SIMPLY BECAUSE IMITATION 公演情報 SIMPLY BECAUSE IMITATION」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★★

    コメディと呼ぶには重いテーマ
    導入部はとっつき易いのですが、中盤以降は扱いが難しいものを扱いながら、よくほんわかまとめたものです。新年早々、いろいろ考えさせられました。

  • 満足度★★★★★

    CHO~サイコ~
    予想以上にハイスピードで、前半は、かなり笑わせていただきました。驚愕の事実ってのは、予想通りではありましたが、後半の泣かせるセリフ攻撃に、ついウルウル。笑って、泣いて、かなり満足して帰ってきました。

  • 満足度★★★★★

    楽しかったです♪
    皆さんのテンポが良くて、とても楽しかったです☆
    皆さんイケメンで、超かっこよかった♪
    女性のキャストさんも、可愛くて握手も優しくて
    とても嬉しかった!

    今日はどんな風に変化していくか、楽しみです☆☆

  • 満足度★★★★★

    笑って泣けた!
    殆どがコメディ。登場キャストといい、ひじょうによく練られた作品だったと思う。終盤には主人公の人間性を試すような試練も待ち受けており、コメディから反転、一気に涙を誘うシーンもある。当日配ったパンフにキャストの写真と役者名が載っていたがこういった心遣いが嬉しい。後日、こうしてUPする時に本当に解り易い。今までの観劇で思うことだが、こうした詳細な心配りの出来る劇団は公演も素晴らしいものが多い。目が行きとどくということはそういうことなのかもしれない。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    草太は真子に結婚を申し込むが、真子に断られてしまう。2年も恋人として付き合ってきたのに納得出来ない草太は真子の家族に会いに行くが、やはり家族や友人も真子の結婚に反対する。反対されれば更に燃え上がるのが世の常だが、諦め切れない草太はひとまず家に帰って頭を冷やすことに。

    ここまでの舞台はコミカルに展開し、登場人物のキャラクターにはそれぞれの毒があって楽しい。特にCHOが良い。真子の友人におカマが多かったのには不思議だったが、後にこの意味が解る。真子は男だったのだ。これが障害となり、真子が結婚できない理由でもあった。しかし兄嫁の「このまま過去を隠し通して女性として結婚しちゃえばいいじゃん!」みたいな軽い提案に、真子の家族も友人も同調して、真子もその気になってしまう。そうして結婚を承諾した真子だったが・・・。

    一方で兄・草太の結婚に不審を感じた弟たちは興信所を使って真子の身元を調査すると、「生まれた時は真子は真(まこと)という男だった。性同一性障害の為、女性になるための手術を受け、現在は戸籍上も女としてある。」という調査結果が報告される。このことを知ってしまった草太は真子を問い詰める。真子は誠心誠意、草太に謝罪するも自分の過去を知られてしまった草太とはもう結婚できないと別れを告げる。

    真子の過去を草太に説明する真子の兄・一男の「真子は元々、女の子だったんだ。ただ神様が入れ物を間違えただけ。本物の女の子になりたくて苦しんで辛い思いをいっぱいして、そうやって女の子になった。」とのセリフにヤラレル。そして、泣く。

    ああ、そうだよなぁ・・、世の中、みんなそれなりに苦労して生きてるけれど、これほどの違和感を感じながら生きる人生ってどんなだろう?って真剣に考える。考えれば考えるほど自分の甘さに気がつく。
    そして、なによりも真子のこの世に生を受けながらも自分だけではどーにもならない受け入れ難い生涯を苦労しながらも、それを微塵も見せず、全て糧として前向きに考えるパワーと自分なりにアクティブに、人生と仕事と恋人とを受け入れてきた生きざまに深く感動して震えた。

    しかし、出来る事なら再度、結婚を申し込んだ草太を受け入れて欲しかった。男でも女でも好きならば、ずっとずっと死ぬまで仲良しで暮らせばいいじゃん!と思うのだ。意地をはって孤独で暮らすよりは、素直に好きな人と暮らした方が絶対幸せだと思うからだ。朝起きて家族と小さな言い合いをし、仕事に行き、仲間とばかな話で笑い合い、上司に叱られたり褒められたりして、溜息をつき、帰宅して家族と食事をし、友人とメールを交換して、眠りにつく。その全て、なにもかもが愛だと思う。家族を持って、それを守り育むというその生活に生きとし生けるものが脈々と繰り返してきた歴史的な「正義」を感じるからだ。
  • 満足度★★★★

    コメディとしての出来具合はどうかとおもうが
    コメディとしての出来具合は概ね、ダメ。でも一箇所だけ、素晴らしい笑いがあった。
    導入部分の粗筋はチラシに書かれており、その文言から、それってアレだからでしょ?と予想していたら案の定、そうだった。

    そうだろうと分かっていながらも、なんかありがちなストーリーながらも、主人公とヒロインとのベンチでのシーン、CHOさん(俳優)の熱演には泣いた。

    ネタバレBOX

    主人公がプロポーズをした相手の女性(ヒロイン)が実は性同一性障害で、もとは男子であり、波乱の人生を歩んできていた。

    最初はそれを隠しておりヒロインはプロポーズを断るが、納得できない主人公は、自宅まで押しかけ父同然に育ててくれたヒロインの兄に懇願する。だが事情を知っている兄はやはりそれを断る。

    主人公の兄弟が勝手に興信所に調査を依頼したことから、結果的に真実が主人公にも伝わる。

    主人公は自分自身の気持ちが分からなくなる。そして、ヒロインに報告書を見せると、ヒロインは、「思いっきりビンタして。でもそれで許して。それですっかり今までの出会いはなかったことにして」と別れを告げる。

    ヒロインの兄も無礼を詫びに主人公宅に出向き、ヒロインの生い立ちを話し、心から好きだったのだということは分かってあげてくださいと謝罪し婚約指輪を返す。

    迷う主人公だが、意を決し、ヒロイン宅を訪ね、再度プロポーズをする。
    それに対してヒロインは・・・(以下、観た人だけのお楽しみ)。
  • 満足度★★★★

    素晴らしい終わり方!
    劇場を出て、色々話しながら帰るんだろうなという感じの余韻のある終わり方でした。

    小川麻琴さんはちょっと考えさせられる内容のお芝居によく出てらっしゃいますね。

    ネタバレBOX

    チラシを読んだだけの時は、真子はアンドロイドかなと思っていました。

    何となくハッピーエンドかなと思っていたので終わり方は意外でした。でも、それが思考回路を刺激して、良かったです。

    2006年の初演から4年、真子のような女性はテレビにも多く出ています。状況は変化しています。

    今日の終わり方が最終の結論ではなく、また二人で話し合って再構築もありうるだろうと考えています。

    ところで、青年一人が意味不明、全く要らないですね!!!
  • 良くできていました。
    とても練られた台本でしたが、チラシや芝居の途中でネタばらしのような登場人物を多数出すってのは如何なものかと思いました。素晴らしい俳優、光っている俳優を見つけられたことも良かったです。きっと演技指導も素晴らしい成果をあげていたのではないかと思います。

    http://palove.blog.shinobi.jp/

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