エリザベート 公演情報 エリザベート」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    もう1度観たかった。
    シシィは、あまり歌が上手じゃない人だと聞いていました。実際、「うん、まあまあ」って感じでした。 瀬名さんの方にすれば良かったかな。
    伊礼くんのルドルフを観ながら、ついつい東宝初演時の井上さんのことを考えていました。 勿論、観てはいないのですが、ハマり役だっただろうなぁ…と(笑)  wikiを観ても『鮮烈なデビューを飾る』と書いてありますが、それが想像できます。

    宝塚版もドイツ版も、今回の東宝版も踏まえて思ったことは、「エリザベート」は所謂【アングラ】だな、と。 ミュージカルとして華やかに仕上がっていますが、死を擬人化してるのがそもそもねえ、という感じで。ドイツ版DVDの演出を観るとなおさらそう思いますねー。舞台装置の感じとか、舞台の上の空気とか!上手く言えないんですけど。これをよく日本人好みのミュージカルにしたなあと感心してしまいます。 トートの存在などにはかなり演出が加えられている感じは否めませんが、宝塚でやるにはほんとにぴったりなんでしょうね。

    今年が初エリザだったので、また観に行きたいなと思います。

  • 満足度★★★★

    観劇
    観劇。今期も通いましたが、もっといいキャストが発掘されるといいですね。

  • 満足度★★★★

    死神が主役?のけっこう暗い話
    エリザベートが主演ではありますが、死の帝王トートの存在感が大き過ぎて舞台のメインテーマが「死」とのせめぎ合いになってます。
    言い換えれば、自殺志願のあるエリザベートが死神トートの誘惑をはねのけ続ける、という暗い内容です。
    舞台のライトもどんよりしがち。脚本家に何があったのだろうと思ってしまいました。

    トート役城田優は、意外にも歌唱力があって、よく響く声です。
    高音が好青年すぎるので、死神役としてはちょっとまだ若いのかな、という気がしましたが、演技も○で、役者として今後がとても楽しみです。

    高嶋兄は、役者として安定感があって安心して見られましたが、意外とエリザベート朝海ひかるの歌唱力が前半とくに不調でした。高音と低音はいいのですが、中間がちょっと不安定。
    日本には主演をはれるルックスと抜群の歌唱力を供えた人があまりいないように感じます。だから無難に宝塚頼みにならざるを得ないのかな。

    ストーリーはぼんやり見ててもわかりやすいので、初心者もOK。
    舞台装置は豪華です。さすが帝劇。

  • 満足度★★★★

    石丸トート、やや意外な歌いっぷり
    今日は、先日、見逃したリベンジで、石丸トート初見でした。

    意外!!正統派の歌い方かと思いきや、何だか独特の節回しで、力業のトートでした。ちょっと、演歌チックな、こぶしを回したような歌い方なので、好みは分かれそう。
    トイレ待ちの列からも、「城田君の方がいい」などという、関西弁のお客様の意見多数…。
    たぶん、宝塚ファンの方には、ビジュアル的にも、城田トートに軍配が上がる公算大な気がしました。

    杜けあきさんのゾフィーには、厳格そのものの寿ゾフィーに比べ、やや優しさの滲む母の心情が見えました。

    浦井ルドルフと、石川皇帝の父子の確執場面は、今日も一段と見応え、聴き応えがあり、一緒に観た長男も、感心していました。

    瀬名エリザベートは、先週より、深みが増して、今日はルドルフの母としての顔も、真実味が増して、これならと、納得ができました。

    ネタバレBOX

    トート・ダンサーズ、初演の頃に比べて、ダンスが不揃いの気がするのですが…。
    何となく、踊り方のバラバラ感が気になって、舞台への集中の邪魔になったように思い、残念でした。
  • 満足度★★★★

    観ました☆
    楽しめました♪

    当日、アフタートークがあることを知り
    お得感たっぷり!!

  • 満足度★★★★

    私が、おねえさんやおばさまだったら、きゃーまゃー言っちゃうかも
    大仰で豪華な感じがいい。
    1シーンが3分~5分程度に構成されていて、休憩もあるので、飽きないようにうまくできている。
    狂言回しとして、ルキーニがシーンの内容を解説するという構造もうまいと思う。それによって、物語がとてもわかりやすくなっている。


    ただし、ストーリーは…

    ネタバレBOX

    ただし、ストーリーには共感がまったくできない。

    少々意地悪く書くと、「后になったら自由はない」と皇帝に言われて納得したのにもかかわらず、実際に結婚したら「自由がない」と嘆き、皇帝も国民も捨て城を出てしまうエリザベート。
    しかし、彼女は、すべてを捨てて出たのではなく、大勢の家来を連れての家出であり、結局のところ、国民と国家のお金を散在しながら(スイスに自分の貯金を隠したりして)、18年もヨーロッパを遊び回り、特に理由もなく、ひょっこりと戻ってくる。
    そして、母に捨てられたのに、まだ母を慕う皇太子を、また捨て死なせてしまう。
    結局、特に自分の人生を悔いることもなく(さすがに息子を死なせてしまったことは悔いるが)、死の皇帝トートに請われて、死の世界に旅立つという物語。
    自分にまつわるすべてを捨てて、めでたし、めでたし、なのだ。

    つまり、単にキレイなだけで后になり、権力と金を手にした、世間知らずのわがままに女の話にしか思えないのだ。

    そして、そんな女に振り回された2人の皇帝の話というところか。

    でも、会場にいるおねえさまやおばさまたちは、うっとりとしながら観劇している。楽しそう。
    どうやら、山口祐一郎さんのファンが多いようだ。

    彼の歌は、びっくりするぐらい甘い。そして、舞台に現れると、独特のオーラのようなものがある。キメの感じがなかなか絵になるのだ。どう見ても主人公はトートに思えてしまうほど。
    この雰囲気は誰かに似ているな、と思い、思い当たったのは杉良太郎。ああ、そう言えば、杉良太郎も、おねえさまやおばさまのファンが多かったなと。
    時代が変われども、彼女たちのアイドルの好みは同じなのだ、と納得するのだった(これで流し目とかあれば完璧・笑)。

    3度、4度とカーテンコールが続くのだが、山口祐一郎さんがちょっとお茶目なところを見せたりしていた。それにおねえさまやおばさまたちは、きゃーきゃー言っているのだ。

    それは、わかるなあと思った。私がおねえさまやおばさまだっら、やっぱりきゃーきゃーいいそうなぐらいの、サービス精神に溢れているのだった。
    これでダンスがうまかったら、言うことないんだけど。

    それと、トートのテーマの旋律が、トートの歌のあちこちに散りばめられているせで(同じメロディの歌も多いし)、どうも歌がワンパターンに聞こえてしまうのは残念。今もサビの部分だけは耳に残っている。

    そう言えば、トートの登場シーンは、ロッキー・ホラーショーのフランクフルターの登場シーンとダブって見えたなあ。独特の引っ張りというか、わくわくさせ感のようなものが。山口さんフランクフルターやってくれないかなあ(笑・パルコで来年ロッキー・ホラーやるみたいだけど)。

    『エリザベート』は、宝塚版もあるようだ。観た人に聞くと、宝塚版は、ダンスを楽しむものらしい。
    この物語がなぜ人気があるのか、イマイチわからないのだけれども。

    とは言え、単純に雰囲気と歌などを飽きずに楽しめたことだけは確かだ。
  • 満足度★★★

    流れ作業的展開がやや気になるものの
    浦井ルドルフが、更に新境地を開いていて、感嘆してしまいました。

    城田トートは、見目麗しく、まるで、テレビゲームのヒーローさながらの雰囲気で、見た目と歌唱は申し分ないものの、やはり、まだ人生の年輪が足りないせいか、酸いも甘いも噛分けた、死神の人間離れした得体の知れなさや狡猾さには欠ける気がしました。10年後が大変楽しみなトートでした。

    瀬奈シシーは、若い時の可憐さは良かったのですが、やはり、晩年のエリザベートの苦悩を体現するには無理があり、とてもルドルフの母には見えませんでした。まだ宝塚口調が出てしまうのと、歌に伸びがないのにも、やや興がそがれた気がします。

    いつもながら、ビックリするのは、石川禅さんのヨーゼフ皇帝。1幕では、まだ若々しい青年振りを無理なく好演されるのに、だんだん舞台の年月が経過するに従って、歳を重ねて行く様を、実に自然に変化させて演じていらして、本当に驚愕してしまいます。
    映像でない、生の舞台で、こんなにリアルに年月の経過を体現できる役者さんは、滅多にいないと、感嘆するばかりです。

    主役二人がまだ若いので、今回の舞台、一番、人間ドラマを感じたのは、この禅さんと、浦井さんの父子の葛藤シーン。役者力のあるお二人の場面はとても短いのに、この舞台においては最高に密度が濃かったように思います。

    ネタバレBOX

    何度も観ていますが、未だに慣れないのが、シシーが木から落ちる巨大映像シーン。あれは、何度観ても、噴出してしまいます。この舞台の空気があそこだけ寸断される気がして、どうも、良い演出だとは思えないのですが…。
  • 満足度★★★

    実は暗い!珍しく暗いミュージカル。けれどそこに惹かれる。死の帝王と恋をした実在の王女の一生。
    やはりただのミュージカルではなかった。
    実は暗い!珍しく暗いミュージカル。
    けれどそこに惹かれる。
    死の帝王と恋をした実在の皇妃の一生。

    今日の主演は朝海ひかる さん。
    まず、死に魅入られる前の娘時代、大きな目が印象的。
    皇妃となり、自らの美貌を意識して、それを武器に立ち向かう姿が凛々しくも哀しい。
    死の帝王トート役、山口祐一郎さんはあの歌い方から何から本当に個性的。
    プリンシパル(メイン)キャストで唯一のシングルキャスト、
    語り部である暗殺者役の高嶋政宏さんは、悪くはないけどいまひとつはじけてない感じ。
    そして歌詞が聞き取りにくい。

  • 満足度★★★★

    幹二さん最高!
    キャストは
    朝海さん、石丸さん、寿さん、田代さん、坂口くん
    でした。

    完成度は高いと思うのでキャストの問題。
    見に行かれる際はキャストを選んだ方がいいかな?

    ネタバレに一人ひとりの感想かいてます見てね!

    ネタバレBOX

    とにかく、幹二さんの美声には感動です!
    怪しい雰囲気、動きのしなやかさは言うことない

    禅ちゃんの「悪夢」はすごいですね。

    田代さんは、ウーマンインホワイトの方が上手かったな。

    チビルドはどんどんチビ化wかわいいし上手だった。

    朝海さん、寿さんは・・・ノーコメントということで。
  • 満足度★★★★

    待てば海路の日和あり
    エリザベート:朝海ひかる、トート:山口祐一郎、ルドルフ:田代万里生の回を観ました。

    山口祐一郎さんの歌声にはいつも癒されます!

    ネタバレBOX

    死の帝王トートに愛されたエリザベート、人間はいつか死ぬもの、待てば海路の日和あり。

    ルドルフの排他的思想が20世紀のルドルフ・ヒトラーに繋がっているかのような話にはビックリしました。

    トートの「このままーでー♪」のメロディが耳に残っています。
  • 満足度★★★★

    久しぶりのミュージカル
    エリザベートは瀬名じゅんさん、トートは石丸幹二さんのキャストでした。
    さすがにこなれている芝居で、歌声も圧巻でした。見ごたえたっぷりで満足でした。
    しかしながら、やはりというか観客は女性の方が大多数で、男性は少数でしたが、男性にももっと観て欲しいと思いました。

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