満足度★★★★
女子だからこそ。
共感できるストーリー。わたしには「そういう女子居るよねぇ」と遠目で微笑ましくなった。年代ごとの演じ分けがナチュラルで、違和感なく入り込めた。自分の好みのストーリーではないのに、面白いと感じる。作家の力を感じた。
満足度★★★★★
面白かった
主人公・美月(大川翔子)の現在、そして10年前から現在までの日常の描く内容となっていましたが、大きな事件などがあるわけではなく、日常ホントにあるような内容を描いてました。
で、大きな事件などないので、つまらないかと言えばそうではなく、物語の世界観にどっぷりはまり込むほど面白かったです。
また、美月自身が若い設定(25、6歳かな?)であるため、10年間を描く中で高校生や大学生時代を描いてる場面がありましたが、若い頃の年代を演じた各キャストとも素晴らしくホントにその年代に見えました。特に美月のいとこを演じた唱世(川村紗也)の中学時代なんて、本当に中学生に見えましたから。
もう少し公演が長かったら、もう1回観たいと思った舞台でした。
満足度★★★
海岸沿いのそよ風みたい
爽快でもなく、でもどことなくいい気分になって会場を出れた作品でした。
携帯電話か変わらなかったけど、高校から現在まで変わって行くモノ
繋がっている人、切ないまでは行かないけど、そうなんだ~
仕方ないよね~なんて思いつつ、時間を漢字させない作品になってました。
川村さんの昔風な子供っぽさには脱帽ですね。
満足度★★★★★
秀逸な舞台
母と娘、女教師と教え子の女子高生、女友達同士という関係、それぞれが絡み合いながら、しっかりと描かれていた。笑いあり、ほろっと涙しそうになりと、作品の完成度の高さを感じた。二つに分かれた舞台が時や場所の転換にうまく使われていたのもいい。
満足度★★★
理屈と感覚の間
本当に男性が書いたと思えないほどの女の世界でした。でもそこが微妙なところで、作品としてのふむふむというおもしろさは感じても、女子として楽しめたかと言うと若干うそ臭さを感じてしまったような。
ストーリーとしてのおもしろさに引き込まれつつ、登場人物の気持ちの流れに感情移入しきれない感じがありました。
満足度★★★★★
やはり「珠玉」
10年の歳月を100分間に凝縮して、それゆえ最終場で2人の胸に去来するモノが目に見えるよう。(今回は上手側だったのでなおさらか?)
また、場が移った時に髪型・服装・SEなどで時の隔たりがすぐに掴めるのも上手い。
やはり「珠玉」という語が相応しい1編、リピートできてシアワセ!
満足度★★★★★
心の琴線に触れまくりで、終始ウルウル
前回のミステリーは、全ての謎が解けた時に、それまでの人物描写に、大いなる腑に落ちなさを感じ、劇後感がしっくりしなかったのですが、今回の作品は、競泳水着らしい仕上がりとの評判で、楽しみにしていました。
もう、これは、完敗です。本当に、観に行って良かった!!
上野さんが、男性だということが信じられません。
どうして、こんなに、女の子を活写できるの?
自分の女子学生時代や、家族、友人の家庭などに、見覚え、聞き覚えのある台詞や、シーンの連続で、最初から最後まで、ずっと、目に涙が溜まったままでした。
脚本が、実にリアルな女子の生活や心情を表出しているのが、何よりもスゴイことだけれど、これを演じる女優さん達が、また揃いも揃って、皆魅力的!
衣装も、音楽も、セットも演出も、一切の手抜きがないので、そんなに大事件が起こるわけでもない、この芝居が、ジワジワ胸に染み渡り、全然厭きる暇もありません。
如何にも、自然な会話の中に、それぞれの、他者に対する、愛や嫉妬や、苛立ちが沸き立つように匂って、何十年も前に女子学生だった私のような観客にさえ、友人との、愛おしい日々が、昨日の記憶のように、蘇り、目頭が熱くなってばかりでした。
小劇場の精鋭女優さんの揃い踏みで、本当に、同性の私でさえ、大興奮ものでした。皆、とっても、キャラクターと、その人物の成長振りを好演されていましたが、特に、大川さん、梅舟さん、甘粕さんと、誰よりも、歳月を実感させる名演技だった川村さんの好演振りは、長く記憶に残るだろうと思いました。
皆、すごくチャーミング!!ドキドキしました。
上野さん、脚本も、演出も、キャスティングも、とにかくテクニシャンで、感嘆します。
今日から、一気に、競泳水着ファンになったことを告白致します。
あー、一人で観に来ないで、劇部の40年来の親友4人で観たかったと、とても後悔しています。
満足度★★★★★
また見たくなった!
本番を見て2日経ちました。
アンケートには前回、前々回の方が良かったという感想を書いてしまいましたが、何故かふとあとになりいろんなセリフが思い出され、言葉使いのリアルさ、情景に感動してしまっています。
もう一度見たい!
満足度★★★★
ほっとする話
前回のミステリーなんかより、こういう話の方が「競泳水着」って感じがしました。
まったく背伸びしてない感じがいいです。
ほのぼのとした雰囲気が・・・というのはだれしもが書いているので
その他でこれは!と思ったところ。
・川村さんのコスプレはとても似合っていて、大人Verより違和感がない件。
子供っぽい動きや、コミカルな演技も良かった。
・川村さん以外の、コスプレの似合わなさ!
子供Verだけ髪がぼっさぼさとか工夫されていて、そういうの見つけると嬉しくなります。
・大川さんの気持ち悪いほど細い体。
(梅舟さんの超健康体と並ぶとギャップが凄い)
・梅舟さんのすねの怪我。これは素ですな。若いです。
というか、いつも似たような役やってませぬか?
・藤原さん、、、きもったま母さんって感じが凄い様になってます。
なんか見たことあるなと思ったら、黒いインクの輝きの甲高い声の人か。
すごい幅ですこと。
満足度★★★★
幅のある劇団ですねぇ!
前回2月にサンモールスタジオでの「Excelを駆使して作ったミステリー」・・・の印象がとても強かったので、今回のような「直球勝負」の作品は意外性が(勝手に)高くて、ビックリ!で、少し調べてみると、どうやら「トレンディードラマ」という売りもあるらしい・・・うーん、幅があるなぁ。スゴイですねぇ。
満足度★★★★
変化の多い女性の十年余。
見事に表現。女優さんたちも制服姿から30代近くまで違和感なく演じていた。私が気に入ったのは、脇役だけどあの家の中学生だった娘。ちょっと反抗期から大学生の一人暮らしになって、お母さんを思いやるいい子に育ったなあ、と芝居の中の人物ながら、うれしくなりました。
満足度★★★
とくに
なにも起きない2時間弱だが、じゅうぶんに最後まで追い続けられる。大仰ではない、ささやかな脚本の構成の妙だと思う。優しい気持になれるからか、辛抱強く見ていられるが、もう少し体感時間を短くできるようにも思う。
満足度★★★
じわっとしみいる
前作とは違い、じっくり女性を描いている。現在と過去を取り混ぜ派手さはないが、漢方薬のようにじわっとしみいるの芝居。主人公が素敵
満足度★★★★★
いつまでも観ていたい
そんな芝居だった。
少女から大人へ、ひとりの女性の10年を柔らかな筆致で。
適材適所、抜群の配役。
大川翔子、見事な主演女優の佇まい。「なで肩の女王」の賞号をあげたい。
川村紗也、コメディリリーフをチャーミングに。
役柄通りに華やかな梅舟惟永。
惜しむらくは、海辺の街の雰囲気がもうひとつ出ていなかったかな。
いつも思うが、劇中の楽曲公開してほしい。