明けちまったな、夜。 公演情報 明けちまったな、夜。」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-10件 / 10件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    二十代後半の青春グラフィティ、結構リアルに感じましたね。還暦近いオジサンにはちょっと羨ましい。しかしながら、演劇関係者は喫煙率が高いのかな?

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白かったと思います。どこかで聞いたことのあるような話は否めませんが、その分リアリティーはあったように思います。20代後半の出来事でそこまで劇的でもなく、等身大で演じられていたのかなと、感じました。最後のまとめが少し強引だった気がしますが、それは好みだと思います。良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2022/08/16 (火) 17:00

    初見のユニット。面白いが、既視感は否めない。(8分押し)91分。
     高校の演劇部の卒業生が、同級生の結婚式に出た2次会でカラオケに行って徹夜する…、の物語。30を前にした世代の苦悩や葛藤を丁寧に描いているとは思う。ただ、演劇や近似する分野を題材にした演劇は、しばしば自己弁護的になるのだが、本作もその傾向は否めず、特に終盤の奥川と松村の長セリフには、どこかで観た(聞いた)ことがある展開になり、やや残念に感じた。それでも最後まで緊張感を持って観ていられたのは、個々の役者の力量が素晴らしいことか。特に、事情が分からないゆえに空気を読まない発言をするカラオケ店員の杉山が見事だった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    凄く良かった!
    また観に行きたいと思います!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    結婚式流れからの部活版プチ同窓会。
    同じ10年間でも学校卒業からの10年というのはやはり大きい。
    かつては毎日顔を合わせ、共有する時間の居心地の良さ、それが空気みたいに当たり前な日常だったのに・・・同じ時間が戻ってこないのは分かっていても、こればかりは何とも寂しいもんだなぁと思いながら観劇。

    一部例外があるにせよ、個人的にはほとんどの友人がサラリーマンの道を進んでいるので、本作のように演劇部繋がりの集まりというのは、未知なる空気感もあって、なんかもう興味津々。
    ドロドロな展開になっていくのには「マジか」と驚いてしまう一方、いや 知らないだけで巷(演劇人の間)では無きにしも非ずな展開なのかと思えたり
    「演劇」という魔性、これが若者の陥りやすい迷路や落とし穴となって惑わせている様にも感じてしまうアラサー男女の迷い道。
    確かに、自分にはコレだ!と思えるモノが無ければ不安になって当然な年齢。
    無様だろうが嗚咽にも似た人間味に救われます。
    その後が気になる登場人物も多くて(いや、皆気になる!)様々な想いが交差するホント猥雑な一夜でしたが、凄く貴重な人生の1ページを見せてもらった気分になりました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    二十代後半の若者が、今までの生き方を振り返り、今後の生き方を模索するといった一夜の物語。「生き方」について悩み、自分と向き合うといった内容は、等身大とも思えリアリティがあった。しかし、設定が有り触れており新鮮味に欠け、既視感ある話に思えたことが残念。

    鬱屈または重苦しい気持を解き放ちたい、その表現し難い感情を如何に上手く表わせるかが肝。物語の見せ場は思いを激白するシーンであろう。同時に特段の夢や希望を持たず過ごした男の後悔とも思える呟きが印象的だ。十代の頃のように無鉄砲な事は出来なくなり、かと言って分別臭くなるには まだ早い。そんな中途半端な年齢(情況・環境)の自分探しを上手く表現している。
    (上演時間1時間35分) 22.8.19追記

    ネタバレBOX

    舞台美術は、カラオケ部屋…ソファとテーブル、そして別場所にある喫煙所(2階)という シンプルなもの。物語は、高校演劇部の友人の結婚式の二次会という有り触れた設定。そこに男女5人(男2人が同学年、残りの男女3人が後輩)が集まり昔話と近況を語り合うが、何か気まずい雰囲気が漂う。実は、もう一人来る予定の男が二次会は勿論、結婚式にも現れない。冒頭から曰くありげな様子、それが謎めいており話の展開が気になるが…。

    物語は等身大の若者の姿を描いているようだが、高校時代に親しかった男2人の「確執」と「思い」、後輩女性の「恋バナ」と「思い」、夫々の建前と本音を激白する2シーン以外は、深堀したシーンがない。逆に激白シーンを際立たせるために、他は淡々と描いているようだ。
    何者にもなっていない27~28歳の男女の過去と現在を見つめる。見せ場はラストの激白シーンだから印象的とも思えるが、何となく既視感というか経験があるような。

    自分は、女性同士…夏目瑞季(岩本紅葉サン)と飯塚ゆかり(岩井美菜子サン)と男同士…奥川太一(岡本セキユ サン)と村松衛(後閑貴大サン)が激白する2つのシーンが見所だと思う。男女とも根底にある思いは、自分の方が相手より優れている、なのに何故か相手の方が上手く出来てしまう。そんな相手を見下した感情を露骨に表したシーンである。瑞季は高校の時にモテる女であり可愛いと自惚れていた。そして密かに奥村に好意を抱いていたが、今は ゆかりが奥村と同棲している。そのことが許せない。ゆかりは、瑞季からそんな風に思われていたことにショックを受ける。人の建前と本音、そして外面菩薩 内面夜叉が表れる。奥川は、演劇部 部長であり脚本も担当していた。しかし書けない時期があり、代わりに松村が書き評価を得る。見下していた男、そして 畏怖と嫉妬の思いから去ってほしい。そんな自分の身勝手な思いに嫌悪するが…。村松は母親が(若年性)認知症になり、介護や経済的な理由で大学を中退し演劇も止めた。松村は、引き留められるような言葉を期待していたのか。「そうか」といった素っ気ない返事に怒りを覚えた。こちらも自惚れている。いや互いのプライドなのだろう。
    奥川はホッとしたのか?喫煙所で漏らす言葉は「わからない」「分からない」「解らない」を繰り返すだけ。そこに社会(世間)との折り合いだけではなく、彼なりの苦悩が見えてくる。あとカラオケルームで二人きりになる強引さ。流れ的には喫煙所で…演劇的には無理な場所かな。

    高校演劇部から商業(市民)演劇を続けているが、そろそろ30歳代を意識し、周りを見渡せば結婚し子供が生まれている。このままで良いのか、その思いは表現者だけではなく、別の道(例えばサラリーマン等)を歩んだ人も多かれ少なかれ考えるのではないか。自分が本当にやりたかった事は何か?立ち止まり考える時期でもある。カラオケ店バイトの杉山(七里海流クノー サン)は高校の時は帰宅部で、夢中(仲間)になれるもの(者)がなかったと呟く。ここに公演の肝があるようだ。
    色々な衝突や苦悩などがあったと思うが、それでも確執を抱えながらも仲間がいる。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     新たな才能発見! 今後とも期待大!!
    全日程が終了したので少し、追記しておく。ネタバレで書いたタイプのユーモラスな表現だけが秀逸なのではない。喫煙量が圧倒的に多いのは、奥川唯1人、而も彼はどん詰まり状況を意識して表白する場面では、ペットボトルを握り潰す仕草を繰り返し不協和音を奏で続ける! これが演者岡本セキユ氏自身の発想によるのか、演出の後関貴大氏の演出によるのか確認していないので分からないが、奥川の苛立ちを如実に表現して見事である。このような切迫感は安定した生活に甘んじている人々には決して理解できまい。表現者は常に崖っぷちに立っているのだ!

    ネタバレBOX

     劇場の床中程にほぼ正方形の平台を置き、そこがカラオケの402号室、曲尺型の黒い大型ソファが長辺を観客席と平行に短辺を上手側にして置かれている。短辺の手前には荷物入れの箱。ソファ手前にはテーブルが2つ横に並べられ、テーブル上にはドリンクやカラオケ選曲器が置かれている。出捌けは上手奥1カ所。尚2F部分は体育館の2F部分のように落下防止用手摺の付いた狭い通路があり、今作では観客席正面に喫煙所が設けられている。
     舞台美術から明らかなように物語はこのカラオケ店で展開する。集まったのは高校時代演劇部に所属していた先輩・後輩たち。そして顧客の1人奥川と昵懇の店員・杉山。かつて演劇部に所属していた仲間の結婚式2次会であり、偶々奥川の誕生日とも重なったこの晩、卒業後10年を経た先輩組と座組ではアルアルの恋バナ絡み。ましてCovid-19の影響下、集まったものの自らも公演中止で借金を抱え唯でさえ苦しい小劇場劇団の台所事情が逼迫、30歳を目前に控え、安定した生活を望むべくも無い為結婚しようとしている相手にも最終的に申し込むことさえできず、更に悪いことに劇作家としても演出家としても大ブレークしていない己を顧みて内心戦々恐々の日々を送りながら、真正面から結婚を前提として同棲している相手・ゆかりにも裸の自分を晒せない。更に悪いことには、高校の演劇部時代脚本を共同執筆していた相棒・松村は、自分より才能が有る彼は、母親の認知症の為に演劇界を去ってしまった。このような事情もあって現在では殆ど書けないこと、様々な問題の累積に何処からどのように手を付け解決の糸口を見いだせば良いのかすら見失って足掻いている。そんな己を他人の目て眺めるもう一人の自分は、何時迄「夢」追ってるんだ! 彼女をどうするんだ? 演劇をやっている以上、安定した生活なぞ望めない。演劇を取るのか、生活を取るのか? 責め苛む。式にかつての相方・松村は来なかった。新婦が元カノだったからである。然し演劇部としては大事なキャラ、演劇部同期では唯一歌がそれなりに唄える岡田が、来ているカラオケ店の住所をラインで送ったので松村も来るかも知れない。来れば、肝心な話も出来るかも知れぬ。
     さて、女性陣は、2人が来ている。奥川の同棲相手・ゆかり、奥村を高校時代から好きで現在も恋煩いの瑞季。おっともう一人登場人物がいる、彼女らと同期の具志堅、彼はちっとも悪くないのに女子同士の恋の鞘当てからとばっちりを喰いつつ、一所懸命女性達も先輩たちもサポートしている。ところで高校時代は女王さながらモテモテで眩しかった瑞季は今落魄し、おまけでしかなかったハズのゆかりに最愛の奥川を取られて心は般若の如く猛り狂っている。だが、それもそのハズ。瑞季に無く、ゆかりに在るものは、頭の良さから来る相手に対する思いやりである、要はゆかりの方がまともな大人になっていた訳だ。だがゆかりとて迷わぬ訳ではない。奥川の態度が煮え切らない所へ瑞季との大喧嘩でちょっと踏み迷いそうになる。偶々、そんな時、飲み物のお替りを持ってきた杉山から「細かい事情は分からない乍ら」と極めて適切なサジェッションを受ける。この辺り、殆ど無関係だが、アウトラインを泥酔した奥川から聴いたことのあった杉山が的確にサジェッションする所にこの作家のセンスが見事に現れている。このようなシーンは他にも何か所もあるからこの作家の類まれなユーモアのセンスと捉えることができよう。
     ところで、今作開演直後に松村役に就いていた役者が体調不良で降板せざるを得なかった。急遽代役をしているのが、作・演出の後関貴大氏である。若いが役者としても味のある良いキャラであることが見て取れる。今後も期待大! この劇団、制作スタッフも有能で感じが良く好感を持った。役者陣の演技もグー。兎に角、良い友、良い連れ合い、裸でぶつかり合える人間関係があれば、苦境も何とかしのいで生きてゆけるということを等身大で描いた傑作である。
  • 実演鑑賞

    良い舞台だったと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    95分釘付け!良かったです。いろいろ大変だったようですが、上演してくれて、本当にありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/08/14 (日)

    価格3,500円

    14日19時開演回(95分)を拝見。

    たかが28歳の分際で、もう"人生走馬灯"?と最初は鼻で笑っていたが…
    隠れていたホンネがぶつかり合う、ダラダラ・ドロドロのオールの夜は、只々懐かしく哀しくもあった。
    特にラストシーン。
    主人公の奥川(演・岡本セキユさん)と松村(同・後関貴大さん)とが絶叫する長台詞の熱い"エール"には、胸を打たれた。

    それにしても、誰でも思いつきそうな設定(卒業後、年月を経て、高校の同窓がカラオケ屋に集結して、ウンダラ・カンダラ…)にも関わらず、誰にも真似できないほど、観客の気持ちを惹きつける作劇の妙、作・演の実力の凄さが伺えるなぁと感心しきり。

    ネタバレBOX

    【配役】
    奥川太一(かっての高校演劇部の部長。今はバイトをしながら市民劇団を続けているが…)
    …岡本セキユさん(確か、くらやみダンスのヒトでは?)
    松村衛(演劇部→市民劇団での太一の盟友…だった。母親が痴呆症で仕事も演劇も断念)
    …後関貴大(ごせき・たかひろ?)さん(「茶の間が水浸し」の”森田クン”、「アフタースクール」の”ごっさん”)
    岡田浩介(太一、衛の高校時代からの親友。現在、営業マン)
    …河村慎也さん(「ネオンの薬は喋らない」の”前澤”、「うわさにきく風2020-2021」の”農協の男”)
    夏目瑞季(演劇部での太一の後輩。実はその頃から…のことを慕っている)
    …岩本紅葉さん
    飯塚ゆかり(演劇部での太一の後輩。周囲には内緒にしているが、今は…)
    …岩井美菜子さん(劇団人間嫌いの作者としてだけでなく、役者としても注目している)
    具志堅幸喜(演劇部での太一の後輩。高校教師で演劇部顧問)
    …晏爾(あんじ)さん
    杉山(太一のバイト先の居酒屋の後輩店員)
    …七里海流クノー(しちりかいるくのー)さん

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