幸せの歌をうたう犬ども【ご来場ありがとうございました!】 公演情報 幸せの歌をうたう犬ども【ご来場ありがとうございました!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-20件 / 29件中
  • 満足度★★★★★

    楽しかった
    人生初観劇でして~凄く楽しい時間を過ごさせてもらいました

  • 満足度★★★★★

    何とかまとめて
    説明に「作家(谷)がその俳優の役指定に従い、何とかまとめて」とありますが、「何とか」まとめる方法が全くの予想外かつ面白くてどツボにはまりました。イマジネーションが刺激されまくりの作品です。

    ネタバレBOX

    キーワードはこのあたりに?:『ホワイト・アルバム』『追憶のハイウェイ61』『血の轍』『新しい夜明け』
  • 満足度★★★★

     
    観劇

  • 満足度★★★★

    バカの塊
    谷賢一がバカをし尽くすのを久々に観られて、
    とてもとても幸せでした。
    役者陣もそうですが、なにより作者が本を楽しんでいる感があり、
    よかったです。

  • 満足度★★★★

    観てきた
    激バカ。

  • 満足度★★★★

    素敵な押し込み感
    前半はそれぞれのシーンの
    刹那的な面白さを楽しむだけでしたが、
    後半から最後にかけて、ぐっとひとつの箱に物語を押し込むような感覚があって惹かれました。

    ネタバレBOX

    びっくりするような大ネタはないのですが、
    中ネタ、小ネタ、下ネタがどんどん入ってきて
    程よく舞台がおもちゃ箱化していく・・・。

    当てられ書きにて作られた様々なキャラクターの、
    看板に書かれた設定と舞台上に現れるものの距離もおもしろくて。
    がっつり当てられた定義そのままのキャラクターもあれば
    なかなかにこじつけられたキャラクターもあって、
    いろいろとあきさせない。
    それぞれのキャラクターが、
    舞台上で小気味よく高い精度で演じられていく・・・。
    ぶれがないお芝居ができる役者が集っているのは
    とにかく強い。

    女優陣だけを見ても
    鈴木麻美は「妹」から逸脱していたけれど終盤に醸成するグルーブ感だけでも十分眼福、
    菊地奈緒が自らの設定をそのまま台詞にするのも本当に可笑しくて。
    萱怜子の宇宙人は観る側をうふっとさせるような狂言廻し、
    山本まゆみのロック歌手も見目麗しく、
    鈴木アメリの切れ方もがっつりと観る側をスウィープしていた。
    如月萌のヒロインの忘却は潔く
    安川結花ののみっぷりには根性が座っていて。

    で、刹那的な面白さに目を奪われているうちに、
    次第に舞台の色が生まれてくるのです。
    1日ごとに全てを忘れる生活にルーティンガあったり
    幸せになることが宗教に繋がっていったり・・・。
    ちょっと強引な物語の持っていき方にも
    不条理を感じさせない
    不思議な必然が編みこまれていて・・・。

    最後にその流れを歌でぎゅぎゅっとひとつにまとめて
    観客に預けてしまうようなエンディングにも
    さりげなくしなやかな谷演出のセンスを感じてしまう。

    毎日欠かさず 見つづけたい種類のお芝居ではないにしても、
    たまに禁断症状が起こるほどに
    観たくなるタイプのウィットや質感が内包されたこの公演、

    たっぷりと
    楽しませていただきました。



  • 満足度★★★★

    三題噺どころか十題噺に幸福論(不幸論?)まで
    出演者が自分の役どころを指定してそのキャラクターを使ってストーリーを紡ぐという企画、出来上がったのは高尾山で首を吊ろうとしていた女性のもとに宇宙人たちが現れ、彼らの「分倍河原星」(笑)には「不幸」の概念がないので研究に協力して欲しいと「しあわせインプラント」を施した彼女の観察を始めるが…という物語。
    三題噺どころか十題噺、いささか強引な部分もありつつちゃんと1本のハナシになっているどころか幸福論あるいは不幸論まで語ってのけるというのが見事。
    また、過去に観たダルカラ作品2本はどちらもシリアス系だったので、こんな面もあったのか、な発見もアリ。
    過去の2本からは劇中で「ラムのラブソング」を歌って踊るなんて想像もできないもんね(笑)
    さらに、一部意外と思われる顔合わせも妙にハマったキャラ(中では宇宙人とアル中のニートが好み)のためもあってかシックリと馴染んでいて、事前に耳にした批判的な声にかすめた不安は杞憂に終わり結果は満足。

  • 満足度★★★★

    よくまとまったなあ
    「当てられ書き」で、出演する役者が演じたい役を出してもらい、それを谷さんが1本の台本にする情報は入っていたので、どのように1本の台本にしているのか楽しみでありました。

    上手いこと描けてる部分もあり、また、無理矢理繋いだなぁ(笑)と感じる部分もありましたが、よくここまでまとめたというか、書き上げたなとは感じましたね。さすが谷さん。

    ネタバレBOX

    アル中のニート(元作家)と妹の場面、そしてアル中のニート(元作家)が出てくる場面は、1番物語してたと思いますね。
    ただ、ラストはいきなりだったので、え?終わりでしたが。

    まあ、なんだかんだ言っても、面白かったです。
    各役者も自分でやりたい役を出しただけはあります。上手かったです。
    その中でも、アル中のニート(元作家)を演じた安川結花さん、リアルに似合いすぎ(笑)
  • 満足度★★★★

    コメディかと思いきや
    かりそめの幸福感を表現した舞台だったりする。そのかりそめの幸福感は他人からみると、それって不幸じゃん。と思うのだけれど、本人にとっては昨日までの絶望を忘れる為には、そんなかりそめも、手段の一つなのだ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    谷が何とかまとめて1本の長編にした内容とは、大方こんな感じだ。

    ヒロインの妊娠している女は自殺をしようと高尾山に行った。イザ、自殺!なんて場面になんだか怪しい・・ってか滑稽な宇宙人9体が現れる。ヤツラは頭にカタツムリみたいな触覚を付けてグレーのスーツを身に纏っている。どこまでも怪しくて白黒はっきりしないグレーなヤツラだった。観ててもなんだかとっても弱そうなグレーの宇宙人は宇宙語をしゃべっていたが、ポケットからホンヤクコンニャクを取り出して女に伝える。「我々はどーしても理解出来ない。何故人間は常に不幸だと呟くのか。だからもっと研究しようと考えた。」なんつって、バカバカしいネタを披露する。この時点で、ワタクシ、「いあいあ、ワタクシのほうが君たちを理解できないなー。」とひとりごちた。

    で、宇宙人らは地球人を幸せにしてやろうと、不幸がってる登場人物の電波をキャッチすると記憶を無くしちゃう。自殺しようとした女は昨日までの過去をすっかり忘れてしまい、そんな女を好きになって苦悩していた男も、宇宙人の勝手なおせっかいで記憶喪失になる。記憶喪失の女が通っていた喫茶店の女主人は恋人の浮気癖や暴力に悩んでいたが、そんな貞操観念をも宇宙人は消し去って、人類みな兄弟!じゃあないけれど、ゲイだろうと愛人だろうと、おかまいなしにセックスOK!あなたが楽しければ私は幸せ!なんつって考えに変わってしまう。

    ただ一人、現状に置かれた自分を幸せだ、と語っていた「ハイテンションロック歌手」のみがまともな精神で歌を歌い上げて終盤を迎える、という筋。山本真由美の歌唱力が素晴らしい。ちょっとハスキーがかった声が素敵だ。
    この物語は観客を選ぶと思う。そもそも役者のやりたい役を繋ぎ合せて本を作っただけに物語に深みはない。だから、ただ単に楽しい企画と楽しめるか、谷の公演だから期待してたのに・・。と期待を裏切られるかのどちらかだ。ワタクシは?っていうと、どうせならコメディのみで突っ走って欲しかった。谷のコメディなんて前代未聞なのだから・・。

  • 満足度★★★

    楽しめました!
    それぞれみんなキャラがいいなぁと思いました。
    特に結花さんはイイです。
    また機会があれば、伺いたいです。

  • 満足度★★★

    カラフルな箱馬が凄い存在感…!
    あきらかに「企画」色の濃い、ブッ飛んだ作品だったように思いますが、その割にメリハリが薄く感じられてちょっと残念。「結婚サギ師」と「目的のためには手段を選ばない女」の2役は役柄として凄く面白そうな設定だと思ったのですが、もうちょっと生かせなかったかな~と思ってしまいました。個人的には「本編と無関係な歌とダンス」、もっと観たかったです。タイニイの薄暗い空気の中、カラフルな箱馬陣が凄く印象的でした!

  • 満足度★★★

    うーん
    ラストのスルッとさ加減は置いといても、演技の面で「もっと面白くなりうるだろうなあ」と感じてしまった場面が多くあり、どうも物足りなかった。

  • 満足度★★★

    しあわせのかたち
    話題の谷賢一の舞台を一度、見たいと思っての観劇。
    劇団外の公演だったからだろう、劇評等で知る人物の舞台とは思えぬ作風であった。
    正直にいうと肩すかしをくらった感じであった。

    「不幸」という感覚を理解できない宇宙人が、人間の不幸を宇宙人が考える幸せに書き換えたら、そこには真の幸せはあるのかといったことが主題として描かれる。しあわせのかたちとは何か。宇宙人にはもちろんできないが、同じ人間同士でも理解しあうことが困難であるなどと。
    SFの設定を用いて、前半のお祭り騒ぎを思わせるハイテンション・ナンセンスな筋書きで進行し、後半はぐっと引き締まり、テーマを浮かび上がらせる。
    全体としてはナンセンスコメディーなのか、シリアスなのかどちらか一方の路線をより協調してもよかったのではないか。


    「当てられ書き」という極めて窮屈な環境の下での、劇作であることを考慮すれば、よくぞ、このようにまとめたと評価することもできよう。
    各劇団の主役級を集め、役者個々人の持ち味を十二分に引き出した演出はたいへんおもしろかったが、ストーリー重視派には少々つらい展開ではなかったか。
    谷の次回公演に大いに期待したい。


  • 満足度★★★

    センチメンタル
    ゲラゲラ笑っていたら、
    じんわりさせられた。

  • 満足度★★★

    二度と見られないかもしれない芝居。
     落語に三題噺というのがある。客席から三つのお題を出してもらって、そのお題を元にひとつの話を作るという企画である。それをもじると、今回の公演は十題噺。十人の役者のわがままな希望を聞いて、見事にひとつの芝居を作ったというところにまず意義がある。

     そして、その結果、それぞれが今までの舞台では見せなかったような新鮮な役どころを思い入れたっぷりに演じてくれた。それが何よりの収穫。そして、したたかな演出家の谷賢一は、今回の公演、お遊びのようなふりをしながら、さまざまな実験や仕掛けを用意している。

     ここで繰り広げられたことは、役者にとっても谷賢一自身にとってもこれからすごく役立つことだろう。

    ネタバレBOX

     個人的にははじけた鈴木麻美が観られたことで満足。そして藤尾姦太郎が犬と串とはひと味違い、切ない男の芝居を哀しく切なくしっとりと演じていた。これも大収穫だ。

     それにしても登場人物、それぞれに見せ場がある。それを作っただけでも谷賢一はすごい
  • 満足度★★★

    ようやく観劇。
    話題の劇団で、『観たい』もとても多く期待をしていたのですが。
    おいてけぼりな印象を受けてしまった。

    当てられ書き、とても難しいと思いました。
    お祭りだと思えばそうでしたが、一定の観劇層が盛り上がっている感じ。

  • 満足度★★★

    なかなか
    ふざけていたなぁ、って。


    いい具合でした

  • 満足度★★★

    観てきました
    いつものDULL-COLORED POPの芝居とは違いましたね。「当てられ書き」とかいうシステムで、かなり制約があったと思いますが。それでも、かなり楽しめました(ちょっと下ネタ多すぎるかな)。谷賢一氏の次回作に期待します。

  • 満足度★★★

    枠組みはまとめましたね
    上手はないですが歌あり踊りありの
    若手中心の元気がある作品で、気楽に見た分楽しめました。
    (あ、パトライトはもっと早めに出した方が笑えたかも)
    宛てられ書きの制約の中で、宇宙人って万能ツールで物語を
    よく考えたなと思いましたが、宇宙にない「幸・不幸」の概念研究に
    なっているのでSTORYテーマーが若干思いので
    物語の結末としてのまとまりは、今一だったので★は3つまで
    でも、楽しい企画ではあるし作家さんも普段考えない作風が
    生まれるかもしれません、企画自体は別の作家・役者でやっても
    いいと思います、2000円と安いし、ただ身内の笑は少々冷めますが
    谷さんだから、ここまで出来たのかなとも思いますね
    詳しくはTBにて・・・

  • 馬鹿力。
    そもそも馬鹿な人間が全力を出してもたかがしれてるけれど、これは豊かな人材が馬鹿になる為に全力になっている。「DULL-COLORED POPの谷賢一が作・演出した作品」ではなく、「騒動舎出身で現DULL-COLORED POPの谷賢一が作・演出した作品」。ダルカラを観たい人はダルカラを観ればいいよ。清水那保さんと掘奈津美さんの居場所がなくて清々しかったです。いて欲しくない訳じゃなくてね。
    萱さんが良い仕事をしていましたね。あのポジションのキャラが嫌われたら観ていられなくなると思う。癖のある役だけど通り越して完全にパロディの域。逆に誰も観てない様な時に思いっ切り不細工な顔をしてたのもナイス。力技でなく普通に良かったのが藤尾さん。旗揚げ前公演以降の犬と串をパスしていたのが勿体無く感じたくらい。あと、西尾さんはダルカラに出ていてもおかしくないかも。
    自分が楽しめたのは途中から。でも前半を楽しんだほうが得。まずは考えるのをやめたほうが良いです。意味があるものには意味があるけど、ないものにはない。

    ネタバレBOX

    一番受けたネタは「Love is...」。いきなり。「Grass」じゃ在り来たりなんだよね。ソロ4曲目で他人が作曲して河村隆一的にもどんな思い入れがあるのかよく分からない微妙な曲。12〜3年前か。パンドラの箱を開けられた気分だった。それからは「頼むから誰か越えてくれ」と願ってた(笑)。
    自分が観たのは初日。物足りなさの理由は練度ではなく、役者ごとの覚悟の違い。これは質がどうこうの芝居じゃなかった。どれだけ暴れてぶっ壊すか、ただそれだけ。必要だったのはひたすらな馬鹿馬鹿しさ。そんな中、保守的な役者がいたのが自分には不純物に思えました。いわば乱交みたいなこの芝居の中に処女が混じって周りを拒否してた。本人は舞台上で責任感と戦っているんだろうなぁ。目の前の相手や空間とセッションすればいいのに。役者として大損。

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