満足度★★
何かがトラブっていた。
遊び半分でやっていたハズのオカルト的な要素を物語の重要なファクターとして盛り込む奇天烈さとそれを当然の如く受け入れてしまう人々、という着想は、おもしろい。
しかしながら、登場人物らの気持ちの流れや伏線の張り方が曖昧なままで『笑いの悲劇』の全体像が突如として出現するために、シュールというよりも、何だか突拍子のない印象を受けてしまった。
また、場面設定、登場人物、小道具など面白くなりそうなアイテムはたくさんあったのだが、これらをひとつの作品として束ねるのはさすがにちょっと盛り込みすぎだし、如何せんバランスが悪い。
作品中に登場するこまこまとしたそれらをまるごと詰め込むのならいっそのことショートコント形式の連作にしてしまったりする方がひょっとして伝わりやすかったのではないのかな、と感じた。
2010/08/11 00:59
2010/08/09 13:18
御来場ありがとうございました。
カマビシ役の飯川明男です。
コメント拝見し、詳細な感想で、
非常に参考になります。
今後の糧とさせていただき、
メッテルニッヒは邁進していきます。
今後ともよろしくおねがいします。
コメント本当にありがとうございました。
飯川明男