自亡自記 公演情報 自亡自記」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/07/30 (土) 13:30

    恋する人を演じるのに必要なのは、恋する心ではなく、図々しさではないかと思うのだけど、違うのかしら。

    ネタバレBOX

    「演劇」を理由に「恋愛」を終わらせた(「恋愛」から逃げた)けど、「演劇」のためには「恋愛」も必要、みたいなジレンマに陥って、どっちを取るかもがき苦しむ演劇中毒者の真夏の夜の夢、みたいな感じのお芝居でした。

    主人公はいろんな意味で思い込みが強くて、そのせいで後悔をしたり思い悩んだり、いつまでもぐだぐたしている。強迫観念に縛られた人間の滑稽さが出ていたと思います。でもみんな、そんな感じで生きてるんですよね。

    主人公に対するぼくのアドバイスは、「そんなに頑張らなくてもいいと思うけど」って感じですかね。いや、ぼくのアドバイスなんてまったく聞く必要ないです。ごめんなさい。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/07/31 (日) 16:00

    このセツコの豪遊は劇団員が宮村だけという一人劇団だとのことだが、観るのは19年5月に代々木上原のIto・M・Studioで上演された「つぎとまります」に続いて2度目。
    今回はコロナ禍再燃中ということもあって、一人だけでも公演ができるようにとスタッフワークも一人でやることにしたとのことで、開演前の挨拶の後、客席後方の場内照明のスイッチを切りに一旦ハケてから再度登場し、サンダルを脱いで開演。衣装はといえば、紺のTシャツとジャージーパンツ。

    【ネタバレBOXに続く】

    ネタバレBOX

    開口一番の台詞は「どんな気持ちかわかりますか?」。実はこれは前回公演「I s」(19年8月)の中の台詞。いろいろと工夫した上で発した台詞だったのだが、アンケートに書かれていた「彼女は恋をしていない」という一文に衝撃を受け、今年のゴールデンウイークの初日からパソコンに向かって綴った「私の恋愛履歴、もとい黒歴史」が今回の作品となったのだという。

    全編を通して割と早口なのだが、活舌と口跡が良く、聴きとりやすい。またその間の動作も考え尽くされたと思しき最小限のものだが、笑えてしまう。「青春真っ盛り」の反対語として自身が造ったという「茶秋どん底」という言葉が面白い。
    上演時間35分強の作品だが、ずっと惹きつけておく力量はたいしたもの。

    投げ銭方式の入場料で公演をうつ心意気には頭が下がるが、ただ、「黒歴史」というには大事な(?)一点が抜けている。中学生の時から飛び飛びにではあったものの自身の人生の半分の期間付き合ってきたジャニくんとイタしたのか、それともイタしていないのか、演劇教習所の卒業公演の時は役作りのために愛無きSEXをしたのか、もししたのだったらその時どういう心情が沸き上がったのか、である。まあそれとなく察しはできるのだが、それなくしては「黒歴史」たりえまい。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    セリフのチョイスが秀逸!お見事!ちゃんと不器用で切ない恋心が伝わりましたよ。これからも応援してます。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/07/30 (土)

    新宿眼科画廊スペース地下で、セツコの豪遊の、ひとり芝居『自亡自記』(じぼうじき)30日19時半開演回を拝見(40分弱)。

    「捨ててしまった恋の顛末を題材に、一人芝居を書き下ろす女の話」を、不器用に・実直に・体育会的に?!自分語りしていく40分。
    2年前、アポフェスひとり芝居博覧会で拝見した『粧自記』(しょうじき)と同系統のストーリーだが、今回の方が作者の視点がより客観視されているように感じられ、素直に、この”コミカルだけど・そこはかとなくペーソスを感じさせる世界観”に没入できた。
    予想した以上に充実した観劇体験となった。

    【追記】
    折からのコロナ第7波で公演中止が相次ぐ中、座組の人数を2名に絞り、受付業務以外は全て、宮村さんお一人でこなせるように段取られたとのこと。(陽性反応者が出ても代えが効く、ないしは、残りのメンバーで公演が実施可能な)複数名による高座やスタンダップコメディ形式でなく、演劇として成り立たせたのは敬意を表したいと思う。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/07/30 (土) 16:30

    40分。休憩なし。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     ホリゾントは黒い大型のゴミ袋を連ねて幕とし、板上は完全フラット。但し暗幕センターを頂点とするかなり大きな正方形が床にテープで示されており、これが即ち演技空間である。上演時間約45分。実に誠実で律儀なこの女優さんの性格そのものが作品になったような作品で、良く鍛錬をしている点も好感を持ったが、

    ネタバレBOX

    幅と深み生々しさからくる味や、豊富な体験をベースにしたバリエーションに乏しい。肝心要は、矢張り生きること、ではなかろうか? 如何にストイックに生きるかより、生きるという行為そのものの生物学的・社会的凄まじさを更に知った方が良かろうと感じるのは、既に老年に達した自分からのアドバイスである。自分は自らの死を意識する年齢になって再び、人間は何処から来て、何処へゆくのか? 人間とは何か? を考えているがこの問いを問い続けることは、矢張り表現する者にとってとても大切だろうと考えている。因みにちょっと参考になりそうな人と本を紹介しておく。「生物はなぜ死ぬのか」小林武彦著 講談社現代新書(税抜き900円)。人としては例えば金子文子、彼女を描いた作品としては瀬戸内晴美「余白の春」

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