岡田以蔵 公演情報 劇団め組「岡田以蔵」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    確かな演技力で魅せた「劇団め組」
    照明、音響、衣装、セット、どれをとっても全く欠点のない素晴らしい舞台でした。元来時代劇も苦手なら日本史だって苦手なワタクシが、久しぶりにのめり込んで真剣に観た芝居でした。ぶれのないキャスト陣の演技も秀逸で、こちらもまったく欠点はありません。ワタクシの中で、今年のベスト10に入るかも知れない作品でした。

    ネタバレBOX

    舞台の始まりは岡田以蔵がお縄になったシーンから。
    このシーンが最後の舞台で伏線として繋がります。

    足軽出身の岡田以蔵は武市が弟子と迎え育てていたが、岡田の頭には剣の勝負しかなかった。強くなりたい一心で、また、先生(武市)に褒められたい一心で、河上に勝負を挑み勝利するが、「人間ならば人間らしく心を学べ。人を切る時、そこに正義がなければただの人切りだ。」と先生に叱られてしまう。自分が勝ったのに、褒められるどころか叱られた岡田は、何故自分が叱責されたのかが理解できない。

    そんな折、武市半平太率いる土佐勤皇党が、幕府に対し、流血による粛正を挑んでいた。そこで武市は岡田に名刀を与え「この国の為に正義の剣をふれ。吉田を暗殺せよ。」と命じる。岡田は先生の言いつけどおり何人もに天誅を下すが、岡田の暗殺剣はやがて武市の目的を超え、暗い暴走を始め狂犬と化す。勤皇の獅子たちは、そんな岡田と武市の天誅に対して「先生、いくらなんでも、ちと切り過ぎではござらんか?」と疑問視する。

    そんな中、岡田の暴走を止めようとする武市との間の師弟の溝は次第に深まって行く。それによって、自分を受け止めて貰えないと知った岡田は武市の元を飛び出し「人切り以蔵」としての名が広まっていたことから、人切りの依頼を受けてしまい身を持ち崩していた。

    観るに見かねた坂本龍馬は「うちの先生の所に来い。」と岡田を連れていく。
    一方で武市を慕っていた菊松と岡田は桜の季節の小雨のぱらつく日に、ばったりと会うことになるが、そこに武市も訪れる。武市は岡田を自分の傘に入れ、もう一つの菊松の傘と、2つの傘がバックの桜に浮かび上がって、本当に絵のように美しい情景だった。「わしゃ、ずっと先生の傍におってもええかよ?」と岡田。「好きにするとええ。」という武市。
    師弟は清水寺の参道を登っていくのだった。

    しかし、武市は河上の「岡田はしゃべるぞ。捕えられたら何もかもしゃべるぞ。」という言葉を受け、土佐勤皇党を守るためにも、岡田の粛正を決意し、「大義の為に岡田を切る。」と断言する。それでも武市を慕い続ける岡田は、土佐勤皇党に狂剣を振るうも、いざというときに武市を殺せない。「それでも先生が好きだーー。」といって逃げるも、捕らえられてしまう。武市を慕いながらも武市の決意を知り、絶望の果て、ついに武市の罪状を告発するが、「先生はただ尊皇の命に従っただけだ。」と進言する。

    やがて岡田は張付け獄門、武市は切腹を命ぜられ、最初のシーンと重なる。
    師弟は付かず離れず目に見えない糸で結ばれたかのような愛があったが時代に翻弄され、ついぞ叶わなかった師弟愛を表現した舞台だった。

    そうして舞台は師弟が歩いた清水寺の参道のシーンに戻る。
    「わしゃ、ずっと先生の傍におってもええかよ?」
    「好きにするとええ。」

    はらはらと舞い落ちる桜の場面でのことだ・・。

    14

    2009/11/09 18:31

    0

    0

  • きゃる>
    >神代さんは寡作だから、意外に残ってるかもしれません。

    有難うございます。探してみましょう。

    >千恵子さんも確か、離婚の時期だったかと。さんまのときの大竹しのぶのヘア写真集とか、いしだあゆみの場合もそうでしたし。

    お詳しい・・。(・・!)
    全部、初耳でした。浦島太郎状態!笑


    2009/11/13 10:28

    >自分の妻や恋人がヌードになって嫌なら女優と結婚しちゃ駄目だよね。ヌードもひっくるめて女優ですもの。素人の娘を相手にしなきゃ。もっとも、素人はショーケンが嫌だと思う。笑

    同感です(笑)。だいたい自分も俳優なのに素人の男子みたいに「やめろー」はないですよね(笑)。一時期、ヴァイオリニストの前橋汀子さんとも熱愛したけど、前橋さんの記事を読むたび、
    「ショーケンと結婚しなくてよかったですね」と思う。要は子供っぽいさみしがりやなんでしょうね。

    >今はもうレンタルビデオなど残ってないのでしょうね?

    神代さんは寡作だから、意外に残ってるかもしれません。
    このヌードは同時期の十朱幸代の「魚影の群れ」以上のインパクトがあった。
    十朱はその後「夜汽車」でも脱いでますが、倍賞千恵子はこれ1本だけでは?
    絶対脱がないとダメというほどの場面ではなかったのに。
    女優さんは離婚するきっかけに脱ぐ場合ありますよね。
    千恵子さんも確か、離婚の時期だったかと。さんまのときの大竹しのぶのヘア
    写真集とか、いしだあゆみの場合もそうでしたし。

    2009/11/12 21:16

    きゃる>
    >え、でも、2度目のいしだあゆみも年上だったけど、ダメだったでしょ(笑)。

    そうでしたか・・。
    自分の妻や恋人がヌードになって嫌なら女優と結婚しちゃ駄目だよね。ヌードもひっくるめて女優ですもの。素人の娘を相手にしなきゃ。もっとも、素人はショーケンが嫌だと思う。笑

    >タイトルは「離婚しない女」86年の作品です。連城三紀彦原作で神代辰巳監督。

    今はもうレンタルビデオなど残ってないのでしょうね?


    2009/11/12 01:38

    ショーケンがこのところ仕事から遠ざかってたのはその恐喝未遂容疑で逮捕されたからです。裁判の被告になって本人は容疑も認めました。
    「透光の樹」は根岸監督が秋吉久美子を気に入ってるから、秋吉に重点を置いた演出をして
    不満だったんでしょう。永島敏行が代役になって、完成作も観たけどショーケンで観たかったな。彼はスターなのに、常にライバルが立ちはだかり、見過ごせない性格なのね(笑)。

    >結婚もジュリーのような姉さん女房なら上手くいったかも。。

    え、でも、2度目のいしだあゆみも年上だったけど、ダメだったでしょ(笑)。
    実はいしだは戸籍は入れてなかったそうですが。
    最初の妻、トップモデルの小泉一十三との間の一人娘を、数年前「母娘で旅行」
    みたいなミセス向けファッション誌の企画で初めて顔写真を見たけど、
    ショーケンにそっくりのお嬢さんでした。
    ショーケンは江波杏子のヌード写真の話が出たとき、「認めない!」
    って大騒ぎになって。江波との恋は噂かと思ってたら、本当だったと自伝で認めてた。
    いしだとの離婚の噂が出たときも、緒形拳の映画でいしだがヌードになったときでしたが。

    >その映画のタイトルは?笑

    タイトルは「離婚しない女」
    86年の作品です。連城三紀彦原作で神代辰巳監督。
    何年か前、三百人劇場がまだあったころ、名画企画で上映されてた
    みたいですね。
    私は封切り時に観たけど。
    同じ連城の「恋文」も神代監督で萩原・倍賞美津子コンビでした。

    2009/11/11 14:25

    きゃる>
    >常に内心忸怩たるものがあったようで、「ジュリー(沢田研二)のようなアイドルにはなれない。自分の音楽性や俳優としてやりたい方向と周囲の求めるものとは常に違っていた」みたいな内容が書いてありましたね。結婚生活もことごとく破綻してますしね。

    ジュリーとショーケンは同等のような気がしてました。ワタクシの中では似たようなアイドル!笑
    結婚もジュリーのような姉さん女房なら上手くいったかも。。

    >確かに屈折したものがなければ、降板した映画のプロデューサーに執拗な嫌がらせ電話なんかかけて逮捕されないかな、と。

    そんなことがあったのですか・・、TVは観ない派なので芸能関係はホント疎いんです。
    以前、どっかの週刊誌でショーケンのものまねをしていた一般人にショーケン本人が「俺の仕事を盗る気か!」とクレームをつけたらしく、そのころはスターのものまね流行りでスター共々、TVのUP度が増した時期でしたが、容姿から声まであまりにも似ていた一般人を敵対したショーケンの心の闇を覗いた気がしました。一般人に恐怖を抱いたのでしょうね。ちっさい神経です。

    >千恵子が40代でバストヌードを披露し、脱ぎっぷりが見事だったこと。美津子のほうは脱がなかった。後にも先にも千恵子がここまでヌードをさらした映画はなかったんじゃないかな。

    まじっすか!(・・!)
    その映画のタイトルは?笑

    2009/11/11 13:27

    >ショーケンは実生活でも挫折感を味わったような屈折したところのある俳優だったのでしょうか?
    ワタクシのイメージではショーケンは芸能界で地位を確率された存在のように感じていましたから、屈折した感覚はなかったのですが・・。実生活のほうは存じ上げません。笑

    あ、そうですよね。わたしもそう思ってたんですよ。彼はGSの人気アイドルで俳優に転向
    しても成功したし。でも、最近、聞き書きのかたちで自伝本が出てそれのテーマは「挫折」
    という感じ。常に内心忸怩たるものがあったようで、「ジュリー(沢田研二)のようなアイドル
    にはなれない。自分の音楽性や俳優としてやりたい方向と周囲の求めるものとは常に違っていた」みたいな内容が書いてありましたね。結婚生活もことごとく破綻してますしね。
    確かに屈折したものがなければ、降板した映画のプロデューサーに執拗な嫌がらせ電話なんかかけて逮捕されないかな、と。スターなんだから撮影途中で役の位置づけが気にいらなくなって降板した、それでいいじゃないかと思うけど。
    余談ですが、昔、ショーケンと倍賞千恵子・美津子姉妹が共演した映画で、役の上でも姉妹で、1人の男を取り合うというストーリーだったんだけど、このときのショーケンに何とも魅力がなく、なぜこんな男を取り合うのか理解できなかった(笑)。ショーケンという俳優が駄目というのでなく、その作品の中で輝いて見えなかった。撮影当時、彼は倍賞美津子と熱愛・同棲中でした(笑)。
    この映画での唯一の収穫(?)は、姉妹の女優としてのふだんのイメージと逆の役どころで
    千恵子が奔放で淫乱、美津子が古風でストイックという人妻を演じ、千恵子が40代でバストヌードを披露し、脱ぎっぷりが見事だったこと。美津子のほうは脱がなかった。後にも先にも千恵子がここまでヌードをさらした映画はなかったんじゃないかな。

    2009/11/11 12:50

    きゃる>
    >これを見捨てられて緊張の糸が切れたと言う解釈と、武市の苦衷を察してあえて師匠には堂々としてもらいたいとして自白したという説があります。

    なるほど!やはりお詳しいですね。後日談の解釈というのは受け取る感情で随分と違ってきますね。
    ショーケンは実生活でも挫折感を味わったような屈折したところのある俳優だったのでしょうか?
    ワタクシのイメージではショーケンは芸能界で地位を確率された存在のように感じていましたから、屈折した感覚はなかったのですが・・。実生活のほうは存じ上げません。笑

    確かにめ組は美しすぎる!笑
    しかし全員がそうではなく一部かと。笑

    そういえば・・池田理代子の作品は良く読みました。今は吉田戦車をよく読んでます!(おっさん化現象!)



    2009/11/11 10:49

    >それでも以蔵は最後の最後まで師匠をかばっていたのではないでしょうか?
    死ぬ間際に、「先生は利用されたんだ!」と吐いていましたから。

    そうですね。疑われたとしても師匠を恨むことはなかったと思います。
    以蔵は拷問されても吐かなかったのが、毒の一件がもれてからは
    素直に自白したと、当時の牢内の事情を知る人の話に残っています。
    これを見捨てられて緊張の糸が切れたと言う解釈と、武市の苦衷を察してあえて
    師匠には堂々としてもらいたいとして自白したという説があります。

    恋愛が絡むような時代劇の二枚目役は美男であるべきだと思っていますが、
    以蔵のような役は容貌のことより実生活でも挫折感を味わったような屈折した
    ところのある俳優が演じたほうがよいとずっと思っています。
    NHK大河でショーケンの以蔵がよかったのもそういうことからだと思うし。
    美形すぎると史実のイメージと違って実在感がうすれる気がして。
    私の個人的な思いですが。演技力とはまた別に。
    め組のポスターを初めて見て以来、この劇団は美しすぎて敬遠しています(笑)。
    少女まんがで歴史小説読むようで、イメージが自分の求めるものと違ってしまう。
    客層とも自分はズレてるし(笑)。
    学生のころから女性は歴史の話すると「あ、それ、マンガで読んで知ってる」という答えが
    返ってくるので会話が続かないんです。年配の男性だと、本を読んで知ったという
    人がいるから、本の話になって広がるんだけど。
    マンガが悪いというのではないですが、ものによってマンガは情報が限られてるものが多い
    ですから。池田理代子だって自分は史料に当たって描いたからあそこまで描けたのであって、
    マンガの知識で描いたのではないですものね。

    2009/11/11 01:33

    きゃる>
    >以蔵が捕まってからしゃべるのを恐れ、武市の家からと偽って食べ物に毒を仕込んで差し入れしたら以蔵は感激して全部食べたそうです。でも生来からだが頑健だったらしく、毒がきかずに
    ピンピンしていて失敗したそうです(ここだけ読んだとき、笑ってしまったんですが)。

    ええ、人切り以蔵の強さは師匠も負かす剣でしたから、達人でも切れなかったことでしょうね。ですから、その口を塞ぐのに多方面から刺客が飛び交ったのはいうまでもありませんね。
    それでも以蔵は最後の最後まで師匠をかばっていたのではないでしょうか?
    死ぬ間際に、「先生は利用されたんだ!」と吐いていましたから。

    >彼にとって武市は絶対無二の存在だったでしょうから。

    武市も当初、「以蔵は絶対にしゃべらない。」と確信していました。それでもあの時代に生きて武市が守らなければならないものは、以蔵を殺してでも。ってことでしょうか。
    周りの人の一言で人生が左右されることは案外、多いと思っています。人間、そんなに強くないですし。世の中は多数決で決まることも多いけれど、真実は多数決ではないですね。
    それでも他人の言葉に左右される人は好きになれないですね。
    自分がないんかい!って言いたい!笑


    2009/11/10 15:14

    >あ、今度、ワタクシも塩持っていこう。ドラキュラみたいな爪をした軽女を見かけたら、こそっと、背中に塩いれて、頭のてっぺんに塩盛ってやろう・・。
    そんなことしてスタッフに注意されたら、「アンタ、何回通ってやってると思ってんのよー」と毒づこう!笑

    いやー爆笑ですね!

    きのう思い出したことで、このお芝居ではどうだったかわかりませんが
    以前読んだ史談で、以蔵が捕まってからしゃべるのを恐れ、武市の家
    からと偽って食べ物に毒を仕込んで差し入れしたら以蔵は感激して
    全部食べたそうです。でも生来からだが頑健だったらしく、毒がきかずに
    ピンピンしていて失敗したそうです(ここだけ読んだとき、笑ってしまったんですが)。
    でも、その毒の一件を死ぬ前に以蔵は知ってしまったので、自分はそこまで信用されて
    いないのかというショックと悲しみと怒りと絶望はいかばかりだったかと。
    彼にとって武市は絶対無二の存在だったでしょうから。

    2009/11/10 13:41

    きゃる>
    >誘われるとドヨ~ンとしてしまって(笑)。時代劇って出てる人だけが盛り上がって楽しそうなのが苦手(笑)。

    め組は自分たちが楽しそうなのではなく、いかに観客を楽しませるか。に重きを置いてるようです。
    とにかく、ここの劇団のキャストらの演技が実に見事なんです。これで顔だけ役者なら、観にいかないですよ。だって社の男子のほうが各段、マスクはいい。モデルばりばり!笑

    >「め組」のファンは熱狂的と聞いてます。知人で、客席の雰囲気が悪いので3度に1度しか観ないという人がいて。

    そうでしたか・・、確かに女性の観客が多かったですね。
    終演後、新宮の周りには女性が群がってました。一方で野村と藤原の周りはドーナツ化現象がおきてました。笑
    野村(高田役)は舞台ではコミカルなキャラを通してますが、案外真面目で照れ屋だと思っています。藤原(武市役)は、壁を作って自分にバリアー張ってました。笑

    >聞こえるような声で「あんた邪魔よ。○○ちゃんが見えないジャン。どいてよー」と言ったり、芝居でからみがあると楽屋入りのとき、塩まかれたって。

    あ、今度、ワタクシも塩持っていこう。ドラキュラみたいな爪をした軽女を見かけたら、こそっと、背中に塩いれて、頭のてっぺんに塩盛ってやろう・・。
    そんなことしてスタッフに注意されたら、「アンタ、何回通ってやってると思ってんのよー」と毒づこう!笑


    2009/11/10 12:08

    >みささま

    岡田以蔵はホント、魅力的でいい役ですよねー。

    >ワタクシなど時代劇は苦手中の苦手でして・・

    たくさん観てらっしゃるのでお好きなジャンルかと思ってました。
    さっきのも名文でしたよ。
    私は昔は演劇の時代劇もよく観に行ったのですが、最近は苦手ですね。
    誘われるとドヨ~ンとしてしまって(笑)。
    時代劇って出てる人だけが盛り上がって楽しそうなのが苦手(笑)。
    以前、お姫様役の独身時代の吉川十和子嬢が愁嘆場でドテーンとコケ、
    客席がドッチラケだったのが忘れられない。

    それにしても、その客はヒドイですね。
    でも、リップクリームのあたり、想像できるー(笑)。
    「め組」のファンは熱狂的と聞いてます。知人で、客席の雰囲気が悪いので
    3度に1度しか観ないという人がいて。
    「め組」ではないけど、イケメンの出る時代劇に出た友人が言ってたけど、
    芝居に関係なくずっと袖でスタンバイしてるお目当てに向かって手を振ってるのが
    いるんだとか。で、聞こえるような声で「あんた邪魔よ。○○ちゃんが見えないジャン。
    どいてよー」と言ったり、芝居でからみがあると楽屋入りのとき、塩まかれたって。
    イヤ、女の嫉妬はねー。芝居を観に来てないんでしょうね。
    目に余る女性客をスタッフが注意したら、「アンタ、何回通ってやってると思ってんのよー」
    と毒づいたとか。これだから。


    2009/11/10 02:36

    きゃる>
    でしょう?すんごく素晴らしかったですよ。ホント、映画を観てるようでした。。
    め組の前作「信長」よりも素晴らしかったですよ。考えたらこの劇団、史実に基づいての芝居が得意なのかも知れません。
    そしてまた、スポットの当て方が上手いです。信長の時もそうでしたけれど、主軸となる人物の心のうち(孤独感)を表現するのがとてつもなく上手いです。

    きゃるさん、相変わらず博学ですね。ワタクシなど時代劇は苦手中の苦手でして・・、学生の頃、男子が歴史に何故強いのか理解できなかった。今、思うと女子は小説を読んでいたのに対して、男子は歴史ものを読んでいました。
    苦手なのに舞台は時代劇を観るチャンスに恵まれておりまして、少しずつお利口さんになりつつあります。

    >彼の生い立ちや身分からしても、武市との絆を思うとかわいそうでなりません。

    同感です。泣けました。
    ただ、この劇団の客層が悪かった。A-4に座った脳みその軽そうな女性が公演中にメールチェックを何度も堂々としていました。暗闇で携帯画面見たら、そこだけ光って目立つでしょう?
    一度や二度ならず、10回位チェックしてて、イラっ!ときました。
    そうかと思うとその軽女、目薬をさしたり、リップクリームを塗ったり、鼻をかんだりと・・・せわしなく動いて、舞台などまったく興味がない様子で、これまたA-3に座った女性と話したりと、他の観客に迷惑のかけ通しでした。親の顔が観たいですわ。ってか、来なきゃいいのに・・。

    そうだ・・、首絞めてやれば良かった・・。

    2009/11/10 00:56

    >みささま

    すばらしい解説をありがとうございます。
    往年の秀逸な映画のパンフレットみたいですね。
    司馬遼太郎の小説など、これまでの「岡田以蔵」の描き方にほぼ沿った
    作品だったようですね。
    >「岡田はしゃべるぞ。捕えられたら何もかもしゃべるぞ。」
    これは史実でもそう言われて以蔵の運命を決めたとみられています。
    彼の生い立ちや身分からしても、武市との絆を思うとかわいそうでなりません。

    2009/11/09 22:19

このページのQRコードです。

拡大