満足度★★★★
音セリフ回しと音響の演出が、「いきものの音楽性」に説得力を与えていました。舞台美術や、開演前のマイム、劇中の役者の動き、その1つ1つの粒がほんとうに洪水のように思えました。しかし、この洪水が全シーン続いたので、はじめは慣れない刺激に違和感を覚えました。ダーウィンの進化論を前提にし、それをもう1度料理し直して提示したものだったので、筋に矛盾は無いように思いましたが、逆に不安定さももう少し欲しい思いました。ただ、ゆったりと安定した終わり方は、劇を観終わった後も時間の大きな流れを感じさせてくれます。
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2010/10/01 22:15
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