女ともだち 公演情報 女ともだち」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-20件 / 32件中
  • 満足度★★★

    観劇
    観劇

    素敵な会話劇

  • 2010
    2010@「劇」小劇場

  • 穏やかなお芝居
    学生生活の6年間の多感な時期を小説を綴る様に描いていて、
    とても穏やかな時間が劇場に流れていました。
    派手さはないけど、丁寧に人が描かれていました。

  • 満足度★★★★

    女子だからこそ。
    共感できるストーリー。わたしには「そういう女子居るよねぇ」と遠目で微笑ましくなった。年代ごとの演じ分けがナチュラルで、違和感なく入り込めた。自分の好みのストーリーではないのに、面白いと感じる。作家の力を感じた。

  • 満足度★★★★★

    面白かった
    主人公・美月(大川翔子)の現在、そして10年前から現在までの日常の描く内容となっていましたが、大きな事件などがあるわけではなく、日常ホントにあるような内容を描いてました。
    で、大きな事件などないので、つまらないかと言えばそうではなく、物語の世界観にどっぷりはまり込むほど面白かったです。
    また、美月自身が若い設定(25、6歳かな?)であるため、10年間を描く中で高校生や大学生時代を描いてる場面がありましたが、若い頃の年代を演じた各キャストとも素晴らしくホントにその年代に見えました。特に美月のいとこを演じた唱世(川村紗也)の中学時代なんて、本当に中学生に見えましたから。

    もう少し公演が長かったら、もう1回観たいと思った舞台でした。

  • 201007061430
    観劇

  • 満足度★★★

    海岸沿いのそよ風みたい
    爽快でもなく、でもどことなくいい気分になって会場を出れた作品でした。
    携帯電話か変わらなかったけど、高校から現在まで変わって行くモノ
    繋がっている人、切ないまでは行かないけど、そうなんだ~
    仕方ないよね~なんて思いつつ、時間を漢字させない作品になってました。
    川村さんの昔風な子供っぽさには脱帽ですね。

  • 満足度★★★★★

    秀逸な舞台
    母と娘、女教師と教え子の女子高生、女友達同士という関係、それぞれが絡み合いながら、しっかりと描かれていた。笑いあり、ほろっと涙しそうになりと、作品の完成度の高さを感じた。二つに分かれた舞台が時や場所の転換にうまく使われていたのもいい。

  • 満足度★★★

    理屈と感覚の間
    本当に男性が書いたと思えないほどの女の世界でした。でもそこが微妙なところで、作品としてのふむふむというおもしろさは感じても、女子として楽しめたかと言うと若干うそ臭さを感じてしまったような。

    ストーリーとしてのおもしろさに引き込まれつつ、登場人物の気持ちの流れに感情移入しきれない感じがありました。

    ネタバレBOX

    教え子のつるむ感覚やその意思表示の仕方にはひどく共感。これは宮嶋美子さん・斎藤淳子さんのキャラによるのかも。

    主人公の女教師のキャラクターが、優等生過ぎて友達になりたいと思わないキャラだったことがやや違和感につながったのかも。
  • 満足度★★★★★

    やはり「珠玉」
    10年の歳月を100分間に凝縮して、それゆえ最終場で2人の胸に去来するモノが目に見えるよう。(今回は上手側だったのでなおさらか?)
    また、場が移った時に髪型・服装・SEなどで時の隔たりがすぐに掴めるのも上手い。
    やはり「珠玉」という語が相応しい1編、リピートできてシアワセ!

  • 満足度★★★★★

    心の琴線に触れまくりで、終始ウルウル
    前回のミステリーは、全ての謎が解けた時に、それまでの人物描写に、大いなる腑に落ちなさを感じ、劇後感がしっくりしなかったのですが、今回の作品は、競泳水着らしい仕上がりとの評判で、楽しみにしていました。

    もう、これは、完敗です。本当に、観に行って良かった!!
    上野さんが、男性だということが信じられません。
    どうして、こんなに、女の子を活写できるの?

    自分の女子学生時代や、家族、友人の家庭などに、見覚え、聞き覚えのある台詞や、シーンの連続で、最初から最後まで、ずっと、目に涙が溜まったままでした。

    脚本が、実にリアルな女子の生活や心情を表出しているのが、何よりもスゴイことだけれど、これを演じる女優さん達が、また揃いも揃って、皆魅力的!
    衣装も、音楽も、セットも演出も、一切の手抜きがないので、そんなに大事件が起こるわけでもない、この芝居が、ジワジワ胸に染み渡り、全然厭きる暇もありません。
    如何にも、自然な会話の中に、それぞれの、他者に対する、愛や嫉妬や、苛立ちが沸き立つように匂って、何十年も前に女子学生だった私のような観客にさえ、友人との、愛おしい日々が、昨日の記憶のように、蘇り、目頭が熱くなってばかりでした。

    小劇場の精鋭女優さんの揃い踏みで、本当に、同性の私でさえ、大興奮ものでした。皆、とっても、キャラクターと、その人物の成長振りを好演されていましたが、特に、大川さん、梅舟さん、甘粕さんと、誰よりも、歳月を実感させる名演技だった川村さんの好演振りは、長く記憶に残るだろうと思いました。
    皆、すごくチャーミング!!ドキドキしました。

    上野さん、脚本も、演出も、キャスティングも、とにかくテクニシャンで、感嘆します。

    今日から、一気に、競泳水着ファンになったことを告白致します。

    あー、一人で観に来ないで、劇部の40年来の親友4人で観たかったと、とても後悔しています。

    ネタバレBOX

    登場人物の、心の襞が、全員、とても丁寧に書かれているので、誰一人、脇役と言う感じがしません。
    よく考えてみたら、取り立てて、何がどうしたという程の事件が起こるわけでもないのに、構成が巧みなので、観客の興味を次に引っ張り、一度も退屈だと感じる場面がありませんでした。
    特に、笑いを取ることが目的の台詞やシーンはなくても、会場からは、常にクスクス笑いが聞こえました。
    私も、何度も笑いました。きっと、うん、あるあると、思い当たるリアルな人物活写が、自然な笑いを誘発したのでしょう。

    私は、小学校時代から、大人になるまで、親しかった友人と疎遠になった経験は一度もないので、わかりませんが、もしも、そういう存在の友達がいる人なら、この芝居を観た後に、絶対、その昔の友達に連絡してみたくなるのではないでしょうか?
    とにかく、登場人物全員、とても愛おしく感じる芝居でした。

    美月の生徒が妊娠を打ち明けた後、学生の彼は逃げてしまうのかなと心配になりましたが、無事結婚したようで、ほっと一息。
    目立たないけれど、八重子役の甘粕さんも、美月とすみれに抱く複雑な女心を、さり気ない演技で、命あるものにして、凄く魅力的な女優さんと感心しました。

    でも、ダントツ、圧巻なのは、唱世役の川村さん。彼女は、私が今まで観た小劇場の女優さんの中で、最高です。たった2時間弱の芝居の中で、こんなにも、見事に10年の人生模様を表出できる演技力があるなんて、奇跡的だと思いました。私が、彼女と同世代の男子なら、絶対追っかけファンになってしまいます。
  • 満足度★★★★★

    一つずつのシーンが積もる
    初日を拝見。

    一つずつのシーンが
    とても丁寧に仕上げられていて、
    すっと入ってきて積もる・・・。

    それぞれのエピソードに見入り
    終わって客電がつくころには
    舞台上の時間をともに歩いたような感覚に
    浸潤されていました。




    ネタバレBOX

    冒頭のシーンで
    すっとその世界に置かれ、
    さかのぼって、物語が積み重なっていきます。
    衣裳や光の変化で刻まれていく時間の枠、
    織り込まれたエピソードたちに
    そのまま取り込まれる・・・。

    観る側が
    あるがままにシーンを追っていける感じ。
    重ねられていくエピソードに置かれたキャラクターたちが
    その時間枠のなかで、
    しなやかに生きている。
    役者たちからやってくる
    ひとりずつの人物の奥行きに
    あざとさのない実存感があって・・・。

    主人公が暮らす親戚の家のおばやいとこ、
    転校してきた学校の彼女の友人たち、
    さらには時が進んで彼女の教え子たち・・・。
    物語に塗りこめられることのない、
    むしろ物語を編み上げていく
    ひとつずつのキャラクターたちから、
    それぞれの時間の質感が紡ぎだされて・・・。

    物語に仕込まれた時の流れが縦糸に張られ、
    その刹那に撚り合わせられた
    キャラクターたちの想いが横糸の色を醸し、
    織りあげられていく。

    役者たちそれぞれに、
    自分のキャラクターをまとうだけではなく、
    その奥にある個々の世界を垣間見せる力があって、
    だから、過ぎてゆく時間のテンポに
    個々の物語が散らない・・。
    よしんばキャラクター間での確執に重さがあっても、
    それが丸められたり澱んだりしない・・。

    端々に差し込まれる上質なウィットも
    役者の切れに支えられて秀逸。
    さらなる肌触りを舞台に作りだしていく。

    ラストのシーンで、
    二人の女性が海を眺めながら
    出会ってから、その立ち位置までの
    歩んできた時間の感覚をふっと口にする・・。
    それは、織り上げられた世界を
    すっと抱えたような感じ。
    彼女たちが共に吹かれる潮風を感じるように、
    畳まれた二人の時間の感触がやってきて
    とても自然に
    さらに織り上げられていくであろう二人の時間を思う・・・。

    溶暗していく舞台を眺めながら
    たおやかに深く浸潤されたことでした。

    まあ、初日ということでしょうか、
    若干だけ硬さを感じた部分もあったのですが
    でも、公演期間中に、
    さらに満ちて育っていくであろう力がそれらを凌駕して・・。

    ほんと、お勧めの公演でありました。

    ☆☆☆★★★○













  • 満足度★★★★

    何ともいえない感覚…
    ただただ観てるだけで…

  • 初めての競泳。
    観ました。じんわり、じんわり。

  • 満足度★★★★★

    また見たくなった!
    本番を見て2日経ちました。
    アンケートには前回、前々回の方が良かったという感想を書いてしまいましたが、何故かふとあとになりいろんなセリフが思い出され、言葉使いのリアルさ、情景に感動してしまっています。
    もう一度見たい!

    ネタバレBOX

    登場人物の女性一人一人の人間性がとってもわかりやすくリアルだった。
    平凡なのにしっかり個性があって面白い。

    2日経って見てあっそうだよな。って思い出すところがたくさんあって、なんか嬉しくて書き込みしてしまいました。

    また次の作品楽しみにしています。

  • 満足度★★★★

    ほっとする話
    前回のミステリーなんかより、こういう話の方が「競泳水着」って感じがしました。
    まったく背伸びしてない感じがいいです。

    ほのぼのとした雰囲気が・・・というのはだれしもが書いているので
    その他でこれは!と思ったところ。

    ・川村さんのコスプレはとても似合っていて、大人Verより違和感がない件。
     子供っぽい動きや、コミカルな演技も良かった。
    ・川村さん以外の、コスプレの似合わなさ!
     子供Verだけ髪がぼっさぼさとか工夫されていて、そういうの見つけると嬉しくなります。
    ・大川さんの気持ち悪いほど細い体。
     (梅舟さんの超健康体と並ぶとギャップが凄い)
    ・梅舟さんのすねの怪我。これは素ですな。若いです。
     というか、いつも似たような役やってませぬか?
    ・藤原さん、、、きもったま母さんって感じが凄い様になってます。
     なんか見たことあるなと思ったら、黒いインクの輝きの甲高い声の人か。
     すごい幅ですこと。

  • 満足度★★★★

    清流に身を任せるような感覚
    淡々と四季を感じ、美月たちの成長を見守ってるように観ていた。美月とすみれの微妙な距離感が良い。

  • 満足度★★★★

    幅のある劇団ですねぇ!
    前回2月にサンモールスタジオでの「Excelを駆使して作ったミステリー」・・・の印象がとても強かったので、今回のような「直球勝負」の作品は意外性が(勝手に)高くて、ビックリ!で、少し調べてみると、どうやら「トレンディードラマ」という売りもあるらしい・・・うーん、幅があるなぁ。スゴイですねぇ。

  • 満足度★★★★★

    いつまでも観ていたい
    そんな芝居だった。
    少女から大人へ、ひとりの女性の10年を柔らかな筆致で。
    適材適所、抜群の配役。
    大川翔子、見事な主演女優の佇まい。「なで肩の女王」の賞号をあげたい。
    川村紗也、コメディリリーフをチャーミングに。
    役柄通りに華やかな梅舟惟永。
    惜しむらくは、海辺の街の雰囲気がもうひとつ出ていなかったかな。
    いつも思うが、劇中の楽曲公開してほしい。

    ネタバレBOX

    私的ベストシーンは、
    酔った梅舟が教師を目指していると告げる大川に見せた微かな嫉妬。
    絶妙な演技だったと思う。
    ラストの再会は分かっていても目頭が熱くなる。
    全く関係ないが、受付にいたろりえの徳ちゃんが可愛くて得した気分。
  • 満足度★★★★

    変化の多い女性の十年余。
    見事に表現。女優さんたちも制服姿から30代近くまで違和感なく演じていた。私が気に入ったのは、脇役だけどあの家の中学生だった娘。ちょっと反抗期から大学生の一人暮らしになって、お母さんを思いやるいい子に育ったなあ、と芝居の中の人物ながら、うれしくなりました。

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