パスキュア 公演情報 パスキュア」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-12件 / 12件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    死を意識させる物語ではあるのですが、前向きなメッセージ、
    受け取りました。
    サックスの奏でる音も後押ししてくれているようでした!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    本が良くできている。こういう芝居を見ると、人の生と死についてあらためて考えてみたくなる。演出も兼ねる梶原氏の演技が出色。
    タイトルがピンと来ないが・・・。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    熱い舞台でした。青臭いところもありますが、若者に向けたエール、その熱い思いが伝わってきます。
    場と場をつなぐサックスもカッコよく舞台を引き締めてくれます。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    初日の夜の部観させてもらいました。鈴木さんの生き方に感動を覚えました。中村さんのサックスも芝居を観つつ一流の演奏が聞けて二度美味しい芝居でしたね。 コロナで気分が落ち込んでる時、観たので元気をもらいました。良い芝居を有難うございました。

    #梶原涼晴 #岩崎紗也加 #山本龍兵

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     観るベシ。生きる力、勇気を貰える。脚本が良い、演出、演技が良い。照明もグー。更にテナーサックスの生演奏が随所に入る。尚‟観て来た”の内容は上演中なのでセーブした。華5つ☆

    ネタバレBOX

     当パンの最後のページに9年前に旅公演先で急逝なさったグループの恩師・塩屋俊氏が常日頃語っていらした言葉と死因、そして頌辞が添えられている。良い師匠だったのだな、としみじみ思わせる内容だが、今作その師にしてこの弟子たち在りと信じさせる作品である。
     板上、基本的には素である。可動式の墓や病院で用いるベッドやベッドを跨ぐ書見台、サイドテーブルや点滴器具等が必要に応じて配される。ちょっと変わった幕開きなのは、物語は墓地で始まることだ。このオープニングでもそうだが、適宜テナーサックスの生演奏が入る。曲はジャズ風の中々洒落た曲なのでこちらもお勧め。客席は舞台をコの字状に挟み込むように設えられている。唯一客席の無い、つまり劇場出入り口側が出捌けに用いられている。
     さて肝心の物語だが墓場から始まることで或る程度、話の内容は限られてくる。病院の相部屋、患者は亡くなる者も多いところから末期、重症者が多いことが分かる。病床は4床。男性部屋である。が、この部屋で筋トレをし続けている患者のファン女性が居り、良く訪ねてくる。彼女は未だ若いが癌を患い、先ずは乳房を切除することを薦められている。然し乳房を失うことは彼女にとって大問題で切除を受け入れるか否か、放射線治療を受け入れるか否か、できれば受け入れず何とか生き延びたい。そんな念を抱えて決断できぬまま入院している。筋トレ青年はアグレッシブな生き方をしており、同室の石材店社長とは意見が合わない。というのも社長は企業の業績不振からか肝硬変であるにも関わらず、アルコール摂取を止めないばかりか、何とか借金を清算する為に墓の手配に余念がなく病室内にも拘わらず大声で露骨な利害関係の電話をしまくるからだ。而も間近に火災現場で子供が焼け死ぬ所を燃え盛る炎の中に飛び込み見事助け出したものの自らは大火傷を負い、最早口も利けず、呼吸器を付けなければ呼吸もできずurineも器具を取り付けて採ってもらっている状態の消防士のベッド。そのような重傷者迄商売のタネにしようと目論むからである。こんな訳で2人は年中口論が絶えない。然るに新入り患者が入ってきた。利き腕の右手を複雑骨折しており約1週間後に控えた医学部受験に間に合わない。ところで、問い質してみれば受験の重圧から悪夢に襲われ自ら複雑骨折したことが判明、その症状は入院後にも表れた。治療した右腕を夜中にベッドに打ち付けたのだ。部屋の仲間たちは黙っていなかった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    浅草ちょっと遠いなぁと思いながらの観劇したのですが、凄く良かったぁ。
    セットの工夫、サックス演奏、方言、そして後悔しないように生きようという思い。
    本当に見れてよかったと思う舞台でした。次の舞台楽しみにしています。

    ネタバレBOX

    二郎さんが可哀そう!あんなにびしょ濡れなのに動けないなんて!
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    悲しい物語を予想して観ていましたが、前向きになれる舞台でした。ひとりひとりの物語が丁寧に自然にわかるようにえがかれていて、とても面白かったです。サックスの生演奏が素晴らしく、その上物語にもきちんと入れられているのでとても良かったです。
    おすすめします。

  • 実演鑑賞

    良い舞台だったと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても良かったです。
    人生には、絶対に辛い事が付きものですが、それにどう向きあっていくのか?と考えさせられました。そして、しっかり向きあおうと思いました。
    重い内容でしたが、ちょっと笑える場面もあって観易く、役者さん達の自然な演技も良かったです。サックスもカッコ良かったです。
    人生について、命について、深く考えさせらる良い舞台でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    サックスの演奏をこんな近くで観られる機会など滅多にない。
    めっちゃカッコよかった。

    舞台を三方向で囲んだ一体感型のステージ。
    まるで同じ空間(病室)を共有して彼等の言動を間近に見聞きしている感覚。
    リアル、でも演劇というフィルターを通しているからこそ素直にそのリアルを見つめる事ができる。

    余命僅か らしからぬ患者さんの図太さに苦笑したり、おい大丈夫か?と覗きこんだり、基本的には重苦しさなんかよりも勝る猥雑な日々
    それでもやっぱり観終わった直後は・・・ちょっと言葉が出てこない。
    直球だからこそ響く思いの丈(たけ)、特に若い方々に、より強く響きますように。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    初見の団体さんでししたが、とても良くできた内容でとても面白かったです。2時間弱でしたが、あっという間で、元気がもらえました。少し悲しい内容ではありましたが、しっかり希望があり、伝わる気持ちもあって、役者の皆さんの演技も素晴らしかったです。終演後のあいさつで生で公演出来たことのお話もとても伝わりました。またよいお芝居を期待しています

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い…お薦め。
    10年振りに再開した2人の追想を通して描かれる人生の応援讃歌。その「再生と希望の物語」は、今を生きる人々へ勇気をあたえるかのよう。

    説明にあった、リーマンショックの経済的混乱や東日本大震災といった喪失感を背景にしているようだが、敢えて劇中では その状況を色濃く描くことはしない。それによって時代に関係なく普遍的な課題・問題として捉えることが出来る。そして、むしろ 今のコロナ禍を意識したように思える。
    底流にあるのは、いつの時代にも付きまとう様々な困難や苦悩に対する激励と労わり。「モラトリアムに陥ってしまったすべての『心』を優しく包む」という謳い文句は肯ける。

    物語は分かり易い設定で、テンポ良く展開していく。しかも方言で紡ぐため、何となく温かみと親しみをおぼえる庶民感覚。そして、中村有里さんのSaxoPhoneの演奏は勿論、劇中の演出(役割)としても見事な効果を発揮していた。
    さて、説明にある とある墓地、そこには登場しない人の墓が…。
    (上演時間1時間50分 途中休憩なし)22.6.2追記

    ネタバレBOX

    客席はコの字の囲みで、中央のスペースが舞台になる。客席がない所に舞台転換によって搬入させる小道具が置かれている。冒頭は塩屋家之墓(仏花)と坂本家之墓(墓前に小石) その向かいに小さい鈴木家之墓とベンチ。ただ、塩屋という人物は登場しないが、この人物こそ物語の登場人物の集合体というか凝縮した人物を表しているようだ。当日パンフに「本公演を、亡き塩屋俊監督に捧げます」とあり、その経歴こそが登場人物に背負わせた内容であろう。

    冒頭シーンは、10年前 病院で出会った男女2人の思い出話から始まる。場面は転換し可動式のベットや吸入器を搬入し病室内を作りだす。4人部屋で既に3人がベットを使用している。この場面転換時に、中村さんがSaxoPhoneを演奏し、観客の気を逸らせない。薄暗い中での場転換作業、その最中 舞台真ん中でスポットライトを浴び演奏する姿は凛々しくカッコいい。しかも転換後、病室内の患者から「うるさい!外で吹け」といった罵声を浴びせられ劇中に取り込む巧さ。そそくさと退場する姿がまた愛らしく、演奏時とのギャップに驚かされる。

    3人…肝臓を患っている、石材店を営む社長の坂本(梶原涼晴サン)、腫瘍で余命数か月の平野(山本龍平サン)、全身火傷の鈴木(北見翔サン)で、それぞれ事情を抱えて入院している。そこに右腕を骨折した大学(医学部)受験生・小出(林佑太郎サン)が入院してくる。命に係わる患者と複雑骨折だが命に別状ない患者が同室になる違和感、実はこの4人で少しづつ塩屋氏の人物像を描いているよう。笑いと涙で感情を揺さぶり、熱い思いで痺れさす。

    坂本は、事業に失敗し従業員の行く末と当面の暮らしを心配し、各所に電話をかけまくる。そして自分の死を早め、生命保険金で補おうと目論む。平野は、余命数か月のうちにアルプス山脈に属するマッターホルンに登頂したい。亡き母の思いも重ね、夢・希望を追う。この2人、表面的には言い争っているが、実はお互いを心配している。鈴木は消防士、自分の父を火事で亡くし、その想いが他人の子供の命を助けるために火中へ飛び込む。小出は、右(利き)腕が使えないため数日後に迫った大学受験を諦める、そんな自暴自棄な態度に周りの患者が励ます。また別室の女性患者・山田(岩崎紗也加サン)は、乳がんに侵され手術することを逡巡しているが、平野との愛を確かめて決心する。冒頭の2人の男女は、10年後の小出と山田が今も元気に生きている。が、その小出が、また今の仕事や生き様に…。

    塩屋氏は、50歳代で急逝した映画人・演劇人。1本だけ彼の映画を観たことがある。当日パンフに「環境なんてどうだっていい。芝居さえ良ければ。」とは彼が俳優に遺してくれた言葉だとある。全編、彼の郷里である大分弁、親しみのある言葉(台詞)は胸にグッとくる。彼の個人事務所は破産、東北公演の最中の突然死、しかし後進の育成に力を注ぐ夢と希望を抱き続ける、は登場人物達そのもの。ちなみに彼は、文学部教育学科卒である。

    キャストの演技バランスはよく、看護師(伊織サン)は初舞台だが手堅く演じ、研修生(甲斐直人サン)はそそっかしい仕草から成長していく様が見える。すべてのキャストに、手遅れにならない人々どころか、真摯で熱量ある見事な演技が観えた。
    次回公演も楽しみにしております。

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