よせあつめフェスタ 公演情報 よせあつめフェスタ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-13件 / 13件中
  • DVDで拝見
    遅ればせながら、DVDで拝見しました。

    クロッキーのような作品群たちというか。
    最初、軽めの作品からなかなかガッつりな作品へ。
    短編6本で約1時間20分。 

    前説や休憩中の映像トークも
    ツボでした(笑)

    関係者みなさまの熱意に感動です。

    ネタバレBOX

    役者さんの表情がわかりにくかったので、全体の雰囲気だけなのですが・・・

    1話目の「ツイッター」で、しっかりオチがあって
    つかみはOK!みたいな(^_^;)

    上司役の三原さん、けっこう好きかも。

    2話目もくすっと笑っちゃうような話。
    若いダンシ2人の、雑談。くだらなさが好きです。
    キャラクターがうまく活きてる感じがします。
    「間」が、いいんでしょうね。

    3話目は、女性3人。
    東京の演劇関係者のちょっと内輪話っぽいのかな?
    いかにもなガールズトークから、
    いきなり身体をはっちゃう展開には驚きました(^_^;)
    あと、東京は物価が高いんだなぁ・・って。

    4話目目は、兄と姉妹2人の3人兄弟のお話。
    今っぽい。
    個人的には好きな作品。ささやかな幸せ。
    ラストの拍手はお約束ですよね。

    5話目「あさはかな魂よ、慈悲深い雨となって彼女の髪を濡らせ」
    は、すっごい好き!!

    男性3人の関係が、会話の中でだんだん明らかになっていく。
    コメディのようなノリでぽんぽん会話がすすむのですが、
    後半は、胸に迫るものがあります。
    現実は、ドラマティックじゃないからこそ、
    リアルだなぁと思います。

    これ、もうちょっとちゃんとした形で観てみたい。

    6話目「赤い石」
    不条理じゃないんだけど、夫婦間のやりとりが、
    なんだかやりきれない感じ。
    ラストあっさりな感じが、逆にあれこれ考えるので面白いです
  • 満足度★★★★★

    単なるお祭り騒ぎではない。
    twitter発とか、準備期間2週間とか。それらを全部凌駕するほど真摯な「舞台芸術」を見せていただきました。関わった役者さん・スタッフさん達の、今までの演劇人生の積み重ねがあるからこそのクオリティ。素晴らしい公演を見せていただきました!「twitter演劇」との一言で済ませたくないくらいです。
    ちなみに、初見である堀越涼さんの芸術的な演技が心に残っています。久しぶりに「演技をみていたい」役者さんに出会った気がします。

    (感想遅くなってすみません、、)

  • 満足度★★★★

    サクサクいく
    特に気に入ったのは「明日バイトなんだけど」関村脚本、「あさはかな魂よ~」櫻井脚本。熟成された本が用意されている場合このくらいの稽古時間でも芝居になるんだなぁという意味でも面白い企画でした。菊池奈緒さんはあんな感じのややメルヘン調の服が似合いますな。

  • 満足度★★★★★

    おまつり♪
    おまつりに客席から参加しました。客席もしっかり巻き込む練り込まれた企画で参加できてとても楽しく、嬉しかったです。MCオケタニ氏、見事です。あれは見事です。でしょでしょ?あ、だしょだしょ?
    6本の短篇作品の傾向はゆる笑なテイスト。バンドしようという1本は、なんだろう、おわりのヒトコトがいまもなお余韻を感じさせる作品。
    うち4本を提供しているあひるなんちゃらの面白さ&自分との相性の良さは前作で実感していて、やっぱり面白い。
    俳優さんは、今回初見だった湯舟すぴかさんの今後に期待。

  • 目撃
    企画が出来るまでのツイッターでのやりとりがなかなかスリリングだったので、内容はともかくとりあえず本番が見られてよかった。

    こういう特別な公演だからだろう、劇場スタッフの熱気と、出演した役者陣の緊張感は通常よりも割り増しに思えた。

    作・演出の面で中心的な役割を担った関村俊介は元々お気に入りの劇団あひるなんちゃらの主宰なので、実は内容的にもそれほど心配はしていなかった。

    あひるなんちゃらでは、これまでにもシークレット・ライブと称して、王子小劇場で平日の二日間、寄せ集めの公演をやった実績があるし、ほかにも劇団員3名による無料公演をやるなど、ゆるい作風に似合わない斬新なことをやっている。

    内容は出演者2~3名による6本のコント集だった。そのうち4本が関村の脚本で、あとの2本は三谷麻里子と櫻井智也が担当。冒頭と中盤にはMCとしてオケタニイクロウが関村とともに登場し、用意したオモシロ映像を披露したのがやたらにウケた。

    今後もこういうツイッターを使った穴埋め公演が行われるかどうかは予想がつかない。仮にそういう話がまたツイッターに出たとして、さらにその企画がまとまったとしても、おそらく今回以上の盛り上がりや集客は期待できないのではないだろうか。

  • 満足度★★★★★

    ミラクルで観た奇蹟
    櫻井作品は終盤で泣かせるのがいかにもだし、関村作品は初見であった『ミツバチか、ワニ』同様、会話のズレ方が実に可笑しく、三谷作品は初見ながらやはり会話が巧み、とそれぞれ作家の特色が出て楽しい。
    もちろんオールスター戦的キャストにも満足。

    で、コトの起こりからここまで2週間にわたって twitter 上で追いかけたり茶々を入れたりして、やっと本番会場に足を踏み入れた時におぼえた「何かに似ているゾ」な感覚は、『ダイ・ハード』(88年)においてマクレーン刑事とパウエル巡査が最後に顔をあわせるシーンのソレだったのね…(笑)

  • 満足度★★★

    観ました
    1話と6話がよかった。

  • 満足度★★★★★

    毎年6月13日は「あまうめの日#anaume」に
    しちゃってもいいと思う。
    日程を設定すると今回のような、お祭り的な感じは薄まるかもしれないけど、アイデアによっては、今回のようなイベント性と緊張感を演出できるイベントができるかもしれないと思ったり。それこそ、Twitterでアイデア募集したらいいかも。

    と、思ってしまうほど、楽しいイベントであり、参加してよかったと思った。

    Twitterで、シアターミラクルからの「つぶやき」で、次々状況が変化し、上演が実現化していく様は、単なる傍観者なのに、面白くって、スリリング。
    上演前から楽しんでいた。
    舞台が作り上げられる様子を、そばで見ている感じなのだ。

    ネタバレBOX

    6本の短編に+αの前説。
    どれも面白い。6つの味わい。

    短期間で、練習が1日のみということを横に置いても、なかなか良い出来で、どれも満遍なく楽しめた。
    すっごく笑ったし。

    初めて競演する役者たちと、初めて演じる他の劇団の脚本をもとに演じるのだから、役者たちの、いつもと違う頭と身体の使い方があったのではないかと思う。
    そういう意味で、短期間ということだけではなく、彼らにとってもスリリングで刺激的なイベントではなかっただろうか。

    そういう、根源的な、つまり、演じたい、という欲求と演じることの楽しさの再認識とでもいう、そんな喜びも、そこにあったように思える。

    そんな場所に立ち会えたことのうれしさも、観客としてあるのだ。

    1本目の「ツイッター」は、言ったもん勝ちの、ずるいオチで大笑い。
    そして5本目の「あさはかな魂よ、慈悲深い雨となって彼女の髪を濡らせ」(作・櫻井智也(MCR))は、笑いとじんわり感のバランスが絶妙! 堀越涼さん(花組芝居)のロックな感じが印象に残る。

    6本中4本は、関村俊介さん(あひるなんちゃら)の作によるものだろう。あひるなんちゃらで見ることができるような、独特の会話と不条理とも言えるような、ノイローゼ的な(笑)台詞が楽しい。
    それが、あひるのテイストとはまた違った雰囲気で味わえるので、違う世界が観られるのだ。

    とりあえず、観劇して数時間経つが、楽しかったことは身体に刻まれた。

    今回のイベント的な舞台は、出会い頭的なモノではあったが、これが続かないだろうかと思ったのだ。

    スリリングで刺激的な感じが。

    もちろん、今回1回だけという良さもあるのだが、今のお祭り気分の余韻で言ってしまうと、「毎年6月13日はあまうめの日」にしちゃえ、と言いたい。

    今回のような緊張感が醸し出されるとは思えないが、アイデアによっては、何か同じようなイベントができるのではないかと思うのだ。
    それこそ、今回、Twitterで役者やスタッフを集めて、集客の大部分をTwitterで担ったように、アイデアもTwitterで集めたりは可能ではないかと思うのだ。

    ついでに言うと、当パンに自分のユーザー名を発見して、ちょっとうれしい。
  • 満足度★★★★

    美味しくて楽しくてお腹いっぱい!な公演。
    場所における偶発性のつぶやきに、スケジュールの空いてしまった劇場を『穴埋める』救世主的なつぶやき、延いては緩い助け合いの精神からはじまった企画公演が、演劇の常識を覆してしまったかもしれない、ビッグな結果に。
    最初ついったーでこの企画を知った時には半信半疑だったのだけども、公演に至るまでのドキュメントをついったーでみる度に、ドキドキワクワクさせられた。
    面白そう!という素朴な好奇心から携わったひとたちによる公演だったためか、やらされている感が全くなかったことが観ていて非常に心地よかったし、人のチカラってすごいなぁと素直におもった。
    本編はとても2週間で準備したとは思えぬほどの完成度の高さ。役者の演技も素晴らしく、スタッフワークもみんなに楽しんでもらう配慮がナチュラルにこなされており、何だか胸が熱くなった。
    このような突発的な祭りにまた今度、はないものかもしれないが、また観たい!気持ちが募る公演だった。

    ネタバレBOX

    前説と前前説がある公演ってはじめてみました。前前説では、なんちゃらの関村氏がうだうだ何かしゃべってましたが、「携帯電話の電源はお任せします」的なことを言っていたことしか記憶にありません。汗

    前説では、オケタニ氏が以前ENBUゼミに通っていたころの裏話や、ウルトラマンや仮面ライダーの1シーンを映像でみながら、ツッコミを入れていくだけのシンプルなトークショーだったのですが、オケタニ氏のヒーロー愛がたっぷり感じられる内容で、これがめちゃくちゃ面白かったです。

    さて本編は、短編6つ。物語に前後のつながりは特にありませんでした。

    一話目。
    今回の公演の発端である『ツイッター』を題材にしたお話で、ツイッターでつぶやきまくっている女子社員と社長の休憩時間の雑談。女子社員のつぶやきに興味津々な社長は「社長は社員を愛している」のでアカウントを教えるよう命じるものの、「社員は会社を愛している」とあっさり断られ、それでも何とか女子社員の気を惹こうと自身がツイッターでつぶやいているエロポエムを音読しようとしたりする。この時、応援団のようなスタイルで意気込もうとする社長が可笑しい。ラスト、「球団買った(なう)」とツイッターでつぶやく社長が、後の孫○義である、とのナレーションのオチに場内爆笑。まさに一話目にふさわしい内容でした。

    二話目。
    舞台は、とある男の子(仮にAくんとします)の部屋。
    Aくんの家で遊んでいるオトモダチ(仮にBくんとします)は、『明日バイトがあるから』もう家に帰りたそうなのだけど、Aくんは、Bくんのライフスタイルを邪魔したいのか、一緒にまだ遊んでいたいのか、理由は何なのかよくわからないけど、とにかくあれこれ理由をつけて、時にはウソをついたりして何とかBくんを家から帰らせないようにしている、っていうただそれだけの話。
    朝からバイトのBくんが、朝マックで働いてるってことにAくんは勝手にしてしまったり、マクドナルドの略し方がマクドナだったり、すき焼きしようと思いたったり、ペプシコーラを開ける時、ペプシ!って音がしないのはなんでなんだろーとかにわとりの鳴き声がアメリカと日本じゃ随分違うよねーとか、特に何がある、って訳でもない無駄話がだらだらと続いていくだけで、結局彼らの名前すらよくわからなくて、ヨモギダとかいう何やら陰謀を企てているらしいひとしか固有名詞は出て来ないんだけど、Aくんのホラ吹き話しをもっと聞きたいって思えるクセになりそうな絶妙な間とふたりの仏頂面と視線が孤高でよかった。六話みたなかで、私はこの話が一番好きだったかな。

    三話目。
    知りあって間もないお見合いパーティーが趣味のスピカ、この3人のなかで中心的存在の何故か自分のことをビッチって呼んで欲しいと懇願する女の子、2人の会話の聞き役に徹するおっとりなナオちゃん。ら3人がお互いの親睦を深めるために、どっかの貸し切り会議室でおしゃべりをする話。
    お見合いと掛けて相撲と解きます。その心は・・・『見あう』的な、ビッチとスピカの相撲は見物。体当たりでぶつかりあったふたりが、最後、握手を交わし、満足気な顔をして退室し、最後にここの場所台が21万なので、ひとり7万円づつお願いしまーす!と言ったスピカに「えーシアターミラクルより高いじゃん!」の捨てゼリフに、脚本家のセンスを感じた。

    四話目。
    喫茶店を切り盛りするお兄ちゃんと、ニートな姉、学生(だったかな?)の妹の話。ニートな姉はカフェの店長になりたいのだが、どうしたらいいのかわからない。妹にはとにかく働け!と怒られ、取っ組み合いのケンカをするものの、途中で疲れて姉は寝そべってしまう。突然姉の運命を変える電話がなって、スーパー○ショーのレジ打ちに見事合格したとつたえる、ラストは爽快。

    五話目。
    体内グーグル(笑!)の検索をかけて唯一、ヒットしたトモダチひとりと別れた妻の兄とともに、ロックバンドを組んで、余命いくばくもない別れた妻を勇気づけようとする夫の話。
    楽器を弾いたこともなければ歌ったこともない元夫が、音楽があれば何とかなりそう、という幻想を抱き、同じく音楽に全くド素人なふたりを、めちゃくちゃな論理を振りかざして巻き込んでいく様は圧巻。弱り果てて行く妻を横目に病院内の看護婦と安易な浮気に走ってしまった夫が、もうしゃべることもできない妻からくる不意打ちの電話口で、彼女が何を言っているのかわからなかったけれども、彼女を気遣うやさしい心がまだ彼に残っていることには救いがあるように思え、やっぱり最後は3人でバンドやろう!ってことで団結するのは、彼らの遅すぎた青春を観ているようで、痛々しいけれどもいいな、とおもった。この話しは六話の中で唯一、長編で観たい、と感じた作品であった。

    六話目。
    部屋のなかにいる男女。ふたりは向かい合っているものの、彼らの間には、透明な石があり、これ以上近づくことができない。この石を通して彼女を見ると彼女はふたつに分裂しているように見えるらしく、彼は彼女を「君たち」と呼ぶ。この導入部分はかなりいい。最初彼がこれぐらい、と両手で示した石の大きさが彼女が触れる大きさとずいぶん異なっており、同じ大きさを共有していないことがふたりの距離感に大きく作用しているのかとおもうと面白くおもえたのだが、見えない透明な石が、途中から赤い石に変わり、最後は石の大きさが彼と彼女がこれまで触れた大きさとはずいぶん違った適当な大きさに変わり、そのことに対する説明は、特になされておらず、赤い石というのも情熱の赤に見立てた、とか何とか思わせぶりな発言があるだけで、でも、最後にふたりが外に放り投げた石でふたりの共通の知人であるらしいスズキくんはつぶれて死んでしまったので、透明の石は重かったということになる。
    のだけれども、この石の心理的な質量の注訳がなされていなかったことから、ただ何だかよくわからない話しに終始してしまったのが惜しい作品だった。

    上司と部下、トモダチ、家族、知人、複雑な関係、恋人・・・。6話のなかで、関係性がひとつもダブっていなかったことも楽しめた要因だった。
    余談だけど、6月のカレンダーの『13』にだけパンチで『穴』をあけたまぁるいチケットも凝っていて素敵だった。
  • 満足度★★★★

    層が厚い
    というか演劇関係人口の多さだろうなぁ。メディア論的なこともおもしろいけど。

  • 満足度★★★★★

    新しい伝説の誕生!
    シアターミラクルで、奇跡の公演が開催された。この公演は、無事上演にまでこぎつけただけで、評価の出来る公演だが、それをキャスト、スタッフの頑張りで、作品としても十分鑑賞にたえうるものに仕上げた。お見事。1時の回と7時の回では別物かと思えるくらい、よくなっていた。

  • 満足度★★★★

    観てきた
    極上の粗挽き芝居、と言うと語弊があるだろうか。

  • 201006131600
    観劇

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