岡田以蔵 公演情報 岡田以蔵」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★

    熱気
    大和魂

  • 満足度★★★★★

    演出が・・・

    岡田以蔵の舞台は

    マジよかった!すっげーよかった!!
    とかみたいな激しい良さと言うよりは

    ああ、よかったな
    あーいいなぁ
    っていう、静かな良さがありました。


    芝居も人間味があって
    人間臭さがとてもよかった

    また師弟愛が泣けた。


    歴史ものの、日本のよさが伝わってくるような舞台でした

    言葉もよかったし格好良かったです

    ネタバレBOX


    以蔵の「先生」の言い方、刀の持ち方、抜刀の仕方がよかった

    なによりも最後のシーン以蔵が可愛くみえて仕方がなかった

    最後に武市先生と共に桜をみて、「春雨じゃき、濡れて参ろう」(?間違ってたらすいません)と言うシーンや
    2人で並んで傘さして立っていて、桜の花びらがあとからあとから降りしきるシーンがとてもよかった!
    思わず涙があふれ出ました

    最初の洞窟の中の芝居?もよかった!
    反響する声が格好良かった。そういう演出があることを知れた。

    殺陣のシーンで効果音が無かったのが少し残念だったけれど、こういう演出方法もあるんだな。と勉強になりました!


    以蔵という人物が大好きになりました。
  • 満足度★★★★★

    下北公演この3年間のベストだと思う
    吉祥寺にある同劇団は数年前からずっ~と気になっていたのですが、とうとう下北沢で観劇の機会を得ることが出来ました。セットはシンプルだけど、音響も素晴らしく、またキャストでは以蔵役の新宮さんの迫力、武市役の藤原さんの細かな演技、また高田役の野村さんの間の取り方も大変よく、最前列での観劇は、小劇場ならではの迫力も手伝って釘付けとなり、あっと言う間の2時間でした。
    小員にとっては、この下北沢のここ3年で良かった芝居の一つに上げられ、またもう一度観たいと感じた次第です。師弟愛を巧みに描いた本公演は、久々に感動で目頭が熱くなりました。(周りでも鼻をすする人達数多し・・・)是非、劇団め組のすばらしい芝居をご覧あれ!お勧めです。 テッド・K

  • 満足度★★★★

    迫力ありました!!
    殺陣は迫力がありました。

    ひたすら真面目な時代劇で、こういう芝居の世界もあるんだなと新鮮な気持ちになりました。

  • 満足度★★★

    ゲイ?
    ずいぶん前にめ組の公演を見たときに着物での立ち居振る舞いが身についてなかったのが気になったが、さすがに劇団も長く続いてると違ってきましたね。不自然さ全然なし。
    今回ちょっと異色な人を主役にしておもしろい芝居になりました。人を斬って斬って斬りまくる岡田は武市がほんとに好き(恋愛対象として)だったんだと感じましたが、考えすぎでしょうか?二人で相合傘しながら清水寺の階段を登っていくところがあまりに幸せそうに見えたからかも。。。

  • 満足度★★★★

    観客間近で殺陣やるとは
    一番前で観たかったかな。
    先生に盲目的に付き従う以蔵の純粋さが、よく伝わってきました。
    結局史実をつなぎ合わせて、芝居として成立させるには。
    その人となりの感情共感が必要となる。
    各々のエピソードの積み重ねが、芝居の組み立てになるのだが。
    すごく納得のいくものであった。
    その分、先生の小人物ぶりが伝わったかなぁ。
    芝居としては成功ですね。

    ネタバレBOX

    うーむ、男だらけの汗くさそうな話になるんだろうなぁ。と思っていたら。
    上手に裏切られて、綺麗なお姉さん見れてビックリしました。
    桜に赤い蛇の目傘、艶やかな着物美人は良い絵になってました。
    所々に入る心に沁みる台詞あり、派手な殺陣の立ち回りあり。
    まさに劇と言うより、芝居でした。
    でラストシーン。傘をさし師弟二人で歩み去るシーンは、
    見事なピリオドのつけ方でした。これぞまさに芝居の〆にふさわしく、
    心からの拍手を送る事が出来ました。
    が、後半の空調ダメです、暑かったー。ので星一つ減点。
  • 満足度★★★★★

    確かな演技力で魅せた「劇団め組」
    照明、音響、衣装、セット、どれをとっても全く欠点のない素晴らしい舞台でした。元来時代劇も苦手なら日本史だって苦手なワタクシが、久しぶりにのめり込んで真剣に観た芝居でした。ぶれのないキャスト陣の演技も秀逸で、こちらもまったく欠点はありません。ワタクシの中で、今年のベスト10に入るかも知れない作品でした。

    ネタバレBOX

    舞台の始まりは岡田以蔵がお縄になったシーンから。
    このシーンが最後の舞台で伏線として繋がります。

    足軽出身の岡田以蔵は武市が弟子と迎え育てていたが、岡田の頭には剣の勝負しかなかった。強くなりたい一心で、また、先生(武市)に褒められたい一心で、河上に勝負を挑み勝利するが、「人間ならば人間らしく心を学べ。人を切る時、そこに正義がなければただの人切りだ。」と先生に叱られてしまう。自分が勝ったのに、褒められるどころか叱られた岡田は、何故自分が叱責されたのかが理解できない。

    そんな折、武市半平太率いる土佐勤皇党が、幕府に対し、流血による粛正を挑んでいた。そこで武市は岡田に名刀を与え「この国の為に正義の剣をふれ。吉田を暗殺せよ。」と命じる。岡田は先生の言いつけどおり何人もに天誅を下すが、岡田の暗殺剣はやがて武市の目的を超え、暗い暴走を始め狂犬と化す。勤皇の獅子たちは、そんな岡田と武市の天誅に対して「先生、いくらなんでも、ちと切り過ぎではござらんか?」と疑問視する。

    そんな中、岡田の暴走を止めようとする武市との間の師弟の溝は次第に深まって行く。それによって、自分を受け止めて貰えないと知った岡田は武市の元を飛び出し「人切り以蔵」としての名が広まっていたことから、人切りの依頼を受けてしまい身を持ち崩していた。

    観るに見かねた坂本龍馬は「うちの先生の所に来い。」と岡田を連れていく。
    一方で武市を慕っていた菊松と岡田は桜の季節の小雨のぱらつく日に、ばったりと会うことになるが、そこに武市も訪れる。武市は岡田を自分の傘に入れ、もう一つの菊松の傘と、2つの傘がバックの桜に浮かび上がって、本当に絵のように美しい情景だった。「わしゃ、ずっと先生の傍におってもええかよ?」と岡田。「好きにするとええ。」という武市。
    師弟は清水寺の参道を登っていくのだった。

    しかし、武市は河上の「岡田はしゃべるぞ。捕えられたら何もかもしゃべるぞ。」という言葉を受け、土佐勤皇党を守るためにも、岡田の粛正を決意し、「大義の為に岡田を切る。」と断言する。それでも武市を慕い続ける岡田は、土佐勤皇党に狂剣を振るうも、いざというときに武市を殺せない。「それでも先生が好きだーー。」といって逃げるも、捕らえられてしまう。武市を慕いながらも武市の決意を知り、絶望の果て、ついに武市の罪状を告発するが、「先生はただ尊皇の命に従っただけだ。」と進言する。

    やがて岡田は張付け獄門、武市は切腹を命ぜられ、最初のシーンと重なる。
    師弟は付かず離れず目に見えない糸で結ばれたかのような愛があったが時代に翻弄され、ついぞ叶わなかった師弟愛を表現した舞台だった。

    そうして舞台は師弟が歩いた清水寺の参道のシーンに戻る。
    「わしゃ、ずっと先生の傍におってもええかよ?」
    「好きにするとええ。」

    はらはらと舞い落ちる桜の場面でのことだ・・。
  • 満足度★★★★★

    殺気と血の臭いと悲しみプンプン
    以蔵の人生のドラマ性を余すところなく描いている傑作です。歴史の流れのあらましは既に皆が知ってることなので、そういう説明は排して、人間ひとりひとりの心理に焦点をあてたことで、深みのある物語になっていたと思います。

    終演後、出演者のみなさんが道路に出て来てましたが、サムライの衣装で、しかも全員カッチョイイので、雑踏の中でかなり目立ってましたね。

  • 満足度★★★★

    迫力あり、見ごたえあり。
    おふざけが多い中で、時代背景をきちんと精査し、方言もしっかりと無理なく語り、息を飲ませる殺陣の迫力はさすがめ組とうならせる。
    欲を2つほど言わせてもらえるなら、以蔵が剣を素手で挟んでにじんだ血をなめるシーンにはちょっと赤い工夫を。京の芸者の言葉に切れがありすぎ、もっとはんなりとゆっくりと・・・と望む。いやあ、やっぱりめ組はいい!

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