公演情報
「愛犬家」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
サスペンス・ミステリー風であり、再々演を考慮して、あらすじではなく概要だけにする。本作は、劇団の旗揚げ<6年前>作品の再演だという。当日パンフに甲斐マサキ氏が「それゆえに劇団の世界観が最も色濃く反映した作品にもなっている」と記している。続けて 大きく改訂してほとんど新作とあるが、自分は未見のため どこが変わったのか分からない。
6年という歳月は平成から令和へ、そしてコロナ禍を経験している。この状況を物語に取り込んでいたのだろうか、少なくとも台詞にはなかった。一方、甲斐ファクトリーらしい描きーー苛めという心身の痛み、見下しながらも見下されているような捻じれーーそれがリアルに立ち上がってくる。変わる環境(状況)、変わらない関係(愛情)が、何か目に見えない うねりによって軋み崩壊していくようだ。
物語は、現在と過去が並列して紡がれる。勿論、演劇的には交差させ、重層的に観せている。
家庭を築きながらも家族としての温もりが得られず、もがき続ける鈴木一家。一方、興味を持ちつつ客観を決め込む隣家の佐々木夫婦。鈴木一家に個人の観点を、そして佐々木夫婦に社会(世間)という観点を担わせているようだ。物語に潜む不気味で得体の知れない怖れは、捉(抑)えようがない人の感情であり、不寛容な社会状況によるものか。
何らかの「家族のかたち」を求めて生きようとするが、いつの間にか正常と狂気の境が崩れて…。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし)
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日が終わったばかりだから、細部は後送するとして、ヒントとしてsenseという単語が持つ様々な意味の中で思慮・分別や感覚や意識、感覚能力の他に方向性などの意味もあることを指摘しておきたい。(追記後送)
ところで、自分が「観たい」で書いていた深海魚と水圧に関する記述での指摘は、人間が変身した状況を描いている訳だから、作家が敢えて矛盾する説明文にしたのではないか? との疑念を観たいの指摘とは別に同時に考えていたのだが、後者の記述が当を射ていたと舞台を拝見して発見するに至っている。
実演鑑賞
満足度★★★★★
連鎖の教室から、拝見させていただいていますが、今回もとても素晴らしい内容でした。旗揚げ公演の再演とのことですが、後に拝見した作品に確かに通じるものはあった気がしました。内容は人にとっての幸せって…考えてしまいますね。役者の皆さんの確かな演技と熱演はいつも通りでこれもよかったです。次回も期待です。
実演鑑賞
満足度★★★★★
これが「愛犬家」か。。。
「八月のモンスター」があまりにも良かったので観に来たが、衝撃を受けた。
凄い!この言葉でしか表現できない。凄い!!
3回泣いた。それもラストは堪えきれなかった。
「八月のモンスター」が会話劇だったが「愛犬家」は映像的だった。脚本家の引き出しの多さに感心した。役者は熱演。美しい照明と音響の中でおぞましくも聖なる物語が進行する。ネタバレになるからこれ以上は語れないが必見の芝居である。
リピーター割があると聞いたのでもう一度観に行きます!
実演鑑賞
満足度★★★
客入れSEがLOVE PSYCHEDELICO。「Last Smile」が何かに似ているなとずっと考えていた。レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「snow」っぽいが、「Last Smile」の方が先。シェリル・クロウの「What I Can Do for You」に似ていると言われているらしいが(?)。「I miss you」はローリング・ストーンズの「ルビー・チューズデイ」っぽい。