酷評です。
ええと、始めに言っておきます。『Rebecca』の制作者である脚本家Michael Kunzeと作曲家Sylvester Levayのコンビは僕の最も好きなミュージカル制作者です。『Rebecca』の楽曲も大好きで、オリジナルキャストのCDを何百回と聞いています。そういうわけで、この作品自体は好き。でも日本版がどうしても気に入らない。だから酷評です。
よろしければ、ネタバレBOXどうぞ。
満足度★★★★★
今度は初演時に好評だったシルビア・グラブ版を観賞!自然な怖さがよみがえりました!
先日、涼風真世さんバージョンを観ましたが、
今度は初演時に好評だったシルビア・グラブ版を観賞!
しかも帝劇初の最前列!
生フル・オーケストラの音が床から響いてきて、感激です。
涼風真世さんは、どちらかと言うとオーバー気味な
感じでしたが(カテコの最後の最後で少し笑った^^)、
シルビア・グラブさんは自然にこわい感じ。
(カテコでも自然に薄笑い…。
声量は涼風さんのほうがあったかも。)
大塚ちひろ さん演じる”わたし”は、
最初のほうでは自身がなくて、よく爪を噛んでましたね。
恥ずかしながら初めて気が付きました。
改めて考えると、全体に静かな暗い歌が多いなか、
「親戚の歌」?と「自由の女神」の歌?が明るく楽しい
貴重な存在でした。
満足度★★★★
これぞミュージカル!!
歌で綴る舞台。しかも歌詞が聞き取り易く物語にのめり込めました。
特に涼風さんがうたう「レベーーーーッカーー♪」は良かったです。
満足度★★★★
おもしろくて怖かった
ミセス・ダンバース、怖かったです。
噂には聞いていたけれど。
あと、吉野さんがいつものようにきらきらしてて、
禅ちゃんがいい人でした。
予備知識なく見たので、どうなるのだろうって続きが気になって、
見ていて飽きませんでした。
レベッカ
東宝系のミュージカルは二度目の観劇でした。
オペラに近いミュージカルだという印象を受けました。
涼風さんが歌っていたレベッカが耳から離れません(笑)
一幕と二幕の雰囲気が全く違っていたので
ずっと集中して観ることができました。
「わたし」の成長もみていて感じることができ、共感したりしていました。
もう一度みたい!
満足度★★★★★
祝・帝劇版! 深みと幅がスケールがアップ!主人公"わたし"の自立・サクセス・ラブ・サスペンス・ストーリー。
避暑地で大富豪に見初められ結婚した"わたし"は、
亡き前妻レベッカの影と、夫の秘められた過去に
苦しみながらも立ち向かい、戦い、自立していく。
2008年、シアター・クリエで初演を観劇。
とっても良かった本作でしたが、
このたびめでたく帝国劇場バージョンに!
生フルオーケストラ(やっぱオペピが見えないと!)、
ヴァンダース夫人がダブル・キャストに、
豪華セットに本物の炎の効果、
歌曲の追加、
アンサンブル増員!
見事にグレードアップしました!
ヒッチコックの映画で有名な小説を原作にした
ミステリーがベースですが、
まだ若かった"わたし"(そう主人公には名前がない)
が、夫のために意を決して戦って、強くなり
大人になる、ラブ・ストーリーでもあるところが
このミュージカルの優れたところです。
大塚ちひろ さんの演技の変化が見所。
反撃に出るくだりが爽快。
山口祐一郎さんの、なよっとした伊達男ぶりもいい。
そして欠かせないのが、姿を見せないレベッカの
影を際立たせる、彼女のメイドで女中頭の
ダンヴァース夫人。
すべてにおいてレベッカ命の彼女の愛。
冷酷で無表情。
初演でもシルビア・グラブさんの演技が
だんぜん光ってましたが、今回、涼風真世さんも
ダブルキャストで担当。じめっ、として怖い。
来月、今度は、シルビア・グラブ版を観ます!
満足度★★★★★
涼風さんでパワーアップ!
クリエでの初演から何度か拝見しています。
今年の名古屋公演からも何回目かの観劇になります。
クリエバージョンから帝劇大劇場バージョンへのバージョンアップが素晴らしいです。
先ずセットが豪華!アンサンブルのナンバーもパワーアップ!
そして絶対欲しかった石川禅さんのソロなどナンバーの追加もあり、以前のクリエバージョンとはもう別物に近い舞台に仕上がっています。
そして、今回ダブルキャストで初参加の涼風さんがものすごいです。
宝塚退団後、恐らく初めてとなる低音での歌唱は、ものすごい迫力です。
怖さ倍増であるが故に、最後の絶望の絶唱がとても物悲しく胸に響きます。
初演以来かなり歌唱・演技ともに素晴らしくなっているのが、大塚ちひろさん。
彼女の切ない恋心を歌うシーンはほろりとさせられます。
絶対お勧めの舞台! 是非ご覧ください。