コマギレ 公演情報 コマギレ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-14件 / 14件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    笑いあり、涙あり、再演されるだけあって、
    完成度が高く面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    最初から最後まで笑いが絶えない面白い作品でした。将棋ファンをくすぐるネタも組み込まれていてありがたいです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/09/24 (土) 13:00

    115分。休憩なし。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    この劇団の魅力、笑わせ泣かせるという人間の感情を揺さぶるのが上手い。この作品は初演も観劇しており秀作と評した。
    その再演だが、初演に比べると少し物足りない。辛口になるが、将棋という勝負の厳しさ、ピリピリした緊張感、その引き締まった空気感の中に仄々とした人情味を出すことで、人の優しさ温かさを印象深く描き出すことが出来る、と思う。確かに本作の見どころも 女性棋士とその師匠対決がクライマックスに変わりはないが、将棋の世界、勝負の厳しさが他の将棋シリーズに比べ弱い。更に人間性は、一人主人公になった熊谷学の人生と人柄へ収斂したかのように思える。それを好む人がいるのも事実だが…。
    この劇団には、どうしても高みを目指す を求めてしまうなぁ。
    (上演時間2時間 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    セットは初演時とほぼ変わらず、二階部を設え、二階上手に対局室や小料理屋和室(襖)、下手に将棋解説用の大盤、一階はプロ棋士の将棋道場といった設定。BASE THEATERでは多くの場所を設定するよりは、本作のように道場と対局場という二元場面、現在と過去といった往還場面という緊密さをしっかり演出し物語を分かり易く展開させる。奇抜さよりは、万人受けするような しっかり観(魅)せる芝居に仕上げている。

    梗概…女性で初めて四段に昇段してプロ棋士として期待される天野桂子(岡本美歌サン)。一方、彼女の師匠である熊谷学棋士<六段>(井保三兎 氏)は引退を迫られる状況にある。初演時は、この2人が主人公であったが、本作では桂子の存在感が弱い。師匠は、何故プロ棋士になったのか、その生い立ち境遇を影絵仕立ての演出で情感豊かに描く。過去と現在の回想、それは天野家の食卓(カレーライス)や天野の父の人情の有難さである。人の温もりを知っているからこそ弟子育成にも情熱を傾けるし、熊谷将棋道場には人が集まる。そのもてなし料理が豚肉カレーライスである。

    見どころは、プロ アマ関係なく参加できる「将棋大会」で、アマ棋戦(名人)で連覇したが 結局 プロ棋士になれなかった大谷(大川内延公サン)とプロ最弱棋士・熊谷の対戦(と感想戦)だと思っている。奨励会で励んだ仲間や(年下)桂子に昇級・段で抜かれる口惜しさ。今は将棋雑誌記者になっている。熊谷からプロ編入を勧められるが、「将棋を憎んでいる自分には資格がない」と断る。まさしく勝負の世界である。そして将棋愛を感じる。
    天野桂子は脳梗塞で倒れ、一命は取り止めたが時々記憶が無くなるという後遺症が残った。復帰したが二手指し(反則)で連敗続き。先の超人戦ではライバルの女流名人・花下葉子(山本綾サン)が二手指しを自ら制してくれて勝つことが出来た。そして師弟対決へ…。病に倒れた桂子の辛苦の描き込みが弱く、彼女の勝負師としての懊悩が観えない。冒頭にプロ棋士として覇気ある姿、そして復帰にかける姿、その人間性を描くことで将棋 勝負世界(緊張感と高揚感)の醍醐味が得られるのではないか。チラシには「将棋は記憶の競技だ。天野桂子。職業、プロ棋士。人々に記憶される彼女の活躍。だがそれは平坦な道ではなかった…。」とあるが、記憶の「細切れ」の印象が強くなった。

    敢えて照明や音響といった舞台技術、その効果をあまり感じさせない。音響は駒音の響きを損なわない配慮。照明は大盤解説の中継ぐらいか。ゆえに役者の演技力が重要である。役者の演技は確かなもので、バランスも良い。初演時と違うキャストもいたが 概ね適役だと思う。天野桂子と熊谷学を比べたら、圧倒的に後者の人柄を描いていた。そこが将棋世界の厳しさから少し離れたように思う。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    素敵な劇でした。ラビット番長の劇はどこかに昭和的なエピソードが入る事が多いと思うけどそれがまたよいのだよなぁ。大変楽しめました。
    また将棋を局面をすぐ作れるのはかなり将棋も皆強い?

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ラビット番長「コマギレ」初演に引き続き観劇した!
    配役と演じる役者変わらいけど印象は変わるなと思う
    天野桂子、香子役、室谷、横井、高島
    新キャラ喫茶店店員追加したぐら
    役者かわるだけで再演が新作に変わる
    将棋の初心者講座が分かりやすく、世界観大事にしている!

    笑って、笑って、泣いてそして優しいさと人あったかさ感じる舞台で面白くいい舞台でした😄
    いつもどうりスタッフワーク良さ
    やっぱりラビット番長はいい劇団である

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    さすがラビット番長さんの将棋もの。抜群の安定感でお見事としか言いようがない出来ばえです。この作品,初演も拝見しており,雪島さら紗さんの熱演が素晴らしかったのですが,今回の岡本美歌さんの天野桂子も素晴らしいの一言に尽きるもので,すっかり魅了されてしまいました。もちろん,井保三兎さん,大川内延公さんをはじめ他の方々の演技も味があるもので,キャラクターが嵌まりすぎています。笑いあり,感動あり,将棋を知らない人でも確実に楽しめる作品。絶対におススメの舞台です。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    面白かった!!!
    初演は引退公演と重なって不思議な空気。だけど冷静に見れた今回の方が良かった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    やはり今回も見に行ってよかったと思える作品だった。
    将棋の事は良くわからない私でも初めの初心者講座で少しだけ理解でき、本編の面白さに引き込まれました。
    雨の中並びましたが、開場を早めてくれたのが嬉しかったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    過去作を観ているので、当然ストーリーは分かっている。わかってはいても、ついつい舞台に引き付けられる。完全に外界への意識は消えて、ラビット番長の世界にどっぷりつかったような気がする。前作とは違う演出も井保三兎氏らしい温かみや優しさを感じされた。まさに居心地の良い舞台だった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     このタイトルにカレーライス。フライヤーのど真ん中には将棋。確か将棋のハナシだったハズだが? どんな関連があるのだろう? 多くの人がこのように感じたのではないか? 正解は今作を見て頂くとして、井保さんの脚本の特徴である温かさは無論健在。久しぶりにラビ番の作品を拝見した身としては円熟味が増したと感じた。(追記9.27)

    ネタバレBOX

     板上は二段構え、奥が高くなっており、下手正面壁には大きな将棋盤、指し手を表示できるようになっており、TV番組で放映される際の解説、アナウンサー、ゲスト等が登壇する。上手には対局場棋士を挟んで正面に棋譜を記す記録係が正座している。場面によって亀甲型を思わせる桟の入った障子が用いられ、料亭や影絵芝居のスクリーンに変化する。
     一段低い手前は師匠の運営する将棋道場といった作り。下手奥にはキッチン等があり、TV放映されるような対局の際は、関係者がこの道場に集まり観戦しながらカレーを食べる習わしだ。言う迄も無い事だが、将棋もまた戦争をゲーム化した遊戯である。今作は、そのゲームを通して人生、即ち人が人として生きる生存競争に迄踏み込んだ。何故、毎回カレーしか出てこないのか? 何故、ポークカレーなのか? 極めて貧しい育ちの師匠が何故将棋のプロになれたのか? 何故、こんなに師匠は良い弟子に恵まれたのか? 何故、人々にこれほど優しいのか? 等々、今作を巡る疑問は頗る多い。無論、第一段落で上げておいた、タイトルの謎の件もある。これらの謎総てが作品上演中に演じられる内容で合点のゆく創りになっているのだが、1つだけタイトルに絡む謎のヒントを挙げておくと師匠の愛弟子・桂子は女流初のプロ棋士である。無論、格段の強さを誇る。彼女は男性棋士と並ぶプロとなって女流名人を降りた。その後女流名人を継いだ花下は桂子に対して猛烈な闘争心を持っているが、桂子が体を壊し暫く対戦を控えた後の初戦で完敗した。が、桂子はその後どうした訳か反則負けを喫し続ける。再度の対戦となった桂子VS花下戦、桂子が危うく反則し掛けた刹那、花下はそれをやんわり止める。このフェアプレイの美しさは例えようが無い。
     今作の懐の深さは単に将棋、野球、福祉等ラビ番定番作品各々の質の高さそのものに負うのみならず、こういった思い通りにならない人生の躓きを含めて完全では無いが、その人その人が全力を尽くして生き抜く力と、その努力を評価しキチンと支える為に矢張り一所懸命、無手勝流で生き抜こうとする人々の姿を温かい目で描いていることにある。
     演技では、大谷記者役、大河内 延公氏が気に入った。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    将棋はほとんど知らない私だが、すごく楽しめた。
    笑いあり、涙ありの物語。影絵のシーンは印象的だった。これを観てメキメキ将棋に興味が涌いた。
    観てよかったー、と心から思った。
    次のシリーズも観たい。
    伊保さんの優しいお父さんの演技がよかった。

    将棋のラベルのついたペットボトルのお茶が、スゴくおいしかった。
    思い出に部屋に飾っておきます。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    2019年の初演を観ていたので、ある程度内容は覚えていましたが(一部変わっている箇所もありました)、それでもやはり心動かされ改めて完成度の高い素晴らしい舞台だと思いました。各人の苦悩が切ないのですが、適度に笑いが散りばめられており重くなり過ぎず、実に温かいです。
    公演中なので、以下ネタバレで。

    ネタバレBOX

    今、タイムリーな話題として女流棋士の編入試験もありますが、本作でも二人の女流棋士の苦悩が見事に描かれており、終盤の二人の対局は名シーンだと思いました。また師匠の幼少期の回想シーンと弟子への想いを踏まえての、超人戦の戦いには胸熱くなりました。勝負の世界の厳しさと好きな事に打ち込む情熱を魅せてくれた舞台でした。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    開場前から長い行列が出来、皆(?)スマホで将棋を指しているような凄い絵面。
    藤井聡太監修の伊右衛門ペットボトルを観客全員にプレゼントの太っ腹。

    将棋のプロ棋士(六段)・熊谷学、演ずるは井保三兎氏。両親のいない貧しい家庭で育ち、何とかプロ(四段)になるも今は負け続き。史上最弱のプロとしてネットで妙な人気を得ている。
    その弟子、女性で初めてプロ棋士となった天野桂子(岡本美歌さん)。彼女の凛とした美しさと関西弁が女流棋士っぽく魅力に溢れる見事な配役。(現実世界では里見香奈女流五冠が棋士編入試験を今まさに行なっているところ、未だ達成されていない)。

    熊谷一門の道場は毎日弟子が遊びに来て、豚肉のカレーライスとコーヒーでおもてなし。出世頭の郷田竜王(渡辺あつし氏)、マスコミ大注目のスター、天野桂子・香子(鈴木彩愛さん)姉妹。そんなある日、桂子が脳梗塞で倒れてしまう。退院後、復帰をするもどうも後遺症が残ってしまい・・・。

    流石によく出来ている。後半からの盛り上がりが凄い。熊谷の幼少時代のエピソードをシルエットで再現するセンス。天野役の鈴木康平氏と友人役の門地ジル子さんが実に巧い。『無法松の一生』の回想シーンを思い出した。ぐっと感情移入させておいて山田洋次流の落としで笑わせるテクニック。いつのまにかに劇場は熊谷師匠の心の風景の中に、観客はその安らぎに身を委ねてしまっていた。
    昔、Kioskで毎週『週刊将棋』を買っていた頃の気持ちを思い出した。

    江崎香澄さんと鈴木彩愛(あやめ)さんはスピンオフで観たい程キャラが立っていた。

    ネタバレBOX

    「○○? 強いよね。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。だけど・・・、オイラ(俺は)負けないよ。」
    「えー、こまたっ、駒達が躍動するオイラ(俺)の将棋を、皆さんに見せたいね。」
    佐藤紳哉棋士の名台詞を橋本崇載棋士がパロり、『ハチワンダイバー』にも載った定番ネタ。
    将棋連盟会長役の野崎保氏が見事に決めてみせた。

    中盤まではよくある話であんまり嵌まれず。熊谷の幼少時代、天野と仲良くなるエピソードあたりからぐっと来た。貧乏で勉強も運動も駄目な気弱な子供、唯一の武器が祖父から習った将棋だった。ガキ大将の天野に認められ、片道二時間以上列車に揺られ神戸の将棋大会へ。中学生達を相手に優勝してしまう。天野の家でお母さんに振る舞われた豚肉の入ったカレーライス。初めて食べたカレーライスが美味しすぎて涙を零す。ずっと自分を応援し続けてくれた天野は早逝し、忘れ形見の娘二人を我が子のように可愛がることに。

    意識が途中で途切れてしまう、棋士としては致命的な桂子の後遺症。手番が分からなくなり、二手指しを繰り返して敗れ続ける。タイトルは「駒切れ」かと思わせて、意識の「細切れ」とは成程。
    クライマックス、師匠から弟子に思い入れのある大事な扇子を譲ったように見せ、いざ対局中にそれを広げてみると『キフよめ』。慌てて記録係から棋譜を見せて貰い確認する桂子。自身の引退を賭けて対局に臨んでいる女流名人(山本綾さん)が桂子の二手指しを自ら制する名シーンと合わさって今作の肝、胸に焼き付く。
    エピローグ、漫画家(野田あゆみさん)が完成した雑誌を皆の前でお披露目、巻頭カラーの美しい見開きに熊谷・桂子の師弟対決。狙い通りの畳み掛けがズバリ決まって大喝采。
    深刻な後遺症すら呑気に受け流す熊谷師匠の楽天的な人生観、アイディアの大勝利。

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