ジーンズ -gene(s)- 公演情報 ジーンズ -gene(s)-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-18件 / 18件中
  • 満足度★★★

    初 劇団銀石
    そういえば、これも観たな。書き忘れ。

    ダーウィン。種の起源。そして出産。
    サスペンス的でもありコメディな部分もあり
    ロマンティックでもあり。

    劇団銀石、独特の世界観がある作品だった。
    特にチラシのアートワークが良かった。

  • 満足度★★★★★

    拝見しました☆
    拝見しました☆
    また来ますε(*・◇・*)з

  • 満足度★★

    今回は合わなかった
    うーん、なんか説明台詞オンパレードっぽく聞こえて、どうも物語の中に入っていけず。
    今回は合わなかった感じ。

  • ふむ
    コトバ遊びも
    ふんだんで
    心に
    しみいったりも

    守山さん
    好演

  • 満足度★★★★

    次は吉祥寺シアターだって!?
    娘が生まれる夜のC.ダーウィンをタテ軸に、まだ水だけの星であった太古の地球に生物が発生し進化するさまをヨコ軸として絡め、ミクロからマクロまで自在にズームして見せるのは芝居ならでは…と言うか、ここが得意とする手法か。
    また、詩的なコトバが多数ちりばめられた叙事詩的な内容は羊水の中を漂うように心地好い。

  • 満足度★★★★★

    ハッピーエンドと言うために
    ダーウィンの時代と進化論の過程を、恋と音楽の引力で束ねるなかなかアクロバティックなストーリー。物語の展開は歴史を生物史観から再編成することで現在と未来と存在を肯定的に把握し直す時に向かうための道筋であって、観終えると確かに熱くひたむきなメッセージが残る。きちんと「物語、物語る」という劇団理念に正面から取り組む姿勢を感じ取れた。
    音楽家と組んでるだけあって、音楽の感性できめるシーンがキレてて最高に気持ちよし。野田秀樹的想像力と派手な身体動作って今どきむしろ新鮮。
    言葉遊びにほころびが見える瞬間もあったが、基本的にハッタリ力でどうにかしてて嫌いじゃない。あとは笑い所で笑わせられるだけ全体の演技に余裕が出てくるぐらいになったらエンターテイメントとしては安心して観られようになるだろう。今回はまだ多くの役者がいっぱいいっぱい。

  • 満足度★★★★

    しっとり、
    相変わらず、すさまじいテンポの中のやさしさ。

    …なのですが、今回は割とといつもより落ち着いた印象が。
    衣装の彩度や、あの独特の台詞の言い回し、
    不安定なまでの動きが、どれも落ち着いたトーンになっていた(ように感じた)。

    個人的に、あの、いっぱいいっぱいな肉体で
    軽快にまくしたてる調子が好きなので、そこは少し物足りなくもあったけれど。


    (そして、超個人的に「シャッホハーイ!」がだいすきなので、是非はやらせたい)(はやればいいのに)

  • 満足度★★★

    若い役者たち
    のパワーはよし

  • 満足度★★★★

    なかなかの快作
    ダーウィンの進化論に着想を得て、佐野木なりの種の起源を紡ぎだしている。

    ネタバレBOX

    ダーウィンに初の子供が誕生する話と、生命の進化を重ね合わせた手法は秀逸。
    銀石らしい難解な表現の中に、生命の神秘を独自の解釈で面白く表現。
    ところどころなぜと思うシチュエーションもありながらも、最後まで、観客を飽きさせない。

    生物の多様性について触れたシーンのなかで、「生物に優劣はない」というセリフが、私には、「人間に優劣はない」というメッセージに感じられ、思わず息をのんだ。




  • 満足度★★★★

    刹那の密度と広がりの深さ
    時間の尺と
    連綿として繋がる生命のダイナミズムが
    劇場が持つ閉塞感のなかにしっかりと宿って・・。

    研ぎ澄まされた感覚と
    ダイナミズムに
    ひとつの命への想いが
    うまく共存した作品でありました

    ネタバレBOX

    ダーウィン自身の物語から
    ダーウィンの進化論を織り込んでいく過程が
    とてもしたたか。
    舞台上に刹那と壮大な時間の広がりが
    共存して物語を広げていきます。

    進化の競争に
    ある種のダイナミズムがあって
    繰り返されるシーンから
    ふっと何億年もの時間を掌にのせたような
    感覚すら生まれて・・・。

    そのことと、
    ダーウィン自身の描写が
    次第に重なっていく。
    概念に血が通ったような感じがして
    逆に一つの命が呑みこまれていくような
    感覚が醸成される。

    ザムサは劇場自体が
    ある種の閉塞感をもっているのですが
    とても強い印象があったのですが
    それを逆手にとるように
    この星の時間軸を貫いて見せた
    作り手の手腕に舌を巻く。

    個々の表現の何気なデフォルメも上手いと思う。
    たとえば電話の鳴動音の表現にしても
    ダーウィンが閉じ込められた想いのなかでは
    絶妙な強さで観る側に伝わってくるのです。

    ダーウィンの想いに次第に密度が生まれて、
    五感の感覚のずれが
    肌合いとして伝わってくるようになって。
    産まれぬ子への語りかけに背景が生まれ、
    いるかや鯨の言葉遊びが
    機能を始めて
    物語がしっかりとつながる。

    どこかにソリッドな感覚が織り込まれた
    壮大さがありながら
    人間臭い真摯な想いが残る。

    舞台上に生まれた
    ある種の高揚感が
    終演後もなかなか抜けることがありませんでした。

    ☆☆☆★★◎


  • 満足度★★★★★

    種の起源をロマンティックに。
    少し難解な作劇が多い銀石だが、今回の作品はダーウィンを主人公に、種の起源と自分に初めて子供が出来るという物語を絡めてわかりやすくロマンティックな作品に仕上がった。

    あたかもサスペンスドラマのように進行していくところも魅力的で、ちょっとコミカルさも加わるなど、新たな銀石の味が出てきたような気がする。

    主役のダーウィンを演じる伊藤淳二が達者で、芝居全体が引き締まった。

  • 満足度★★★★


    セリフ回しと音響の演出が、「いきものの音楽性」に説得力を与えていました。

    舞台美術や、開演前のマイム、劇中の役者の動き、その1つ1つの粒がほんとうに洪水のように思えました。
    しかし、この洪水が全シーン続いたので、はじめは慣れない刺激に違和感を覚えました。

    ダーウィンの進化論を前提にし、それをもう1度料理し直して提示したものだったので、筋に矛盾は無いように思いましたが、逆に不安定さももう少し欲しい思いました。
    ただ、ゆったりと安定した終わり方は、劇を観終わった後も時間の大きな流れを感じさせてくれます。

  • 満足度★★★

    生物の進化と
    個人の話が混在して…、

    ネタバレBOX

    開始前から、単細胞生物がDNAを交換する接合を表現したようなパフォーマンスが行われていました。

    話は、ダーウィンに初めての子供が生まれる直前の落ち着かない様子を中心に、進化論肯定派とそれに反対する教会側の争い、爬虫類と哺乳類の覇権争いなどを織り交ぜて描いたものでした。

    壮大なテーマですが、大きな声、大振りな動作で同じようなさほど深くない内容を繰り返していたという印象でした。

    地上でさんざん争ったあげく、その後爬虫類は空へ向かい、哺乳類は海に向かったという解釈は面白いですが、それじゃあ地上の生物は何なのと思います。

    ダーウィンが一瞬台詞を忘れかけたときは、舞台の怖さを改めて認識しました。
  • 満足度★★★

    鼓動
    毎回、個性的な舞台表現が楽しみな劇団銀石。今回は生命の誕生、遺伝子、人類の起源に迫った“異類婚姻譚”。
    壮大なテーマをどう見せるのか注目したが、、舞台美術、俳優の身体、言語、音楽(鼓動のようなリズムと言うべきか)が一体になったような表現に感服。
    来年は吉祥寺シアター進出ということで、期待しています。

    ネタバレBOX

    長方体を分断した大道具のパーツを巧く使っていた。冒頭、影法師のような黒いケープをまとった登場人物たちが、近くにいる人の肩をポンポンと叩いて振り向かせ、手と手を重ねていく繰り返しの表現にひきつけられた。
    やや単調で切れ目なく続く言語の洪水のためか、上演時間1時間45分がいささか長く感じられ、1時間を過ぎた時点から疲れてきて、何度か時計を見てしまった。1時間30分以内ならもっとよかったと思う。満席で背もたれのないベンチシートで長時間集中して観るのはやはり辛い。最前列、体育座りの人はより負担があったのでは。
    私などは門外漢だが、同じく演劇をやっている人たちにはとても刺激的な芝居だったらしく、アンケートを書く間聞こえてきた範囲では、好評のようだ。
    毎回恒例のアフタートークがなかったのも残念。ずっと続けていくとのことだったが方針を転換したのだろうか。
  • まあ
    観劇したました。

  • 紡ぎ、続く、生命
    壮大なテーマをコミカルに、面白く、創り上げてたように思います☆
    衣装もセットも凝っていました!
    ただ終始勢いは良かったのですが、その分テンポがずっと同じように続いて
    行くので、場面はどんどん移り変わっていくのに、人は変わっていないような印象が・・。


    でもでも!また機会があれば観に来たいと思います♪

  • 満足度★★★

    舞台のブロックが工夫されていました
    四角一辺倒でなくて、斜めにカットしてある所を上手に生かしていました。

    自己の遺伝子を後世に残すことの意義を説いた、
    自己同一性の話が根幹にありました。納得です。

    強者繁栄・弱者滅亡と、言葉にすると結構きつい事も。
    納得させられる芝居となってはいましたね。

    ネタバレBOX

    あーさて、主人公ダーウィンさん。
    生まれてくる子供の出産に立ち会うまでの、
    ミステリーゾーン巡りという形での芝居の進行でした。

    で・す・が。なんですかー、生まれてくる子供は女の子と。
    なぜに皆が強制認識してるのでしょうか?
    ここは、やはり見知らぬ女の子とであったダーウィンが、
    会話での掛け合いで、
    笑い取りつつ女の子が生まれてくること知るべきでは?

    ロックVSカントリーでの音楽対決に準えて。
    生物の種族の説明するのは面白かったが、
    後半なぜか話が鯨の方へスライドしてゆくと、面白くなくなってきました。
    もう少しダーウィンに流れや状況などを丁寧にテンポよく説明させれば、
    眠くなりもしなかった事と思います。
  • 深海の進化論!?
    ダーウィンがイメージの海に潜るという発想が気に入りました。でも、途切れなく、テンポよくセリフが続く心地良さがある一方で、同じテンポとセリフまわし(動作も似ている)が続くことで、登場人物の個性がメリハリなく沈んでしまっているように思いました(いくら海底とはいえ!?)。舞台に置いてある同じブロックのようなパーツを組み替えて様々な形にして使うところの工夫は面白かったです。公開されていた台本と比べられるのも一興でした。

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