狂騒パレード 公演情報 狂騒パレード」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.6
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★

    拝見しました☆
    また観に来ます♪ε(*・◇・*)з

  • 満足度★★★★

    狂騒しすぎかな
    いろいろと詰め込みすぎてストーリーがとらえづらかった。主軸となれる筋が多すぎたのではないか。作品としての完成をめざすなら削る勇気を持て。

  • 満足度★★★

    あやうく睡眠
    何より脚本がもったいないなと。百物語に入って以降の怒濤の散漫さに思わずうそーんと吹き出してしまいそうになった。あのシーンを観ていて、言葉との距離を測れていない時分に書いた、一歩引いてみた形としてはなんとなく整ってはいるけれどよく見ると謎なアクロバテッィクさをみせる文章を思い出し懐かしい気持ちに。

  • 満足度★★★

    何かもったいない
    個々のキャラクターは面白いのに、ストーリーを詰め込み過ぎて、消化不良を起こしている感じです。浅く広くやっているようで、いまひとつつかみどころがない。何かもったいない気がします。

  • 満足度★★

    何かがトラブっていた。
    遊び半分でやっていたハズのオカルト的な要素を物語の重要なファクターとして盛り込む奇天烈さとそれを当然の如く受け入れてしまう人々、という着想は、おもしろい。
    しかしながら、登場人物らの気持ちの流れや伏線の張り方が曖昧なままで『笑いの悲劇』の全体像が突如として出現するために、シュールというよりも、何だか突拍子のない印象を受けてしまった。
    また、場面設定、登場人物、小道具など面白くなりそうなアイテムはたくさんあったのだが、これらをひとつの作品として束ねるのはさすがにちょっと盛り込みすぎだし、如何せんバランスが悪い。
    作品中に登場するこまこまとしたそれらをまるごと詰め込むのならいっそのことショートコント形式の連作にしてしまったりする方がひょっとして伝わりやすかったのではないのかな、と感じた。

    ネタバレBOX

    三姉妹の長女、アヤコはもうすぐ父の経営するプロパンガス会社澤田商事の社員のカマビシと結婚が決まっているが、姉が気乗りしないことを知っている妹のヨシコとノリコは、ふたりの結婚を回避するために、大学のサークル仲間を引き連れて帰省したマサヒロと友人のトモエをくっつけようと計画するが、弟にはサキという名の不気味な彼女がいた・・・。

    ここまでのイントロダクションで、どうしても気になった点がある。
    それは、閉鎖された田舎町で好きでもない男と結婚しなければならない姉の苦悩や、会社の社員と娘を結婚させる父親がどんな人物であるのか、相手の男はどんな男なのかなど、具体的なエピソードを交えた情報が提示されなかったこと。
    ため息をつくばかりの姉に「そんなに嫌なら結婚するのやめちゃえば??」
    なんて妹が軽く言うセリフの「そんなに」が何のことなのか、イマイチ伝わって来なかった。

    また、トモエとマサヒロをくっつけて結婚を回避させよう!というのもアイデアとしてはいいのだが、父の会社の後継ぎはどうするのか、大学を卒業したばかりの新社会人のマサヒロに会社を経営できるスキルはあるのか、など具体的なプランに欠けているため、信憑性は薄いが、そういう現実性のなさは妹ふたりが実家が金持ちでろくに会社で働いた経験がなく社会常識が欠落しているから。とおもえば整合性はあり、問題はないかもしれない。ただ、三人とも表面的には喧嘩とかするけど、結局『いいこちゃん』だったのはちょっと不満。姉のいいなずけは父の遺産を狙っているという噂を父の会社の事務のおばちゃんから聞いたことがあるとか、三姉妹で協力して父の会社を継ぐガッツがないのなら、会社潰して、財産食いつぶそう!とか強かに企んで、輪を乱す不届き者が姉妹のなかにひとりくらいいる方が個人的には好き。

    何はともあれ。
    物語はこの後、弟とサキの恋仲を引き離すため、放浪癖のある二女のノリコがどっかの国で手に入れた『ほれ薬』をマサヒロに飲ませ、トモエに惚れさせようと試みる。
    一方で、弟が引き連れてやってきたオカルト研究会のぶちょーが独自に開発した謎の器具を用いて、UFOを探索。
    また一方で、澤田商事の社員ササキは二女、ノリコに想いをよせる。
    ある時、三姉妹、オカルト研究会、澤田商事の社員らが輪になってテレパシーを送るとなぜかUFOがあらわれてサキと犬のヨネスケが連れ去られる。
    半年後、大学を卒業したマサヒロは、トモエと結婚し有機野菜農家となり、アヤコとカマビシは結婚し、普通の生活を送っていた。
    そんな折、サキと瓜二つの双子の姉妹のマキと名乗る人物があらわれて「復讐をするためにやってきた」という。
    すると突然、マサヒロが倒れて犬のように吠えだした。これも彼女の呪いなのだろうか。山荘の上空をUFOが旋回をはじめ、終幕する。

    物語の主な流れを書いてみたが、この物語が誰の何を描き、何をテーマにしていたのか謎であった。
    ラスト付近で、アヤコの旦那のカマビシが澤田商事は人間の母乳を裏で取引していると突然告白するのも謎であった。
    また、澤田商事の社員のササキがノリコに告白するのは何のためエピソードなのか、不透明だった。

    三姉妹、UFO研究会、澤田商事の社員たち。この3つの集団を全部詰め込むのは、物理的に厳しいとおもうのだが、どうしてもというのならば、オカルト研究会はこの近辺で多数UFOが目的されているという情報を耳にしてやってきたが、道に迷ってしまい下山できなくなったなどの理由による部外者として描き、マサヒロの彼女のサキもそのなかの一員であった、などという設定にして、『マサヒロの知らないサキ像』を描いたらサキの不気味さももっと生かされたのではないかとおもう。
    あとオカルト研究会には雑誌の『ムー』を団扇代わりに仰ぐだけではなく、もっと蘊蓄垂れて欲しかったかな。
  • 満足度★★

    コメディにしては笑えない
    物語自体に脈絡がなく、序盤から終盤まで飽きっぱなしだった。主軸が何処にあるのか掴めず全体的に散漫で、構成も練が甘かった。突っ込んで言わせてもらえば、笑いにセンスがない。かといってナンセンスな笑いか?というとそうでもない。コメディとして立ち上がってないし、ホラーとしても弱い。しかも登場人物の全員が好きになれないキャラクターなのだ。面白かったのは、ササキとバイト君の蜜月のみ。

  • 満足度★★

    末広がりの?
    メビウス公演と、銘打ってましたが、広く・・・広く・・・

    ネタバレBOX

    広げ過ぎて、広く浅くになって、しまった感が、否めません。初見なので、今までの作風が、わかりませんが・・・、日常芝居だからこそ、わかり易い半面、誤魔化し効かない怖さが、ありますよね。犬好きの私は、ヨネスケの行動は、理解できるけど、ラストの姉妹が噛みつかれたいのは・・・???等等??

    魅力的な役者さんは、いるので、今後に期待します。
  • 満足度★★

    DBにはこだわって欲しかった(笑)
    やりたい事、見せたいシーン、そういった‘狙い’はある程度伝わってきましたが…その狙いを舞台上でシッカリと表す為には少々実力不足であった感、いなめません。…やりたい事までの持っていき方も残念ながら面白みのあるモノではなく、正直中途半端。他の方も書いてらっしゃるように「長い!」という印象が強いです…。笑わせようとするシーンで‘間’が雑だったという点が全てに集約されていた気がいたします。

    演出なのかもわかりませんが、俳優さんもみな総じて‘キャラ’だけの演技になってしまっていて、薄っぺらく見えてしまいました。残念…。

    あ、ドラゴンボールのコミックを見せて「ホラここ!」みたいに言うシーンがあるのですが、指しているシーンはナメック星で開いてる単行本は10巻…。これはドラゴンボール世代はゼッタイ気になります!!!

  • 満足度★★

    長かったです。
    2時間程度の作品でしたが、とても長く感じました。
    役者は良い感じだったのですが、脚本が色々とエピソードを盛り込み過ぎで、テーマが散漫になってしまった様に思います。

  • 満足度★★★

    UFOか!?
    SF仕立てに社会問題を織り込んで…。

    ネタバレBOX

    思わぬ展開でした。UFOというより時空の歪みですね。まさか、女子大生と犬が消えて、半年後に戻って来るなんて。恐らく、女子大生は体も戻って来るのでしょう。

    私には母乳の輸入という概念すらなかったので、主人公たちの父の会社が密輸していると聞いてもピンと来ませんでした。そもそも実際に存在するのかどうかも知らないので、もやもやしていました。

    そしてどのように進展するのかと思っていたら、HIV感染問題に繋がっていたとは驚きでした。

    長女の不幸せな結婚や次女の歪んだ恋愛、末弟の新妻も愚痴をこぼしたりしてスカッとせず、これも時空の歪みのせいでしょうか。

    百物語は少し時間を取り過ぎで、全体の焦点がぼけた感がありました。
  • 満足度★★★

    味のある役者が揃っている
    それぞれのキャラクターがうまく活かされている。
    だが、全体的にふわっと広げてしまった感じで、物語の中心となるべき軸が薄れてしまったように思える。
    それなりに面白いところもあったのだが。

    また、2時間を少し超える上演時間は、体感的にも社会人のルールとしても長いと思った。

    ネタバレBOX

    前半は、状況と人間関係の説明が主で、なかなかドラマが始まらない感じだった。そのドラマも、最初は3姉妹の微妙な関係を、それぞれの内面に入り込みつつ描いていくのかと思えば、恋愛がらみのエピソード展開から、ドタバタコメディへと進む感じになっていき、後半、なんだか気持ちを吐露し始めて、最初の3姉妹の関係へと戻りつつ、微妙な空気になっていく。で、ラストのオチは、やっぱりコメディだし(笑ったけど)。

    やや重い内容を、コメディ的な笑いを交えつつ描こうとしているのだと思うのだが、残念ながら「重く」なるはずの部分はそう感じない。

    妙な状況で失踪してしまう女に対して「みんなで追い込んでしまった」的な、感情を吐露していくのだが、どう考えてもそんなに大げさな印象は受けない。
    もちろん、人ひとりが消えてしまったのだから、大変なことではあるのだが、それは恋愛モノにありがちな、3姉妹が次女の親友の手助けをしただけで、それもそんなに手の込んだ酷いことをしたわけではない。
    だから、「なんということをしてしまったんだ」的な台詞が効いてこないのだ。

    コメディ的な要素にしても、冒頭の助走部分が長すぎて、なかなか本題に入らないもどかしさもあって、笑いに結びつかない。

    「何がポイントなのか」「何を伝えたいのか」が、明確になってこないのだ。
    現実を直視しない3姉妹が、物語の中心にあり、それを描こうとしているのだろう。しかし、姉妹絡みの1つひとつのエピソードが弱いというか、深くなっていかない。

    弟のことと、オカルトと、ほれ薬に、UFO、そして誕生ケーキの百物語という組み合わせはうまくつながっているのだが(このつながりは、正直とても面白いと思った!)、それが本来の中心である、3姉妹の関係とうまく結びついていないのだ。話としてはもちろんつながっているのだが、内面を抉り出すというか、そこまででなくとも、姉妹の気持ちが表れてくるぐらいの感じはほしいかったのだ。

    弟の友だちが多いし、会社の社員のエピソードもそんなに必要あったのか、と思う。劇団員みんなを均等に、それなりに出演させるためにこうなったのだろうか。それによって、周辺部を描きすぎたように思う。
    そこが懲りすぎたため、本来描きたい3姉妹のことが疎かになってしまったのだろうと思う。
    3姉妹をどーんと中心に据え、彼女たちを取り巻く、恋人や夫となる人、弟などを散りばめていけば、軸がしっかりとしたのではないかと思う。

    また、エピソード的にも、会社が秘密裏に行っている輸入についても、合法的なのか非合法なのかが判然としないし、社員が知らないと言うのも不自然だ。それによって、HIVがどうとか、と言われても微妙な感じではある。
    そのことが特にクローズアップされるわけでもなく、単にそうでした、というだけでストーリー的には流されてしまう。
    前半に、次女の友人が下着姿でうろうろしていて、それを人の目から隠すというエピソードにしても、それが笑いに結びつくのかと思えば、べつにそこを膨らますわけではなく、さらっと流してしまう。
    そういう、流してしまうエピソードが多い感じがする。だったら、わざわざ時間をかけて描く必要はないと思うのだ。

    軸の周囲をキャラクターやエピソードで広げすぎてしまったように思えたのだ。

    例えば、変な形の箸置きのエピソードにしても、それがどんな意味があるのかを知らせた上で、壊すという行為になるのほうがわかりやすいのに、大学生がうっかり壊してしまうというエピソードを挟んでしまう。そのやり取りは、それほど面白くないし、箸置きの持つ意味合いにとっては、大学生のくだりは不要なものに思える。
    それを例えば、高価な箸置きだ、というよりは、次女にとって大切な思い出だ、ということを最初に告げておけば、それを壊してしまった大学生の焦りも活きてくるし、すでに壊れていることを、実際に壊すシーンにうまくつなげればもっと面白くなると思うのだ(とは言え、やはり大学生が壊すエピソードは不要だと思う)。

    結局、全体的にいろいろと取捨選択して、絞ったら、もっと面白くなったのではないかと思うのだ。素人考えではあるけれど。

    後半に行く前に、字幕で前半のその後がどうなったかを見せるのだが、演劇なんだから、普通に暗転後、夏の風景で、台詞によってあの後何が起こったのかを、観客に知らせるべきだったのではないだろうか。

    それと気になったのは、この会場は、21時に退館ということらしかったのだが、19時開演で約2時間の上演時間ってどうなのよ、と思ってしまう。それは最初からわかっていたのだろうから、それに合わせた上演時間にするか、早く始めるのが場所を借りる側のエチケット、社会人として守るべきルールではないのだろうか。

    かなり辛口に書いてしまったけど、とにかくこのキャラは貴重で、面白くなりそうな予感もあったので、そのもどかしさもあり、あえて書かせてもらった。

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