセンスも抜群です。

    説明過多でない、塩梅の良い脚本、本当に秀逸で、切なくなりました。
    出来の良い、トレンディードラマを堪能したような気分でした。

    ネタバレBOX

    時折挿入される、フラッシュバックのような回想シーンの、バランスの良さがとても、心地良く感じました。

    上野さんの脚本て、説明台詞がないにも関わらず、すぐに、人物関係や、事情が観客に飲み込めてしまうのが、いつも感心するばかりですが、今回は特に、その匙加減の絶妙さに唸ってしまいました。
    良い写真家のように、役者さんを魅力的に見せる術を知り尽くした、脚本力、演出力に、脱帽するばかりでした。

    家族や恋人や、友人に、言えない思いの表出具合がどの人物も、本当に素敵で、どこかで、自分の記憶の琴線に触れ、切なくて、何度もウルウルする瞬間を体験しました。

    ストーリーのためだけに、作者の御都合だけで登場する人物が1人もいないのは、本当に感嘆ものです。

    時間が許せば、何度でも観たくなる、味わいのある作品でした。
  • 満足度★★★★

    編集力の勝利!
    映像向けな話を舞台にした時に大抵失敗するのは、増え過ぎた場面の処理。物語を説明的に展開させ、暗転での切り替えをバカみたいに続けて観客を呆れさせる。
    その辺りが上手く処理され高評価を得た2007年上演の“なだれる”越えをついに達成!

    ネタバレBOX

    場面のつなぎ方では、アクションつなぎが効果的でしたが、
    音のずり上げ、ずり下げ、オーバーラップなど
    もっともっと、映像の編集手法を上手くパクっていけば良いと思う。
  • 満足度★★★★

    やられた!
    友達から良いよと進められ、初の競泳水着。
    正直やられました。
    見て本当に良かったと思える素晴らしい演技と演出・本でした!
    すっかりファンに・・・。

    まだこれしか見ていないのですが
    次回の公演も見に行ってみたいと思いました。

  • 満足度★★★★

    心に染み入りました
    上野さんの本はうまいですね。人の心をやわらかく包んでくれるようです。
    人との出会い別れ、時間の経過を巧みに操っていました。役者さんは競泳水着の3人娘、皆巧みに演じていましたね。

    3人娘の最後のグータンヌーボーでは、芝居を演じているときと違った、人柄が垣間見られたような気がしました。

  • 満足度★★★★

    登場人物たちへの優しさが溢れている
    とにかく、台詞が1つひとつとてもいい。それを等身大で役者が丁寧に演じているところに好感が持てるし、引き込まれていくのだ。

    登場人物たちに対するまなざしが優しい。演出も役者も、きちんと手を加えながら、育てていったのだろうと思う。つまり、そこには愛情がこもっている。

    ネタバレBOX

    物語としては、若者たちの群像劇であり、気持ちのいいメッセージが読み取れる。この舞台が好評なのは頷ける。なぜならそのメッセージは優しくも強い力で、今を生きている(特に若者たち)人々の背中を押してくれたり、さすってくれたりしているのだろう。

    登場人物たちの精一杯さが、とてもいいのだ。それは同時に役者たちの精一杯さでもあり、観客のそばにいる、大勢の人たちのことであり、さらに自分のことでもあるのかもしれない。
    観客の多く(若者たち)は、自分の背中を見つつ、観劇していたのではないだろうか。すでに若者ではない観客たちは、そこにかつての自分を見ているのかもしれない。

    「東京に行けば夢がかなう」というテーゼ(というか希望的観測)が根底に見える。それは古くさいし、そんなのは嘘っぱちであると知っていても、そうあってほしいという気持ちが心の中にある(疲れた)人たちが多いのかもしれない。
    (東京に行けなかった姉だけが-直接-夢をかなえることができなかった)
    とは言え、今も昔も何かを求めて上京しているのは同じなので、それへの共感はしやすいのかもしれない。

    続けることが夢をかなえることである、ということが基本ながら、就活していたら、バイト先から正社員の口がかかる、とか、結婚もできる、とか、シェフを続けていれば認められてお店を任せようなんて声も出て、とか、水泳の目標がなくなったのに、すぐに大学に進学できて、さらにあっさり就職もできる、とか、映画を撮れば受賞できる、とか、インディーズのミュージシャンがデビューできて、アルバムも出せ、ヒットましてしまう、とか、さらに、心を休めたいときには、いつでも温かく迎えてくれる故郷がある、とか、そんなハッピー・ストーリーの連続であっても、イヤな感じがしない。

    それはもひとえに、この作品が持つ、「愛情」が、つまり「本気の愛情」が観客の胸に届いているからであろう。
    だから、温かい気持ちのまま、会場を後にすることができるのだ。

    この後、劇団競泳水着は1年以上の充電期間に入るという。たっぷり充電して、競泳水着らしい「愛」を、また見せてほしいと思う。
  • 満足度★★★★

    映像作品化した姿を観てみたい。
    どこか懐かしい感じのする“ドラマ”が詰まった物語で安心した気持で2時間楽しめました。

    俳優さん皆さん好演されてらっしゃいましたが、なかでも主演の細野今日子サン、とても良かったです。

    大変面白く拝見させていただいたのですが、ただ、このままリライトせずに映像作品にしても、充分に魅力的な作品になりそうな感じがしました。もしかしたらいっそ映像作品にした方が浮き出る魅力も多そう…みたいな。空気感とか出てもっともっと深み出そう…みたいな。
    場面転換やステージングの精度をあげてもっと「舞台でこそ!」的なドラマを作り上げる競泳水着さんの姿が観てみたいな、とも思いました。舞台美術もとても素敵だったのに120%機能していたかというと「?」が個人的にはついてしまったモノでちょっと勿体無いなぁと。

    いや、面白く拝見したんです。偉そうな付け足ししてしまってすんません。

    ネタバレBOX

    個人的にはタイトルの『りんごりらっぱんつ』どこかで出てきて欲しかったなーとも。
  • 満足度★★★★

    切なっ!
    観劇後、なんか無性に誰かを抱きしめたくなった。
    でも、抱きしめる相手がいないので、とりあえず自分の膝を抱える。
    俺も、切なっ!

  • 満足度★★★★

    タイトルは・・しりとりだった!!
    7月の下北での「女ともだち」以来の競泳水着でした。今回は3人娘が揃っての公演ということで期待してはいたのですが・・・

    良かったですよ~

    ステージは色々なシチュエーション展開にあう、いたってシンプルなつくり、抽象的なセットで観せてくれました。

    暗転をあまり使わずに、かなりハイテンポで場面転換されていくんですが、それが観ている方に 違和感なく入ってくる演出はなかなかのものです。

    大げさな振りや怒鳴るような場面はなく、淡々ストーリーがすすんでいくんですが、競泳水着の独特な空気感のなか、気がつくとどんどん引き込まれていきます。

    いくつかのストーリーが実は伏線となっていて、ラストにはそれがひとつに繋がっていくんですが、

    個々のエピソードなんかもちゃんと答えが出ていて 実にうまくまとまっていたと思います。

    登場するキャストさんもみな役にぴったりのGood job 上演時間2時間、 最後には真剣に拍手しちゃってました。

    なかなか、文章であの雰囲気を伝えるのはとても難しいんですが、競泳水着の世界を劇場で観てみてください。

  • 満足度★★★★

    月並みなことばしか出ないけれど
    ほんとにすてきだった。行ってよかった。

  • 満足度★★★★

    とても好きです。

    サンモールスタジオで観劇しました。
    平日の夜なのに満席でした。
    初めて観る劇団でしたが、人気あるようですね(;^ω^)

    物語は、ある姉妹を中心に回ります。

    ネタバレBOX


    母と姉妹のある時からのお互いの境界線を越えられない関係。
    姉妹のある時からのお互いの境界線を越えられない関係。
    それは姉の死によって、永遠に相容れることが無くなった。

    姉の代わりに上京し、姉の夢?と思われたパティシエになる妹。
    そこで、様々な人と関わり一つの答えと、
    母との関係、姉との関係を少しずつ解決して、
    最後には、自分自身を見つめ直す。
    素敵な青春グラフィティでした。

    恋愛体質で他人に依存している姉が、
    実は、色々な人の心に影響を及ぼしていたという、
    亡き人の思いというか願いが、そっと残した人の背中を
    押していたという事実が、とても切なかったです。

    姉の同級生の島田くんの想いが一番ぐっときました。
    ずっと想って、ずっと護ってきたということに、
    とても切なさを感じました。

    ラストまでの結末を知ると、
    みなさんがどんな演技をしていたのか、
    非常に気になります。
    最初からそうだったのか。。
    もう一度観たくなりますね。

    尚、1年間の休養になるそうなので、
    再開を楽しみに待とうと思います。


    あと、終演後に出演者の川村紗也さんの1人芝居がありました。
    これがまた、本公演の余韻を破壊する芝居でした(笑)
    いい意味で。
    でも、本演目と同様に一つの親子の関係と旅立ちを表していたので、
    ある意味リンクはしていたのかも。
  • 満足度★★★★

    家族の想い
    チョークで書いたような美術の質感が好印象。家族、友人、仲間など自分が素直になれる処は?そんな事を感じつつ観劇。

    ネタバレBOX

    レストランのミーティングで「今日は予約特にいません。」から「予約3組]に増えさらに「10組。コース希望」となり礼司、冬美の10年と成長が感じられる。
    今村圭佑さんの存在感が良いなあ。「15MINUTES」観ます。
  • 満足度★★★★

    とても良かった!
    劇団観劇2度目。
    劇団員三人娘が揃う公演ということで観たが、とても良かった!
    特に細野さんは、初見であったが芝居が上手で好印象。
    川村さんの出番がやや少なかったのでもう少し観たかったし、大野さんは独特のキャラクターでこちらが笑顔になれた。
    いつか劇団の名前の由来を知りたい(笑)

  • 満足度★★★★

    見れてよかった。
    今年3本なんですね、今回は沢山のシーンと関係性を細かく短くゆっくりと重ねて魅せられたのですが、それでも十分感じます。所々考えられる余白部分もあって、物語としては3時間近い感覚の量がありました。細野さんと、もう一人和知さんも主人公なのかな?と思って見ていました。本当は違うんでしょうけど、少しウルウル来てしまった良作です。(表現下手ですいません)

  • 満足度★★★

    アドバイス
    ネタバレにて

    ネタバレBOX

    すすむと人妻は昼間会え。
  • 満足度★★★

    密度が濃いのにさらりとしてる
    話の切り取り方が秀逸。
    全く違和感無く、2時間で連ドラ一本見通した感覚だった。
    場面の繰り返しによりピースがはまるように登場人物同士が繋がってゆき、
    内に秘めた思いも見えてくる。
    登場人物がみんな魅力的で
    ひとりひとりのスピンオフが観たいと思いました。

    タイトルの意味が知りたいな~。

    終演後の一人芝居もとても可愛くて好き!

    ネタバレBOX

    ウェディングパーティーで作っていたケーキってどんなのだろう。
    ふつう、デコレーションしたりするのには
    冷ましたりする時間が必要なのでは?
    ちょっと、そこが気になりました(^^;
  • 満足度★★★

    きれいにまとまっていました。
    すごくきれいにまとまっている作品でした。面白かったのですが、とても良質のテレビドラマを見ているようだった。やさしいのです。清々しいのです。でも先も読めちゃうし、毒気がない。『ふぞろいの林檎たち』を思い出しました。でも『ふぞろい〜』のような暗い部分もなく・・ちゃらんぽらんな奴もなく・・みんな東京でがんばっていた。

  • 満足度★★

    よくできてると思う
    テレビドラマのようでした。これを見るなら、テレビか映画を見ます。

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