神様さん 公演情報 神様さん」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★

    いつもとは違うMCR
    MCRが三鷹に登場しました。
    普段小劇場での公演が多いはずですが、あの高さもある星のホールでMCRがどう観せてくれるのか、そして客演の有川マコト氏、KAKUTA桑原裕子さんもMCRとの絡み、楽しみにして行きました。

    まず、三段に組まれたステージに「おおっ~!」 という感じです。

    そのため客席も、床からかなり高い位置にセットされていました。

    今回のテーマは「神様」だったので、桑原さん演じる姫が三段の一番上に位置していて、

    いわゆる階級的なものをステージセットで象徴しているのでしょう。

    今まで観たMCRはとっても身近な空間での話しが多かったのですが、今回は「ローマの休日」ならぬ

    住む世界が違うよ みたいな世界観が観れた気がします。

    国の象徴である姫 の桑原さん 良かった~!!です。

    10月はじめの『ルートビアーズ』では桑原さんの作・演で櫻井くんが好演してたし、今度はMCRで桑原さんがめちゃ良かったですww

    有川さんも持ち味十分 発揮されていたし、MCRではおなじみの中川智明くん石澤美和ちゃんも いいキャラでていたと思います。

    櫻井くんは作・演に徹していたのか わりと出番が少なかったのが やや残念ですか・・

    劇団の公演としては これでいいのかもしれませんね。。

  • 満足度★★★★

    イントレ。
    まさかの客席。
    3構造の舞台セット。

    面白かったです。

    ネタバレBOX

    道が混んでいてギリギリになっちゃったので、入ってみてびっくり。
    イントレがっつり組んで、これが客席?!
    しかも団体さんが前に居て、大混雑…。

    下手からは上がれないのか…。

    でも、お陰で椅子席のとてもいい場所がGetできました。ほくほく。

    前説のラジオDJ、もっと早くから来て聞けばよかったです。
    こんな所にも櫻井演出がチラホラ。

    姫の衣装がすごく普通なのも、狙ってるんだろうなぁ、と思いつつ
    こういう違和感って直に慣れるものなんですけど
    最後まで残ってる、ってそれはすごくMCRらしさなんだと思いました。
  • 満足度★★★★

    満足しました
    やっぱり面白かった!大きいホールのMCRはどうかなと思ってたけど、問題なし。やっぱり好き。

  • 満足度★★★★

    MCR!
    桑原裕子さんがとてもかわいかったです。

  • 満足度★★★★

    引き込まれちゃいました
    初見の劇団でしたが、期待以上によかったです。また観に行きたいです。

  • 満足度★★★

    みた
    飛び出す絵本みたいだった。
    ただ、なんかちょっと遠かった。

  • 満足度★★★★

    櫻井流ファンタジーに
    笑ったり、ジーンとしたり、怖っ!て思ったり。
    いつもながら観客の感情を振り回す櫻井戯曲の巧みさに唸る。

  • 満足度★★★

    広くて深いな~
    まずは場内に入って客席にビックリ。
    舞台は観易かったけど揺れで若干乗り物酔い状態に(笑)

    内容は全体に櫻井氏と同様パンクな印象。
    ただし、多少詰め込みすぎて主題がぼやけ気味かな?

    桑原裕子さんが、やっぱりチャーミングで大好き♪

    ネタバレBOX

    観始めてしばらくして気が付いたのですが、
    “姫”以外の役名が実際の名前のまま。
    この芝居では、名前なんてただの記号だよってことでしょうか。

    時事ネタっていうか、これってあのことだよね的な
    内容があふれすぎていて
    多分全部は拾えていないと思う。
    櫻井さんの頭の中、まだまだ底知れない感じがした。


  • 満足度★★★★★

    じわじわきてます!
    京極圭プロデュース「ルートビア-ズ」のご縁で、本当に久しぶりに見たことのない劇団の舞台を観に台風が近づく中三鷹まで行ったのですが、これがもう何ともよかったんです。最初は正直???な気分で見始めたのですが、だんだん引き込まれて、見事な幕切れに感動と終わってしまった寂しさを感じました。これからもこの劇団を追いかけて行きます!!!

  • 満足度★★★★

    桑原姫
    明瞭で かっこよく あったかい

    ネタバレBOX

    姫がオクダから受け取った「あなた」の意味と、オクダの姫に対して想っている「あなた」の違いがわかった時、姫から恋心がするする抜けゆく様が印象に残る。
    セットからも個々のいる(べき)場所がはっきりしていて、観る席の高さでどの役柄に注目するのか変わるのかもしれない。MCRは観ると元気になるから天気悪くても行く。
  • 満足度★★★★

    終盤は慣れた小道を歩いていたらいきなり見知らぬ大通りに出た感覚
    終盤が圧巻。
    それまでは交互にシーン毎見せていた複数の流れを併存させてカットの切り返しで見せる部分以降の展開はジェットコースターの如くスリリングで、かつ様々な要素・テーマがぎっしり詰まっていて脳が処理しきれずにフリーズ寸前、みたいな?(爆)

  • 満足度★★★★

    お客さんとして。

    僕が小さい頃に読んだ小説に、
    『しあわせは子猫のかたち』というのがあった。
    少しそれを思い出した。


    舞台は三階建ての階段になっていて、
    登場人物の身分が視覚的に振り分けられていた。
    お姫様が下の段にいたり、
    農民が上の段にいたりする違和感を感じても、
    ストーリーが積み重なっていくうちに慣れてきて。
    あー演劇だなぁと思った。


    僕達お客さんの席は、
    舞台の一段目より少し高くて、
    舞台の三段目より少し低くて、
    何とも言えない位置で。

    舞台で行われている、
    全ての身分の全ての出来事を俯瞰して観れて、
    まるで神様みたいな位置から人間を観ているような感覚になった。

  • 満足度★★★

    MCR 「神様さん」を観て
    初めて観劇する劇団でした。
    観に行った理由としては、客演に有川マコトさんが居たから。

    会場は、知ったる場所である三鷹市芸術文化センターの
    星のホールなのですが、入ってビックリ!
    座席が下になくて、組み立てられた屋台の上なのです。
    2メートル位高いところからの観劇なのです。

    でも、舞台はさらに高い。
    3階層になっていて、一番上は屋台の上からでも見上げる構図。
    これが体感的に、「神様」を意識させる作りとなっていました。

    神様になった人。
    神様から降りた人。
    神様にあり続ける人。

    姫の悲哀が、笑いの部分との対比で、
    とても悲しいものと感じました。

    ただ、惜しいと感じたというか、
    私の好みの問題なのですが、
    姫にもっとリアルさが欲しかった。
    例えば、もっと公務をやっている姿を入れるとか、
    そうすると、もっと「神様」のリアルが出たのかなと。

    「神様」もそれなりに苦悩もあり、
    「普通」もそれなりに苦悩がある。
    皆、同じであるんだろう。
    ちょっと元気をもらった感じです。

  • 満足度★★★★

    明日からも、がんばらないと・・・。
    身分とか立場とか、本当に面倒臭い。
    それでも、明日からも、がんばらないと・・・。

  • 満足度★★★

    揺れた・・・
    若干高所恐怖症の気がある身からすると
    客席の揺れが怖くて怖くて・・・。
    30数本の鉄骨で支えてるから大丈夫ですよと
    説明されていましたが、隣の人がよく、もぞもぞと動く方で
    その人が動く度に揺れるので冷や汗ものでした
    そのせいか、ちょっと集中できず・・・。
    客席が暑いとか寒いとか狭いとかは我慢出来るのですが
    怖いのはちょっと無理でした。
    内容は楽しめたんですが、そこが残念な所。

  • 満足度★★★★

    構造の明確さを支える力
    セットといい、キャラクターの設定といい
    あからさまなほどに明確。

    わかりやすいのに、
    残る想いに掴みきれないほどの広がりがあって・・。

    その世界観にどっぷりと浸りこんでしまいました。

    ネタバレBOX

    場内に入ってびっくり。
    客席が地についていないし
    舞台も立体化されたような3層構造。
    なんというか「百聞は一見にしかず」的な
    セットが組み上げられている。
    横にはDJブースが設えられて
    開演前から放送的な<パフォーマンスがあって
    場内の時間に実存感がうまれていきます。

    最上階の女王たちの世界の
    ちょっとシニカルなデフォルメ、
    嘘っぽさのなかで不思議にとても瑞々しくて・・・。
    その世界の説得力が
    物語全体を生き生きと動かし始める。

    落書きのような絵を描く中間層の画家や
    メディアの世界にしても
    芋煮会をする下層の世界にしても
    観る側を得心させるだけの
    ニュアンスが込められていて。
    作り手が綴り上げる寓意たちの洗練に舌を巻く。

    世界がためらいながらも交わる中で
    それぞれから滲みだす
    ペーソスにじんわりと浸されていきます。
    舞台上の噛み合わない想いの重なりと距離感に
    おかしさを纏ったとてもピュアな感覚が
    姿をあらわして・・。
    キャラクターたちに浮かび上がる心情に
    柔らかく掴まれる。

    成り行きから女王様に謁見した男の
    ファン心理に近いような想いや、
    その想いに恋してしまう女王の純真さは、
    それぞれに巧妙に薄っぺらいのですが
    それらは、キャラクターたちの不思議な実存感と
    想いの普遍性に裏打ちされていて
    すっと観る側に入り込んでくるのです。

    終盤、女王様の、
    けれんにも思える、
    チョロQを彷彿とさせる戻り方があざとくならないのは
    構造が舞台装の外連に頼るだけではなく
    個々の立ち位置や抱えるものが
    密度を持ってしっかりと描かれているから。
    演説での女王様の突き抜け方にしても
    絶妙にご都合主義でウェルメイドな物語の納め方にしても
    そこまでの
    登場人物のキャラクターについてのこまかい描き方があるから
    出来ること。

    よしんばチープでラフな童話のような質感であっても、
    恣意的にはみ出し感を持った
    デフォルメがほどこされていても、
    個々のシーンでの登場人物たちの心情の解像度に
    観る側を浸潤するがっつりとした力があって。
    舞台に設えられた3段のステージを
    キャラクターたちが行き交うとき、
    踏み越えることの高揚と、
    踏み越え得ないものからやってくるペーソスが
    そのまま観る側に流れ込んでくるのです。

    貫き通されたデフォルメのなかで
    切れ味と豊かなニュアンスを同居させる
    役者達のお芝居に
    ぐいぐいと引き込まれてしまう。
    それぞれにキャラクターの色を
    もう一歩踏み込んで押し込んでくるような力があって、
    気が付けば、ふっと今を俯瞰するような感覚が
    観る側に置かれている。

    MCRワールドの魔法に
    大きく立体に組まれた舞台がさらなる力を与えて・・・。
    あっという間に時間が流れ
    終ってみれば、
    その世界に深く取りこまれておりました。

    観るたびにある種の嵌り感に囚われる・・・、
    MCRの魅力を
    今回もしっかりと感じたことでした。

    ☆☆○★★★◎◎△
  • 満足度★★★★

    私のレーゾンデートルは何処に?
    寓話的な色合いの物語の中に、現代的なコトなどを込めていたのではないのだろうか。

    台詞のやり取りが気持ちいい。

    ネタバレBOX

    どこかの国に似た寓話的な国が舞台。
    国の象徴である「姫」は国民のアイドルであり、「神」としても崇められている。
    一方、極限的にまで下手な絵のため、戦略的にもの凄い画家として、やはり崇められている変人がいる。
    さらに最下層で、芋煮会を行うモテナイ男たちがいる。
    そうした社会的な階層が、具体的な3層のセットで示される。

    絶対に交わることのないはずの彼らは、「本当の自分を知ってほしい」という想いから、徐々に交わっていく。
    「自分は何者なのか」は、わかっているつもりだが、「他人はそれを知っていない」と感じているし、「他人にそれを知ってほしい」とも思っている。

    姫にはかつて両親がいたし、変人画家にはいまは亡き最愛の人がいた。彼らが理解してくれていたはずで、それがなくなった現在は、立つ足場がない状態にある。
    そこで、他者(正確には他の階級・階層)の人たちと交わり、彼らに理解してほしいと望む。

    自分を知ってほしい、という欲望から姫は、世話役の女にため口をきいてもらうし、最下層の男性オクダとも接触をする。それによって、オクダに理解されたと思った姫は、彼に恋心のようなものを抱く。
    また、変人の画家は、自分の絵が売れているカラクリを雑誌に暴露し、すべてを失うことを選択する(本当の自分とのギャップにうんざりしていたし)。

    しかし、姫の想いは、自分のことをわかってくれたと思っていた、オクダの一言で打ち砕かれ、変人の行動は、あり得ないミサイル攻撃で破壊されてしまう。

    オクダには、姫や変人のような欲望はない。なぜならば、彼のことを思ってくれる友人たちがいるからだ。オクダがいないときに、荒れた畑をきれいにしてくれるような友だちだ。


    実際には、姫のことを想ってくれる(くれそうな)人も、変人のことを理解してくれる(くれそうな)人も身近にいそうな、結末でもあった。青い鳥の話のように。

    結局、「自分を見てくれる人」がいることで、「私はここにいる」ということなのだろう。
    他人の認知が、レーゾンデートルの源泉であるという物語だったように思えた。
    寓話的な世界と恋愛の根底にあるのは、現代的なコトだったということか。
    「階層(階級)」と「恋愛事情」の要素から、観客はそちら方面に強く引っ張られてしまったと思うが、それがあるからこそ、姫の気持ちがぐっと入ってくることになるという、うまいシカケでもあったのだ。

    音楽は姫にちなんでか、クイーン一色であった(オープニングSEだけは「God Save the Queen」だったかな?(忘れてしまった・笑))

    役者では、姫役の桑原裕子さんが、その感情のきめ細かさを見せるあたりが光っていた。執事のナカガワ(中川智明さん)は渋く、世話役イシザワ(石澤美和さん)のため口からのノリには笑わされた。また、サクライ(櫻井智也さん)のねちっこさがと、キタジマ(北島広喜さん)のいい人ぶりがが印象に残った。
  • 満足度★★★★

    神様。なるほど神様さん。
    神様。なるほど神様さん。

    そびえ立つ3階層の舞台。
    もちろん私は身の程に合わせて最下層階級とめちゃ近の最前列。
    (パイプ椅子…かなり見上げで疲れるが楽しい。)

    アナーキーでパンクな空気漂うチラシでしたが、
    Rock! ではじまりRock! でしめた舞台でした。

    笑った。かなり笑った。でも切なく…ほっこり。
    楽しかった。

    ネタバレBOX

    最前列で観ると神様見上げで、下層階級とめちゃ近。
    ひな壇上部で観ると神様目線。

    Rock! ではじまりRock! でしめた。
    いや、GAGAではじまりGAGAでしめたのほうがいいかな。
  • 満足度★★★★

    観る方も揺れた!
    星のホールでのセットの作りにびっくり、笑いながらもほろっとさせる・・・うまいな〜。

  • 満足度★★★

    ゆれる感じはする
    客席は微妙に怖い、最後列。桑原さんは別嬪さんですなぁ、と改めて見直す。

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