W〜ダブル 公演情報 W〜ダブル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
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  • 満足度★★★

    堪能
    舞台「罠」、映画「8人の女たち」、ロベール・トマは大好きです。以前、サンシャイン劇場で、「罠」を観ましたが、もっとコメディタッチで楽しかった。映画の「8人の女たち」は、監督がオゾンで、ベアールほか、フランスを代表する女優達の競演が凄かった。それらに比べると、少し驚きとフランスらしさが物足りない感じでしたが、コングさんや堀内さんの魅力に満足でした。

  • 満足度★★★

    思っていたよりは・・・
    この話の見所は、どんでんがえしという事ですが、私の期待が大きすぎたせいか?

    ネタバレBOX



    1幕で、旦那を殺してしまい、女中に裏切られ、罪を着せられそうになるので警察に助けを求める

    2幕は、どんでんがえしにつぐ、どんでん返し

    警察に助けてもらうものの、全てが精神病で見ていた悪夢だったという事実
    というのが、どんでんがえし
    ここは、面白かったです

    でも、本当は、主人公は正気で、精神病というのは、警察を欺くための旦那や女中達の芝居だった

    まんまと、警察を騙した後、主人公の財産を頂こうとすると・・・

    この後、、またどんでん返し
    ここは、レビュしないけれど、私の感想は
    「あ~・・・・よくあるパターンだな」ということで・・・・



    どんでん返しに、やられた感で、このお芝居を高く評価している人が多いのですが
    私は少数派意見で、申し訳ない
    ミステリ小説をよく読んでる人には、普通なエンディングだったと思います

    これは本で読むと、やられた感があると思うのですが
    お芝居になると、この、どんでん返しのシーンは本当は嘘ですよと、
    お客さんにわかるようにアピールした演技をされているので、
    やられた~!好きな人には、満足いかないと思います


    難しいですね、芝居になると・・・・


    でも演者のみなさんは、本当に上手で
    二役を演じられた橋本さとしさんに、主人公の中越典子さんも凄かったし・・・・
    っていうか、みんな凄く上手で、舞台セットも美しくて良かったです
  • 満足度★★★★★

    えぇっ!!
    予想はしてたものの、見事な大どんでん返しでした。
    橋本さとしさんの二役も良かったし、コング桑田さんのむちゃくちゃいい声もステキでした。

  • 大どんでん返しとストーリー展開で変わっていく演技、見ごたえある俳優、セリフの応酬を楽しむ 「罠」のトマ脚本。
    やっと来た!大好きなのに非常に少ない推理劇。
    サスペンス・ミステリー・ストレートプレイです。
    年に数本しかないうえに、その半分以上が1,2年のうちの再演で(トマの「罠」とか、「マウストラップ」「ブラックコーヒー」とか)、なかなか未見の作品にはありつけません。
    本作は「罠」や「8人の女」のロベール・トマの脚本。
    “フランスのヒッチコック”と言われる人です。

    「罠」は観たので、同じ作者の本ということを考えながら先を予想しながら観ていたのですが、よく考えると同じパターンかな、とも?
    漢字をネタにしたセリフが4,5回くらい?ありましたが、フランスの話のつもりで観ているので、ちょっとそぐわない感じで残念。

    それより出演者がお気に入りの人ばかりでうれしい。
    橋本さとしさんの一人二役はかっこよく弟役も可笑しくて。
    出ずっぱりで話の中心になる中越典子さんは変わらずうまいです
    状況の変化に従って気持が揺れ動いていく、突発的な問題にめげそうになりながらも強い意志を持って進んでいくように変わっていく様子が、非常に自然に演じられてます。
    これまた上手いのが堀内敬子さん。特に前半は、ユーモラスな演技で、中越さんとの掛け合いも楽しく、話を引っ張っています。
    山西惇さんも真面目そうだったりしたたかだったり。
    そして、リリパッドアーミーIIのコング桑田さん、パッフレット写真のカッコイイこと。
    警察署長は、ごくごく普通ですが、要になる重要な役だと思います。
    (でも数回軽く噛んでたのが…)

    俳優さんたちの様々な演技、数多いセリフを楽しみました。

  • 満足度★★★★

    たのしめました
    楽しめました(^^)

    ネタバレBOX

    正体をばらすなんて、詰めが甘いよ(^^)
  • 満足度★★★★

    騙され勝ちの芝居です
    作者の作劇パターンを知っていると、最後の展開は読めるとも思うのですが、それでも、尚且つ、愉快に、ドキドキしながら、ずっと舞台を凝視して観られて大変、満足行く観劇となりました。

    何しろ、橋本さとしファンとしては、こんなに、おいしい芝居はありませんし…。

    最前列中央で観た中越さんの美しさには惚れ惚れするし、堀内さんの益々磨きが掛かったコメディエンヌ振りは愉快だし、山西さんの性格俳優振りはお見事だし…全体的に役者力が安定していて、楽しく、サスペンスを堪能できて、幸せでした。

    私の若い頃は、大手演劇興行会社には、きちんと演劇がわかる人がたくさんいらして、素晴らしい演劇供給をして下さっていましたが、最近は、チケット発売前から、素人にも、売れないのが一目瞭然な馬鹿げた企画が蔓延する中、キューブは、今一番、人材の宝庫で、役者、作家、演出家と、ツワモノ揃いの制作会社。とにかく、他に発注せずに、自前で、こんな舞台を制作できてしまうのが、スゴイと、変な視点からも、いたく感激致しました。

    ネタバレBOX

    ロベール・トマの常套手段の作劇なので、そこは忘れて、呑気に観るのが、何より賢い観劇方法かと思います。そして、トマの初見者にはたぶん、文句なく楽しめる展開。うまく騙された観客程、満足度が上がる舞台です。

    皆さんの【W】の名演技、思う存分堪能させて頂きました。

    外国が舞台なのに、所々に、日本語の語意や言葉を遊び道具にして、緊迫の気分を解してみたり、G2さんの遊び心が冴えた演出も愉快でした。

    役者さんのファンの方なら、きっと大満足できる舞台だと思いました。
  • ルテアトル銀座の椅子は座りにくい
    年配向けかな。。。
    照明がよかった。大きい劇場の照明はみてるとたのしい。こまかな変化。ただ朝の光がちょっと白すぎたかなぁ。

    ネタバレBOX

    冒頭中越さんがガウンを着ているところでガウンに黒いストッキングそしてヒールはなんかへんだなぁと思ってたらなかにあのドレス着てたのですね。中越さんに似合っていてすてきだった。あの髪型もすてき。でもヒールが歩きにくそうだった。
    赤いプロセミアムはよかったけどだったらセットももっとチラシのイメージみたいに現代的なかんじでもよかったかも。
  • 満足度★★

    みた
    一幕目が長くて寝入った。もっと短くても良いと思った。
    品のいい笑いばかりだったからかも知れない。
    逆にもう少し丁寧に描いてもいいだろうという場面が後の方にあって、緩急のバランスが乱れていたようにも思う。
    また、どんでん返しはあっても、伏線がない。
    ひっくり返せばいいと言うものではない。
    このあたり、演出でどうにかできなかったものかなあ。

    ネタバレBOX

    冒頭、2階から現れる女の影が、階段に大きく映る。
    不気味な感じに映る。
    この効果を、後半のサスペンスが加速したあたりで再度使えば面白そうだったのに。
  • ターゲットは明確
    物語は二転三転しながらコミカルかつテンポ良く進むが
    “水戸黄門”的オチには、少々唖然。
    脚本のベタな部分を
    演出力と役者陣の力業とで凌ぎ
    広範な客層に楽しめる作品に仕上がっているとは思う。
    赤いプロセミアムが印象的。

  • 満足度★★★★★

    あ~面白かった!!
    ひやひやどきどき、Wの意味、意味深でした。

    ネタバレBOX

    どんでん返しの連続に満足しました!!

    舞台で血糊を使う…、贅沢だとかリアリティがあるなとか思っていましたが、それを逆手に使った手法に、キタナイというか完璧にやられました。

    「推理小説は嫌いだ。犯人が捕まるから」みたいな台詞がありました。意外性も少し期待しました。

    中越さんが署長に話したことがことごとく否定され、それまで彼女はどのような罪になるのだろうと心配していたのが、今度は病院送りになってしまうという驚きの展開に、私も本当にひやひやドキドキしました。

    ただ、あれだけ時間を掛けて悪事の真相を話したら、警察が戻って来ると思いました。まさか、中越さんがインターポールだったとは知りませんでしたが…。

    「W」は、「二役」でもあり、「二役を演じる人」でもあったわけです。ころっとだまされました!

    どんな終り方も可能だったのに、作者は悪は許すまじの思想を貫きました。

    ところで、舞台はモノトーンっぽい色調でしたが、大道具の端が赤く縁どられていて、とても綺麗でした。
  • 満足度★★★★

    どんでん返しの返し!
    流石に大きな舞台だけあって、セットは流石。しかし物語りはよくある展開でベタといえばベタ。だけれど、そこそこ笑える部分もあって、楽しめる。けれども、公演時間が長すぎ!

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    パリ郊外にある豪邸での愛憎劇。
    フランソワーズ(中越典子)は夫・リシャール(橋本さとし)の酒と賭博と暴力の日々にすっかり疲れ果て、離婚を決意する。そんな折、家政婦のルイーズ(堀内敬子)の恋人が、リシャールと瓜二つの弟ミシェル(橋本の二役)が居たことから、彼を利用することを思いつく。

    夫の留守中に、弁護士サルトーニ(山西惇)の目の前で弟ミシェルに兄リシャールを演じさせ、離婚の手続きをすませてしまおうというのである。ところが、その最中にリシャールが帰ってきてしまったから事態は急変。

    しかし、物語は最初からフランソワーズの財産を手に入れるためにサルトーニとリシャール、ルイーズが仕組んだことで、まんまと3人の詐欺師の筋書き通りに動かされてしまったフランソワーズは罠にはまり、やがてやってきた警察署長(コング桑田)に精神病者と断定されてしまう。

    が、ここで物語りは終わらない。舞台は反転し、罠にはまったと思わせていたフランソワーズは実は刑事で3人の犯罪を暴く為に一芝居うっていたというお芝居。

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