満足度★★★
日常系近未来もの
近未来、空から鉄塔が落ちてきて(マクロスかっっ!!!(笑))以来さびれ、高い波によって本土に渡ることもままならない島で生活するメンバーと、その島に流れ着いた人物たちが織りなすドラマ、観始めて間もなく「しまった、苦手な “日常系近未来もの” だ」と…(笑)
そのせいもあってか前半はちょっと冗長な感があるものの、本土から来た男がなんとなく怪しげに見え始めるあたりからはサスペンスも加わってキリリと引き締まる感じ。
実はこの日、音響機器トラブルがあり(関係各位の心中お察しいたします)、開演後70分ほどの時点で機器調整のための予定外休憩(約20分)が入った(よくぞ踏み切った、と英断を支持!)ので気分を一新して観ることができてそう感じたのかもしれないが。
また、かつて出産制限されている近未来を描いた映画があったが、それを国家的なものでなく、このような閉鎖社会のルールとしてアレンジしたのはナイスアイデア。この方が身近というか、より現実的に感じられるような気がして…。
さらに終盤で「わるもの」が威嚇のために発砲した時に2組の夫婦のそれぞれの夫が無意識的に妻をかばうところを一方の妻のモノローグと共にスローモーションで見せるシーンにはホロリ。やっぱり家族愛系に弱いσ(^-^) であった…。(笑)
満足度★★★
守りたいものにラヴを感じました(*´ェ`*)
鉄塔が落ちてきた不思議な島の住民と、その島に流れついてきた人達との間に起こる事件のお話。
最初いきなり、島の生活観いっぱいの島民たちの会話についていけなくて、
島には秘密や謎が多く、どんなシチュエーションなのか「?」があった。
だけど、役者さん達のキャラクターが上手く、島の謎や秘密よりも、
キャラクター達の恋愛・悩み・口喧嘩とかを見る方が面白かった。
一番良かったのが、想いが伝わるところ。
言葉が足りなくて、
伝えきれない・伝わらない・納得できない想いがある、
そう色々と共感できることを舞台では演じていた。
それをひっくるめて解決しちゃう気持ちを教えてもらって、
イイなぁ~と思いました。
満足度★★★★
受け入れて生きる
オープニングのダンスと音楽に見事に引き込まれ独特な世界への入り込みはすんなりと。舞台セットの演出も流石!白い布を客席まで敷き込みその上に白い砂を降らせて、どこまでも広がる白い砂浜の風景を演出していた。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
チーちゃん、可愛い(笑)。
まずは、チーちゃん(猿山のぼるさん)。
可愛いんだなぁ、これが。
登場人物も観客も、彼女に癒やされてましたね。
流石に、演者の皆さんはワークショップの講師をしたり演出したりする実力者です。
みごとな安定感でした。
流衣子(小椋美晴さん)の夫婦間での会話も、未亡人の和歌子(中村まゆみさん)の笑いも素敵でした。
むしろ、出だし観客側が固くて笑わないから、キャストが可哀想だったかな。
劇場のレビューや、もう少し辛辣な?レビューはコチラをご覧下さい。
http://ameblo.jp/potes-impressions/
満足度★★★★
嵐も止んで初日観劇
生命の誕生を拒んだ筈が人間の素直な感情から素晴らしいっ決断をする、
う~ん、現代社会に通じるところもありいいテーマだった。
少し知能の発達が遅れていると思われるちいこ、彼女の素晴らしい才能と
忘れかけてりる優しさに感動。期待以上で満足満足。ありがとう。
満足度★★★★★
小さな・・という割りに
なかなか熱い芝居で、オープニングの全員ダンスは見事でした。
話の作りも、わかりやすく。感情移入も、し易かった。
声もでかいし台詞もしっかり聞き取れました。
SFなんだしなぁと思いました。
こーゆー設定は、自分好みです。
満足度★★★
ちょっとモヤモヤ感が‥
かつては罪人の流刑地だった、とある孤島を舞台にしたサスペンス。
最初のうちは孤島についての説明がほとんどないまま物語は進んでいくので、なんか観ててモヤモヤした感じでなかなか舞台に入り込めなかった。島の中だけで物語が進んでいき本島(日本列島)からの目線でほとんど描かれていないので、いったいこの島はどんな存在の島なのか最後までよくわからないまま終わってしまった感じ。けっして退屈ではなかったし面白くはあったけど、ちょっと設定に無理があるかなぁ(もしくは説明が足りないか)?
舞台美術とか音楽とか雰囲気はとても良かっただけに‥